ラバーダムを使用しても指の使い分けや滅菌がなければ無意味では?

相談者: マクラーレンさん (27歳:女性)
投稿日時:2009-08-28 06:49:41
ある歯科医のブログに、とても簡潔明瞭で分かりやすい治療の事が書いてありました。

ラバーダムマイクロスコープについて、仕切りに「重要」と書かれている医師が多いですが、それらの道具を揃えても、一度でも口腔内に触れた指(ゴム手袋)で、歯質・綿・器具に触れてはラバーダムを使う事だけでは無意味であり、【指の使い分け】が重要である事。

また根管入り口やのヘリに、一度でも触れた綿や薬剤をそのまま詰めても無意味と記載がある。

仮り蓋と歯質の隙間から侵入した唾液によって、中の薬剤や綿が感染しても無意味であると記載がある。

マイクロスコープ&ラバーダムを使用しても、一瞬でも歯のヘリに触れた綿をそのまま詰めてしまったら、それで無意味・・・って事ですね。

(歯質はラバーダムからむき出しになっているので、ヘリや表面も殺菌しないと穴の中とラバーダムだけ仕切りに気にしても、雑菌の混入はありえますよね。
当然、充填材を上から垂直に押し込む際の指が、一度でも口腔内や皮膚に触れた指では無意味ですし)

私の根管に充填材を、医師が親指で上から垂直にグイグイと押し込んで根尖まで詰めていました。

その指(医療用ゴム手袋)はあちこちの口腔内を触れて唾液が付着してるはずですし、カルテを書いたり、戸棚を開けたり、色んなものに触れた手袋だったので、そのような雑菌が充填材そのものに”練りこまれて”る気がしました。

せめて押し込む指先だけでも充填前に殺菌しなければ、「完璧」ではないですね。
ラバーダムだけに拘って、そういう事忘れたら無意味ですね。

逆にラバーダムを使わなくても、根管に唾液が入らないように十分に留意し、押し込む指先も完全殺菌して口腔内に触れずに充填する方が結果的に良いと思いました。
ラバーダム過信すると、そういった事も忘れちゃうのかな。

後の祭り・・・ですが。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-08-28 07:41:38
マクラーレン、おはようございます。

ラバーダムのお話ですが、仰るように滅菌について追求し始めると際限も無くあちらこちらに問題が山積みです。

おそらく最終的には不可能ではないでしょうか、しかし現実はきっちりした治療がなされていれば、抜髄根管充填についても問題は起こりません。

再根管治療についても然りです。

決してラバーダムやマイクロスコープが治療をするわけではありません、その辺りの誤解はなさらない方がいいように思います。

問題はきっちりした治療の基準がまちまちで、はっきりしていないことだと考えています。

このばらつきの大きさが、治療結果に反映しているように思っています。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-08-28 08:08:30
おはようございます。

ラバーダムだけに拘って、そういう事忘れたら無意味ですね。

おしゃるように汚染させる場面は沢山ありますから、全体的に考え、限りなく無菌状態に近くする努力をしなければならないと思います。


>逆にラバーダムを使わなくても、根管に唾液が入らないように十分に留意し、押し込む指先も完全殺菌して口腔内に触れずに充填する方が結果的に良いと思いました。

個人的にはラバーダムをしない先生が、それ以上の細かい事まで配慮する事はないように思います。

細かいことを気にするのであれば、まずはラバーダムをすると思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-08-28 08:12:25
読ませて頂きましたが、どこで線を引くかだけの問題だと思います。

>それらの道具を揃えても、一度でも口腔内に触れた指(ゴム手袋)で、歯質・綿・器具に触れてはラバーダムを使う事だけでは無意味であり、【指の使い分け】が重要である事。

おっしゃる通りかと思います。
より無菌操作をしたければ、こう言った事まで気を使う必要があるでしょうね。

ラバーをする前に、もし手袋が唾液に触れてしまったら交換してやる必要はあるでしょう。

この手袋も、できれば手術用の滅菌手袋がいいでしょう。

ここまでしても空中に漂っている細菌はどうすることも出来ませんから、無菌室で空調システムを完備し、一人の診療が終わったら徹底的に空気まで気を使い綺麗にする必要があるでしょうね。
午前1人、午後1人の治療になるのではないでしょうか。

