視診では舌癌、細胞検査の結果は異常なし。検査結果の違いに困惑

相談者: 諸葛孔明さん (67歳:男性)
投稿日時:2009-09-25 00:47:03
左舌下に、2センチぐらいの長いイボ状の腫れものが出来ましたので、口腔外科に診察に行きました。

視診、触診の結果、舌癌と診断されました。

その後、エコー検査、MRI検査、表皮検査、細胞(2ミリぐらいの塊)検査の結果、異常なしとのことでした。

その腫れものは摘出するつもりですが、いずれにしても困惑しています。

どのように判断したら、よろしいのでしょうか。
宜しくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2009-09-25 01:07:53
諸葛孔明さん、こんにちは。

>視診、触診の結果、舌癌と診断されました。その後エコー検査、MRI検査、表皮検査、細胞(2ミリぐらいの塊)検査の結果、異常なしとのことでした。

>どのように判断したら、よろしいのでしょうか。

視診や触診の結果予想される疾病と、組織を取って顕微鏡で調べた結果確定される診断名(生検)との間にズレがあることはあります。

診断の正確性は、視診・触診以上に生検の方が高いです(生検の結果得られる診断を確定診断といいます)。

幸いにも、孔明さんの場合は、結果が良い方向に進んだといえます。

ただ、舌の腫れ物は結局何だったのか、その辺りのことは担当の先生に確認された方が良いと思います。

お大事になされてくださいね。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-09-25 09:20:28
ご相談ありがとうございます。

中本先生の説明通り、確定診断が出たことは、まことに良い結果だったと思います。

初めの診察の段階では、そういう診断が出て大変お悩みになった結果が正反対で、お気持ちに動揺がでたことと思います。

しかし初めは用心にこしたことはないわけですから、お気持ちが揺り動かされたとしても、とても安全な進め方をしていただいたと思います。

このあとはその腫れ物が良性のものであることが確認できたようですから、病名がはっきりすればいつでも取る治療が受けられるはずです。

これからは慌てる必要もありません。
じっくりと取り組めば解決しそうです。
ご安心して良いように思われます。

回答 回答3
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2009-09-25 09:23:41
普通、悪性腫瘍は有茎性の物はなく、周囲に浸潤性に発育します。

ただし”ぜいじゅう”性の物もあり、これと見誤った可能性が有ります。

いずれにしても結果オーライででしょう。
組織検査が診断の重要事項です。




タイトル 視診では舌癌、細胞検査の結果は異常なし。検査結果の違いに困惑
質問者 諸葛孔明さん
地域 非公開
年齢 67歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ その他(診断)
舌癌(舌がん)
舌のできもの
回答者




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