虫歯を大量発生させてしまい、鬱状態になったりと不安がやみません

相談者: 郷音さん (28歳:女性)
投稿日時:2009-08-11 23:53:29
はじめて投稿させていただきます。

大学入学以後、己の自己管理のあまりの悪さに虫歯を大量発生させてしまい、今では治療済みのものを含め、19本が虫歯があります。
(現在は様子見の小さいC1・C2以外はすべて治療済みです)

冬に二次カリエスを多く出したことから反省し、ここのHPなどで虫歯について学ばせていただき、今は、

フロスの利用(毎晩寝る前)
フッ素ジェルの使用(毎晩寝る前)
MIペーストの使用(寝る前、2−3日に一回)
・3〜4か月ごとのPMTC

を頑張って行っています。
先日のPMTCでは、磨き残しは10%でまずまずだと言われました。
しかし、

・まだC1の虫歯が複数
(自覚しているのは6本で、その内3本がまだ削ったことがない)
・虫歯のほとんどが隣接面う食
(全てレジンで治療、抜髄はまだ無し)
(本当に自分の不摂生がわかる虫歯ではずかしいです・・・)
歯科衛生士の方にしかレジン充填をしてもらったことがない

など、
「自分の将来は8020運動なんて達成できないのではないか」
「周りの皆が自分のでしっかり食べているときに、自分だけ入れ歯だらけになってしまうのではないか」
「自分の治療はあっという間に二次カリエスになってしまうのではないか」

などと、冬の治療後から、ずっと不安がやみません。
一時期は鬱状態に近くなり、体重が4キロほど落ちてしまいました。


更に先日のPMTCで、C1の歯の場所もうち二本が7番と歯茎との間に存在し、特に1本がし肉と歯の境目に虫歯ができていることが最近判明し、

「こんな場所の虫歯では、一度なっただけでもう抜歯になってしまうのでは?」

と、自分の歯に死神が歩いてくる足音が聞こえるような心持です。
(冗談のようですが、それほどに不安になってしまっています。)

こんな状態の私でも、一生自分の歯で生活をしていけるのでしょうか?
曖昧な質問ですが、元気づけてもらえる要素があるなら、たくさん教えてもらい、不安を少しでも薄めて、前向きになりたいです。

よろしくおねがいします。


回答 回答1
  • 回答者
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2009-08-12 00:26:07
郷音さん、こんにちは。

私自身も虫歯が多かったです(今も治療中です^^;)。
お気持ちはよく分かります。

>自分の将来は8020運動なんて達成できないのではないか

>周りの皆が自分のでしっかり食べているときに、自分だけ入れ歯だらけになってしまうのではないか

意外と知られていないことですが、中年期以降に歯を失う原因は、虫歯以上に歯周病の割合が高くなります。

虫歯の場合は、早期発見早期予防(ないし適切な時期に処置)をすることで、1本1本の歯は守られます。

歯周病も本来は同様なのですが、

・従来より一般の方には虫歯ほど認知がされてこなかったこと
・自覚症状に乏しいこと
・そもそも歯周病とは何か良く知らない方が多いこと

などが原因で、虫歯に比較して早期発見早期予防という概念が行渡っていない感があります。

その結果、歯周病が進行する中年期以降に、歯を支える骨が全体的に衰えてしまい、1歯のみならず多数の歯が抜け落ちてしまうことがあります。

一方、若い頃の虫歯の辛い記憶を教訓に、その後の口のケアを丁寧にされ、健康な歯と歯茎をキープされている方も多数おられます。

今、ご自身の口の健康にかなり気を使われている郷音さんは、まさにそうではないでしょうか。

ですから、今後とも適切なセルフケアと定期的な健診を続けられてください。

そうすることで、今後の新たな虫歯の発生と歯周病を予防することが可能です。

その結果、きっと何歳になられても、ご自身の歯でおいしく食事を取ることができ、素敵な口元をキープすることができると思いますよ。

最後に、

>一時期は鬱状態に近くなり、体重が4キロほど落ちてしまいました。

とのことですが、歯は豊かで楽しい生活を送るためにも必要なものです。

その歯のことで、本来崩す必要のない心身のコンディションを崩されてしまっては、本末転倒になってしまいます。

ご自身が行っている口の健康管理に自信をもたれてください。

そして、適度のお口のケア、口の健康への意識を、郷音さんの生活を豊かにする方向でお役立てくださいね。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-08-12 01:16:42
はじめまして。

私も虫歯は多かった方ですね^^;
それと小さい虫歯のレジン治療の予後については、かなり楽観的な考えを持っています。

参考⇒レジンでも2次カリエスの発生を食い止めることは可能ですか?



