恐怖心を取り除けずに顎関節症治療が進みません。精神科に行くべき?
相談者:
Mclaren2008さん (29歳:女性)
投稿日時:2009-10-02 04:17:00
3年ほど前に、都内の大きな大学病院で、紹介状を通して顎関節症治療を受けました。
困っているのは「恐怖心」で、特に仰向けの状態で口を開けることが、どうしてもできないのです。
当時、担当の先生からお話を聞いているとき、その先生の先輩ような人がおりまして、その先輩の先生のほうが顎関節症に詳しかったので、以後、担当の先生に自分を任せることが少し不安でした。
担当の先生には申し訳なかったと思っております。
その時の治療内容は主にストレッチでした。
始めはこれで大丈夫かと思いましたが、それでもどうしても口を開けることへの恐怖心が取り除けず、続けることが困難でした。
(今思うと、その時にすぐ治療法の変更を申し入れればよかったのにと思うのですが、診療当日になると、自分で考えていることを全て忘れてしまうのと、話を切り出すタイミングをつかめなかったので、実行することができませんでした。)
診療日には、経過を見るために口の中に三角定規をグイグイと無理やり入れるので、それも非常に恐怖の付きまとうものでした。
「経過は良好」です。
恐怖心については、怖心を取り除く努力をしてください」と繰り返されました。
ですが私は、恐怖心を自分で取り除けないことが一番の悩みでした。
最終的にはストレッチができなくなり、それからの経過が好ましくなかったため、先生は突然怒り出し、
「本当にやってんの!?」
と私をどやしつけました。
ビックリしてしまって、事情を説明することが出来ないまま
「とにかく仰向けのまま口を開けろ」
といわれ、出来ないといっても
「いいからやれ」
というので、恐る恐る試してみましたが、どうしても条件反射で起き上がってしまい、その間も顎関節がズレる感覚と痛みが伴い、結果、その大学病院にいくことをやめることにしました。
それから自宅の近所に新しい歯科医院ができ、知り合いの方の薦めもありまして、そこで再度、顎関節症治療を受けることになりました。
今度はマウスピースを使った方法でした。
現在もそこへ通院しています。
ですが、頭の中でいつも「恐怖心を取り除け」という言葉が邪魔して、担当の先生のアドバイスが見当はずれな気がして、治療に集中することが出来ず、だけど細かく相談すると怒鳴られるのではないかという恐ろしさが付きまとい、治療を逃げてしまうことがしばしばあって、先生に合わせる顔もありません。
多分今頃怒っているか、悲しんでいるのではないかと不安です。
いままで気付かなかったのですが、私はどうも強迫性障害というものの症状をたくさんもっているらしいので、一緒に精神科での治療と並行したほうがいいのかな、とも思うのですが、どうしても踏み出せません。
自分の状態が良く分からないのです。
私はどうしたらよいでしょう?
今の歯科医院は良いところなので、なおさら辛いです。
拙い文章で申し訳ありません。
どうかご教示のほど、よろしくお願いいたします。
困っているのは「恐怖心」で、特に仰向けの状態で口を開けることが、どうしてもできないのです。
当時、担当の先生からお話を聞いているとき、その先生の先輩ような人がおりまして、その先輩の先生のほうが顎関節症に詳しかったので、以後、担当の先生に自分を任せることが少し不安でした。
担当の先生には申し訳なかったと思っております。
その時の治療内容は主にストレッチでした。
始めはこれで大丈夫かと思いましたが、それでもどうしても口を開けることへの恐怖心が取り除けず、続けることが困難でした。
(今思うと、その時にすぐ治療法の変更を申し入れればよかったのにと思うのですが、診療当日になると、自分で考えていることを全て忘れてしまうのと、話を切り出すタイミングをつかめなかったので、実行することができませんでした。)
診療日には、経過を見るために口の中に三角定規をグイグイと無理やり入れるので、それも非常に恐怖の付きまとうものでした。
「経過は良好」です。
恐怖心については、怖心を取り除く努力をしてください」と繰り返されました。
ですが私は、恐怖心を自分で取り除けないことが一番の悩みでした。
最終的にはストレッチができなくなり、それからの経過が好ましくなかったため、先生は突然怒り出し、
「本当にやってんの!?」
と私をどやしつけました。
ビックリしてしまって、事情を説明することが出来ないまま
「とにかく仰向けのまま口を開けろ」
といわれ、出来ないといっても
「いいからやれ」
というので、恐る恐る試してみましたが、どうしても条件反射で起き上がってしまい、その間も顎関節がズレる感覚と痛みが伴い、結果、その大学病院にいくことをやめることにしました。
それから自宅の近所に新しい歯科医院ができ、知り合いの方の薦めもありまして、そこで再度、顎関節症治療を受けることになりました。
今度はマウスピースを使った方法でした。
現在もそこへ通院しています。
ですが、頭の中でいつも「恐怖心を取り除け」という言葉が邪魔して、担当の先生のアドバイスが見当はずれな気がして、治療に集中することが出来ず、だけど細かく相談すると怒鳴られるのではないかという恐ろしさが付きまとい、治療を逃げてしまうことがしばしばあって、先生に合わせる顔もありません。
多分今頃怒っているか、悲しんでいるのではないかと不安です。
いままで気付かなかったのですが、私はどうも強迫性障害というものの症状をたくさんもっているらしいので、一緒に精神科での治療と並行したほうがいいのかな、とも思うのですが、どうしても踏み出せません。
自分の状態が良く分からないのです。
私はどうしたらよいでしょう?