因みにここまでするのは無理です。

また難治性の病変から検出される菌は口の中におらず、体の外にいる細菌です。
ここまで今の科学では分かっていますが、どうして体の外の細菌がの中に入ってきているか分かっていません。



>仮り蓋と歯質の隙間から侵入した唾液によって、中の薬剤や綿が感染しても無意味であると記載がある。

隙間からの細菌の侵入は、問題ないようにするようにすることはできますよ。
ただし100%安全と言う方法はありません。



>歯質はラバーダムからむき出しになっているので、ヘリや表面も殺菌しないと穴の中とラバーダムだけ仕切りに気にしても、雑菌の混入はありえますよね。
>当然、充填材を上から垂直に押し込む際の指が、一度でも口腔内や皮膚に触れた指では無意味ですし

はっきり言って屁理屈を言っているようにしか感じられません。



>私の根管に充填材を、医師が親指で上から垂直にグイグイと押し込んで根尖まで詰めていました。
>その指(医療用ゴム手袋)はあちこちの口腔内を触れて唾液が付着してるはずですし、カルテを書いたり、戸棚を開けたり、色んなものに触れた手袋だった

これはちょっとね^^;



>逆にラバーダムを使わなくても、根管に唾液が入らないように十分に留意し、押し込む指先も完全殺菌して口腔内に触れずに充填する方が結果的に良いと思いました。

最終的に入れるガッタパチャーは滅菌することが出来ませんから、次亜塩素酸ナトリウムに数分浸けるなどの配慮は必要ですね。
(かなり理想的なこと書いています^^;)



宇藤先生の

>個人的にはラバーダムをしない先生が、それ以上の細かい事まで配慮する事はないように思います。

同意です。



感想としては、病変を作る原因は細菌と分かっているのですから、その細菌が出来るだけ中に入らない努力をしているか?と言う問題であり、全く無菌治療ができないのだからラバーはしなくて良いという問題ではないと思います。

変な例えですが、

「綺麗な水も探さず、泥水飲んでも死なないから」

と言うものに感じます。
 


では渡辺会長の意見をお待ち下さい^^ 

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2009-08-28 08:26:51
宇藤先生の

「個人的にはラバーダムをしない先生が、それ以上の細かい事まで配慮する事はないように思います。
細かいことを気にするのであれば、まずはラバーダムをすると思います。」

これにつきると思います。

根管治療が必要になる程、虫歯が進行してしまった原因があるのであれば、その対策を取る必要性があると思います。

外傷等で根管治療が必要になったのであれば、可能な限りベターな治療を受けられた後に経過観察が必要だと思います。

ベターな治療法については、井野先生のご回答を参考にされてください。
私にはそこまで出来ませんが・・・。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2009-08-28 08:43:00
他の先生もご指摘されているように、根本的なことを勘違いされているようですね。

どのような手術でも細菌を0にすることは不可能です。
滅菌した器具を使用しても、メッキンバックを開封した瞬間に(空気中に存在する)細菌が付着します。

ましてや口腔内のように兆の単位の細菌が存在する部位で、滅菌された環境を維持しようなどと考えること自体がナンセンスです。

根管治療で、進入する細菌を0にするとか、歯髄組織を完全に取り除くとかいったことは不可能です。(いつもの”思います”ではなくて”不可能です”)

実際にやっていることは、細菌数を減らす努力です。

唾液の進入を防ぐ(=大量の細菌の進入を防ぐ)という意味で、ラバーダムはある程度有効であると考えられます。

人間、何百年も生きれるわけではなく、細菌もある程度以上増殖しないと病原性は発現してきませんので、細菌数を少なくし、細菌の栄養源となる壊死組織を減らすだけでも十分に目的は達成できます。


あと、

>カルテを書いたり、戸棚を開けたり、色んなものに触れた手袋だったので、・・・

これ、根管治療の成績とはまったく違う意味でよろしくないです。
わかりますかね?

