9歳、エナメル上皮腫と診断。今後に気をつけることと再発について
相談者:
ラッキー犬さん (37歳:女性)
投稿日時:2009-08-24 22:35:05
こんばんは。
初めて相談します、宜しくお願い致します。
9歳になりたての息子が、かかりつけの歯科で、6歳臼歯が1本生えていないと指摘を受け、レントゲン撮影し、影が見えると指摘され、近くの口腔外科を紹介され、受診したところ、歯原性嚢胞の疑いありと診断され摘出手術を受けました。
手術は6歳臼歯手前の乳歯の根が半分吸収されていたので、乳歯であることもあり抜歯、奥の6歳臼歯側を切開して嚢胞を切除、6歳臼歯の道を付けるということで今ガーゼがつめてあり、交換に通っています。
ところが組織の病理解剖の結果、摘出した2センチほどのものがエナメル上皮腫と判定されました。
そこで質問ですが、歯原性嚢胞と違い、再発率が30%と言われたのですが、今後どのようなことに気をつけたらよいのでしょうか?
口腔外科の先生からは、しばらくガーゼ交換に週一で通い、6歳臼歯が生えてからも再発しないか3年は経過をみる必要があると言われましたが、3年以降の再発はないのでしょうか?
突然小さな子供に降ってわいた聞きなれない病気に動揺する母です。
どうぞ宜しくお願いします。
初めて相談します、宜しくお願い致します。
9歳になりたての息子が、かかりつけの歯科で、6歳臼歯が1本生えていないと指摘を受け、レントゲン撮影し、影が見えると指摘され、近くの口腔外科を紹介され、受診したところ、歯原性嚢胞の疑いありと診断され摘出手術を受けました。
手術は6歳臼歯手前の乳歯の根が半分吸収されていたので、乳歯であることもあり抜歯、奥の6歳臼歯側を切開して嚢胞を切除、6歳臼歯の道を付けるということで今ガーゼがつめてあり、交換に通っています。
ところが組織の病理解剖の結果、摘出した2センチほどのものがエナメル上皮腫と判定されました。
そこで質問ですが、歯原性嚢胞と違い、再発率が30%と言われたのですが、今後どのようなことに気をつけたらよいのでしょうか?
口腔外科の先生からは、しばらくガーゼ交換に週一で通い、6歳臼歯が生えてからも再発しないか3年は経過をみる必要があると言われましたが、3年以降の再発はないのでしょうか?
突然小さな子供に降ってわいた聞きなれない病気に動揺する母です。
どうぞ宜しくお願いします。
回答1
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2009-08-24 22:57:38
ラッキー犬さん、こんにちは。
お子様の症状、本当にびっくりされ、ご心配なことと思います。
>歯原性嚢胞と違い、再発率が30%と言われたのですが、今後どのようなことに気をつけたらよいのでしょうか?
>3年以降の再発はないのでしょうか?
担当の先生からもご説明があったと思いますが、エナメル上皮腫は確かに再発率の高い良性腫瘍です。
今後の注意点としては、特殊なことではなく、定期検査を確実に受けることだと思います。
また、3年を過ぎると絶対に再発はない、と断定はできないと思います。
定期検査のスパン・回数は、年数が経つごとに間隔が空き回数も少なくなると思いますが、お子様の9歳というご年齢から考えて、長期にわたって定期検査は受けられた方が良いと思います。
もっとも、この辺りのことは、担当の先生からもご指示があると思いますので、しっかりと確認されてください。
>突然小さな子供に降ってわいた聞きなれない病気に動揺する母です。
>どうぞ宜しくお願いします。
お気持ちはごもっとだと思います。
ですが、エナメル上皮腫は、適切な治療、適切なフォローにより、充分克服できる病です。
担当の先生ともしっかりご相談されて、今後の方針をお決めになられてください。
お大事になされてくださいね。
お子様の症状、本当にびっくりされ、ご心配なことと思います。
>歯原性嚢胞と違い、再発率が30%と言われたのですが、今後どのようなことに気をつけたらよいのでしょうか?
>3年以降の再発はないのでしょうか?
担当の先生からもご説明があったと思いますが、エナメル上皮腫は確かに再発率の高い良性腫瘍です。
今後の注意点としては、特殊なことではなく、定期検査を確実に受けることだと思います。
また、3年を過ぎると絶対に再発はない、と断定はできないと思います。
定期検査のスパン・回数は、年数が経つごとに間隔が空き回数も少なくなると思いますが、お子様の9歳というご年齢から考えて、長期にわたって定期検査は受けられた方が良いと思います。
もっとも、この辺りのことは、担当の先生からもご指示があると思いますので、しっかりと確認されてください。
>突然小さな子供に降ってわいた聞きなれない病気に動揺する母です。
>どうぞ宜しくお願いします。
お気持ちはごもっとだと思います。
ですが、エナメル上皮腫は、適切な治療、適切なフォローにより、充分克服できる病です。
担当の先生ともしっかりご相談されて、今後の方針をお決めになられてください。
お大事になされてくださいね。
相談者からの返信
相談者:
ラッキー犬さん
返信日時:2009-08-27 09:31:54
中本先生有難うございました。
>エナメル上皮腫は、適切な治療、適切なフォローにより、充分克服できる病です。
腫瘍=ガン! のイメージがあり、落ち込んでいましたが、口腔外科の先生、かかりつけの先生と長く連携をとって、この病気とうまくつき合っていこうと思います。
お忙しい中、温かいお言葉、ありがとうございました。
>エナメル上皮腫は、適切な治療、適切なフォローにより、充分克服できる病です。
腫瘍=ガン! のイメージがあり、落ち込んでいましたが、口腔外科の先生、かかりつけの先生と長く連携をとって、この病気とうまくつき合っていこうと思います。
お忙しい中、温かいお言葉、ありがとうございました。
タイトル | 9歳、エナメル上皮腫と診断。今後に気をつけることと再発について |
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質問者 | ラッキー犬さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 37歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
小児歯科治療 小児歯科その他 口腔外科関連 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。