インプラント希望。右下6番抜歯後どの程度たてば溶けた骨は再生する?
相談者:
satiさん (42歳:女性)
投稿日時:2009-10-25 22:07:49
こんにちは
一週間ほど前に 右下6番を抜歯しました。
その時骨が溶けているとのことでダメになった部分はとっていただきました。
(特に薬のようなものは入れていません)
インプラントをしたいと思っているのですが 抜いたばかりなので骨の戻り具合を見てみないとわからないし 場合によっては骨移植も必要かもしれないとのことでした。
どのくらい待てば骨は一番いい状態まで再生するのでしょうか?
何か月ぐらいおいたほうがいいでしょうか?
一年ぐらい待ったほうがいいのでしょうか?
あまり時間を置きすぎても吸収されて逆に痩せていくともききました。
状態にもよると思うのですが・・・
できれば骨がmaxに再生するのを待ちたいと思っています。
それでも骨が足りなければしようがないのですが・・・
できるだけ骨移植はしないでインプラントしたいと願っています
よろしくお願いいたします
一週間ほど前に 右下6番を抜歯しました。
その時骨が溶けているとのことでダメになった部分はとっていただきました。
(特に薬のようなものは入れていません)
インプラントをしたいと思っているのですが 抜いたばかりなので骨の戻り具合を見てみないとわからないし 場合によっては骨移植も必要かもしれないとのことでした。
どのくらい待てば骨は一番いい状態まで再生するのでしょうか?
何か月ぐらいおいたほうがいいでしょうか?
一年ぐらい待ったほうがいいのでしょうか?
あまり時間を置きすぎても吸収されて逆に痩せていくともききました。
状態にもよると思うのですが・・・
できれば骨がmaxに再生するのを待ちたいと思っています。
それでも骨が足りなければしようがないのですが・・・
できるだけ骨移植はしないでインプラントしたいと願っています
よろしくお願いいたします
回答1
ひぐち歯科クリニック(大阪府茨木市)の樋口です。
回答日時:2009-10-26 00:55:05
こんばんは。
歯を抜けば今まで歯があった部分に穴が開きますが、その部分に徐々に骨が再生して6か月すれば新しい骨で穴が塞がります。
ここで注意していただきたいのは再生するのは顎骨という部分だけで、歯の周囲にある歯槽骨が喪失している場合は再生せず痩せたままです。
抜歯の際にこの歯槽骨が「とけている」状態だったと思われます。
そうであれば1年待ったとしても再生しません。
歯を抜けば今まで歯があった部分に穴が開きますが、その部分に徐々に骨が再生して6か月すれば新しい骨で穴が塞がります。
ここで注意していただきたいのは再生するのは顎骨という部分だけで、歯の周囲にある歯槽骨が喪失している場合は再生せず痩せたままです。
抜歯の際にこの歯槽骨が「とけている」状態だったと思われます。
そうであれば1年待ったとしても再生しません。
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2009-10-26 13:29:41
そうですね。
樋口先生のお答えの通りです。
ただ、インプラント治療を開始する時期と言うのは担当の先生の考え方、術式などによって様々です。
もちろん、半年から1年くらい待ってからオペをするのが「スタンダード」です。
逆にご自身でもおっしゃられているように「長く待っていると吸収が進む(経験的には5年経過するとかなり厳しくなっている事があります)」と言う事もあります。
抜歯と同時にインプラントを入れるのが「即時埋入」と言い、このサイトでも回答されている松元先生などはこのやり方だそうです。
僕は「早期埋入」と言って抜歯後6〜8週間後に行う事が最近多くなりました。
この時期は「(まだ完全には治っていないが)骨が治ろうとする力がMAX」な状態で、初期固定さえ得られば、非常に予後が良いような気がします。
可能であれば歯科用CTなどで骨の状態を確認してもらい、どのくらいの時期が適切なのかを担当の先生と相談されるとよろしいかと思います。
樋口先生のお答えの通りです。
ただ、インプラント治療を開始する時期と言うのは担当の先生の考え方、術式などによって様々です。
もちろん、半年から1年くらい待ってからオペをするのが「スタンダード」です。
逆にご自身でもおっしゃられているように「長く待っていると吸収が進む(経験的には5年経過するとかなり厳しくなっている事があります)」と言う事もあります。
抜歯と同時にインプラントを入れるのが「即時埋入」と言い、このサイトでも回答されている松元先生などはこのやり方だそうです。
僕は「早期埋入」と言って抜歯後6〜8週間後に行う事が最近多くなりました。
この時期は「(まだ完全には治っていないが)骨が治ろうとする力がMAX」な状態で、初期固定さえ得られば、非常に予後が良いような気がします。
可能であれば歯科用CTなどで骨の状態を確認してもらい、どのくらいの時期が適切なのかを担当の先生と相談されるとよろしいかと思います。
回答3