私の場合ですが、20代の方のを見た時に、お口の将来を想像するには、まず神経を抜いてある歯の本数を見ます。

これを80歳まで持たすには気合と運もいるでしょうね。

参考⇒無髄歯(神経を抜いた歯)の寿命について



次にクラウンの数でしょうか。
これは気合でなんとか乗り切れる可能性も高いでしょう。
特に

>・3〜4か月ごとのPMTCを頑張って行っています。

↑は、非常に良い条件です。
(※PMTC単体ではなくて、口腔内のチェックもセットなら)



それ以外の小さな虫歯については何本あっても、(ドクターが)気合入れたレジン充填と、本人の十分なケアと、定期的なチェック&問題が出ればリペアー、で、まず問題ないのではないかと考えています。



たぶん郷音さんの歯を見ても、私には死神は全然見えてこないですし、郷音さんのモチベーションの異常なほどの高さと併せて考えれば、むしろ楽観的に考えてしまいそうな気すらしますよ。



唯一、

>・歯科衛生士の方にしかレジン充填をしてもらったことがない

↑だけが気がかりですが、問題が出た際には出来る限り良質な再治療を受ける様にだけして下さいね。



とりあえず、この若さでそんなに心配するほどのことは何もないかと思いますよ。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-08-12 07:18:17
郷音さまおはようございます。

むし歯をたくさん作ってしまって今後どうなるか悩んでいらっしゃるのですね。

お口の中を拝見していないのでなんともいいにくい所ですがおそらく間食が多かったのではないでしょうか。

むし歯は生活習慣病です、したがってその原因は生活習慣、特に砂糖の摂取量と摂取の仕方がその原因です。

間食を全くやめてしまえば事実上むし歯で困ることはありません、しかしおそらく甘党だと思うのでお菓子と上手な付き合い方を身につけることが有効な手段となります。

むし歯を作らない範囲でお菓子を楽しむすべを身につけていただくといいと思います。

次は歯磨きの技術です、磨いていることときれいに磨けていることは必ずしも同じではありません。

磨いたらきれいに磨ける技術を習得していただくといいのです。

後の手段は補助的なものと個人的には考えています、歯医者に任せきりなのは考え物です。

御自分の健康はご自身で守るのが基本だと思います。

参考になれば幸いです。

むし歯のできない砂糖の量 http://yamadashika.jp/prevent05.html
お砂糖3本分クイズ http://yamadashika.jp/prevent09.html
磨いているのと磨けているのは違います http://yamadashika.jp/prevent08.html#a01

永久歯むし歯ゼロ 
症例1 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=435
症例2 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1353

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2009-08-12 10:39:54
僕も中本先生、ノア先生と同様に「そんなに悲観する必要は無いのでは?」と言う感じです。

確かに山田先生が書かれているように「御自分の健康はご自身で守るのが基本」ではありますが、セルフケアもしっかり行われているようですし、PMTCにも定期的に通われている‥と。

で、あれば、むしろ十分なのでは?(もちろん、油断は禁物ですが)



中本先生も書かれているように

「意外と知られていないことですが、中年期以降にを失う原因は、虫歯以上に歯周病の割合が高くなります。」

です。

なので、そのあたりをしっかり把握してセルフケア、プロケアに臨んでいる限り、そうそう歯を失う事は無いと思います。


さて、御自身の順位が今どの辺にあるのか下記のパーセンタイルから割り出してみてはいかかでしょうか?

