[写真あり] 自費で根管治療をしたのに土台周りが虫歯と言われた(アメリカ)
相談者:
gonsangoさん (36歳:女性)
投稿日時:2009-08-14 22:14:41
現在米国在住です。
2年半ほど前、日本にて 左右1番〜3番までトータル6本のオールセラミッククラウン+それを被せる為には土台をきちんとする必要があるという事で、自費の根幹治療を3本行いました。
根幹治療は、マイクロスコープ、ラバーダムを使用し根幹治療のみを保険外やっている根幹治療専門医にてやってもらいました。
(この先生は保険適用の病院+根幹治療専門の自費の病院と2つを経営されており根幹治療、クラウンどちらも同じ先生にして頂きました)
先日、クラウンと土台が(添付写真のように)一緒に取れてしまいました。
米国の歯科医に行ったところ、中で土台周りが虫歯になりクラウンを維持するための歯が残ってないので、今回は一応ボンドでつけるが、再度外れた場合にはインプラントになると言われました。
1、自費でのルートカナル&クラウンという事で治療の際には
"費用がかかりますが、歯を長い間持たせる事が出来ます"
と言われ実施したのに、2年半でこのような事になってしまい、しかも次はインプラントしかないと言われ、かなりショックを受けています。
これは良く起きる事なのでしょうか?
土台の周辺が虫歯になるということは、土台がきちんと入ってなかった?という事なのでしょうか?
次日本に戻った際、同じ歯科医を訪れるつもりですが、もし再度やり直す場合、通常はまた同じくすべて実費になってしまうのでしょうか?(クラウン自体は5年保障があったと思います)
2、こうなった理由としては、かみ合わせ(確かに食事中この歯が下の歯と擦れて、泣きそうなぐらい痛い時がありました)もあると思うのですが、他の前歯も同じようになるのではないかと心配です。
私の方で気をつける事(毎日歯ブラシ&フロス&リステリンはしています)がありましたら、教えて頂ければと思います。
3.米国の歯医者ではレントゲンを取ったのみで、特に虫歯の部分を削るわけでもなく、そのままボンドでつけてもらったのですが、心配なのは中でどんどん虫歯が進行するのでは?と言う事です。
次日本に帰れるのは早くとも1年程度先になってしまうのですが、予定を切り上げて一刻も早く日本で再度治療してもらった方が良いでしょうか。
4.根の治療自体は問題なさそう(先に病巣なし&先が折れている訳でもない)ですが、レントゲンを見ると確かに土台をさしてる周りが黒くなっているのが分かります。
日本に戻っても、この場合はインプラントという風になってしまうのでしょうか?
度素人ですが、前歯等を詰めるレジンで虫歯になった部分を埋めてポストを立てて、クラウンを再度作り直すという事は出来ないのでしょうか?
前歯ですし、審美的にもインプラントはしたくないので他に出来る治療がありましたら是非教えて頂ければと思います。
見た目に良くない写真ですが添付いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
画像1 画像2
2年半ほど前、日本にて 左右1番〜3番までトータル6本のオールセラミッククラウン+それを被せる為には土台をきちんとする必要があるという事で、自費の根幹治療を3本行いました。
根幹治療は、マイクロスコープ、ラバーダムを使用し根幹治療のみを保険外やっている根幹治療専門医にてやってもらいました。
(この先生は保険適用の病院+根幹治療専門の自費の病院と2つを経営されており根幹治療、クラウンどちらも同じ先生にして頂きました)
先日、クラウンと土台が(添付写真のように)一緒に取れてしまいました。
米国の歯科医に行ったところ、中で土台周りが虫歯になりクラウンを維持するための歯が残ってないので、今回は一応ボンドでつけるが、再度外れた場合にはインプラントになると言われました。
1、自費でのルートカナル&クラウンという事で治療の際には
"費用がかかりますが、歯を長い間持たせる事が出来ます"
と言われ実施したのに、2年半でこのような事になってしまい、しかも次はインプラントしかないと言われ、かなりショックを受けています。
これは良く起きる事なのでしょうか?
土台の周辺が虫歯になるということは、土台がきちんと入ってなかった?という事なのでしょうか?
