顎関節変形症(顎変形症)のチタンプレート除去手術について
相談者:
yu〜kiさん (18歳:男性)
投稿日時:2009-10-15 03:29:58
僕は7月の終りに、顎関節変形症で上下の手術をしたのですが、チタンプレートを取り出す手術をするか迷っています。
家庭が母子家庭であまりお金がない事もあり、僕自身受けたくないのも理由です。
医師の話によりますと、9割の方はチタンプレートを取り出す手術をしているらしいのですが、取りだす手術をしていない方のその後の経過で何かプレートを取り出していないことによる障害があった話とか知っていらっしゃるのなら教えていただけないでしょうか?
「僕は辞めときます」
って主治医に言ったら、
「あくまでも自分の意思なので無理矢理受けさせたりはしませんが・・・」
とすごく険しい顔で「絶対、受けた方がいいよ」みたいな顔にも見えましたし、すごく迷っています。
主治医によると・・・
将来、医療機器の発達で顔とか脳のレントゲンや内部写真をとる時にプレートが邪魔でうまく写真をとれないかもしれないというのが受けてほしい理由らしいです。
僕としては医療機器が発達するのなら、こういう事も想定して作られるはずじゃないかと思いました。
医療機器の事については未来の事なので的確な答えは得られない事は分かっているのですが、どう思われますでしょうか?
他にも気になる事があるのですが・・・
日本では上か下の顎か忘れましたが、どちらかには自然に無くなるプレートが使えないという事なのですが、それは認定されていない以上ダメなのですか?
以上の事について、いろんな先生方からの意見を聞いてみたいです。
よろしくお願いいたします。
分かりにくい文章で申し訳ございません。
家庭が母子家庭であまりお金がない事もあり、僕自身受けたくないのも理由です。
医師の話によりますと、9割の方はチタンプレートを取り出す手術をしているらしいのですが、取りだす手術をしていない方のその後の経過で何かプレートを取り出していないことによる障害があった話とか知っていらっしゃるのなら教えていただけないでしょうか?
「僕は辞めときます」
って主治医に言ったら、
「あくまでも自分の意思なので無理矢理受けさせたりはしませんが・・・」
とすごく険しい顔で「絶対、受けた方がいいよ」みたいな顔にも見えましたし、すごく迷っています。
主治医によると・・・
将来、医療機器の発達で顔とか脳のレントゲンや内部写真をとる時にプレートが邪魔でうまく写真をとれないかもしれないというのが受けてほしい理由らしいです。
僕としては医療機器が発達するのなら、こういう事も想定して作られるはずじゃないかと思いました。
医療機器の事については未来の事なので的確な答えは得られない事は分かっているのですが、どう思われますでしょうか?
他にも気になる事があるのですが・・・
日本では上か下の顎か忘れましたが、どちらかには自然に無くなるプレートが使えないという事なのですが、それは認定されていない以上ダメなのですか?
以上の事について、いろんな先生方からの意見を聞いてみたいです。
よろしくお願いいたします。
分かりにくい文章で申し訳ございません。
回答1
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2009-10-15 08:55:17
yu〜kiさん、こんにちは。
>顎関節変形症で上下の手術をしたのですが、チタンプレートを取り出す手術をするか迷っています。
『顎関節変形症』と書かれているのは、おそらく顎変形症であり、上下の骨切り手術をされた、と解釈して回答します。
プレート除去手術を行うかどうかですが、結論から言うと、除去手術を正しい時期に行われることを強くお勧めします。
>将来、医療機器の発達で顔とか脳のレントゲンや内部写真をとる時にプレートが邪魔でうまく写真をとれないかもしれないというのが受けてほしい理由らしいです。
担当の先生の言われる通りだと思います。
残念ながら、
>医療機器が発達するのなら、こういう事も想定して作られるはずじゃないかと思いました。
というのは、全く別次元の話となります。
それ以外にも、本来除去を前提としたプレートが長期顎の骨に残存すると、予期できない状況に将来遭遇する可能性も否定できません。
>取りだす手術をしていない方のその後の経過で何かプレートを取り出していないことによる障害があった話とか知っていらっしゃるのなら教えていただけないでしょうか?
と書かれていますが、プレート除去しない方が極少数の上、まだ期間も短いことから、十分な追跡調査はされていないと思います。
『予期できない状況に将来遭遇する可能性』とは、まだ明らかでない金属プレート残存の悪影響の可能性が付きまとう、ということです。
もう一つ、仮に今回プレート除去を行わず、将来やはり除去したくなった、あるいは除去せざるを得ない状況になった時の問題があります。
プレートは、適切な時期(通常は顎変形症手術の半年〜1年後)に除去しなければ、その後の除去は難しくなり、より大がかりな手術が必要となります。
yu〜kiさんのご年齢と、これからの長い人生を考えると、今回の適切な時期に除去されることが最も望ましいと、多くの歯科医師が考えると思います。
なお、
>日本では上か下の顎か忘れましたが、どちらかには自然に無くなるプレートが使えないという事なのですが、それは認定されていない以上ダメなのですか?