きっと、自信がつくと思いますよ。

http://www.pref.shimane.lg.jp/life/kenko/kenko/chouju_info/8020/8020p.data/8020seijin5.pdf


やりかたは「縦軸に現在の歯の本数」「横軸に年齢」をとり、交わった所が今のあなたの「歯の健康順位」になります。

30歳だとして28本歯が残っていれば50パーセンタイル。
つまり、100人中50番以内と言う事になります。

60歳で14本しか残っていないとすれば90パーセンタイル。(100人中90位)
60歳でも28本残っているとすれば10パーセンタイル。(100人中10位)

です。
このパーセンタイル「親知らずも含めて」の数なので、ちょっと現実的には‥。

それに、まだまだお若いので差はあまり出ませんが‥。



ま、大丈夫だと思いますよ。

ケア、頑張ってください。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2009-08-12 17:11:02
基本的には上記の先生方の御意見に同意です。

『などと、冬の治療後から、ずっと不安がやみません。
一時期は鬱状態に近くなり、体重が4キロほど落ちてしまいました。』

どれだけ、不安に思っても、よくなるはずがありません。
無意味なことに人生の大事な時間を費やすのは最大の親不孝です。
とっとと止めましょう。

信頼できる歯科医師歯科衛生士さんのもと、キチンとした治療とその後のケアの指導があれば、恐れるに足らずです。

無事治療終了致しますよう、ご祈念申し上げます。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2009-08-13 07:42:53
http://www.pref.shimane.lg.jp/life/kenko/kenko/chouju_info/8020/8020p.data/8020seijin5.pdf

タイヨウ先生が提示されたのは「の生涯図」の最新版ですね。(2005年)

1994年のデータから、ずいぶん変わってきましたね。
http://www.breath-design.com/?eid=1427734

「50歳で28本揃っている人」であれば、上位20%に入りますね。
1994年度版の「歯の生涯図」だと、上位10%でしたが・・・。


さて、「ケア=予防」は継続して実践することが肝心です。

「鬱になるような予防」では長続きしませんから、しんどいだけです。
歯医者に任せきり」というのも良くないですが「素人の頑張り過ぎ」も良くないと思います。

『上手な二人三脚』が一番良い結果が出せるように思います。
(なんていうんでしょう・・・二人三脚でマラソンする感じ!?)

・・・ということで、私にも『死神』は見えてきませんね。


中本先生が書かれた

「中年期以降に歯を失う原因は、虫歯以上に歯周病の割合が高くなります」

というのは、郷音さんが今後歯を失わないようにするためにも重要な知識です。

今、郷音さんはムシ歯の心配をされていますが、歯周病の心配をしてもらいたいのです。
心配するポイントを『ムシ歯から歯周病にシフトする』ようにしてもらいたいですね。

ムシ歯は「凍みる」「色が変わる」「痛い」などの症状が出るので自覚しやすいです。
ところが、歯周病はなかなか自覚症状が出ないのが恐いところです。
(油断は禁物ってことです)

気の合うドクターと「楽しく予防」していかれることをオススメします。
そのためには、あまり肩に力が入っていないほうが良いと思います。

参考までに。

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2009-08-13 12:06:48
>「中年期以降にを失う原因は、虫歯以上に歯周病の割合が高くなります」
>『ムシ歯から歯周病にシフトする』


私はこの考えには反対です。
統計による平均的なデータからの話です。

郷音さんの場合は、虫歯のリスクが高いように思います。
虫歯のリスクが高い方は、歳をとってもやはり虫歯のリスクは高い可能性があります。

虫歯のリスクと歯周病のリスクは別物(一部、プラークコントロールなどを除いて)なので、今後歯周病が虫歯よりも問題になるかどうかは、はっきりしません。

ですので、やはり虫歯予防に重点をおいたほうが良いと思います。
しかし、どんなに予防しても、1割ぐらいのハイリスクグループの人は予防し切れません。
ある程度虫歯ができるのはあきらめて、できるだけ少なくするように心がけられたらいいと思います。

一本も歯がなくても長寿を全うできる人はたくさん見えますし、近年はインプラントもずいぶん普及していますので、歯がなくなることをさほど悲観することも無いでしょう。

回答 回答8
  • 回答者
歯科医師の野田です。
回答日時:2009-08-13 12:54:35
郷音さん、こんにちは。

虫歯のリスクは「唾液検査」という検査である程度把握することが出来ます。

現状を知ることで不必要に不安に思うこともなくなるかもしれませんし、検査の結果から予防方法を見直すことが出来るかもしれません。

あまり多くの歯科医院で実施されているわけではないですが...



