6番抜歯後の上顎洞への貫通穴が塞がらない
相談者:
チョビオさん (45歳:男性)
投稿日時:2009-10-19 00:56:23
初めまして。
3月に上の奥歯(6番)が欠けて歯科に行ったところ、抜く事になりました。
上顎洞に歯根が貫通しているとの説明後に処置に入ったのですが、うまく抜けないため骨を削り対処しましたが、骨に約1cmの穴が開きました。
その後、テルプラグを使い縫合して終了しました。
1週間後に抜糸したのですが、まだ2mm位の穴開いてたままでしたが、自然に塞がると言われました。
しかし、2ヶ月たっても塞がらず不安に思い、総合病院で見てもらった結果、歯の欠片が残っている為だとの事で7月に穴を塞ぐ手術しました。
しかし結果、塞がらずに穴の大きさは2倍になり、診察の予約は月に2回位しか取れず、歯茎が安定するまでとか、先生のスケジュールの関係とかで再手術はまだ行なわれていません。
穴を覆う樹脂製の物を付けていますが、穴が塞がらない状態ですと普段生活も大変です。
先生の治療方針も明確では無く(診察の度に話が変わる)、再手術も100%と穴が塞がるとも言い切れないと、言われています。
このまま、今の病院で治療を続けていても大丈夫でしょうか?
また他に治療方法は無いのでしょうか?
よろしくお願いします。
3月に上の奥歯(6番)が欠けて歯科に行ったところ、抜く事になりました。
上顎洞に歯根が貫通しているとの説明後に処置に入ったのですが、うまく抜けないため骨を削り対処しましたが、骨に約1cmの穴が開きました。
その後、テルプラグを使い縫合して終了しました。
1週間後に抜糸したのですが、まだ2mm位の穴開いてたままでしたが、自然に塞がると言われました。
しかし、2ヶ月たっても塞がらず不安に思い、総合病院で見てもらった結果、歯の欠片が残っている為だとの事で7月に穴を塞ぐ手術しました。
しかし結果、塞がらずに穴の大きさは2倍になり、診察の予約は月に2回位しか取れず、歯茎が安定するまでとか、先生のスケジュールの関係とかで再手術はまだ行なわれていません。
穴を覆う樹脂製の物を付けていますが、穴が塞がらない状態ですと普段生活も大変です。
先生の治療方針も明確では無く(診察の度に話が変わる)、再手術も100%と穴が塞がるとも言い切れないと、言われています。
このまま、今の病院で治療を続けていても大丈夫でしょうか?
また他に治療方法は無いのでしょうか?
よろしくお願いします。
回答1
回答日時:2009-10-19 01:12:48
はじめまして。
それは心配になりますね。
今の病院の治療方針や技術について、適切かどうかはこれだけの情報では判断できません。
経緯としては起こり得る内容かな・・とは思いますし、私は専門外ですが、処置内容も標準的なのではないかと思います。
もちろん、100%の成功を保証してもらえる様な処置もあり得ないですしね。
これについては口腔外科の経験豊富な先生を信じて頼る他ありませんので、現在の先生の態度や環境に不安がどうしても大きい様でしたら、別の口腔外科医に相談するぐらいしか方法が分からないです。
ご本人に出来る努力も特には・・
もしも喫煙をされている様なら即刻お止めになった方が良いかとは思いますが、それぐらいですね。
あとまさかのまさかとは思いますが、血液検査ぐらいは事前に受けておかれても、損ではないかも知れません。
(上顎洞閉鎖手術が何度か失敗した方で、実は癌も併発していた、と言う話を聞いた経験があるので念のため・・)
ともあれ、次回の手術で解決することを願っています。
お大事にして下さい。
それは心配になりますね。
今の病院の治療方針や技術について、適切かどうかはこれだけの情報では判断できません。
経緯としては起こり得る内容かな・・とは思いますし、私は専門外ですが、処置内容も標準的なのではないかと思います。
もちろん、100%の成功を保証してもらえる様な処置もあり得ないですしね。
これについては口腔外科の経験豊富な先生を信じて頼る他ありませんので、現在の先生の態度や環境に不安がどうしても大きい様でしたら、別の口腔外科医に相談するぐらいしか方法が分からないです。
