三歳児。検診や予防を受けていても虫歯の進行が大人より早いのか

相談者: ひめりんごさん (35歳:男性)
投稿日時:2009-08-04 20:32:40
1歳児から小児歯科に3ヶ月に1度検診とフッ素塗布に通っています。



今まで一度も検診では虫歯は発見されることなくきたのですが、住んでいる地域の三歳児健診前歯に虫歯が発見されました。
この三歳児健診は小児歯科での検診からわずか一ヵ月後のことでした。

そして小児歯科に行き三歳児検診での旨を小児歯科に行き三歳児検診での旨を話し診察してもらうと、もう神経ギリギリのところまで虫歯が達しているとのこと。

この時は削って治療してもらいました。



その後も3ヶ月に1度検診とフッ素塗布に通っていました。

しかしこの治療の5ヶ月後に突然何を食べても前歯が痛いと泣き出し、慌てて小児歯科へ。

以前治療したのが神経に近かったので、虫歯が神経にまで達してしまって痛みが出ているのではと言われました。

私は治療を希望したのですが、この年齢で麻酔して治療するとなると本人に凄く負担になるのでとりあえず痛み止めで痛みをおさめてみてはと言われ、痛み止めを処方され帰ってきました。



しかしその晩、痛み止めも効かない程に痛みを訴え、一睡もできない程泣き続けた為、救急歯科へ。

結局、麻酔をして神経を抜く事になりました。



神経を抜く事になってしまった事は何とも思っていないのですが、子供の虫歯というのはまめに検診に通っていたとしても、このように進行が早く、発見がしづらいものなのでしょうか?

仕上げ磨き等の虫歯予防は自分なりにですが一生懸命やっているつもりでいます。

これからの心構えとして、子供の虫歯というのは進行が大人より早いのか。
発見しづらいものなのか、知りたいのです。

宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-08-04 22:20:16
子供の虫歯というのはまめに検診に通っていたとしても、このように進行が早く、発見がしづらいものなのでしょうか?

確かに乳歯むし歯の進行は永久歯のそれよりも早いことが多いですが、1ヶ月でそれほど大きくなることはあり得ません。

また、見つけにくいのは(乳歯に限って言えば)奥歯(特に奥歯と奥歯の間)のむし歯と、治療を行った二次う蝕がほとんどです。


一度も治療を行っていない前歯のむし歯は、おおむね最も見つけやすい場所になります。
(ただ、歯の裏側のむし歯はいつも見る癖をつけていないと見落とすこともあるかもしれません。)


>今まで一度も検診では虫歯は発見されることなくきたのですが、住んでいる地域の三歳児健診で前歯に虫歯が発見されました。
この三歳児健診は小児歯科での検診からわずか一ヵ月後のことでした。

逆(3歳児検診では見つからず、歯科医院定期検診でむし歯がみつかること)ならよくありますが、こういったことは非常に起こりにくいまれなケースだと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ひめりんごさん
返信日時:2009-08-04 23:53:37
森川先生、早々のご回答ありがとうございます。

子供の虫歯はまさに奥歯の裏側の虫歯でした。
通院していた小児歯科の先生には裏側を診る習慣がなかったのでしょうか・・・。


3歳児健診で虫歯を発見された時はただただ驚きで、この時に診てくださった先生に、定期的に小児歯科で検診を受けていると話したら、その先生も驚いていた程です。


とても信頼して乳児の頃から通っていたのですが、最近この虫歯の件があってから頭の中が疑問符だらけで、自分の中で病院を変えた方がよいのではと思っていました。

子供にもとてもかわいそうな事をしてしまったと今更ながら後悔と申し訳ない気持ちでいっぱいです。


森川先生が教えて下さった、虫歯の見つかりにくい箇所、とても参考になりました。
仕上げ磨きの際にも注意したいと思います。
ありがとうございました。

これを期に転院をしようかと思います。

次はよい歯科にめぐりあえますように。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-08-05 01:33:36
ひめりんごさまこんばんわ。

せっかく1歳のときから3ヶ月に一度定期健診を受けてきてフッ素を塗布なさっていたにもかかわらず大きなむし歯を作ってしまい残念なことになってしまいましたね。

個人的には残念というより何のための定期健診だったのか疑問にすら感じます。

歯科医側にも大きな問題があったのではないでしょうか、それはそれとしてむし歯が出来てしまった原因について振り返ってみることは無駄ではないように思います。

おそらく何らかの甘い飲み物を飲んでいらっしゃったのではないかと思います。

例えば乳酸飲料、子供用ジュースなどが思い浮かびます、もしかすると炭酸飲料かもしれません。

一度思い起こしてみてください。


もし思い当たることが有るなら、飲み物は水か麦茶のような砂糖を含んでいないものに代えていただいたほうがいいでしょう。



参考になさってください。


むし歯の出来ない砂糖の量 http://yamadashika.jp/prevent05.html
お砂糖3本分クイズ http://yamadashika.jp/prevent09.html
予防歯科 http://yamadashika.jp/prevent.html

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ひめりんごさん
返信日時:2009-08-05 12:56:07
山田先生、ご回答ありがとうございます。