「敵を知り、己を知らば、百戦危うからず」

といいますが、目に見えない不安と戦うよりも状況を把握してそれに対する対策をとった方が建設的であるように思います。

以上、参考になれば幸いです。

回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2009-08-14 00:39:13
虫歯のリスクは「唾液検査」という検査である程度把握することが出来ます。


野田先生が言われるように、リスクの評価は大切です。

特にリスクの高い方は、闇雲に予防するのではなく、リスク評価をすることで効果的な予防を実施することができるかもしれません。


リスク評価は唾液検査をしなくても、問診だけでもある程度は可能ですので、そういった知識をお持ちの先生を探されてもいいかもしれません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 郷音さん
返信日時:2009-08-16 22:52:37
返事が遅れ申し訳ありません。
盆の帰省で自分がすぐに返信ができなくなることなど少し考えればわかったはずなのに、不安で書きこんでしまったことをお詫び申し上げます。

その間の先生方のお返事、本当にありがとうございました。
(中には休暇中であっただろう方もいらっしゃるのに)


>中本先生

 お写真が変わりましたね(^^)
 早々のお返事、本当にありがとうございます。
 親知らずの部分など、歯周ポケットが深いところがあるため、歯周病にならぬよう注意を払っていきたいです。
 ケア方法は(過信もだめですが)、病的にならないように行っていこうと思います。

 「自分はきちんと頑張ってるから大丈夫だ」と自信を持ち、安心を保てるようにしたいです。
(まだまだ不安にはかられますが・・・)

 優しいお言葉、ありがとうございました。



>渡辺先生

 死神・・・見えてないというお言葉、ありがとうございます。
 PMTCでは、実際の洗浄以外に

?虫歯 ?歯周ポケット ?磨き残し

をチェックしてもらい、の洗浄後はフッ素ハイドロキシアパタイト処理を行ってもらっています。

仕事で県内を移動した場合は同内容以上を行ってくれる歯科医を近所で探してPMTCを行い、治療があれば実家の方の歯科医で行うことにしました。
(こちらでは先生自身がレジン充填を行ってくれます。こちらにも、年一度〜二度レントゲン含め検査に行く予定です。)

田舎なため、全ての希望要素を一つの歯科医で賄えないのが残念ですが、少しずつ希望に近い状態にしていきたいです。
安心できるお言葉、ありがとうございました。



>山田先生

根本原因に関するお返事、ありがとうございます。
砂糖の過剰摂取というお言葉、否定できません(汗)
学生時の生活で思い当たる節が多々あります。

今はまず、糖分の摂取頻度を抑えるために、なるべく食後に取るようにしています。
先日、先生のHPを見てから、少しずつですが炭水化物量をチェックするようになりました。
「お砂糖3本分」、気合いを入れなくても守れるようにしていきたいです。

一番ひどかったころよりは確実に摂取方法が向上しているので、これが自分の歯に活きてきてほしいです。
歯磨きは前回のPMTCで磨き残していた部分をチェックし、次回どれだけ更に磨けるようになっているか、楽しみにできるよう頑張ります。

生活習慣に対するお言葉、ありがとうございました。

(長くなるため、返信を分けます。タイヨウ先生・佐藤先生・吉岡先生・小牧先生・野田先生 返信にはさらに時間がかかりますが(ここまで50分経過)忘れてません、忘れてませんからー!PCが固まらないかぎり続けます!)

