根管治療後の6・7番クラウン間にある空隙と痛みの残る7番の対処法は?

相談者: 2435さん (48歳:女性)
投稿日時:2009-09-29 03:58:30
よろしくお願いいたします。

1年ほど前から下顎6番と7番の根管治療をしてきました。

レントゲンでは6番の遠心根の周りに黒く影があると指摘されましたが、6番には全く痛みが無く、私がずっと訴え続けてきたのは7番の打診痛や脈動痛でした。


7番は樋状根で、関わっていただいた3名の先生ともに

「治療はむずかしい」

とおっしゃいました。



ただ,治療も長期に渡ってきて、6番の影はともかく遠心根はきれいな状態になったこと、7番も痛みの1番のピークは過ぎたと判断されたことにより根管治療を終了とすることになりました。



先週6番と7番のクラウンが同時に出来上がってきました。

調整は衛生士さんがずっとひとりでしていましたが、長時間かかっても調整し終わらず仮着状態で帰ってきました。

帰ってから食物を噛み締めたときに最初に思ったのは「やはり7番の奥にまだ鈍く痛みが残っているな」ということでした。

そしてそれ以上に気になるのは6番と7番の間に明らかに空隙があることです。
接触点がまったくありません。


治療を始める前は6番にメタルボンドが入っていました。

その時も、それ以前の天然の時からも歯列は普通に接触していましたので、今回特に空隙を作るように技工物を作成したとは思えないのです。

衛生士さんが調整のときに削りすぎてしまったのでしょうか?

咀嚼するたびに、食物が奥まで入り込み歯間乳頭を刺激するので食事のあとはわずかですが、じんじんと痛みます。


こういう場合、クラウンの再作成を求めても良いものでしょうか?


それとやはり7番の脈動痛が依然として気になります。
確かに薬を飲むとか我慢できない痛みではないのですが、ずっと違和感が残っています。

この先、この状況にどう対処するべきでしょうか?


先生方のご意見をお伺いできれば光栄です。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-09-29 07:06:29
2435さまおはようございます。

1年間くらい下顎6番と7番の根管治療を続けてきて冠を被せたところ、7番に違和感が残っていて今後どのようにしたらいいのかとのことですね。

先ず違和感が残っているというのは炎症が残っているものと思います。
従ってそれが治っていくなら問題はありませんがそのまま続くのなら何らかの対応は必要だと思います。


6番と7番のコンタクトポイントがすいているのは治しておかなければなりません。

この際7番をはずして様子をみるか、再治療をするか主治医に現在の状況を伝えて対処していただいたほうがいいように思います。


参考になさってください。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-09-29 09:14:35
実際に拝見していないので何とも言えませんが、

>6番と7番の間に明らかに空隙があることです。
>接触点がまったくありません。

であるとすれば再作成になると思います。

担当の先生にしっかりチェックしてもらいましょう。
仮着であれば、何か対処方があるかもしれませんし、それを予測して仮着なのかもしれませんし‥。


7番に関しては咬合による痛みの可能性もありますから、しっかりクラウンがセットされてから判断されても良いような気もします。
(このあたりは判断に迷うところなのですが‥)

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-09-29 09:26:44
ご相談ありがとうございます。

山田先生、タイヨウ先生と同意見ですが、問題が二つですね。



「7番の脈動痛が依然として気になります」と「6番と7番の間に明らかに空隙」


分けて考えたほうがよいかもしれません。

7番についてはまだ治ったとは言えないのかもしれませんから症状をお話になりご担当の先生から今後の見通しを伺うと良いかもしれません。



空隙については新たに起きた問題ですが、これは対策があると思われますから、本式にセットする前にご相談すると良いように思えます。

なお食物が挟まったままになると、歯周病の急性症状のようなまた新たな問題が生まれてしまいますから、毎食後必ずフロスできれいに取ることをおすすめいたします。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2009-09-29 13:46:03
山田先生、タイヨウ先生、さがら先生もいわれているように、コンタクトがないとよくありません。

再製してもらった方がよろしいかと思います。


第2大臼歯に関しては私自身は明確な回答が出せません。

樋状根というのがネックになっているのでしょうか?
冠を入れる前は痛みがなく、入れた後に痛みが出だしたとなるとかみ合わせの問題かな?

判断が難しいですね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 2435さん
返信日時:2009-09-30 00:38:16
山田先生
タイヨウ先生
さがら先生様
田部先生

お忙しい中の早速のご回答、本当にありがとうございました。
心より感謝申し上げます。


患者としては治療してくださった先生に、ストレートに「再製」を要望するのは非常に勇気がいることです。

が、先生方のご意見を頂戴することで、現在の状況を主治医に正直に相談してみようという自信を持つことが出来ました。


また、7番の違和感についても、もう一度再治療をお願いしてみようかと考えています(実はこのまま今の歯科医院では事を収め、別の歯科医を新たに受診しようかと考えていました)


そこで、今ひとつ先生方にお聞きしたいことがあるのです。

根管治療をしている間。今回7番の樋状根を治療中に特に感じたことなのですが、

ファイルで根管を治療中、ほとんどは何も感じないのですが、時に『あっ そこだ』と思うポイントがあるのです。

例えると、肩をもんでもらっていて、つぼにはまった時の感覚です。

自分では「そこがまさしく患部だな」感じです。
 
その周辺を積極的に・・・と思うのですが、それを治療中の先生にはなかなかうまく伝えられません。

何度かトライしてみましたが、目で訴えたり 声に出してみようとしましたが 口をおもいきり開けているので言葉にならず

「痛かったですか」

と逆に避けられてしまいました。



根管治療は暗闇の中を手探りで、指の感覚のみですすめるという、非常に集中力を必要とする繊細な手技であると聞き及んでおります。

そのような治療中に、このようなシロウト感覚の意思表示は不要なものでしょうか?
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2009-09-30 09:17:36
>自分では「そこがまさしく患部だな」感じ 

僕も患者さんからそのように言われた事があります。

そんな時は事前に「手なり声なりで教えてください」と言ってあります。


アシスタントの衛生士さんにも

「こうやったら痛いというサイン、こうやったらソコソコ!と言うサイン」

と言う風に手話じゃないですけど、サインを決めて患者さんと意思の疎通を図るようにしています。


なので、担当のスタッフの方も交えて治療中に意思の疎通が図れるようにサインを決めたりして治療を進められてはいかがでしょうか。




タイトル 根管治療後の6・7番クラウン間にある空隙と痛みの残る7番の対処法は?
質問者 2435さん
地域 非公開
年齢 48歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯科治療後の歯の痛み
根管治療後の痛み
クラウンを被せた後の痛み
クラウン(被せ物)の隙間・適合
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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