次日本に戻った際、同じ歯科医を訪れるつもりですが、もし再度やり直す場合、通常はまた同じくすべて実費になってしまうのでしょうか?(クラウン自体は5年保障があったと思います)
2、こうなった理由としては、かみ合わせ(確かに食事中この歯が下の歯と擦れて、泣きそうなぐらい痛い時がありました)もあると思うのですが、他の前歯も同じようになるのではないかと心配です。
私の方で気をつける事(毎日歯ブラシ&フロス&リステリンはしています)がありましたら、教えて頂ければと思います。
3.米国の歯医者ではレントゲンを取ったのみで、特に虫歯の部分を削るわけでもなく、そのままボンドでつけてもらったのですが、心配なのは中でどんどん虫歯が進行するのでは?と言う事です。
次日本に帰れるのは早くとも1年程度先になってしまうのですが、予定を切り上げて一刻も早く日本で再度治療してもらった方が良いでしょうか。
4.根の治療自体は問題なさそう(先に病巣なし&先が折れている訳でもない)ですが、レントゲンを見ると確かに土台をさしてる周りが黒くなっているのが分かります。
日本に戻っても、この場合はインプラントという風になってしまうのでしょうか?
度素人ですが、前歯等を詰めるレジンで虫歯になった部分を埋めてポストを立てて、クラウンを再度作り直すという事は出来ないのでしょうか?
前歯ですし、審美的にもインプラントはしたくないので他に出来る治療がありましたら是非教えて頂ければと思います。
見た目に良くない写真ですが添付いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
画像1 画像2
回答1
回答日時:2009-08-14 23:15:29
こんにちは。
せっかく高いお金をかけたのに、ショックですね。
2年半でしたら、今回添付して頂いた写真と文章で、日本の主治医の先生に一度相談されてはどうでしょうか?
国際電話をしてメールアドレスを聞くとか、それが無理ならエアメールででも直接相談された方が良いかと思います。
資料がないので正確なところは分かりませんが、雰囲気的にはこのまま1年の時間を置くのは、得策ではない様に思いますよ。
良い解決策が見つかるといいですね、お大事にどうぞ。
せっかく高いお金をかけたのに、ショックですね。
2年半でしたら、今回添付して頂いた写真と文章で、日本の主治医の先生に一度相談されてはどうでしょうか?
国際電話をしてメールアドレスを聞くとか、それが無理ならエアメールででも直接相談された方が良いかと思います。
資料がないので正確なところは分かりませんが、雰囲気的にはこのまま1年の時間を置くのは、得策ではない様に思いますよ。
良い解決策が見つかるといいですね、お大事にどうぞ。
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2009-08-15 07:53:24
onsangoさま、おはようございます。
高価な治療をなさったにもかかわらず、残念なことになってしまいましたね。
こんなことがあるので、歯科医の信用がなくなってしまうのもあるいは仕方がないのかもしれません。
結局歯科医の治療のレベルの基準が、それぞれの歯科医で違いすぎるのが原因だと考えます。
しっかり治してくれる歯科医にかかれば、こんなことは決しておきないと思います。
もしそのような可能性があれば、前もって説明すべきだと思います、そしてそのリスクを受け入れることができるのであれば治療を受けてもいいとは思いますが・・・・。
まず今後の治療方針ですが、例えば歯根長がある程度残っていて根管治療に問題がなければ、むし歯を取り除いてエクストルージョンをして、ファイバーポストとスーパーボンドとCRレジンで支台築造をします。
その上で冠をかぶせれば歯根破折を防ぎ、脱落もおこさない様にできると思います。
このようになった訳は基本的には咬み合わせは関係ありません、要するにこのようなことにならないような配慮が欠けていた治療方法だったということだと思います。
抜歯してインプラントにする前に、やることはおそらくいくつかはあると思います。
万策尽きたらインプラントも仕方がないかもしれません。
実際に拝見したわけではありませんが、このようなケースはよく遭遇します、患者さんには本当に気の毒とか言いようがありません。
参考になさってください、お大事になさいませ。
エクストルージョン http://www.yamadashika.jp/ortho.html#02
コア(支台築造) http://yamadashika.jugem.jp/?cid=139