 
 
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 郷音さん
返信日時:2009-08-16 23:31:32
>タイヨウ先生

 の生涯図の紹介、ありがとうございます。
 今のところは50パーセンタイル、ここから落ちないように頑張りたいです。
親知らずは全てありますが、4本中3本が斜めのまま肉に埋もれているため、期待はしないでおきます(^^;))

 80歳になっても、10人に1人は歯が26本あるのですね・・・50年後に見習いたいです。
 過信や油断もせず、磨きすぎにもならないよう、ケアに対する意欲を持続させて、健康な歯を保っていきたいです。
 参考になるデータの紹介、ありがとうございます。
 (これからもちらちら見に行く気がします(^^))

ちなみに以前の他の方の相談で、MIペーストに関して「つけたまま寝る」という表現があったのですが、MIペーストの説明書通りうがいによる洗い流しを行わなくてもよいのでしょうか?

本来の質問とずれたものでしたら答えられなくともよいですが、教えていただけると幸いです。



>佐藤先生

厳しいながらも優しいお言葉、ありがとうございます。実際、親をかなり不安にさせてしまいました。
両親はともに、前歯フルクラウンになっていますが、そこから40年近く経過してるのに問題がないそうで、「だからあんたも大丈夫よ!」と励まされました。

先生らとの信頼は、本当に重要だと改めて思います。
これからもアンテナをはりめぐらせ、先生とのコニュニケーションを行っていきたいです。
(県内とはいえ仕事上移動が多いので、引っ越すたびに各地域に信頼できる先生をチェックしておかなければと思います。)

「恐れるに足らず」そう言えるように頑張ります。
喝をいれるお言葉、ありがとうございます。



>吉岡先生

歯の生涯図、前回のデータの紹介ありがとうございます。
やはり年々虫歯は少なくなっているのだなと感じました。自分がその流れに取り残されてるのではないか、とやはりびくびくしてしまいますね。(^^;)

先生のおっしゃるように、どんなケアも持続しないと意味はないです。

以前の治療後にその「持続」をさせなかったのが、自分が今年二次カリエスを大量発生させた原因だと思っています。
(今も数か所を「詰め替え時」を特に注視しながら見ている状態です。)

そのため今回の治療後、非常に過敏になってしまいました。
しかし自分でも、「鬱になるほどの予防」になるのは怖いです。

なので力を抜くことも自分に言い聞かせながら、少しずつ自分の不安を減らして自信に変えていきたいです。
とりあえずは次回のPMTC、前回よりよい結果が出ることを「楽しみ」に頑張ります!

歯周病も自分に遠い出来事でないことは、以前軽度のそれと診断されて歯磨き指導を受けたので、なんとなくですがわかります。

(ちなみにそちらは2〜3ヶ月で先生に「よくなった」と判断されました。)

そしてそれが「なんとなく」のままで済まされるように、歯科衛生士さんの指導のもと、ケアを頑張っていきたいです。
「持続」と「楽しく」という言葉、ありがとうございます。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 郷音さん
返信日時:2009-08-16 23:57:18
>小牧先生

虫歯歯周病も一生のケアが大事というお言葉、ありがとうございます。
虫歯リスク・・・やはり自分は高いのだろうな、と思います。
いわばが継ぎ接ぎだらけなわけなので。
「一割のハイリスクグループ」という言葉、怖くなってきますね(T-T)

際限なく沸き起こる不安を「今はインプラントもある」、という言葉で宥めて、可能な限り今からでも自分の歯を生かしていきたいです。

リスク評価に関してはまだ不勉強なので、勉強して、それを行っている歯医者があれば、機会を見て一度受けてみたいです。
虫歯予防油断への注意、ありがとうございます。



>野田先生
 
唾液検査の紹介、ありがとうございます。
一度機会があれば受けて見たいです。
(田舎なので、実行しているところは少ない予感がしますが・・・)

素朴な疑問なのは、唾液も成長・加齢に従い成分変化が見られると思うのですが、そう考えると5〜10年ごとでの検査が、一生のケアにはやはり必要となってくるのでしょうか?
 