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2009-08-28 11:28:45
ラバーダムの有益性云々の前に、

『私の根管に充填材を、医師が親指で上から垂直にグイグイと押し込んで根尖まで詰めていました。

その指(医療用ゴム手袋)は、あちこちの口腔内を触れて唾液が付着してるはずですし、カルテを書いたり、戸棚を開けたり、色んなものに触れた手袋だったので、そのような雑菌が充填材そのものに”練りこまれて”る気がしました。せめて押し込む指先だけでも充填前に殺菌しなければ「完璧」ではないですね。

ラバーダムだけに拘って、そういう事忘れたら無意味ですね。』

それ以前というのか、なんというのか、、、
指で根管充填なんてできるのか??
非常に興味があります。

また殺菌と滅菌は違いますので、お気を付け下さいね?
滅菌じゃないと意味ない場合も多いですので。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: マクラーレンさん
返信日時:2009-08-28 11:44:12
に限らず、細菌をゼロにする事は不可能な事は分かりますし、あくまで「少しでも減らす努力」に尽きるという事も分かります。

だからその【努力の姿勢】が感じられない行為(手袋や指の使い分けの件や、歯の淵やヘリに触れた綿を詰めるとか)があれば、ラバーダム使用という努力も水の泡ですよね、という意味です。(ラバーダムだけを滅菌するのではなく、当然歯のヘリや淵も消毒できるならばした方が良いに決まってる)

もちろんそれら全てを完全に実行しても、菌がゼロになるとは思っていません。
だからといって滅菌率0%に出来ないなら、口腔に触れた手袋でガッタパーチャー押し込んでも良いとは思わない、と言ったんですが。

井野先生が上記でおっしゃる「綺麗な水も探さず、泥水飲んでも死なないから」というのが、まさに言い得て妙です。

体内に存在しない菌が発見される理由ですが、食べ物に付着して口腔内に侵入してきた菌ではないでしょうか。
今は色んな輸入食材などありますからね・・・。

先生方がおっしゃるように、ラバーダムを使用している=滅菌意識が高い、とは思いますが、山田先生のおっしゃるように「実際は道具が施術するわけでは無いから」という観点が一番大切だと思いました。
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2009-08-28 11:57:32
マクラーレンさんの仰るとおりで、ラバーを使ったからといって無菌操作ができるわけではありません。
無菌操作をするなら、医院設計から見直す必要性があります。

私の場合、ラバーダムは無菌操作を目的として使っていません。

根管治療においては様々な薬品を使います。
場合によっては軟組織に触れない方が良いものもあります。

そこで、ラバーを用いることで薬品が軟組織に触れないようにすることが可能になります。

また、小さな器具を口腔内に落下させるような事故を起こさないためにも有効です。

あとは。。。。

唾液の多い人なんかは、治療中に手袋が唾液でベットベトになって器具操作が難しくなりますので、ラバーを用いて手袋が常に乾燥状態で用いることができるのは楽ですね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: マクラーレンさん
返信日時:2009-08-28 12:14:12
なるほど!

そういった目的もあるのですね!

薬品や、事故防止も兼ねて。
器具が滑っては危ないですものね。
そういう風に説明して下さると理解しやすいです。

参考になります。

ありがとうございます。
回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2009-08-28 12:14:51
はい、一件落着!

回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2009-08-28 12:19:48
治療して貰った先生に、以上の内容をお話される事が出来るなら、お聞きに成られる事をお勧めします。

担当医の治療行為とかが気に入らないと感じたら、是非その先生に発言して是正をお願いしていただく事を、患者さん自身が発信するべきと私は感じます。

ここで愚痴を零していても結果は変わりません。

乾燥、事故予防でラバーにはかなりの意味があると思います。

感染予防は、完全にやり切るのは口腔内での治療行為ではかなり難しいでしょう。

その前に、お口の為にはプラークを毎食後完全に取り切る事の方が大切なのでは・・・かなり難しいでしょうが。

失礼ながら件のブログを書かれている先生が、やや違う気がします。

回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2009-08-28 14:25:44
すみません、読み返したのですが、相談者さんは同業者さんではないですか!?
同業者の方も多く読まれていると思いますので^^;

ラバーをすれば良い治療になる訳ではないことが言いたいのは分かりますし、私の周りの先生からも、

「ラバーすれば根管治療が成功する訳ではないだろ」

とよく言われます。

その通りだと思います。

しかし、現状患者さんは良い医療を受けるためには何を基準としたらいいのでしょうか!?
困った患者さんは藁をも掴む思いです、その患者さんは何を指標に歯科医院を探したらよいのでしょうか!?