高価な治療をなさったにもかかわらず、残念なことになってしまいましたね。
こんなことがあるので、歯科医の信用がなくなってしまうのもあるいは仕方がないのかもしれません。
結局歯科医の治療のレベルの基準が、それぞれの歯科医で違いすぎるのが原因だと考えます。
しっかり治してくれる歯科医にかかれば、こんなことは決しておきないと思います。
もしそのような可能性があれば、前もって説明すべきだと思います、そしてそのリスクを受け入れることができるのであれば治療を受けてもいいとは思いますが・・・・。
まず今後の治療方針ですが、例えば歯根長がある程度残っていて根管治療に問題がなければ、むし歯を取り除いてエクストルージョンをして、ファイバーポストとスーパーボンドとCRレジンで支台築造をします。
その上で冠をかぶせれば歯根破折を防ぎ、脱落もおこさない様にできると思います。
このようになった訳は基本的には咬み合わせは関係ありません、要するにこのようなことにならないような配慮が欠けていた治療方法だったということだと思います。
抜歯してインプラントにする前に、やることはおそらくいくつかはあると思います。
万策尽きたらインプラントも仕方がないかもしれません。
実際に拝見したわけではありませんが、このようなケースはよく遭遇します、患者さんには本当に気の毒とか言いようがありません。
参考になさってください、お大事になさいませ。
エクストルージョン http://www.yamadashika.jp/ortho.html#02
コア(支台築造) http://yamadashika.jugem.jp/?cid=139
回答3
回答4
歯科医師の松山です。
回答日時:2009-08-15 12:16:21
>こうなった理由としてはかみ合わせ
奥歯を治療しているのが、画像から読み取れます。
低く治療されているのが歴然です。
そのために負担がかかりすぎて、この様になることが多いものです。
奥歯の前装冠などで審美的(白くする)治療のクラウンは、95%咬み合わせが低くなっているのが実情です。
奥歯を治療しているのが、画像から読み取れます。
低く治療されているのが歴然です。
そのために負担がかかりすぎて、この様になることが多いものです。
奥歯の前装冠などで審美的(白くする)治療のクラウンは、95%咬み合わせが低くなっているのが実情です。
回答5
相談者からの返信
相談者:
gonsangoさん
返信日時:2009-08-16 23:29:10
渡辺先生、山田先生、タイヨウ先生、松山先生、佐藤先生、
お返事頂き本当にありがとうございます。
まずは、日本で治療してもらった歯科医に、メールを打とうと思います。
日本に戻れば、インプラント以外にも打つ手があるという事で安心しました。
>ブラキシズムありませんか??
今まで一度もあると言われた事は無いです。
夫も無いと思うといってますし、歯科医でも言われた事はないです。
この歯は、元々10年以上前に保険にて根幹治療&保険の白い歯で何の問題も無く過ごしておりました。(10年以上クラウンが外れた事は一度も無いです)
ただ、色が変色してきたので、変色しないオールセラミックにしたところ2年半で取れました。
日本に戻って治療をしたいと思うのですが、虫歯の進行度合いというのはどの程度なのでしょうか?
色々調べていても、表面の見える歯はしっかりブラッシングをして砂糖の取る量を減らして虫歯菌を減らせば、進行が遅くなる等の記述をみかけたのですが、私の場合、クラウンの中なので3ヶ月〜半年(例えばこの正月に帰るのと来年の春ぐらいに帰るのとでは)で、虫歯の進行度合いはかなり変わるのでしょうか??
(実は今年の夏帰ったばかりですし、子供が居るのでそう簡単にすぐに帰国という訳にもいかないので・・・)
どうぞよろしくお願いいたします。
お返事頂き本当にありがとうございます。
まずは、日本で治療してもらった歯科医に、メールを打とうと思います。
日本に戻れば、インプラント以外にも打つ手があるという事で安心しました。
>ブラキシズムありませんか??
今まで一度もあると言われた事は無いです。
夫も無いと思うといってますし、歯科医でも言われた事はないです。
この歯は、元々10年以上前に保険にて根幹治療&保険の白い歯で何の問題も無く過ごしておりました。(10年以上クラウンが外れた事は一度も無いです)
ただ、色が変色してきたので、変色しないオールセラミックにしたところ2年半で取れました。
日本に戻って治療をしたいと思うのですが、虫歯の進行度合いというのはどの程度なのでしょうか?