口の中の一生続く春秋戦国時代、兵の損失を最小に留めることを心し、数十年後に誇れるよう頑張ります。



改めて先生方に、返信が遅れたことをお詫び申し上げます。
たくさんの盂蘭盆会の間の回答、ありがとうございました。
回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2009-08-17 00:10:58
>リスク評価に関してはまだ不勉強なので、勉強して、それを行っている歯医者があれば、機会を見て一度受けてみたいです。


リスク評価をするPC用の簡単なソフトがあります。
もちろん、私たち歯科医師が使うものですが。
歯科医でなくても、チョット勉強すればつかって参考にできると思います。
素人での診断は危険ですので、あくまでも参考程度に。

スウェーデンで開発され、臨床研究でもその評価能力は裏付けられています。

日本語版もあってインターネットで誰でもダウンロードできたのですが、今HPを検索してみましたがヒットしませんでした。

また探して、もし分かればお知らせします。
大野先生ならご存知かもしれません。

回答 回答11
  • 回答者
回答日時:2009-08-17 00:24:57
>小牧先生

カリオグラムですよね?
探してみましたが、現在はダウンロードできないみたいですよ。

日本人の、とある、好きな先生のサイトにURLが残されてましたが、ダメでした。


http://www.h7.dion.ne.jp/~yuasa/shika/sika2.pdf#search='cariogram'

回答 回答12
  • 回答者
回答日時:2009-08-17 00:41:28
解説は

http://www.dent.niigata-u.ac.jp/prevent/jariskprincip.html

で、見られますが。
しかも日本語で。

世界に広めて、虫歯を減らそうという、高尚な思想の元に作られたフリーソフトだったと思うんですけど。

回答 回答13
  • 回答者
回答日時:2009-08-17 09:13:48
>以前の他の方の相談で、MIペーストに関して「つけたまま寝る」という表現があったのですが、MIペーストの説明書通りうがいによる洗い流しを行わなくてもよいのでしょうか?

んん〜。
どこから引用されましたか?

通常はうがいしますよ。
だって、ヌルヌルベタベタしてたら嫌でしょ?
(嗜好の問題ですが‥)

「まだうがいができない乳幼児に使用して、そのまま眠ってしまっても(フッ素と痰チて)害はありませんよ」

と書いて無かったですかね?
ま、フッ素もそんなに神経質になるほどの害はないと思いますけど、ここの相談者さんは神経質な方が多いので「心配ならMIペーストの方が安全」と言う意味で書かせていただきました。


また、ホワイトニングの後でMIペーストを使い、テレビを見ながらそのまま寝ちゃっても大丈夫ですし、ある程度MIペーストが口腔内に滞在している時間が長ければそれなりに効果もありますよ‥と言うくらいでしょうか。


僕が使うとすれば、うがいしますね。
(基本的に自分では使わないので)

回答 回答14
  • 回答者
回答日時:2009-08-17 10:16:55
返信1の、

の洗浄後はフッ素ハイドロキシアパタイト処理を行ってもらっています。』

ですが、ハイドロオキシアパタイト処理ってなんでしょうか?
歯にアパタイトを直接に塗っても、意味無いです。


『こちらでは先生自身がレジン充填を行ってくれます。』

これは当たり前です。
歯科医師以外がやっていいことじゃありません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 郷音さん
返信日時:2009-08-17 22:14:34
>小牧先生・渡辺先生
カリオグラフの解説ページ、読ませていただきました。
実際にダウンロードできないのが残念ですが(^^;)

唾液検査はざっとネットで見たところ、自分の現在住所や実家付近では、HPで唾液検査を行っていると表示している歯科は無かったです。
ですがの衛生週間では、市の無料検診で唾液検査も行っているそうなので、付近の歯科で検査を受ける機会がなければ、一年近く先になりますが、これに行ってみようかと思います。



>タイヨウ先生
MIペーストに関するお答え、ありがとうございます。
タイヨウ先生ならではのMIペースト裏ワザが?!とか思ったので、聞いてしまいました(^^;)
これまで通り、寝る前に使用していこうと思います。



>佐藤先生
そうなのですか。<アパタイト
私が中途半端に衛生士さんの話を聞いて話している可能性が高いので、次回はしっかり教えてもらい、その内容をここで勉強して吟味していきたいと思います。

