根管の過剰拡大と歯根膜炎。歯の寿命を長くする方法を教えてください
相談者:
firstintentionさん (29歳:女性)
投稿日時:2009-09-02 03:08:29
よろしくお願いします。
熱いものや冷たいものが突然しみだし、ある歯医者で、左下6番の神経を抜きました。
その後、約半月後にまた冷たいものと熱いものがしみるようになり、再治療になりました。
1度目の治療では、拡大は25番だったそうですが、最終的に60番に拡大したそうです。
拡大前、私の根は注射針も通らないような小さな穴もあったそうです。
湾曲した根もあった為、そこに神経の取り残しがあったのか、なかったのかは私にはわかりませんが、湾曲も真っ直ぐにしたようです。
その治療の間、ひどい激痛で常にうなっているような状態でした。
その様子に先生は信じられないという感じで、驚いていらっしゃいました。
その後の治療で、どうやら歯根膜に炎症があるから前回の治療が痛かったと言われました。
そのような様子に不安を感じ、歯医者を変える事にしました。
新しい歯医者でも、歯根膜に炎症があると診断されました。
噛み合わせがよくなく、無駄な力がかかっているとの事です。
それに、根を拡大しすぎているので、この歯の寿命は長くないとの事でした。
今とても不安です。
拡大しすぎた場合、私生活も含めて今後どのような事に気をつければ良いのでしょうか?
抜歯は避けたいです。
歯根膜の物を噛む時にあった痛みは、一週間で大分よくなっていますので(一週間前は噛むと激痛がしましたが、今は試しに噛んだところ白ご飯なら噛める位で、爪で軽く叩くと軽く痛みます)、このまま良くなるかなと思っています。
本当に、この歯の寿命は短いですか?
私は身長もかなり小柄なので、歯も小さいと思います。それで60番というのはやはりやりすぎでしょうか・・
なんとか長持ちさせたいのですが、良い治療法などありますでしょうか?
新しい先生には、今すぐ抜歯などは言われていません。
それから、クラウンはどのような物を選ぶと一番歯が長持ちするのでしょうか?
今は保険の金属を被せる予定です。
たくさん質問させて頂いてすみません。
よろしくお願いします。
熱いものや冷たいものが突然しみだし、ある歯医者で、左下6番の神経を抜きました。
その後、約半月後にまた冷たいものと熱いものがしみるようになり、再治療になりました。
1度目の治療では、拡大は25番だったそうですが、最終的に60番に拡大したそうです。
拡大前、私の根は注射針も通らないような小さな穴もあったそうです。
湾曲した根もあった為、そこに神経の取り残しがあったのか、なかったのかは私にはわかりませんが、湾曲も真っ直ぐにしたようです。
その治療の間、ひどい激痛で常にうなっているような状態でした。
その様子に先生は信じられないという感じで、驚いていらっしゃいました。
その後の治療で、どうやら歯根膜に炎症があるから前回の治療が痛かったと言われました。
そのような様子に不安を感じ、歯医者を変える事にしました。
新しい歯医者でも、歯根膜に炎症があると診断されました。
噛み合わせがよくなく、無駄な力がかかっているとの事です。
それに、根を拡大しすぎているので、この歯の寿命は長くないとの事でした。
今とても不安です。
拡大しすぎた場合、私生活も含めて今後どのような事に気をつければ良いのでしょうか?
抜歯は避けたいです。
歯根膜の物を噛む時にあった痛みは、一週間で大分よくなっていますので(一週間前は噛むと激痛がしましたが、今は試しに噛んだところ白ご飯なら噛める位で、爪で軽く叩くと軽く痛みます)、このまま良くなるかなと思っています。
本当に、この歯の寿命は短いですか?
私は身長もかなり小柄なので、歯も小さいと思います。それで60番というのはやはりやりすぎでしょうか・・
なんとか長持ちさせたいのですが、良い治療法などありますでしょうか?
新しい先生には、今すぐ抜歯などは言われていません。
それから、クラウンはどのような物を選ぶと一番歯が長持ちするのでしょうか?