今の歯科医院は良いところなので、なおさら辛いです。
拙い文章で申し訳ありません。
どうかご教示のほど、よろしくお願いいたします。
回答1
小荷田歯科医院(葛飾区柴又)の久保です。
回答日時:2009-10-02 08:13:17
こんにちは,わたくしはパニック障害や歯科恐怖症の方と,親しくしております。
はっきり申し上げまして,強迫神経症の典型的な心理状態と思われます。
いまは,特定な言葉が頭の中でグルグルしているだけかと存じますが,そのうちに多彩な症状が出現する危険性もあります。
具体的には三角定規から先端恐怖症,誰かに加害されるのではないかという受傷恐怖症など,簡単に移行してしまいます。
できるだけ早く,精神科,もしくは敷居が高いようならば,心療内科を受診されて,早期の薬物治療をお勧めいたします。
ただ,心療内科は本当に千差万別です。ほとんど精神科的な経験のないまま,内科の片手間の先生すらおります。
案外,強迫神経症の影に,顎関節症の本体が潜んでいることもありますので,早期の受診をお勧めいたします。
はっきり申し上げまして,強迫神経症の典型的な心理状態と思われます。
いまは,特定な言葉が頭の中でグルグルしているだけかと存じますが,そのうちに多彩な症状が出現する危険性もあります。
具体的には三角定規から先端恐怖症,誰かに加害されるのではないかという受傷恐怖症など,簡単に移行してしまいます。
できるだけ早く,精神科,もしくは敷居が高いようならば,心療内科を受診されて,早期の薬物治療をお勧めいたします。
ただ,心療内科は本当に千差万別です。ほとんど精神科的な経験のないまま,内科の片手間の先生すらおります。
案外,強迫神経症の影に,顎関節症の本体が潜んでいることもありますので,早期の受診をお勧めいたします。
回答2
歯科医師の松山です。
回答日時:2009-10-02 08:16:12
診てみないことにはわからないことです。
いつも不思議に思う事は、なぜそのような症状が出ているのか記されていないことです。
勿論担当医がどのような思い当たる原因があってこの様な事になっているか、告げていないからでしょう。
脅迫性障害?と言うのが有るそうですが、加えて噛み締める癖が有りそうです。
噛み締める癖は、それだけで咬み合わせが低くなり、顎関節症的症症状を来しやすくなります。
そのような観点から診てもらえるところを探すのが良いと思います。
診断がなされていなければ堂々巡りになるのでは?
いつも不思議に思う事は、なぜそのような症状が出ているのか記されていないことです。
勿論担当医がどのような思い当たる原因があってこの様な事になっているか、告げていないからでしょう。
脅迫性障害?と言うのが有るそうですが、加えて噛み締める癖が有りそうです。
噛み締める癖は、それだけで咬み合わせが低くなり、顎関節症的症症状を来しやすくなります。
そのような観点から診てもらえるところを探すのが良いと思います。
診断がなされていなければ堂々巡りになるのでは?
相談者からの返信
相談者:
Mclaren2008さん
返信日時:2009-10-02 16:08:08
ご教示いただきまして、ありがとうございます。
精神科を併せて受診してみます。
本当に、ありがとうございました。
精神科を併せて受診してみます。
本当に、ありがとうございました。
タイトル | 恐怖心を取り除けずに顎関節症治療が進みません。精神科に行くべき? |
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質問者 | Mclaren2008さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 29歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
顎関節症 医療ミス、不信感その他 歯科恐怖症 歯科と全身疾患その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。