[写真あり] 歯にある白い縞模様は何？またホワイトニングは可能？
相談者：
リラックマコリラさん (23歳：女性)
投稿日時：2009-10-31 00:46:53
こんにちは。
初めて投稿させていただきました。
ホワイトニングについて質問させて下さい。
先日ホワイトニングをしようと病院に行きましたが、歯に薄い白色の縞模様があるとの事でその日はホワイトニングをしませんでした。
私の歯には、薄い白色をした縞模様があります。
ホワイトスポットではなく、ボーダーの洋服のような縞模様です。
縞模様自体の色が歯のベースの色よりも若干白い感じです。
そのため、ホワイトニングを行うことで縞模様が目立ってしまうと言われたので、その日はホワイトニングはしませんでした。
原因は何なのか伺ったのですが、回答があやふやな感じでした。
テトラサイクリン系抗生物質を服用されてましたか？と、聞かれましたが、母も私も服用していません。
歯の色味もテトラサイクリン歯の色味ではありません。
（ホワイトニングについては、ある程度ネットで調べました。）
この縞模様はいったい何なのでしょうか？
歯のつくりの問題でしょうか？
お忙しいとは思いますが回答よろしくお願いいたします。
初めて投稿させていただきました。
ホワイトニングについて質問させて下さい。
先日ホワイトニングをしようと病院に行きましたが、歯に薄い白色の縞模様があるとの事でその日はホワイトニングをしませんでした。
私の歯には、薄い白色をした縞模様があります。
ホワイトスポットではなく、ボーダーの洋服のような縞模様です。
縞模様自体の色が歯のベースの色よりも若干白い感じです。
そのため、ホワイトニングを行うことで縞模様が目立ってしまうと言われたので、その日はホワイトニングはしませんでした。
原因は何なのか伺ったのですが、回答があやふやな感じでした。
テトラサイクリン系抗生物質を服用されてましたか？と、聞かれましたが、母も私も服用していません。
歯の色味もテトラサイクリン歯の色味ではありません。
（ホワイトニングについては、ある程度ネットで調べました。）
この縞模様はいったい何なのでしょうか？
歯のつくりの問題でしょうか？
お忙しいとは思いますが回答よろしくお願いいたします。
回答1
ティースアート(中央区銀座)のDr.TSUBAKIです。
回答日時：2009-10-31 09:54:03
こんにちは。
歯に白い縞があるとのことですが、原因はいくつか考えられます。
石灰化不全、エナメル質の形成不全、テトラサイクリンの変色、歯の構造などです。
石灰化不全の場合は、透明感がない白色でまだらになります。
透明感がある白色で、きれいに層状になっていらっしゃるようであれば、やはりテトラサイクリン系の抗生物質によるものではないでしょうか。
テトラサイクリン系の抗生物質の中で、ミノサイクリンは黄色系の着色を起こしますので、ちょっと濃い色の歯であれば見分けるのが難しい場合があります。
ただこの着色はホワイトニングで白くなりにくいので、ホワイトニングを始めてみてから気がつくこともあります。
ミノサイクリンはかなり一般的に使用されているようです。
たとえば子供のころに風邪薬として出されたシロップにも含まれていることがあり、本人も知らないことがよくあります。
永久歯に着色があるとすれば、おそらく出生時〜3歳くらいまでの間と思われます。
写真を載せておきますが、ホワイトラインはこんな感じではありませんか？
ホワイトラインの部分は異常な白さではないのですが、周りが黄色いためにより白く見えてしまいます。
テトラサイクリンの着色の場所によって、ホワイトニングの方法は変わってきますが、写真のようにわからないくらいまで白くすることは可能です。
ただこれ以外の原因でもホワイトラインが出る可能性もありますので、参考程度にされて下さい。
http://www.teethart.com/tetra.html
画像1
画像2
歯に白い縞があるとのことですが、原因はいくつか考えられます。
石灰化不全、エナメル質の形成不全、テトラサイクリンの変色、歯の構造などです。
石灰化不全の場合は、透明感がない白色でまだらになります。
透明感がある白色で、きれいに層状になっていらっしゃるようであれば、やはりテトラサイクリン系の抗生物質によるものではないでしょうか。
テトラサイクリン系の抗生物質の中で、ミノサイクリンは黄色系の着色を起こしますので、ちょっと濃い色の歯であれば見分けるのが難しい場合があります。
ただこの着色はホワイトニングで白くなりにくいので、ホワイトニングを始めてみてから気がつくこともあります。
ミノサイクリンはかなり一般的に使用されているようです。
たとえば子供のころに風邪薬として出されたシロップにも含まれていることがあり、本人も知らないことがよくあります。
永久歯に着色があるとすれば、おそらく出生時〜3歳くらいまでの間と思われます。
写真を載せておきますが、ホワイトラインはこんな感じではありませんか？
ホワイトラインの部分は異常な白さではないのですが、周りが黄色いためにより白く見えてしまいます。
テトラサイクリンの着色の場所によって、ホワイトニングの方法は変わってきますが、写真のようにわからないくらいまで白くすることは可能です。
ただこれ以外の原因でもホワイトラインが出る可能性もありますので、参考程度にされて下さい。
http://www.teethart.com/tetra.html
画像1
画像2
相談者からの返信相談者：
リラックマコリラさん
返信日時：2009-10-31 23:16:17
回答2ティースアート(中央区銀座)のDr.TSUBAKIです。
回答日時：2009-11-01 00:00:11