私もとても小児歯科の先生を信頼して通っていただけに何の為の定期検診だったのだろうと、疑問ばかりが残っています。
子供には本当にかわいそうなことをしてしまいました。

歯科よりも小児歯科の方が子供のに対して詳しいと思い少々遠い院ではありましたが通っていただけに悔しくてたまりません。


山田先生がおっしゃるように確かに甘い飲み物を与えています。
便秘がちなために乳酸菌飲料も飲んでいましたし、子供用の野菜ジュースを好んで飲んでいました。
炭酸飲料は与えていません。


実は子供は反対咬合で他のお子さんよりも上の前歯唾液がたまりやすいので虫歯になりやすいと言われていました。
その為、飴・ガム・グミ・キャラメル等は与えていませんでした。
やはり甘い飲み物も影響が大きいのですね。

参考のURLも大変勉強になりました。
ありがとうございまた。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-08-05 13:32:08
こんにちわ。

原因に気づかれたのでそれはそれでよかったと思います。
そんなにへこまなくてもいいとおもいますよ。



子育てには失敗はつき物です。
失敗から何を学ぶかの方が実は大切です。

これからも失敗は何度となくあるとは思いますが、そこから何かを学び取る賢いお父さんになってください。

問題発見問題解決が生きる力になると思います。

お子さんのも是非問題発見問題解決ができるような子供さんに育てていかれたらいいと思います。



>実は子供は反対咬合で他のお子さんよりも上の前歯唾液がたまりやすいので虫歯になりやすいと言われていました。

個人的にはこのようなことはないと考えています。
お菓子の量と食べ方でむし歯になるかどうかが決まります。

歯磨き技術はその後の問題です。

お大事になさいませ。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2009-08-05 15:52:50
こんにちは。

食生活を含む生活習慣に対する指導や改善提案がなかったのが残念ですね。

フッ素を定期的に塗っていたとしても、フッ素入りの歯磨剤を使っていたとしても・・・

「大雪の中で雪かき」するようなものです。
(あまり雪が降らない地域でしょうから、イメージ湧かないかも・・・ですが)


歯科よりも小児歯科の方が子供のに対して詳しいと思い

子供の扱いは上手でしょうから、治療には向いているでしょうね。
そのことが「ムシ歯予防」につながるかは、別だと思います。

ただ、日本の医療自体が「治療中心的」ですから仕方ないのかも知れません。
小児歯科に限らず、一般歯科でもそうですし、他の医科でも同様です。

「治療」と「予防」って表裏一体で切り離せないものだと思うんですけどね。

ゴチャゴチャしてますが、私が思う「予防」というのを書いてますので、興味があれば覗いてみてください。
参考:http://www.breath-design.com/?cid=62079
参考までに。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ひめりんごさん
返信日時:2009-08-05 18:54:49
山田先生

ご回答ありがとうございます。

そうですね。子育てに失敗はつき物ですよね。

この経験をよい経験だったとは言えませんが、食習慣を改善するきっかけを作ることができ良かったと思っています。
こうして山田先生からアドバイスを頂き虫歯予防の知識を得る事もできましたから。

反対咬合唾液がたまりやすいということもあまりないのですね。
唾液がたまりやすいく虫歯になりやすいと言われてから歯磨き
時にもそこばかり神経質になっていたので少し安心しました。

ありがとうございました。




吉岡先生

ご回答ありがとうございます。

食生活を含む生活習慣に対する指導や改善提案は、反対咬合なので前歯に唾液がたまりやすく他のお子さんよりも虫歯になりやすいと言われ、その為、ガム・キャラメル・飴・グミ等は控えるようにという事のみでした。

確かに小児歯科の先生は子供の扱いが上手だったように思います。

子供も毎回嫌がらず好んで通っていた程です。
その小児歯科は親が一切診察室に入る事が出来ません。
それにも関わらず初回から一度も泣いた事もありませんでした。

いつも診察・治療の説明も歯科助手さんが待合室に来て応対してくれるのみでした。
先生には一度もお会いしたことがありませんでした。

今思えば先生に会えないというのも不信感の1つだったと思います。


ブレス・デザイン デンタルオフィスのホームページ拝見させて頂きました。
予防に重きをおいていて大変興味深く読ませて頂きました。
これから更にゆっくりと読ませて頂きたいと思います。

「大雪の中で雪かき」
とてもいいたとえでイメージがわきました。

ありがとうございました。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2009-08-05 23:46:28
子供の虫歯はまさに奥歯の裏側の虫歯でした。
>通院していた小児歯科の先生には裏側を診る習慣がなかったのでしょうか・・・。

あれ?むし歯ができたのは前歯ですよね?

奥歯だとすると、話はぜんぜん違うんですが・・・

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ひめりんごさん
返信日時:2009-08-06 12:59:27
森川先生

申し訳ございません。
私の書き間違いです。
奥歯ではなく前歯の裏側です。



タイトル 三歳児。検診や予防を受けていても虫歯の進行が大人より早いのか
質問者 ひめりんごさん
地域 非公開
年齢 35歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 子供(子ども)の虫歯
子供の虫歯予防
回答者




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