ご本人に出来る努力も特には・・
もしも喫煙をされている様なら即刻お止めになった方が良いかとは思いますが、それぐらいですね。
あとまさかのまさかとは思いますが、血液検査ぐらいは事前に受けておかれても、損ではないかも知れません。
(上顎洞閉鎖手術が何度か失敗した方で、実は癌も併発していた、と言う話を聞いた経験があるので念のため・・)
ともあれ、次回の手術で解決することを願っています。
お大事にして下さい。
回答2
歯科医師の松山です。
回答日時:2009-10-19 09:16:15
歯のかけらは取れたのですか。
感染している歯牙片が有ると慢性の炎症が存在するため、穴は塞がりません。
記載から上顎洞炎はなさそうですから、普通は自然閉鎖していくものです。
何か原因がないのかよく診る必要は有ります。
骨窓が大きいときは時間がかかることもあります。
穴が2ミリという事ですから,もう少しで塞がるはずです。
簡単な閉鎖手術としては回転有茎弁歯肉移植が有りますので、あまり心配しないようにしてください。
感染している歯牙片が有ると慢性の炎症が存在するため、穴は塞がりません。
記載から上顎洞炎はなさそうですから、普通は自然閉鎖していくものです。
何か原因がないのかよく診る必要は有ります。
骨窓が大きいときは時間がかかることもあります。
穴が2ミリという事ですから,もう少しで塞がるはずです。
簡単な閉鎖手術としては回転有茎弁歯肉移植が有りますので、あまり心配しないようにしてください。
相談者からの返信
相談者:
チョビオさん
返信日時:2009-10-20 09:23:57
渡辺先生、ご回答ありがとう御座います。
通院している先生を信用したいのですが、診察に行く度に治療方針が変わると、不安になります。
他の先生に相談をしたいのですが、なかなか専門医の方が近くに居ないため難しいです。
通院している先生を信用したいのですが、診察に行く度に治療方針が変わると、不安になります。
他の先生に相談をしたいのですが、なかなか専門医の方が近くに居ないため難しいです。
相談者からの返信
相談者:
チョビオさん
返信日時:2009-10-20 10:04:03
回答3
歯科医師の松山です。
回答日時:2009-10-24 13:01:17
>歯茎の厚みが2〜3mm少なくなり、骨の穴を覆っている歯茎は薄くなっている状態です。
それでは長期戦になりそうですね。
歯肉は下に骨が存在していて初めて歯肉も存在出来ますし、厚みも保てるからです。
前記のごとく骨窓がどの位かにより異なり、直径と(薄いのはわかっていますが)骨の厚みにかかわります。
また上顎洞粘膜が歯肉と癒着状態になれば,再手術は難しくなります。
今は上顎洞粘膜の閉鎖を、吸収性代用膜を用いて行うようになって来ましたから、その辺も考慮してくれると思います。
それでは長期戦になりそうですね。
歯肉は下に骨が存在していて初めて歯肉も存在出来ますし、厚みも保てるからです。
前記のごとく骨窓がどの位かにより異なり、直径と(薄いのはわかっていますが)骨の厚みにかかわります。
また上顎洞粘膜が歯肉と癒着状態になれば,再手術は難しくなります。
今は上顎洞粘膜の閉鎖を、吸収性代用膜を用いて行うようになって来ましたから、その辺も考慮してくれると思います。
タイトル | 6番抜歯後の上顎洞への貫通穴が塞がらない |
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質問者 | チョビオさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 45歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯後の痛み・異常・トラブル 抜歯:6番(第一大臼歯) 上顎洞炎(蓄膿症) 口腔外科関連 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。