歯内療法で言えば、「ラバーダム」や「マイクロ」などが良い『指標』だと私は思います。
歯科医院を訪れる前にその他の指標が思い浮かびません。
患者さんは技術の上手い下手など分かりません。

ですが、

「ラバー1枚使用する」

これだけで、困られている患者さんは歯科医院を見つける良い手がかりになっていると思います。

また、ラバー、マイクロがあれば必ずしも良い治療が受けられる訳ではないことは、過去このサイトでも書いています。



>逆にラバーダムを使わなくても、根管に唾液が入らないように十分に留意し、押し込む指先も完全殺菌して口腔内に触れずに充填する方が結果的に良いと思いました。
>ラバーダム過信すると、そういった事も忘れちゃうのかな。

ここなのですが、

「根管に唾液が入らないように十分に留意し、押し込む指先も完全殺菌して、口腔内に触れずに充填する方が結果的に良いと思いました。」

同業者の方であれば、どれだけ難しいかお分かりになりますよね。

であればCiメディカルの激安ラバーダムをしてください。

52枚で980円です。
1枚18.8円です。

「根管に唾液が入らないように十分に留意し、押し込む指先も完全殺菌して口腔内に触れずに充填する」

全員の患者さんに、こんな高度な技術を18.8円で提供は出来ませんよね。

私が思うに治療のスタートから根充、コアSetまでこの技術で行ってもらったら数万の価値があると思います^^;
(と言うか口腔内に一度も触れずは無理だと思います)

逆を言えば僅か数十円でこの技術が買える訳です。



保険でラバーダムの点数が無くなってしまったのは痛すぎですが・・・
患者さんにアピールするには良い道具だと私は思います。

HPでラバーしますと書いていて、ラバーしてくれなかったと言う相談も過去何回かありましたので^^;
読んでいる方は注意してくださいね。

同業者さんでなければ流して読んでくださいm(_ _)m

 

回答 回答11
  • 回答者
回答日時:2009-08-28 17:03:02
いやいや‥井野先生。
さすがに同業者では無いでしょ(笑)。

もし、同業者だとしたら

根管治療時のラバーダムは無意味

>なるほど!
>そういった目的もあるのですね!
>薬品や、事故防止も兼ねて。
>器具が滑っては危ないですものね。

とか言ってたら、国家試験どころか4年生の進級試験にすら落ちてますよ。


もしかして、一般の方ってラバーダム防湿を「最新の技術」とか「特殊技術」とかって勘違いしてませんかね?

実際、患者さんから言われた事ありますよ

「こんな治療法初めてです!最新技術なんですね!!」

って(笑)。



少なくとも僕と同世代以降の歯科医師は、大学の授業で習います。
それも「やらなければいけない」と言うより「やることが前提」として。
教科書のどこにも「ラバーダムはしなくてもよい」と書かれていないと思います。

デメリットとして

「患者さんによっては息苦しく感じる事がる」

とか教わったような‥(さすがに10年以上前の記憶‥)。


ではなぜ、ラバーダムをしない歯科医師が多いのか?

 「面倒くさい事」
 「診療報酬として正当な評価をされていない事」

だけじゃないんですかね?

僕自身、保険診療をしていた頃はそう思ってましたよ。
(違うご意見があればお知らせください)

今はほとんどの患者さんにラバーダムをしていますし、自分で勝手に正当な評価(?)もしちゃってますけどね‥。


例えはちょっと違いますが、これって教習所の「運行前点検」みたいなもんだと思いますよ。
皆さんしてます?

面倒くさいでしょ。
でも、教本のどこにも「運行前点検をしなくてもよい」なんて書いていない。

でもね。
モータースポーツの世界ではするのが当たり前なんですよ。
タイヤのチェック、ブレーキのチェック‥。
それも意識が高ければ高いほど、入念に。
(本当のプロは専属のメカニックがしてくれますけど)

僕も買い物に行く時はしませんけど、レースで「ここ一発タイムを出してやるぞ!」って時は毎回必ずします。


ま、カーキチの変な例えだと読み流してもらっても良いのですが、そう言う事じゃないですかね。

プロとして、
ここが勝負どころ!

