妊娠中、根の治療中に根と歯根膜に穴を空けられ出血と激痛

相談者: yoritomoさん (30歳:女性)
投稿日時:2009-08-04 23:31:17
2ヶ月ほど前に、右上5番のの8年ほど前に詰めたものが取れたため、歯科にかかりました。
(詰めた医院は廃業しており別の歯科)


?根の治療をするということで、神経管に詰めていたものを取るためにドリルで穴を空けられる。


?途中で、医者が首をひねり出し、針を入れたままレントゲンをとる。
が、「あ、こっちか…」という雰囲気で、神経管の治療を行う。



?痛みが全く無く、妊娠がわかったこと等もあり、7/31に再通院
リーマーで削られていたところ、出血と激痛。
(恐らく、2ヶ月前に空けた『神経管ではない穴』から歯根膜を貫通。)

医者は

「膿が出てきた」

と言ったが、出血を確認。


?激痛が続いていたため、8/2に再通院。

「化膿していないから大丈夫」

と言われたが、痛み止め(妊娠中のためカロナール)を出される。


?あまりの激痛が続くため、8/3に別の歯科へ。

「神経管とは別の、浅いところに穴が開いていて、出血しています。
歯根膜に傷がつき、炎症を起こしています。」

とのこと。
確かに、リーマーを入れて、神経管の方は痛くないが、浅い穴の方は激痛。


?8/4?の医院へ。
炎症が治まっていないため、治療はできず。
最悪、抜歯の可能性もあるとのこと。

痛み止め(カロナール)をもらう。
が、痛みが治まらず、頭痛が伴っている。


上記の状況なのですが、


・痛みが酷いのですが、抑える方法はあるのでしょうか?

・歯根膜は治るのでしょうか?
どのように治療していくのが最善なのでしょうか?

・神経管ではない穴を空けるというような治療をすることは有り得るのでしょうか?
責任を取ってもらうことはできるのでしょうか?



妊娠中のため、薬などの影響も気になっています。
ご助言よろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-08-05 00:12:49
妊娠中痛みは大きなストレスですね。


読ませて頂きましたが、パフォレーションが起こっているようですね。


ただ根の治療においては、に穴を開けてしまいことはよくあることです・・・

今日セカンドオピニオンを受けた患者さんのレントゲンにも、パフォレーションが見られました。
私の歯科医院は特に多いのかもしれませんが、ここ2週間で2人の方の相談を受けています。。。

医療ミスかと言われれば、歯のような小さな組織の中の神経を捜す際には、どうしてもこのリスクは付きまとってしまいます。


過去の相談
歯科相談室:根の穴・穿孔(パーホレーション)


>・痛みが酷いのですが、抑える方法はあるのでしょうか?

どうなんでしょう、今は抗生剤炎症を散らしたいところなのですが・・・
これは無理なので時間を待つしかないと思います。


>・歯根膜は治るのでしょうか?
>どのように治療していくのが最善なのでしょうか?

最善の材料と言われれば、今はMTAで穴を埋める処置をした方が予後が安定すやすいのですが、MTA自体、自費材料になってしまい自費治療にしか使用することが出来ないのが現状です。

海外では歯に穴が開いてしまった場合このMTAを用いることが現在一般的なのですが、日本では直接覆髄材として認可を取っている為あまり一般的ではないのかもしれません。


ただ、MTAがあればすんなりリペア出来る治療ではないので、一度先生に聞いてみてください。
(私が今まで取り扱った材料の中でも過去最強に操作性が悪いです^^;)

過去にパフォレーションリペアをしたことがないのであれば、歯内療法専門医を紹介してもらえないか聞いてみてください。


その他、保険でもセメントレジンなどで穴を埋めることは出来ます。
これらでも問題なく経過することはあります。
MTAがなかった時代は全てこちらで治療していましたからね^^



>・神経管ではない穴を空けるというような治療をすることは有り得るのでしょうか?
>責任を取ってもらうことはできるのでしょうか?

担当の先生をかばって言う訳ではないですが、パフォレーションはよくあることです、私を含めどの歯科医師も経験があることです。
根の治療においてはどうしても起こりうる合併症の1つだと思います。

医療ミスなどの類ではないので責任問題は難しいと思います。



今は痛み止めを飲んでください。
そして先生に今後のことを聞いてみてください。

なんとか早目に落ち着くといいですね^^
お大事に

 

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: yoritomoさん
返信日時:2009-08-09 22:37:54
迅速なお返事ありがとうございます。
お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。

痛みは少しはよくなってきています。


パフォレーション、というのですね。
よくあることとは聞いても、痛くないものをこんなに痛くされて、治療も思うようにできないというのは、辛いものがあります・・・

でも、起こりうるし、自分で治療を考えなければならないものなのですね。。


治療のタイミングとしては、どのくらい炎症が引けばGoなものでしょうか?
また、MTAは金額にしていくらくらいのものなのでしょうか?


引き続きご助言お願いします。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-08-10 06:51:20
>よくあることとは聞いても、痛くないものをこんなに痛くされて、治療も思うようにできないというのは、辛いものがあります・・・

ですね、つらいですね^^;

あれからセカンドオピニオンを含め4本(3人の方)パフォレーションレントゲンで確認しました。。。
私の歯科医院が特殊というのもありますが、日常どうしても起こってしまうことなのです。。。


>治療のタイミングとしては、どのくらい炎症が引けばGoなものでしょうか?

今の大きな痛みが無くなってからが1つの目安ですね。


>また、MTAは金額にしていくらくらいのものなのでしょうか?

さぁ、いくらなんでしょうか。
自費治療になるので各歯科医院で治療費はマチマチです。

MTAはかなり優秀な薬ですが、必ず治るという物ではありませんし、場所によってはパフォレーションリペアはかなりテクニカルセンシティブになるので、もし可能なら先生にお願いして歯科医院を紹介してもらった方がいいと思いますよ。
 

おだいじに

 




タイトル 妊娠中、根の治療中に根と歯根膜に穴を空けられ出血と激痛
質問者 yoritomoさん
地域 非公開
年齢 30歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
根管治療に関するトラブル
妊娠中の歯科治療
根の穴・穿孔(パーフォレーション)
根の穴・穿孔(パーホレーション)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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