レジン充填の実行者についての問題は、この数か月ここで勉強することで初めて知りました。
知った時は、

「自分の歯は全て先生以外の処置だが、大丈夫なのだろうか。」

と悩んでしまいました。  
しかし、だからといって無理に充填のし直しするのも問題だと思うので、これは次回からの改善点とするしかないと判断し、前回のような返信をさせていただきました。

このような、ここで回答を行ってくださる先生にとっての「当たり前」が当たり前ではない治療を受けた、私のような患者さんは、とても多いと思います。

治療台の上に置かれる物品は全て歯医者だけが用いるものであり、歯科医の法律を熟読してから歯の治療に向かうことも無いのですから。
患者としては、自主的に学ぶことの重要性はわかりつつも、悲しくなってしまいますね。

無知を指摘する言葉、ありがとうございます。
また勉強しようと思います。
回答 回答15
  • 回答者
回答日時:2009-08-17 22:21:11
唾液検査はざっとネットで見たところ、自分の現在住所や実家付近では、HPで唾液検査を行っていると表示している歯科は無かったです。
>ですがの衛生週間では、市の無料検診で唾液検査も行っているそうなので、付近の歯科で検査を受ける機会がなければ、一年近く先になりますが、これに行ってみようかと思います。


日本では、カリエスリスク評価=唾液検査となったいますが、これは必ずしも一致しません。

カリエスリスク評価の中に、唾液検査を行うこともありますが、唾液検査が無ければリスク評価ができないわけではありません。

唾液検査なしで、リスク評価を行って、問題が大きくさらに詳しく調べたいときに唾液検査をするといいと思います。

唾液検査だけしても、それ以外の評価がちゃんとできて、さらにそれを元に指導ができないと意味が無いです。

回答 回答16
  • 回答者
回答日時:2009-08-17 22:51:53
本来は患者さんがそこまで勉強する必要などないのです。
歯科医師がキチンと説明すればいいのです。

しかし、現在のシステムでは、説明に時間をとれば歯科医院は倒産してしまうシステムです。

ぜひ来るべき総選挙では、そういった矛盾を解決する政策をもち、実行する能力のある候補者に投票し、周囲にもそういった人に投票するように呼びかけて下さい。

そういったシステムにしているのは、主権者であるわれわれ自身の怠慢の結果です。

回答 回答17
  • 回答者
回答日時:2009-08-18 09:17:49
>ハイドロオキシアパタイト処理ってなんでしょうか?

アパガードを塗る?


ウチのPMTCで「アパガードリナメル」を最終研磨として使うようになったのですが「の表面がフワッとした感じ」になるようです。
これは体験しないと解らない感じなので、言葉で表現するのは難しいです‥(表現力が乏しいからか?)。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 郷音さん
返信日時:2009-08-23 21:15:26
返事が遅れて申し訳ありません。

>小牧先生
了解しました。
細かいところまでの説明、本当にありがとうございます。機会を見て、評価してもらってみようと思います。


>佐藤先生
私もこちらに通ってから、少しずつですが、このような歯科医の方々を巡る状況を色々と学ばせていただいています。
自分が医療というものを考えるよい機会となったと思います。
政治にもこのような視点から、目を向けられるよう頑張ります。


>タイヨウ先生
っ・・・それのような気がします。
 まだ体験数が少ないので感想は上手くいえないですが、衛生士さんには「元からピカピカしてたのが、更にピカピカになりましたよ〜」と言ってもらえました。
私のうろおぼえな情報からの推理、ありがとうございます。
次回確認してきますね!



たくさんの勇気の持てる言葉や、詳しい説明など、本当にありがとうございました。
少しずつでも、元気に、前向きに、楽しく、自分のを自慢できるくらいに自分の歯を大事にしていこうと思います。


本当に、ありがとうございました。
回答 回答18
  • 回答者
回答日時:2009-08-24 09:33:38
御丁寧にありがとうございます。
無事治療終了致しますよう、ご祈念申し上げます。




タイトル 虫歯を大量発生させてしまい、鬱状態になったりと不安がやみません
質問者 郷音さん
地域 非公開
年齢 28歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯予防
虫歯その他
歯磨き(プラークコントロール) その他
鬱病(うつ病)、精神不安定
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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