と思うなら「するべき事はする」でしょ。

レーサーじゃなくても、同じ交通のプロとして考えれば警察やタクシードラーバーの方々もされているんじゃないでしょうか。


宇藤先生の書かれた

「ラバーダムをしない先生が、それ以上の細かい事まで配慮する事はないように思います。」

に通じるものがあると思いますけどね‥。


ま、物理的に無理な場合もありますけど、それが「ラバーダムは無意味」だとか「しなくてもよい」と言う事にはならないと思いますよ。

回答 回答12
  • 回答者
回答日時:2009-08-28 20:04:32
「会長」と呼ばれていたので一応出てきましたが・・^^;

もう書くことないですね。



でも、ですね、ラバーダムが代名詞の様に言われるこのサイトの先生方の方が実は少数派で、(日本の)大勢としては、本職でさえもマクラーレンさんの感覚に近いと思いますよ。

もしくはタイヨウ先生説もありえるかも??



あくまで当サイトは専門知識のない方向けですから、



井野先生の

>「ラバー1枚使用する」
>これだけで困られている患者さんは歯科医院を見つける良い手がかりになっていると思います。

しかり、

宇藤先生の

>「ラバーダムをしない先生がそれ以上の細かい事まで配慮する事はないように思います。」

もしかりかと。



私が当初、サイトのアクセス数も回答ドクター数も今よりずっと少ないころにラバーダムのネタを出した時には、いつか必ずクレームが来るだろうと覚悟したものでしたが・・^^;

会長はもう引退して、普通の歯医者になろうと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: マクラーレンさん
返信日時:2009-08-29 03:45:15
井野先生、私は同業者?(歯科医?)ではありませんよ。

また「ラバーダムを使っても無意味」とは一言も書いておらず、ラバーダムだけに拘っても使う施術者の認識ややり方によって結果がマチマチになるので宝の持ち腐れにもなる、という事を書いただけで、ラバーダムそのものが無意味とは言ってません。

正しい使い方で指の使い分けやその他滅菌に気を配れば、本来の目的どおり有用でしょう。

歯科医のブログに、そのような「指の使い分け」や口腔内に触れない処理の大切が書いており、共感した部分を記載しました。

私は道具に一点過信するのは良くない、と言いたかっただけです。

「ラバーダム」と「マイクロ」の道具2点だけが必ずしも良い歯科医院の指標、とは思わない、術者の使い方によって異なる、と言う意味です。
(患者側が選ぶ立場として)もちろんあらゆる最新鋭機器も無いよりあったに越した事はありません。


松元先生

はい、毎日のプラークコントロールを完全に行う事が最も大切ですね。

ありがとうございます。
回答 回答13
  • 回答者
回答日時:2009-08-29 03:54:17
>【努力の姿勢】が感じられない行為(手袋や指の使い分けの件や、の淵やヘリに触れた綿を詰めるとか)があれば、ラバーダム使用という努力も水の泡ですよね

というのが質問の骨子でしょうか?
だとすれば、その通りだと思います。


僕の意見はこちらに書いてあるとおりです。
参考⇒根管治療


----------抜粋----------

ラバーダムが全てではありません

※ラバーダムさえ使用すれば根管治療の成功率が高くなるというわけではなく、他にも消毒や仮蓋など、様々な要素が成功率には影響してきます。

ただ、丁寧に治療を行おうとする場合にはラバーダムが必要となるケースが多く、ラバーダムはその他の要素と比べて患者さん側から非常に分かりやすいため、当サイトでは特にラバーダムに焦点を当てて説明させて頂いております。

-------抜粋ここまで-------



「指の使い分け」や口腔内に触れない処理も確かに重要なのですが、患者さんには事前に判断する術がありません。

ですので、当サイトでは患者さんにでも判断しやすい「ラバーダム」や「マイクロスコープ」に特に焦点を当てて説明しています。

もちろん、"なんちゃってラバーダム"をやっている先生もいるとは思いますが、根管治療のプロ中のプロと呼ばれる人達のほとんどは、「ラバーダム」や「マイクロスコープ」を使用しているというのも事実です。




タイトル ラバーダムを使用しても指の使い分けや滅菌がなければ無意味では?
質問者 マクラーレンさん
地域 東京23区
年齢 27歳
性別 女性
職業 自営業・フリーランス
カテゴリ ラバーダム
歯医者への不信感
歯医者への不満・グチ
マイクロスコープ
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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