今は保険の金属を被せる予定です。
たくさん質問させて頂いてすみません。
よろしくお願いします。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2009-09-02 04:18:51
firstintentionさまおはようございます。
抜髄して根管形成の際色々あって#60まで拡大したため歯の寿命が短いと云われ心配なさっているのですね。
個人的には通常の抜髄の際#60まで拡大することはありませんがそれで歯が弱くなって抜歯しなくてはならなくなるとはおもいません。
ただ一般的には無髄歯は長期的には歯根破折を起こすことがあります、それを防止するたにファイバーコアをスパーボンドで根管内に接着してコア用レジンで築造する方法が考えられています。
私はこの方法を取り入れてまだ日が浅いので予後については未確認ですがおそらく今までの手法より破折を防止できるのではないかと考えています。
>私は身長もかなり小柄なので、歯も小さいと思います。それで60番というのは
>やはりやりすぎでしょうか・・
色々意見は有るとは思いますがこのような症例を見ることはあります。
しかしそれで特別寿命が短くなったと思えることはありません。むしろ根管形成の質の方が大切だと思います。
クラウンについては素材としては白金加金なのですがそれより歯科医と技工士の腕の方が長持ちには重要な要素だと考えます。
もうひとつfirstintentionさまの自己管理即ちむし歯になるほどお菓子を食べ過ぎないことと歯をきれいに磨く技術の習得も重要だと考えます。
お大事になさいませ。
参考:
抜髄根管充填 http://www.yamadashika.jp/infection02.html
コア(支台築造) http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1300
むし歯の出来ない砂糖の量 http://www.yamadashika.jp/prevent05.html
毛先磨き http://www.yamadashika.jp/prevent08.html#kesaki
抜髄して根管形成の際色々あって#60まで拡大したため歯の寿命が短いと云われ心配なさっているのですね。
個人的には通常の抜髄の際#60まで拡大することはありませんがそれで歯が弱くなって抜歯しなくてはならなくなるとはおもいません。
ただ一般的には無髄歯は長期的には歯根破折を起こすことがあります、それを防止するたにファイバーコアをスパーボンドで根管内に接着してコア用レジンで築造する方法が考えられています。
私はこの方法を取り入れてまだ日が浅いので予後については未確認ですがおそらく今までの手法より破折を防止できるのではないかと考えています。
>私は身長もかなり小柄なので、歯も小さいと思います。それで60番というのは
>やはりやりすぎでしょうか・・
色々意見は有るとは思いますがこのような症例を見ることはあります。
しかしそれで特別寿命が短くなったと思えることはありません。むしろ根管形成の質の方が大切だと思います。
クラウンについては素材としては白金加金なのですがそれより歯科医と技工士の腕の方が長持ちには重要な要素だと考えます。
もうひとつfirstintentionさまの自己管理即ちむし歯になるほどお菓子を食べ過ぎないことと歯をきれいに磨く技術の習得も重要だと考えます。
お大事になさいませ。
参考:
抜髄根管充填 http://www.yamadashika.jp/infection02.html
コア(支台築造) http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1300
むし歯の出来ない砂糖の量 http://www.yamadashika.jp/prevent05.html
毛先磨き http://www.yamadashika.jp/prevent08.html#kesaki
回答2
宇藤歯科医院(町田市)の宇藤です。
回答日時:2009-09-02 06:55:12
おはようございます。
>本当に、この歯の寿命は短いですか?
>私は身長もかなり小柄なので、歯も小さいと思います。
>それで60番というのはやはりやりすぎでしょうか・・
>なんとか長持ちさせたいのですが、良い治療法などありますでしょうか?
再根管治療の場合どうしても本来の太さよりも、拡大が太くなりがちです。
そして確かに60番は太めだとは思いますが、今後適切な治療がなされればそれほど心配されなくて良いと思います。
>拡大しすぎた場合、私生活も含めて今後どのような事に気をつければ良いのでしょうか?
現在の担当の先生の指示をしっかり守ってください。
>クラウンはどのような物を選ぶと一番歯が長持ちするのでしょうか?
材料だけで言えば、個人的には高カラット金合金をお勧めします。
以上参考にしてください。
>本当に、この歯の寿命は短いですか?
>私は身長もかなり小柄なので、歯も小さいと思います。
>それで60番というのはやはりやりすぎでしょうか・・
>なんとか長持ちさせたいのですが、良い治療法などありますでしょうか?
再根管治療の場合どうしても本来の太さよりも、拡大が太くなりがちです。
そして確かに60番は太めだとは思いますが、今後適切な治療がなされればそれほど心配されなくて良いと思います。
>拡大しすぎた場合、私生活も含めて今後どのような事に気をつければ良いのでしょうか?
現在の担当の先生の指示をしっかり守ってください。
>クラウンはどのような物を選ぶと一番歯が長持ちするのでしょうか?
材料だけで言えば、個人的には高カラット金合金をお勧めします。
以上参考にしてください。
回答3
相談者からの返信
相談者:
firstintentionさん
返信日時:2009-09-04 22:46:28
山田先生、宇藤先生、松山先生、ご回答ありがとうございます。
「60番=長持ちしない」ではないと知り、少し安心しました。
今後は、今の先生の指示を守り、私生活でも硬過ぎるような物はこちらでは噛まないようにしたり、ケアを頑張ろうと思います。
お勧めのクラウンもしっかり勉強したいです。
先生方に相談ができ、心が軽くなりました。
ありがとうございました。
「60番=長持ちしない」ではないと知り、少し安心しました。
今後は、今の先生の指示を守り、私生活でも硬過ぎるような物はこちらでは噛まないようにしたり、ケアを頑張ろうと思います。
お勧めのクラウンもしっかり勉強したいです。
先生方に相談ができ、心が軽くなりました。
ありがとうございました。
タイトル | 根管の過剰拡大と歯根膜炎。歯の寿命を長くする方法を教えてください |
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質問者 | firstintentionさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 29歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療中の痛み 根管治療後の痛み 根管治療その他 噛み合わせ(咬合)その他 お勧めのクラウン(被せ物・差し歯) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。