左下の奥歯、クラウン装着後から歯間より出血が続く

相談者: katさん (38歳:男性)
投稿日時:2009-08-15 16:46:26
こんにちは。

左下の奥歯親知らずより手前(一番奥歯)、の表面約7割ほど欠けて、クラウン装着となりましたが、その後そのと隣の歯との歯間から出血するようになりました。

当初は、金属製の歯間ブラシで掃除中に出血していましたが、ここ最近、時々食事後や、噛んで食べている途中に出血したり、歯磨き中に出血するようになりました。


あまりに出血がひどかったので主治医に相談したところ、ちょっと位の出血は気にしなくていいと言われていますが、どうしても気になってしまいます。

この歯の周りを見ると歯肉が垂れ下がってきていて、歯間付近がすこし腫れています。

また、たまにこの歯の付近からの鈍痛と頭痛があります


・出血する原因として考えられることとして何がありますでしょうか。

・また、このまま出血するのを放ったままの手入れの継続でも大丈夫でしょうか。


*当該の歯は銀歯保険適用クラウンの型をとってつけました。

歯間部分の歯肉の炎症が進行したり、歯肉炎になったり、隣の歯に影響が出てこないか心配です。

ヒノポロンを処方してもらいました


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-08-15 23:24:31
こんばんは。

「ちょっと位の出血は気にしなくていい」と言われたにも関わらず、症状が悪化しているようで心配なのですね。


歯肉からの出血ということですから、歯周炎が疑わしいですね。
手入れが不十分なのか、やり方がマズいのかは分かりません。


大きなムシ歯があったことから、歯根破折の可能性もありますね。

・噛んで食べている途中に出血
・歯肉が垂れ下がってきていて
・たまにこのの付近からの鈍痛と頭痛

このあたりの症状が気になりますね。


担当医の指示通りで解決しないなら、セカンドオピニオンを求められては?


参考までに。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-08-16 11:40:24
なるほど‥。
難しい状況のようですね。


>出血する原因として考えられることとして何がありますでしょうか。

状態としては「歯肉炎」なのだと思います。
そこで考えられる事は‥

 1 単なる清掃不良(これはクラウンの形態に起因する事もあります)
 2 セメントが残り歯肉炎になっている
 3 クラウンの調整不良による咬合性外傷

などでしょうか‥。


そうすると

1の対策
ブラッシング指導かクラウンの形態修正、再作成などを行う

2の対策
セメント除去と面研磨

3の対策
咬合調整


となるかと思います。


いずれにしても、もう一度しっかり担当の先生に診てもらった方が良さそうですね。




そして、改善されないようであれば吉岡先生が書かれたように

「担当医の指示通りで解決しないなら、セカンドオピニオンを求められては?」

も、アリかと思います。


おだいじにされてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: katさん
返信日時:2009-08-16 14:23:04
吉岡先生
タイヨウ先生   
ご回答頂きまして、厚く御礼申し上げます。


参考になりました。
セカンドオピニオンも視野にいれて考えようかと思っていたところですが、今一度、お教え頂いた点等含めて、数日中に受診で担当医に相談してみます。

それで、、
今後の方向性として、下記のような方針で治療するとのことでしたが、ご意見等頂けたら幸いに存じます。


<現在の状態
 神経にかなり近くのところまできている状況でのクラウン装着。
いくら密着しても内部で虫歯は発生する可能性があると言う事で、


<今後の治療方針
虫歯が神経に達して痛みがでたら神経を取りますが、の残った部分を削って密着しているクラウンを取り、神経を取ったあと、再度型をとって再装着する

今迄接着部分が弱くなり、つめた部分が取れてしまう度毎に型をとり直してきましたが、いずれ神経を取らなければいけないと思うとちょっとつらいです。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-08-16 15:10:43
あ、神経は残してあるんですね。
(想像していた状況と違っていました(^^;))

かなり深い部分に、マージンラインが設定されているのでしょうか。。。

厳しい状況の中で、神経を取らずに、できるだけ残されたを削らずに・・・という努力をされているように思えます。
(また、想像と違っていたらゴメンナサイ)


ただ、状態が芳しくないので、そのような説明をされたんだろうな、と。
将来、起こりうることも説明されているわけですから、悪い印象はないです。


不安に思っていることは担当医に率直に聞かれた方が良いです。

セカンドオピニオンって、簡単に書きましたが、意見が食い違ってくると、これまた面倒なことになっちゃうので・・・。


参考までに。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2009-08-16 17:31:29
こんにちは。

どの様な理由であれ、ご自身で確認出来るほど出血する状態を続けるのは、個人的にはどうかと思います。



歯肉から出血が誘発出来る様な部位には常に汚れ(プラーク)が停滞し、それによる微量の出血もあると考えられます。
(因みに咬合の問題で出血は起きません)

そういう部位では時間が経つと縁下歯石が必ず出来ますので、長い目で見れば歯周炎が進行していく環境だと言えると思いますよ。

考えられる原因としてはタイヨウ先生の挙げられた1or2、もしくは今回の処置とは関係なしに、元々歯周炎の状態が良くない・・なんてパターンも考えられますね。

いずれにしてもこのままのお手入れではマズイと思います。



今後の方針についてですが、

ブラッシング方法等も含めて、歯周治療全体の見直し
 (必要はないかも知れません)

セメントの取り残しがないかチェック(あれば除去)

クラウンの適合が悪ければ、適合の良いものに再製
 (保険では嫌がられるかも知れません)

の3通りが考えられるかと思います。

少ない情報からの想像なので、見当違いということもあるかも知れませんが・・


少なくとも、神経があるとかないとか、虫歯がどうとか言うのは出血の事とは無関係でしょうね。


神経の話は、たぶんお痛みについて関連して出てきたお話だと思いますが、まずは出血の原因の特定を優先するべきかと思いますよ。

もちろん、安易に神経を抜くべきではないですから、抜く際はしっかり納得した上で治療を受けて下さいね。


お大事にどうぞ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: katさん
返信日時:2009-08-16 18:33:20
Re:吉岡先生

そうなんです。
吉岡先生のおっしゃる通り、の寿命の為、神経を抜くのを最大限延ばす為、苦慮している状態です。

虫歯を削って、神経近くまできているので、3Mix使用や、再石灰化で組織が再生していかないだろうかとも考えたりしていましたが、今後も、十分に話し合って熟慮した上で治療していきたいとおもいます。

参考になりました。



渡辺先生。
御回答頂きましてありがとうございました。

縁下歯石ですね。
なるほど、大変参考になりました。

やはり悪化しないうちに早めに受診して原因特定とその対処をするつもりです。
また何かありましたら教えてください


宜しくお願いします

貴重なご意見を頂きましてありがとうございました



タイトル 左下の奥歯、クラウン装着後から歯間より出血が続く
質問者 katさん
地域 非公開
年齢 38歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
保険のクラウン(奥歯:銀歯)
クラウン(差し歯・被せ)その他
歯茎(歯ぐき)からの出血
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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