ラミネートベニアの色が馴染まない。削った前歯にどんな再治療ができる?

相談者: ラッピーさん (27歳:女性)
投稿日時:2009-10-31 21:32:30
2年ほど前、貧血で倒れて前歯を打ち、変色してきたため、ラミネートベニアの治療を受けました。

当時はラミネートベニアについてまったく知りませんでしたが、黒いままでも嫌だし…と考え、治療を決断したところ、が一回り小さくなるほど(表面・横とも)削りました。

そのようなものかと思っていたら、最近ネットで調べたところ、表面だけを数ミリ削るというのが、通常の治療法だと知り、削ったものは戻らないので、とても悔しい思いでいます。

医療ミスとして返金を請求する気力もありません。

ちゃんと調べて確認せずに削ってしまったことと、貧血だったにもかかわらず休日外出してしまったせいで、生涯戻らないものを失ってしまったことを後悔しています。

さらに、つけた当初ほかの歯に比べて白すぎたのですが、「だんだん馴染んでくる」といわれたため、信じて待っていたのですが、歯の上のほうだけ黒っぽくなったまま、まったく馴染んできません。
(黒っぽいのは接着剤が透けているとのことです)


相談したいのは、どのような再治療が出来るかということです。

色を変えるには、新しいラミネートを作るしかないのでしょうか。

5万円前後かかった記憶があります。
再びそれだけかけて作るというのは、経済的に困難です。

元の歯がかなり小さく削ってあり、しかも前歯であるため、新しいものが出来るまでの間、精神的に辛いというのもあります。
(2年間毎日、いつ取れてしまうかという不安に怯えています)
接客業なので、業務に支障も出ます。

取り外す期間を短く、色だけ変えることができればしてみたいのですが、そのような方法がありますか。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-11-02 02:09:33
こんばんは。

前歯は、もったいないことをしてしまいましたね。


少し知識の整理が必要かと思いますが、

が折れて、神経を抜いた歯に、ラミネートベニアではなくてクラウンを被せるのは極めて一般的です

・黒くなってきている原因が本当に接着剤なら作り直せば良いのですが(※それ以前に適合精度の問題や、接着不良は疑えます)、神経を抜いた影響で歯根自体が黒くなっている場合もあり、その場合のリカバリーは困難です。

・5万円のセラミックだと、相場から考えると大して期待は持てないかも・・? 
個人的な感覚だと、それなりの物を望むなら少なくとも倍以上はかかるかと思います。



さて、

>取り外す期間を短く、色だけ変えることができればしてみたいのですが、そのような方法がありますか。

とのことですが、次回どの様な方法を選ぶにしても仮歯は作られますので、外している期間についてそれほど心配する必要はないと思いますよ。

今回はすでに被せるタイプのクラウンが入っているのですから、次回がそれよりも削除量の少ないラミネートと言うのはあり得ませんよね。

となれば次回も、クラウン。

審美性を高く期待されるのでしたら、おそらくオールセラミッククラウンと言う方法が勧められるかと思いますが、どちらかと言うと担当医の選び方や、予算についてが問題になりそうな気がします。

幸いに見た目以外の問題もなさそうですし、多少の接着不良があったとしてもいきなり外れる様なことはそうそうないと思います。

あせらず時間をかけて、よく調べてみて下さいね。

お大事にどうぞ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ラッピーさん
返信日時:2009-11-02 21:28:05
ご回答、ありがとうございます。

領収書に「ラミネート代として」と書かれていたので、ラミネートベニアを失敗されたのかと思っていましたが、クラウンという別の治療法だったのですね。

私だけがおかしなことをされたのかと思い、2年間悩み続けていましたが、すっきりしました。

削った後、クラウンが出来るまで、1週間、削られたのままで過ごして辛かったので、突然とれたときや、再治療のため外すことを考えて、当時の自分の行動の全てを悔やんできましたが、仮歯で対応できるとのことなので、そこのところも少し安心できました。

突然とれたりすることはないとのことですので、毎日歯のことを考えて、後悔で自暴自棄にならず、冷静に調べて、ちゃんとお金を貯めて、次は納得いくクラウンをかぶせてもらいたいと思います。

ありがとうございました。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-11-03 02:18:50
あ、すみません、前回の回答に間違いがありました。。


が一回り小さくなるほど(表面・横とも)削りました。

↑でうっかり、クラウンと回答しましたが、ラミネートベニアですね、すみません。
ですが、それで正式な削り方ですから、心配は要りませんよ。


となると次回もラミネート・・と言う選択肢も残る訳ですが、特別な先生を見つけられない限りは、どちらにしてもクラウンをお勧めします。

ラミネートは難しく、トラブルも本当に多いですからね。
仮歯も出来ないこともないのですが、これがまた難しいので、省略されたのでしょうね^^;

参考⇒ラミネートベニアがすぐに取れてしまう。他の治療方法は無いですか?


>毎日歯のことを考えて、後悔で自暴自棄にならず、冷静に調べて、ちゃんとお金を貯めて、次は納得いくクラウンをかぶせてもらいたいと思います。

是非そうして下さい^^

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-11-03 10:30:05
概ね解決気味のようですがひとつだけ。

ラミネートベニアの場合の仮歯は確かに脱落し易いのですが、きちんと作られていて接着剤をよく選べば、そこそこくっつくと思っております。

少なくとも取れてしまう可能性はあるという前提で、セットするまでの期間は過ごしていただく事になるにせよ、パッと見て判る部位の仮を入れずにクリニックを出ていただくというのは、ご本人が仮歯を望まれなかった場合以外は私はした事がありません。

どのような補綴処置をするにせよ、事前に仮歯を作って欲しい旨お伝えしてから治療を始めていただいたらよいと思います。
というより、通常は取れてしまう可能性はあっても、だからといって仮歯を入れずにお帰りいただくという感覚が私には解りかねます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ラッピーさん
返信日時:2009-11-03 15:11:18
渡辺徹也先生

ご回答、ありがとうございます。

ラミネートベニアだったのですね。
正式な削り方と言っていただき、心が軽くなったように感じます。

ラミネートはトラブルが多いとのことですので、次回は調べて、しっかり相談して、クラウンに替えることも考えます。

わたしは子どもの頃から前歯の間が開いていて、矯正が終わって数年で前歯を打ってしまったので、いままでずっと口を開けて笑うことにコンプレックスがあります。

でも、社会人として仕事を続けていくためにも、出来る限り自分の自然なに見えて、自信を持って笑える治療を探したいと思います。

ありがとうございました。



田中泰彦先生

ご回答、ありがとうございます。

削ったときは、仮歯の要否については聞かれず、そんなものなのか、と思いました。

わたしは虫歯がなく、矯正歯科以外にかかりつけがなかったので、なにも調べず、普通の治療だと思ってしまいましたが、削った翌日から一週間マスクをして会社に行き、接客できないばかりか、落ち込んで仕事も手に付かなかったので、とれやすくても、多少違和感があっても、仮歯があったらどんなに良いかと思います。

次に治療するときには、その辺もしっかり確認し、仮歯を作ってもらうように伝えます。

ラミネートベニアでも仮歯が可能と知り、治療期間に対する恐怖感が和らいだので、前向きに治療を考えられそうです。

ありがとうございました。



タイトル ラミネートベニアの色が馴染まない。削った前歯にどんな再治療ができる?
質問者 ラッピーさん
地域 非公開
年齢 27歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ クラウン(差し歯・被せ)その他
ラミネートベニア
歯医者への不信感
仮歯に関する質問・トラブル
回答者




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