[写真あり] 右上2番の内部が溶けているため抜歯と診断、回避する方法は?

相談者: わっくさん (24歳:男性)
投稿日時:2009-09-06 17:08:54
先生方

はじめて質問させていただきます。

2か月ほど前から歯科医院に通っています。
これまでに親知らずを2本抜き、奥歯の治療を2本ほど済ませました。


で、今後は前歯をやっていくとのことだったのですが、そこで一番悩んでいることが、右上の前歯を抜くということです。


2番(側切歯)の写真と、レントゲンで見たものを絵にしました。

担当の先生のお話によると、どうやら神経が死んでいるらしくの内部から溶けている状態だそうです。

これを抜かないと他の歯に影響が出るとのことだったのですが、前歯を失うのが怖く、それほど金銭的に余裕もありませんのでできれば抜歯ではなく、薬を使うなど別の方法で歯を残せないかと悩んでいます。


実際にこれだけの情報で診断等は難しいとは思いますが

●こういった事例があります
●こういった方法ならひょっとしたら使えるかもしれません

というアドバイス等を頂ければ幸いです。

宜しくお願い致します。

画像1画像1 画像2画像2


回答 回答1
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2009-09-06 17:21:15
写真から舌盲孔と言われる深い溝が裏側に存在し、そこから歯髄感染を、来して歯髄による歯牙の内部吸収を起こした物と思われます。

特別な処置は必要とせず(ないとも言えるでしょうか)、普通に根管治療をして保存できるはづです。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-09-07 06:43:12
わっくさまおはようございます。

上顎側切歯抜歯をすることになったわけですね、文面から推測すると根が内部吸収を起こしているようにお見受けいたします。


レントゲンがないので判断致しかねますが、吸収の程度によっては保存できるかもしれません。

根管充填に少々の工夫がいるとは思いますが、引き受けていただけるDrを捜してみる必要が有るでしょう。


参考になさってください。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-09-07 08:27:04
おはようございます。


>●こういった事例があります

感染根管で内部吸収を起こしている状態だと思います。
外傷などの既往はないでしょうか?


>●こういった方法ならひょっとしたら使えるかもしれません

まずは通常の根管治療を行うと良いと思います。



どうぞお大事になさってください。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2009-09-07 09:53:27
わっくさんへ

おはようございます。 

ご質問拝見させて頂きました。 

さし歯の横のを、担当の先生の話では 抜かないといけないと言われて なんとかならないのかなーと思っておられるのですね。


推測で回答させて頂きますが 神経が死んでしまって根っこの中で感染や 内部吸収がおこってる場合 通常は 内部吸収の度合いにもよりますが 通常の根管治療を まずは ファーストチョイスかなと思います。 

ただ レントゲンや実際の歯を診ていないので100%では ないですが参考程度にとどめておいてくださいね。


根管治療をしてみて、結果が悪ければ抜かないといけないことがありますが、年齢等からすると抜歯は・・・・。


抜かないですむように では お大事になさってくださいね。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2009-09-07 11:37:35
一度大学病院などで診て頂いたほうがいいと思いますよ。

絵からみると、皆さんおっしゃられるように内部吸収かもしれませんが、内部吸収は実際そこまで多くないのと、現在の吸収量により治療方針が変わってくるので早目に行動された方がいいと思います。


内部吸収の原因はまだはっきりしていません。
の中の吸収されている量が少なければこのように治療は行えます。
http://eedental.jp/contents/medicalcase/usa_case1.html#case10


早目に一度大学病院の保存科に受診されることをお勧めします。
 

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2009-09-07 11:49:14
そうですね。
僕も諸先生方と同じで「まずは根管治療」でしょうね。

ただし、できれば井野先生がおっしゃれているように「大学病院の保存科(歯内療法科)」など、根管治療を得意としている医療機関が望ましいと思います。

歯科用CTを撮られるのも良い方法かも知れません。
(全国的には普及していないですが、都市部であれば‥)