とは吸収性プレートのことと思いますが、全ての症例で使用できるわけではありません。
いずれにしても、今回yu〜kiさんが使用されているプレートとは異なると思いますので、今現在考えることではないと思います。
保護者の方、担当の先生とよくご相談されて、最良の選択をなされてください。
くれぐれも、自己判断だけで決定されないでくださいね。
お大事にどうぞ。
>顎関節変形症で上下の手術をしたのですが、チタンプレートを取り出す手術をするか迷っています。
『顎関節変形症』と書かれているのは、おそらく顎変形症であり、上下の骨切り手術をされた、と解釈して回答します。
プレート除去手術を行うかどうかですが、結論から言うと、除去手術を正しい時期に行われることを強くお勧めします。
>将来、医療機器の発達で顔とか脳のレントゲンや内部写真をとる時にプレートが邪魔でうまく写真をとれないかもしれないというのが受けてほしい理由らしいです。
担当の先生の言われる通りだと思います。
残念ながら、
>医療機器が発達するのなら、こういう事も想定して作られるはずじゃないかと思いました。
というのは、全く別次元の話となります。
それ以外にも、本来除去を前提としたプレートが長期顎の骨に残存すると、予期できない状況に将来遭遇する可能性も否定できません。
>取りだす手術をしていない方のその後の経過で何かプレートを取り出していないことによる障害があった話とか知っていらっしゃるのなら教えていただけないでしょうか?
と書かれていますが、プレート除去しない方が極少数の上、まだ期間も短いことから、十分な追跡調査はされていないと思います。
『予期できない状況に将来遭遇する可能性』とは、まだ明らかでない金属プレート残存の悪影響の可能性が付きまとう、ということです。
もう一つ、仮に今回プレート除去を行わず、将来やはり除去したくなった、あるいは除去せざるを得ない状況になった時の問題があります。
プレートは、適切な時期(通常は顎変形症手術の半年〜1年後)に除去しなければ、その後の除去は難しくなり、より大がかりな手術が必要となります。
yu〜kiさんのご年齢と、これからの長い人生を考えると、今回の適切な時期に除去されることが最も望ましいと、多くの歯科医師が考えると思います。
なお、
>日本では上か下の顎か忘れましたが、どちらかには自然に無くなるプレートが使えないという事なのですが、それは認定されていない以上ダメなのですか?
とは吸収性プレートのことと思いますが、全ての症例で使用できるわけではありません。
いずれにしても、今回yu〜kiさんが使用されているプレートとは異なると思いますので、今現在考えることではないと思います。
保護者の方、担当の先生とよくご相談されて、最良の選択をなされてください。
くれぐれも、自己判断だけで決定されないでくださいね。
お大事にどうぞ。
回答2
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2009-10-15 09:35:47
yu〜kiさん、こんにちは。
中本先生が回答されている通りです。
チタン製のプレートは半年から一年後くらいに除去するのが望ましいです。
それ以降になるとプレートが骨に覆われてしまって非常に除去しにくくなります。
私の意見としても除去しておくほうが望ましいと思います。
参考にしてください。
中本先生が回答されている通りです。
チタン製のプレートは半年から一年後くらいに除去するのが望ましいです。
それ以降になるとプレートが骨に覆われてしまって非常に除去しにくくなります。
私の意見としても除去しておくほうが望ましいと思います。
参考にしてください。
回答3
やすひろ歯科クリニック(加古川市加古川町)の北野です。
回答日時:2009-10-15 11:04:43
こんにちわ
ご質問拝見させて頂きました。
恐らく今は、痛み等ないのであえてプレートを本当に取らないと駄目なのだろうかと思われてるんだと思います。
お気持ち察します。
今回の回答は、やはり僕も諸先生方が答えてますように 僕もこれからのことを考えますと取ってるほうがいいと思われます。
もし仮に今後 プレートが絶対に感染しないとはいいきれないですから(^^ゞ
僕も除去をされるほうがいいと思いますよ。
もう一度主治医の先生とよく相談して決断してくださいね。
ご質問拝見させて頂きました。
恐らく今は、痛み等ないのであえてプレートを本当に取らないと駄目なのだろうかと思われてるんだと思います。
お気持ち察します。
今回の回答は、やはり僕も諸先生方が答えてますように 僕もこれからのことを考えますと取ってるほうがいいと思われます。
もし仮に今後 プレートが絶対に感染しないとはいいきれないですから(^^ゞ
僕も除去をされるほうがいいと思いますよ。
もう一度主治医の先生とよく相談して決断してくださいね。
相談者からの返信
相談者:
yu〜kiさん
返信日時:2009-10-15 18:03:40
中本先生、畑野先生、北野先生アドバイスありがとうございます。
頑張って手術受けます。
出来ることなら、受けたくないですが将来の事を考えると何が起こるか分からないですから、手術怖いですが頑張ります!
手術は2月に神戸の大きな病院で受ける予定です。
頑張ります!!
頑張って手術受けます。
出来ることなら、受けたくないですが将来の事を考えると何が起こるか分からないですから、手術怖いですが頑張ります!
手術は2月に神戸の大きな病院で受ける予定です。
頑張ります!!
タイトル | 顎関節変形症(顎変形症)のチタンプレート除去手術について |
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質問者 | yu〜kiさん |
地域 | 奈良 |
年齢 | 18歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 高校生・中学生・小学生 |
カテゴリ |
顎関節症 口腔外科関連 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。