ラミネートベニアがすぐに取れてしまう。他の治療方法は無いですか?

相談者: SPSJTさん (45歳:女性)
投稿日時:2009-11-02 12:08:36
5年前、上前歯6本をラミネートベニアにしました。

これまでに10回ほど離脱し、右犬歯は半年から1年に1回は、取れる→付けるを繰り返しています。その都度、医師に相談しましたが「よくあること」で片付けられ取り合ってくれません。


その上先日、食事中(パン)に右前歯が二つに割れてしまいました。

このままあきらめるのは悔しいですが、痛みなどの不快感もあり、が心配なので、違う歯科医院で治療してもらおうと考えています。


ベニアはうんざりだし、5年ごとに50万円の大金を払ってベニアを付け替える経済的な余裕もないので、違う方法で治療してもらいたいと思っています。

他の治療法ではやはりクラウンがベストでしょうか?
オールセラミック、コンポジットベニアでの治療はどうでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-11-02 13:35:09
どれがベストか・・・

結論としては、わかりません。

ベニアで10年以上ノントラブルの場合もあれば、半年で取れてしまうケースも聞きます。

クラウンにして審美性も耐久性も問題なく10年ほど使えているケースもあれば、逆にセラミックのクラウンで治して3ヶ月ほどで私どもの元に転院してくる方もいらっしゃいます。



なぜ取れるのか?

 ●ラミネートベニアの接着がうまくいっていない
 ●かみあわせの問題で負荷がかかってしまい、外れる。
 ●もともとのフィットが悪い

など、色々な理由があります。


原因がわかれば対策を講じたラミネートでいけるケースもあるでしょうし、クラウンにせざるを得ないこともあります。

そのあたりは、歯科医師の診断力、技工士のテクニックなどが大きく影響します。


また、得意な治療と不得意な治療によっても予後は異なります。


たとえば、小児歯科の歯科医師は高齢者の義歯を得意としないこともありますし、逆に、高齢者治療をメインにしている歯科医師は、小児の歯科治療を得意としなかったり・・・皆がそうではないですが、得意不得意の分野によって、選択する治療方法は変わります。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-11-03 09:34:26
僕もタカタ先生と同意見ですね。

ラミネートベニアと言う「方法」に問題があると言うより「テクニックなど」に問題があるような気がします。


>半年から1年に1回は、取れる→付けるを繰り返しています。

僕は好んでラミネートベニアを行うわけではありませんのでケースは少ないですが、何年もノートラブルの方が多いです。

取れやすかった方でも再形成、再作成する事で取れなくなります(タカタ先生の書かれているようにトラブルシューティングを行う事で)。



「よくあること」「取り合ってくれない」と言う事であれば、その先生(と技工士さん)の技術的限界と言う事なのでしょうからラミネートベニアの得意な先生に一度診てもらう事が必要なのかも知れませんよ。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-11-03 10:12:59
同じくラミネートベニアの破損や脱落はテクニカルエラー(向いているのか症例を選ぶという時点も含まれます)が多いと思っています。

なので、今現在の状態が把握出来ませんので、脱落にどの原因が当てはまるのかは判りませんが、同じ施術者で起こっている事であるのなら、転医した時にラミネートベニアをあきらめる理由には必ずしもならないと思います。



例えばの話ですが、脱落し易い犬歯にはそれなりに原因があったとしたら、その部位のみメタルボンドクラウンオールセラミックスクラウンにする事で落ち着く可能性だってあるでしょう。

しかし咬合等の問題でクラウンであってもトラブルが発生する場合もありますので、その辺りはよく術前に審査を受けた上でご相談なさってみた方がよいかも知れませんね。


ベニアでのメリットはやはりの削除量が少ないという事があげられますので、今現在ベニアの形成がされているわけですからそれでいけるのであれば将来的にもメリットが見出せるわけです。


コンポジットレジンでのベニアも接着力に頼るものなので、これも術者の手技・実力に依存されると思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: SPSJTさん
返信日時:2009-11-03 12:02:06
高田先生、タイヨウ先生、田中先生

お忙しい中、お返事ありがとうございます。


確かに治療して頂いた先生はご自分で

「あまりやったことがない」

とおっしゃっていました。


犬歯噛み合わせが悪いと言うことで付け直し、作り直しなど5回以上もされてるので、やはり技量が充分ではなかったのでしょう。

それで、オーナー先生(施術された方とは違います)に

「技量不足で起こるのではないですか?」

と尋ねたら怒鳴られてしまい、トラウマになって、今は歯科医院事態に恐怖を感じています。
自分で自身がない処置もされる歯科医がいることに驚いています。


審美歯科専門の医院でも見て頂いて、その先生には丁寧に説明して頂きましたが、やはりベニアは平均して7年程度が寿命でしょうとおっしゃっていました。

自分がしっかり調べなかったのもいけないのですが、これから平均寿命まで生きるとして40年弱もに不安を抱えていかなければならないと思うと、経済的にも精神的にもまいってしまって、いっそ入れ歯にでもしたい気持ちです。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2009-11-04 11:17:57
まあ、あまり悲観的にならない方がいいですよ。

審美の先生のおっしゃられるように「ベニアは平均して7年程度が寿命」かもしれませんが、一般的なクラウンブリッジも平均すれば7〜8年と言うデータも出ています。

参考:修復物の平均使用年数


もちろん、平均ですから20年以上経過しているケースも少なくありません。

むしろ、(レジン充填を除き)最も削る量の少ない方法での修復法な訳ですから、これからいくらでも対処法があると考えますが…。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: SPSJTさん
返信日時:2009-11-06 11:31:20
タイヨウ先生

そうですね、済んでしまったことはしかたがないので、前向きに考えたいと思います。

アドバイスありがとうございました。



タイトル ラミネートベニアがすぐに取れてしまう。他の治療方法は無いですか?
質問者 SPSJTさん
地域 非公開
年齢 45歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 審美歯科治療(人工の歯)
ラミネートベニア
歯医者への不信感
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回答者




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