歯は表層部分がエナメル質、その下に象牙質がありますが、これができるときに全身に何らかの影響があると、その時にできたエナメル質や象牙質がしっかりと完成されない場合があり、そのようなときにも縞のようになる場合もあります。
ただこの場合は、ホワイトニングでの改善は難しいでしょう。
実はこの画像１は初診時ではなく、ホワイトニング1回後の写真です（この写真がわかりやすいので、アップしました）。
初診時の写真もアップしておきますが、やはりホワイトラインはよく見ないとわからないくらいです。
このようなケースでは通常どおりにホワイトニングをしますと、写真１のように逆にホワイトラインが目立ってしまいます。
このような方は程度の差はあれ、私の経験上かなり多くいらっしゃいます。
担当の先生もこれを懸念されていらっしゃるのだと思います。
ご参考にされて下さい。
画像1
ただこの場合は、ホワイトニングでの改善は難しいでしょう。
実はこの画像１は初診時ではなく、ホワイトニング1回後の写真です（この写真がわかりやすいので、アップしました）。
初診時の写真もアップしておきますが、やはりホワイトラインはよく見ないとわからないくらいです。
このようなケースでは通常どおりにホワイトニングをしますと、写真１のように逆にホワイトラインが目立ってしまいます。
このような方は程度の差はあれ、私の経験上かなり多くいらっしゃいます。
担当の先生もこれを懸念されていらっしゃるのだと思います。
ご参考にされて下さい。
画像1
回答3
山形屋歯科坂上医院(鹿児島市金生町)の坂上です。
回答日時：2009-11-01 12:39:19
椿先生のご回答はいつも勉強になります。
鹿児島の坂上です。
さて、リラックマコリラさんの様な歯のホワイトニングには私もいつも迷い・悩まされます。
このようなケースでは、かえってホワイトバンドが浮き上がってしまうケースが多いようです。
私は、患者さんとの合意の上でこのような歯のホワイトニングを行った事があります。
基本的にはホワイトバンドは歯の表面のホワイトニングされやすい部分が先に白くなり、ホワイトニングされにくい部分が残ってしまうという説明は間違いではないと信じています。
残ったホワイトニングされにくい部分は、ホワイトニングを重ねて行う事により、白くなるはずなのですが、思うようにはいかないケースも多々あります。
教科書どおりに事が進むとは限らないんですね。
で、私がホワイトニングを行った患者さんは、最終的にはとても白くはなったのですが、どうしてもホワイトバンドが残ってしまいました。
とはいえ、歯自体の明度・彩度は本人の満足のゆくレベルに達していましたし、歯だけをじっと見つめさえしなければホワイトバンドも「ばれない!」という感じに仕上がりました。
ホワイトニングの最中には、かなりホワイトバンドが目立った時期もありましたが、最終的には、本人が「許せる?」レベルまで薄くする事が出来ました。
しかし、この治療を開始するときには勇気がいりました。
ホワイトバンドがどこまで目立たなくできるかは、やってみないと分からないというのが正直な感想です。
ですから、最終的にはホワイトバンドがどこまで目立たなくできるかを、担当の先生と、良く話し合う必要が出てきます。
ホームホワイトニングの期間を長く設定すれば、すこしづつ目立たなくなってはきますが、その評価は患者さんが納得してくれるかどうかにかかっています。
ここは、担当の先生と十分に話し合い、ちゃんと納得してから治療を開始する事が大切だと考えます。
鹿児島の坂上です。
さて、リラックマコリラさんの様な歯のホワイトニングには私もいつも迷い・悩まされます。
このようなケースでは、かえってホワイトバンドが浮き上がってしまうケースが多いようです。
私は、患者さんとの合意の上でこのような歯のホワイトニングを行った事があります。
基本的にはホワイトバンドは歯の表面のホワイトニングされやすい部分が先に白くなり、ホワイトニングされにくい部分が残ってしまうという説明は間違いではないと信じています。
残ったホワイトニングされにくい部分は、ホワイトニングを重ねて行う事により、白くなるはずなのですが、思うようにはいかないケースも多々あります。
教科書どおりに事が進むとは限らないんですね。
で、私がホワイトニングを行った患者さんは、最終的にはとても白くはなったのですが、どうしてもホワイトバンドが残ってしまいました。
とはいえ、歯自体の明度・彩度は本人の満足のゆくレベルに達していましたし、歯だけをじっと見つめさえしなければホワイトバンドも「ばれない!」という感じに仕上がりました。
ホワイトニングの最中には、かなりホワイトバンドが目立った時期もありましたが、最終的には、本人が「許せる?」レベルまで薄くする事が出来ました。
しかし、この治療を開始するときには勇気がいりました。
ホワイトバンドがどこまで目立たなくできるかは、やってみないと分からないというのが正直な感想です。
ですから、最終的にはホワイトバンドがどこまで目立たなくできるかを、担当の先生と、良く話し合う必要が出てきます。
ホームホワイトニングの期間を長く設定すれば、すこしづつ目立たなくなってはきますが、その評価は患者さんが納得してくれるかどうかにかかっています。
ここは、担当の先生と十分に話し合い、ちゃんと納得してから治療を開始する事が大切だと考えます。
| タイトル | [写真あり] 歯にある白い縞模様は何？またホワイトニングは可能？ |
|---|---|
| 質問者 | リラックマコリラさん |
| 地域 | 非公開 |
| 年齢 | 23歳 |
| 性別 | 女性 |
| 職業 | 非公開 |
| カテゴリ |
歯の変色・着色 ホワイトニング治療法 ホワイトニングその他 その他(写真あり) |
| 回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。
