留学中、顎の違和感や顎関節症らしき症状は何科で受診ですか?(スイス)

相談者: sakazakiさん (21歳:男性)
投稿日時:2009-10-19 03:27:31
現在、スイスの大学に留学2ヶ月目の大学生です。

高校生の時から、固い物を噛んだ時や寝起きなどに口を開閉するとクリック音がしていたのですが、とりたてて口が開かなくなることもなかったので放置していました。

しかしスイスに到着して2週間ほどしてから、噛み合わせが変化したように感じるようになりました。
ときおり食べ物を深く噛んだときにあごに痛みを感じたりします。

とくに、昔から今に至るまでクラリネットを演奏しているのですが、スイスについてから今まで演奏中に感じなかったあごのずれが起こるようになりました。

咥えたあとにあごを「かくっ」と填めないと違和感を覚える状態で、痛みこそないのですが演奏に集中できません。(演奏中にずれていく、というよりは、一度でも咥えるとあごのポジションが変わる、という0か1か、という変化です)

高校生のときも楽器が原因かなと何度か思ったのですが、楽器を1ヶ月ほど中断していた時期も寝起きの違和感をはじめ症状が解消せず、また演奏中にずれる感覚を覚えたこともありませんでした。

ただ、今までと変わったこととしては片側に親知らずが生えてきております。

これは痛みなど全く伴わないものなのですが、他のより大きく外側に出ており、接触する頬の内側が口内炎みたいになった(現在は痛くないのですが)ことで噛み合わせが無意識に変わったのではないか、或いは慣れない海外で(とくにストレスがあるわけではないのですが)夜歯ぎしりでもしているのだろうか、と色々考えてしまい、非常に不安です。

顎にロックが掛かる感覚(たまにクリック音とともに外れる)があるのですが、その状態でもぎりぎり指3本入るくらいなので、噂に聞くような顎関節症のひどい開口障害はまだないと思うのですが、

・噛み合わせの変化
・クラリネットを吹いているときの違和感

は見過ごせないので、なんとかして専門医に診てもらおうかと思っています。

しかしここは歯科診療の保険の効かないスイス、気軽には行けないのが現状です。

そこで質問です。この場合、

・スイスでこのような症状を診察するときに、カテゴリは「歯科」でしょうか、それとも「口腔外科」のようなところなのでしょうか。

・緊急で診たほうがよいような症状は出ていますでしょうか。

レントゲンのような検査だけなら自費診療でどのくらい掛かりますでしょうか。

長々と失礼しました。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-10-19 06:41:44
sakazakiさま、おはようございます。

スイスで留学なさっていらっしゃるのですね、そちらはストローマンの本社があってITIの学会がよく開催されるのですが、まだ一度も参加したことはありません。

行って見たいと思ってはいるのですが、色々の事情で仕事を休むことが出来ません。

所で学関節の具合がよくなくて、不安に感じていらっしゃるのですね。

文面からは顎関節症が疑われます、男性の方は珍しいのですが一度口腔外科、あるいは歯科を受診なさった方がいいように思います、海外在住で不安なことが有るとは思いますが、その折はまた質問なさってください。


>・緊急で診たほうがよいような症状は出ていますでしょうか。

緊急性は取り立てて感じませんが、とりあえず診察を受けて診断していただいたほうがいいでしょう。


>・レントゲンのような検査だけなら自費診療でどのくらい掛かりますでしょうか。

費用についてはわかりかねます、ちなみに日本では保険診療3割負担で二千円から三千五百円くらいだと思います。

この程度の症状なら顎関節症を診断するには、レントゲンでは出来ないと思います。

お大事になさいませ。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-10-19 12:06:50
一般開業医(歯科)を受診されてみてはいかがでしょう。
必要に応じて専門機関に紹介してくれると思います。

親知らずもひょっとしたら関係あるかもしれません(実際、診察する歯科医師の判断が一番信頼できますが)

症状を読ませていただいた限り、緊急性はないように思われますが、外国でのトラブルなのでさぞご心配のことと思います。

私も留学中に同じような症状がでました。
ストレス(たぶん、いい意味での)が原因とも考えられます。
新天地で知らず知らずのうちに、食いしばりなどがでているのでは?

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-10-19 16:23:32
僕もお二人の先生と同意見です。

緊急性は低いかも知れませんが、一般の開業医を受診する事をお勧めします。


大野先生の

>ストレス(たぶん、いい意味での)が原因とも考えられます。
>新天地で知らず知らずのうちに、食いしばりなどがでているのでは?

に同意ですね。

ストレスとは悪い意味ばかりではありませんから。
食い縛りがおきているように思います。

参考にされてください。

参照⇒ブラキシズム

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: sakazakiさん
返信日時:2009-10-19 23:07:49
皆様ありがとうございます。
初留学で気負いもあってかとても不安でしたので、ほんとうに心強く思います。

教えて頂いたブラキシズムの欄を参照したところ、頬粘膜の圧痕などいくつかまさしく当てはまる状態が観察されました。

小さい頃から歯ぎしりが多かったと親にも言われていた上、気づくとを食いしばっていることが多いので、おそらく原因のひとつはストレスではないかと思います。

自分にとって一番恐ろしいのはこの先クラリネットが吹けなくなるということなので、その恐怖自体も幾分ストレスになっています。

食べるときに痛いくらいで生活に支障はないものの、現在のように顎がずれたまま楽器を続けるのは、演奏者生命としてやはり宜しくなさそうなので、とりあえず受診してみようかと思います。

この場合やはりナイトガードのような療法が一般的でしょうか。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2009-10-20 10:09:46
>この場合やはりナイトガードのような療法が一般的でしょうか。

実は、ブラキシズムという現象は全く解明されていません。
また、歯科医の中でも「ブラキシズム」について認識されていない先生の方が多いのも事実です。
(だって、原因も治療法も解っていないのですから当然と言えば当然です)

多くは「精神的因子(ストレスなど)」ではないかと考えられているだけで、詳しい原因などはおそらく「脳科学」などと絡んだ研究が必要な分野になるのかも知れません。
また、「歯ぎしりはストレスの発散に必要な生理的行為」という方も研究者もいます。


さて、僕の知る限りの治療法(ではなく対処法)としては

歯科医院においては

?虫歯など治療が必要ながあれば治療する
?咬み合わせのチェック
?ナイトガードの作成

と言うのが基本です。

そして、ご自身では

?どんな時にブラキシズムがあるかを1週間確認してみる
?「咬み締めなどは良くない癖なんだ」という認識を持つ
?そして積極的に「安静位空隙を保つように」する

です。

また、夜間にブラキシズムをしている場合にはナイトガードの装着と「自己暗示」。

寝る前に30回「咬み締めないぞ!」と唱えて寝る(笑)。
ウソのようなホントの話。
1週間で朝の首筋のハリが無くなったそうです。


何はともあれ、最寄りの歯医者さんを受診されてください。




タイトル 留学中、顎の違和感や顎関節症らしき症状は何科で受診ですか?(スイス)
質問者 sakazakiさん
地域 海外
年齢 21歳
性別 男性
職業 大学生・短大生・専門学生
カテゴリ 噛み合わせに関するトラブル
歯軋り(歯ぎしり)
顎関節症
親知らずその他
スイス
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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