インプラントが周囲炎等で将来ダメになる時とは?

相談者: とく42195さん (45歳:男性)
投稿日時:2009-09-04 15:21:57
1週間ぐらい前に右下6番を抜歯しました。

何度か治療済みので、二つに分割され、銀のクラウンで被せがされていました。


定期健診の際、歯科医院で、レントゲンをとったところ、(ひどい痛みはありませんでしたが)中で歯が割れており、

「はやく抜いたほうがよい」

ということで、抜歯に至りました。

神経はすでにない歯だということでした。
歯周病もその箇所は悪化しているということでした。
歯周ポケット6ミリ)



抜歯後の処置で、先生からブリッジの提示があったのですが、インプラントを知っていたので、それも選択肢に入れて現在検討中です。

インプラントのメリット、デメリットはこの掲示板や、書籍、他のHPで調べてある程度はわかりました。
ありがとうございます。

インプラントをした後、インプラント周囲炎にならないようにメンテナンスが非常に大事というのもわかりました。



そこで質問なのですが。
(前置きが長くなってすみません)

何年も何十年もインプラントがうまく機能した後、埋め込まれているチタンの棒が寿命や周囲炎などで、だめになる場合というのがイメージできません。


1、インプラント周囲炎にならなければ、人間が死ぬまでそのまま(埋まったまま)でいける、と考えてよろしいでしょうか?

上の歯の部分は、そこだけ取替えは可能なのでしょうか?



2、(仮に)インプラント周囲炎が原因(ひどく進んだ)の場合、

(1)結合がなくなり、除去手術をしなくても「ポロッ」と抜けてしまう。ものなのか、

(2)それとも、歯茎などが腫れ、痛みが生じ、結合した状態で、除去手術が必要となるのか。

先生から、一部でも結合した状態での除去手術は大変な手術になると聞きました。



仮に万が一インプラント周囲炎がひどく進んだ場合のことですが、
上記(1)(2)両方考えられるのか?
どちらの可能性が高いのか?


将来の可能性の質問ですが、ご回答いただければ幸甚です。


回答 回答1
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2009-09-04 16:01:52
>1、インプラント周囲炎にならなければ、

で良いと思います
上部の取り替えは可能です



>2、(仮に)インプラント周囲炎が

周囲炎が進んだ場合はぽろっと取れます


>2、(仮に)インプラント周囲炎が

円筒形(円錐形)に限って言えば、トレフィンバーと言う専用の除去用ドリルが有り術式は難しい事は有りますが、大変な手術というほどではないと思います。

骨折の手術でボルト除去の時にそう大騒ぎしないことに、留意してください。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-09-05 06:24:11
とく42195さまおはようございます。

抜歯した後ブリッジ補綴するかインプラントで治すか、考えていらっしゃるのですね。


>1、インプラント周囲炎にならなければ、人間が死ぬまでそのまま(埋まったまま)でいける、と考えてよろしいでしょうか?

個人的にはインプラントをはじめてまだ十年余りしか経っていないのでそのような経験はありませんが、インプラント周囲炎にならなければ問題はないと考えています。



>2、(仮に)インプラント周囲炎が原因(ひどく進んだ)の場合、(1)結合がなくなり、除去手術をしなくても「ポロッ」と抜けてしまう。ものなのか、

そのような経過をたどると思います、ただ連結して有る場合はしっかり結合している所があればそうはならないと思います。



>(2)それとも、歯茎などが腫れ、痛みが生じ、結合した状態で、除去手術が必要となるのか。

ストローマンインプラントには除去するためのキットが有るタイプもあります、一度だけ患者さんのリクエストで除去したことがありますが時間はかかりました。



>仮に万が一インプラント周囲炎がひどく進んだ場合のことですが、上記(1)(2)両方考えられるのか?どちらの可能性が高いのか?

どの時点でインプラント周囲炎が見つかったかによると思います、従ってどちらも可能性としてはありえると思います。


参考になさってください。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-09-05 10:25:33
駄目に成ったインプラントの撤去は、通説では難しいとされていますし、そのように解説・説明されている場合が多いです。

しかし、適切な対処方法を心得ている方にとっては、そんなに難しい怖いものではありません。


余程骨と癒着してしまっている大臼歯抜歯、特に親知らずが水平に埋まっている場合の方が怖いですし難しいです。

個人的には、インプラント撤去が難しいと言うのは都市伝説だと考えています。



おこがましいようですが専門家諸氏への助言で、拙著に詳しく解説してますが、要点だけ記しますと、癒着の抜歯に準じて骨とインプラントの境界を極力綺麗に溝を彫って、そこを起点にして抉る事で、インプラント全体がグラッと動き出します。

そうなれば後は逆回転させれば撤去は安全且つシンプルに出来ます。


撤去用のバー使っていたら時間も掛かるし、一番治りを妨げる骨の火傷が怖いのでお勧め出来ません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: とく42195さん
返信日時:2009-09-05 11:40:00
早速、ご回答いただきありがとうございます。
よくわかりました。


インプラントの場合、先生から、結合状態で、除去手術が必要となった場合は、大変になる(どう大変なのかは具体的にはわかりませんでしたが)というのを聞いて不安になっていました。


インプラントかブリッジかで悩んでいるのですが、それぞれ、メリット、デメリットがあり、デメリットに対し、過度に神経質になると、
決められなくなってしまいます。


この掲示板にいろいろアドバイスがありとても参考になります。
ありがとうございました。



タイトル インプラントが周囲炎等で将来ダメになる時とは?
質問者 とく42195さん
地域 非公開
年齢 45歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ インプラント治療法
インプラントその他
回答者




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