右上6、7の口蓋側の楔状欠損をレジン充填した後、咬合痛がある
相談者:
vanさん (33歳:女性)
投稿日時:2009-10-18 03:49:13
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2009-10-18 04:27:06
vanさま、おはようございます。
上顎口蓋側の楔状欠損をレジン充填したところ、噛む事が出来ないくらいの痛みがあって咬めなくなっているのですね。
通常特に深くない楔状欠損の充填処置では、咬合痛が出ることはないと思います。
原因としては、やはり深い楔状欠損で一過性の歯髄炎、あるいは歯髄炎から歯髄壊死になっているのではないでしょうか。
しかし口蓋側に歯髄炎を起こすほど深い楔状欠損が出来るようなことは、経験がありません。
一度主治医にこの痛みの原因について尋ねてみられるのがいいと思います。
そもそも楔状欠損の原因は、歯磨剤を使って力任せに歯を磨いた時に起こります、つまり歯磨剤の中に含まれる研磨剤によって起こる歯の磨り減りだと個人的には思います。
要するに歯磨剤を使ってオーバーブラッシングをした結果が、知覚過敏と楔状欠損ということなのです。
したがって歯の外側(頬側)はオーバーブラッシングになりやすいのでよく起こりますが、口蓋側や舌側歯磨きにくいのであまり起こりません。
しかしこれは御自身の歯磨き行動を思い出していただくとよくわかると思います。
右上の口蓋側を一生懸命磨いているのならつじつまが合います、思い当たるような節はありませんか。
もしそのような歯磨き癖が有るのなら納得が出来ます、また歯ブラシがすぐに開いてしまうようなことはありませんか。
おそらく楔状欠損が出来ているのなら歯ブラシはすぐに開いてしまうと思います、そして必ず歯磨剤は使っていると思います。
歯ブラシを3ヶ月くらい使っても開かないような力で、歯磨剤を使わずに歯を磨くようになさっていれば楔状欠損の進行は止まります、また知覚過敏も自然に治ってしまうでしょう。
出来たら歯磨きのことがよくわかっている歯科医と歯科衛生士の元で歯磨き練習をなさるのが一番いいと思います。
お大事になさいませ。
知覚過敏 http://yamadashika.jp/prevent08.html#a014
楔状欠損 http://yamadashika.jp/prevent08.html#a013
オーバーブラッシング http://yamadashika.jp/prevent08.html
上顎口蓋側の楔状欠損をレジン充填したところ、噛む事が出来ないくらいの痛みがあって咬めなくなっているのですね。
通常特に深くない楔状欠損の充填処置では、咬合痛が出ることはないと思います。
原因としては、やはり深い楔状欠損で一過性の歯髄炎、あるいは歯髄炎から歯髄壊死になっているのではないでしょうか。
しかし口蓋側に歯髄炎を起こすほど深い楔状欠損が出来るようなことは、経験がありません。
一度主治医にこの痛みの原因について尋ねてみられるのがいいと思います。
そもそも楔状欠損の原因は、歯磨剤を使って力任せに歯を磨いた時に起こります、つまり歯磨剤の中に含まれる研磨剤によって起こる歯の磨り減りだと個人的には思います。
要するに歯磨剤を使ってオーバーブラッシングをした結果が、知覚過敏と楔状欠損ということなのです。
したがって歯の外側(頬側)はオーバーブラッシングになりやすいのでよく起こりますが、口蓋側や舌側歯磨きにくいのであまり起こりません。
しかしこれは御自身の歯磨き行動を思い出していただくとよくわかると思います。
右上の口蓋側を一生懸命磨いているのならつじつまが合います、思い当たるような節はありませんか。
もしそのような歯磨き癖が有るのなら納得が出来ます、また歯ブラシがすぐに開いてしまうようなことはありませんか。
おそらく楔状欠損が出来ているのなら歯ブラシはすぐに開いてしまうと思います、そして必ず歯磨剤は使っていると思います。
歯ブラシを3ヶ月くらい使っても開かないような力で、歯磨剤を使わずに歯を磨くようになさっていれば楔状欠損の進行は止まります、また知覚過敏も自然に治ってしまうでしょう。
出来たら歯磨きのことがよくわかっている歯科医と歯科衛生士の元で歯磨き練習をなさるのが一番いいと思います。
お大事になさいませ。
知覚過敏 http://yamadashika.jp/prevent08.html#a014
楔状欠損 http://yamadashika.jp/prevent08.html#a013
オーバーブラッシング http://yamadashika.jp/prevent08.html
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2009-10-19 09:00:44
楔状欠損に関しては、以前は山田先生の書かれたように「オーバーブラッシング」であると考えられてきました。
(もちろん、今でも多くの歯科医はそのように考えています)
しかし、近年、楔状欠損の原因はオーバーブラッシングでは無く、咬合による「アブフラクション」であると言う考え方が広まりつつあります。
そして、そのアブフラクションの原因の多くは「ブラキシズム」ではないかと考えられています。
山田先生も書かれている通り
「歯の外側(頬側)はオーバーブラッシングになりやすいのでよく起こりますが、口蓋側や舌側歯磨きにくいのであまり起こりません。」
従ってvan さんに生じた「右上6/7の口蓋側の楔状欠損」は、「アブフラクションによって発生している」のではないかと考えれます。
痛みの原因は山田先生も書かれている通り、おそらく「一過性の歯髄炎」かと思いますが、ブラキシズムの進行により痛みを生じている可能性もあります。
参考にされてください
参照⇒アブフラクション
参照⇒ブラキシズム
(もちろん、今でも多くの歯科医はそのように考えています)
しかし、近年、楔状欠損の原因はオーバーブラッシングでは無く、咬合による「アブフラクション」であると言う考え方が広まりつつあります。
そして、そのアブフラクションの原因の多くは「ブラキシズム」ではないかと考えられています。
山田先生も書かれている通り
「歯の外側(頬側)はオーバーブラッシングになりやすいのでよく起こりますが、口蓋側や舌側歯磨きにくいのであまり起こりません。」
従ってvan さんに生じた「右上6/7の口蓋側の楔状欠損」は、「アブフラクションによって発生している」のではないかと考えれます。
痛みの原因は山田先生も書かれている通り、おそらく「一過性の歯髄炎」かと思いますが、ブラキシズムの進行により痛みを生じている可能性もあります。
参考にされてください
参照⇒アブフラクション
参照⇒ブラキシズム
相談者からの返信
相談者:
vanさん
返信日時:2009-10-24 09:11:43
ありがとうございました。
様子を見てみて、続くようであれば担当して頂いた先生に相談します。
様子を見てみて、続くようであれば担当して頂いた先生に相談します。
タイトル | 右上6、7の口蓋側の楔状欠損をレジン充填した後、咬合痛がある |
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質問者 | vanさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 33歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯科治療後の歯の痛み 原因不明の歯の痛み レジン(白いプラスチック) 詰め物、インレー治療後の痛み 知覚過敏 楔状欠損(くさび状欠損) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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