その上で

 1 根管治療
 2 外科的歯内療法
 3 抜歯

などが治療の候補に挙がると思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: わっくさん
返信日時:2009-09-07 17:46:00
松山先生、山田先生、宇藤先生、北野先生、井野先生、タイヨウ先生
早速のご回答ありがとうございます。


先生方のアドバイスによると、

●まずは普通の根管治療を行う
●内部吸収の可能性があり、早めに行動する方が良い
●できれば大学病院の保存科で根管治療を得意としている先生に診て頂いた方が良い

ということですね。

レントゲンを撮影したのが2か月前なので、本当に早めに行動した方が良さそうですね。


私は東京在住なので、出来れば東京の先生にお願いしたいと考えているのですが、この分野で有名な先生をご紹介頂けないでしょうか?

素人の私からすると、どのように大学病院や先生を見極めたら良いのか、よくわかりませんので・・・

是非、宜しくお願い致します。
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2009-09-07 18:46:26
>この分野で有名な先生をご紹介頂けないでしょうか?


当サイトの方針で特定の歯科医院を紹介する事はできません。
大学病院に関しても「最寄りの」としか表記できません。

御自身でお調べいただきたいと思います。


参考
http://www.dental-revolution.com/

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: わっくさん
返信日時:2009-09-07 20:12:24
タイヨウ先生

ご回答ありがとうございました。


保存科のある大学病院を探してみます。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: わっくさん
返信日時:2009-09-09 14:27:49
何度も質問ばかりで申し訳ありません。


今回の場合の根管治療では、被せ物差し歯)をする可能性が高いのでしょうか?

実際には担当の先生のご判断になるとは思いますが、是非、ご意見だけでもお聞かせ願えればと思います。


宜しくお願い致します。
回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2009-09-09 15:57:02
さすがに実際に拝見していないのでわかりません‥。


一般的には差し歯にすると思いますが、残っているの量などによっては穴をレジンで埋めるだけの時もあります。


これは患者さんの希望やドクターの技術で決定されるモノではなく、歯や神経の向きなどで大きく左右されます。




画像1と2では外から見ると同じ大きさの虫歯ですが、神経の向きが違います。

画像1の場合、削る量が少ないのでレジン充填で済みますが、画像2の場合は残された歯質の量が少ないため差し歯にしないと強度が保てません。

差し歯にしたくないからと言って削る量を少なくすると、根管治療がしにくくなり、不確実な治療結果となります。


MI(ミニマルインターベンション)を勘違いして「削らない歯医者=いい歯医者」のような風潮がありますが、大きな間違いです。
もちろん、必要以上に削らないと言う事は大切ですが、削るべき所まで削らずに不確実な結果となるのは最終的に患者さんご本人の不利益になります。




p.s.
どなたか、もっと素敵なシェーマ作ってください(>_<)。

画像1画像1 画像2画像2

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: わっくさん
返信日時:2009-09-11 00:05:37
タイヨウ先生

ご回答ありがとうございました。
ご掲載頂いたシェーマもわかりやすくて助かりました。

私は「出来るだけ多く自分のを残したい」とばかり考えていましたが、確かに「確実な治療」のために必要であるならば必要な分だけ削った方がいいですよね。


治療は自費で、差し歯が必要であれば保険を使って硬質レジン前装冠をお願いしようと思います。
(少なくとも審美的には全く宜しくありませんが・・・)


何度も何度も、本当にありがとうございました。


抜歯しなくて済むかはわかりませんが、少し光が見えてきたような気がします。

近所の歯科医院で紹介状を貰い辛いのが悩みの種ではありますが、なんとか大学病院に行けるように頑張ります。
回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2009-09-11 08:43:46
>治療は自費で、差し歯が必要であれば保険を使って硬質レジン前装冠をお願いしようと思います。

これは「混合診療」です。(>_<)




タイトル [写真あり] 右上2番の内部が溶けているため抜歯と診断、回避する方法は?
質問者 わっくさん
地域 東京都下
年齢 24歳
性別 男性
職業 その他
カテゴリ 虫歯、根の病気で抜けた・抜く予定
抜歯:2番(側切歯)
根管治療の治療法
根管治療その他
その他(写真あり)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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