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2009-10-26 13:42:16
sati さん、こんにちは。
抜歯後にどれくらいの時期で骨が再生するかと言うのは、今回、抜歯に至った理由と状況によっても変わって来ます。
虫歯が理由で抜歯をした場合は歯根膜繊維が比較的保存されているので、骨の形成は早く骨量も比較的多いです。
しかし、大きな感染があっって抜歯をした場合には歯根膜がダメージを受けていることが多く、骨の形成に時間がかかることもあります。
ただ、抜歯後半年もすればある程度骨が形成されるはずですが、インプラントをするためには十分な骨量が必要です。
なければ骨移植はやむを得ません。
また、タイヨウ先生が書かれているようにCTを撮影視すれば骨の状態はすぐわかると思いますよ。
参考になれば幸いです。
抜歯後にどれくらいの時期で骨が再生するかと言うのは、今回、抜歯に至った理由と状況によっても変わって来ます。
虫歯が理由で抜歯をした場合は歯根膜繊維が比較的保存されているので、骨の形成は早く骨量も比較的多いです。
しかし、大きな感染があっって抜歯をした場合には歯根膜がダメージを受けていることが多く、骨の形成に時間がかかることもあります。
ただ、抜歯後半年もすればある程度骨が形成されるはずですが、インプラントをするためには十分な骨量が必要です。
なければ骨移植はやむを得ません。
また、タイヨウ先生が書かれているようにCTを撮影視すれば骨の状態はすぐわかると思いますよ。
参考になれば幸いです。
相談者からの返信
相談者:
satiさん
返信日時:2009-10-26 22:21:35
樋口先生、タイヨウ先生、畑田先生 お忙しい中こんなに早くご回答いただきありがとうございました。
どうしていいかわからず とても不安だったのですが 安心しました。
あと2つ伺いたいのですが
?
CTをとる時期ですが、抜いたばかりの今がいいですか?
それとも2か月とかたってからの方がいいでしょうか?
?
もし骨が再生してこなければ 歯茎の表面の傷は治ってもやはり 随分凹んだ感じに 見た目にもわかるものなのでしょうか?
どうしていいかわからず とても不安だったのですが 安心しました。
あと2つ伺いたいのですが
?
CTをとる時期ですが、抜いたばかりの今がいいですか?
それとも2か月とかたってからの方がいいでしょうか?
?
もし骨が再生してこなければ 歯茎の表面の傷は治ってもやはり 随分凹んだ感じに 見た目にもわかるものなのでしょうか?
回答4
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2009-10-27 08:52:24
>?
僕はオペ予定1週間前に撮るようにしています。
>?
確かに骨が治らなければ凹んだ形になるとは思いますが、下顎の6番ですよね‥。
よほど病気が大きくなければ「普通の形(?)」に戻っている事がほとんどです。
「(破折を長期に放置していたなど)もともとの病気が大きな場合は頬側(舌側)の骨が少ない」というケースが多いですかね‥。
僕はオペ予定1週間前に撮るようにしています。
>?
確かに骨が治らなければ凹んだ形になるとは思いますが、下顎の6番ですよね‥。
よほど病気が大きくなければ「普通の形(?)」に戻っている事がほとんどです。
「(破折を長期に放置していたなど)もともとの病気が大きな場合は頬側(舌側)の骨が少ない」というケースが多いですかね‥。
回答5
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2009-10-27 14:38:19
CTを撮る時期はインプラントのフィクスチャーを埋入する時期
ですね。
抜歯直後にとっても骨は出来ていないですから、比較の対照として撮影するのであれば良いと思いますよ。
そして骨が出来てこないと歯肉はくぼんだ形になります。
見た目にもわかることが多いです。
ですね。
抜歯直後にとっても骨は出来ていないですから、比較の対照として撮影するのであれば良いと思いますよ。
そして骨が出来てこないと歯肉はくぼんだ形になります。
見た目にもわかることが多いです。
相談者からの返信
相談者:
satiさん
返信日時:2009-10-28 08:47:31
タイトル | インプラント希望。右下6番抜歯後どの程度たてば溶けた骨は再生する? |
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質問者 | satiさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 42歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯:6番(第一大臼歯) インプラント治療法 インプラントその他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。