色々調べていても、表面の見える歯はしっかりブラッシングをして砂糖の取る量を減らして虫歯菌を減らせば、進行が遅くなる等の記述をみかけたのですが、私の場合、クラウンの中なので3ヶ月〜半年(例えばこの正月に帰るのと来年の春ぐらいに帰るのとでは)で、虫歯の進行度合いはかなり変わるのでしょうか??
(実は今年の夏帰ったばかりですし、子供が居るのでそう簡単にすぐに帰国という訳にもいかないので・・・)
どうぞよろしくお願いいたします。
回答6
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2009-08-17 00:58:53
ブラキシズムは、自分で理解している、もしくは自覚症状があるケースは非常に少ないので、お口の中の歯の形態をみれば一目瞭然ですが、自分で判断することはまず、無理です。
現在の居住地で中期的に滞在されるのであれば、スポットで帰国しての治療より、居住地で主治医を持たれる方が相対的にメリットが大きいと思われます。
在留邦人のソサエティで情報収集され、主治医をもたれることをお薦め致します。
現在の居住地で中期的に滞在されるのであれば、スポットで帰国しての治療より、居住地で主治医を持たれる方が相対的にメリットが大きいと思われます。
在留邦人のソサエティで情報収集され、主治医をもたれることをお薦め致します。
回答7
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2009-08-17 10:28:06
僕も佐藤先生に同意です。
ブラキシズムは、成人の80%近くに起こり、自覚されている方はそのうち10%にも満たなかったと言う報告があります。
ウチでも「自分は歯ぎしりなんてしていない!」と言う方に、「こんな事が無いか1週間注意してみて下さいね」と言うと、次回来院時に「やっぱり、やってました!」と言う方がほとんどです。
また、
「現在の居住地で中期的に滞在されるのであれば、スポットで帰国しての治療より、居住地で主治医を持たれる方が相対的にメリットが大きいと思われます。」
にも同意です。
ブラキシズムは、成人の80%近くに起こり、自覚されている方はそのうち10%にも満たなかったと言う報告があります。
ウチでも「自分は歯ぎしりなんてしていない!」と言う方に、「こんな事が無いか1週間注意してみて下さいね」と言うと、次回来院時に「やっぱり、やってました!」と言う方がほとんどです。
また、
「現在の居住地で中期的に滞在されるのであれば、スポットで帰国しての治療より、居住地で主治医を持たれる方が相対的にメリットが大きいと思われます。」
にも同意です。
回答8
中山歯科医院(石川県金沢市)の中山です。
回答日時:2009-08-17 19:05:22
お恥ずかしい話ですが、ファイバーコアの接着が一時期うまくいかずに、良くダツリしてきてました。
僕の場合は、こんなケースは、ただでやり直します。
きっと、その先生もただでやり直してくれるんでは??
ただ、形式上、保障期間の設定の多くは、メインテナンスを受けていることを条件にしていると思いますので、「受けていない」事を条件に、お金をいくらか請求されることもあるかもしれません。
ファイバーコアごとダツリで、歯根が守られる。
メタルコアごとダツリで、抜歯。
悩みはつきませんね。。
結局のところ、フェルール確保や、咬合のチェック等をしていく、地道な作業しか、良い方法は無いでしょうけどね。。。。
僕の場合は、こんなケースは、ただでやり直します。
きっと、その先生もただでやり直してくれるんでは??
ただ、形式上、保障期間の設定の多くは、メインテナンスを受けていることを条件にしていると思いますので、「受けていない」事を条件に、お金をいくらか請求されることもあるかもしれません。
ファイバーコアごとダツリで、歯根が守られる。
メタルコアごとダツリで、抜歯。
悩みはつきませんね。。
結局のところ、フェルール確保や、咬合のチェック等をしていく、地道な作業しか、良い方法は無いでしょうけどね。。。。
タイトル | [写真あり] 自費で根管治療をしたのに土台周りが虫歯と言われた(アメリカ) |
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質問者 | gonsangoさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 36歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯治療 根管治療の専門医 その他(写真あり) アメリカ(米国) クラウンが取れた・外れた |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。