10年以上前から口臭で悩んでいるが、歯科・耳鼻科では異常なしと診断
相談者:
猫のしっぽさん (25歳:女性)
投稿日時:2009-11-15 21:57:10
はじめまして。
ずっと口臭で悩んでいます。
どんなに歯をしっかり磨いても、時間がたつと口の中(舌?)が臭くなるんです。
先日、やっと勇気を出して歯科医院に行き診察してもらったのですが、歯周病ではないし、歯の磨き方も悪くないと言われました。
虫歯は一つあったので治療してもらいました。
歯石も取ってもらいました。
口の中が原因でないとしたら、耳鼻科に行こうと思い耳鼻科で診察してもらいました。
レントゲンなどで調べたところ、蓄膿症ではありませんでした。
ほかの原因も見つからず、結局異常なしでした。
あと行っていないのは内科、口腔歯科などです。
もしかして、体のどこかが悪くて口臭が出てきてしまうのでしょうか・・・
私は現在25歳なのですが、幼稚園のころから強いストレスを感じながら生きてきました。
食事は学校などでは緊張してまともに食べられず、家でだけ普通に食べれました。
そういう生活が高校生くらいまで続きました。
胃潰瘍などにはなったことはありません。
子供のころのストレスが原因で今のような口臭が出てきてしまうのか・・・わかりません。
明らかに自臭症ではないんです。
舌が臭いんです。
舌を口から出すと
口臭はまったく感じられません。
唾液が少ないとは思えません。
舌苔は多いかもしれないです。
人と普通に会話が出来なくて、変な人だと思われているはずです・・・とても辛いです。
私が話すと人は手を鼻に当てて、臭そうにしています・・・
長くなりましたが、口臭の原因を教えていただけるとうれしいです。
よろしくお願いいたします。
ずっと口臭で悩んでいます。
どんなに歯をしっかり磨いても、時間がたつと口の中(舌?)が臭くなるんです。
先日、やっと勇気を出して歯科医院に行き診察してもらったのですが、歯周病ではないし、歯の磨き方も悪くないと言われました。
虫歯は一つあったので治療してもらいました。
歯石も取ってもらいました。
口の中が原因でないとしたら、耳鼻科に行こうと思い耳鼻科で診察してもらいました。
レントゲンなどで調べたところ、蓄膿症ではありませんでした。
ほかの原因も見つからず、結局異常なしでした。
あと行っていないのは内科、口腔歯科などです。
もしかして、体のどこかが悪くて口臭が出てきてしまうのでしょうか・・・
私は現在25歳なのですが、幼稚園のころから強いストレスを感じながら生きてきました。
食事は学校などでは緊張してまともに食べられず、家でだけ普通に食べれました。
そういう生活が高校生くらいまで続きました。
胃潰瘍などにはなったことはありません。
子供のころのストレスが原因で今のような口臭が出てきてしまうのか・・・わかりません。
明らかに自臭症ではないんです。
舌が臭いんです。
舌を口から出すと
口臭はまったく感じられません。
唾液が少ないとは思えません。
舌苔は多いかもしれないです。
人と普通に会話が出来なくて、変な人だと思われているはずです・・・とても辛いです。
私が話すと人は手を鼻に当てて、臭そうにしています・・・
長くなりましたが、口臭の原因を教えていただけるとうれしいです。
よろしくお願いいたします。
回答1
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2009-11-15 23:23:23
猫のしっぽさん、こんにちは。
口臭の悩みで、お辛いことと思います。
本相談室にご相談されたことを、解決への糸口にしていただければ、と思います。
そのためには、今一度、口臭のことを正しく、そして客観的に知っていただく必要があります。
【1】
まず、ご存知の通り、口臭は自臭症と他臭症とに大別されます(これは医学的に正確な分類ではありませんが、便宜的にこの用語を使用します)。
簡単に言えば、
●他臭症:
・他人(第三者)に明確に臭いが伝わる状態
・原因として、歯周病、虫歯、病的・慢性的な唾液の減少(ドライマウス)などが考えられる
・多くの場合、自分は気付かないことが多い(←重要!)
●自臭症:
・自分自身で口臭を自覚する状態
・他人には臭いが伝わっていないことが多い
・原因は様々だが、他臭症から自臭症への移行ケースもある
ということになります。
【2】
さて、猫のしっぽさんのケースです。
>明らかに自臭症ではないんです。
>舌が臭いんです。舌を口から出すと
>口臭はまったく感じられません。
と書かれています。
再度、他臭症と自臭症の違いを見てください。
『舌が臭いんです』という、猫のしっぽさんご自身の感覚は、果たしてどちらの分類に近いと思われるでしょうか?
【3】
一方で、
>人と普通に会話が出来なくて、変な人だと思われているはずです・・・とても辛いです。
>私が話すと人は手を鼻に当てて、臭そうにしています・・・
と書かれています。
ですから、猫のしっぽさんは、「自分自身で口臭を自覚してるだけじゃなく、他人も気付いている」とお考えになるかもしれません。
ですが、どうでしょうか? これは猫のしっぽさんが、もしお友達や、日常生活で遭遇した第三者で、強い口臭を出している人の面前にいる状況を考えてみてください。
猫のしっぽさんが、本当に強い口臭が出ている人に遭遇したとき、果たして『手を鼻に当てて、臭そうに』するでしょうか?あからさまに、そのような態度に出ますか?
むしろ平静を装うのではないでしょうか。 その人を傷付けまい・気付かれないようにしよう、トラブルに巻き込まれないようにしよう、とする心理が働くのではないでしょうか?
【4】
更にもう一点、猫のしっぽさんは、既に複数の医療機関は受診されていますが、その際に、担当の先生から、
>歯周病ではないし、歯の磨き方も悪くないと言われました。
>レントゲンなどで調べたところ、蓄膿症ではありませんでした。>ほかの原因も見つからず、結局異常なしでした。
と言われたとのことです。
では、その際に、担当の先生から、
『異常はないですが、確かに強い口臭は認められますね』
と言われたでしょうか?
医師は病的な症状に対する原因を放置することはありません。
たとえば、高熱が出ているのに、「風邪じゃない。気のせい」で片付けられることはありませんよね?
原因不明の痛みなど、患者さん本人しか感じられない症状と異なり、口臭は第三者にはっきりと確認される症状です。
ですから、仮に本当に強い口臭が医師に確認され、しかし歯科的・耳鼻科的な異常が見受けられない場合は、他の原因を追究しようとするはずです。
ですが、「異常なし」で、それ以上のアプローチがなく診察が終わった場合は、
>明らかに自臭症ではないんです。
という固定観念は、まず取り払わないと、根本的な解決は難しいように思います。
【5】
もっとも、先にコメントしたとおり、一口に自臭症といっても、医学的には複雑な病態を呈しているケースが多いです。
この辺りの事情が、多くの医療機関には、まだ自臭症(と従来言われてきたもの)の辛さが理解されていない理由でもあり、
『自臭症 = 患者の気のせい・思い違い・心の問題』
とのみ断定され、充分なケアが行われていない理由でもあります。
実際には、自臭症と従来言われてきた症状は、「気のせい」の一言で片付けられる、単純な問題ではありません。
【6】
さて、猫のしっぽさんは、
>もしかして、体のどこかが悪くて口臭が出てきてしまうのでしょうか・・・
>口臭の原因を教えていただけるとうれしいです。
と書かれています。おそらくは「病的な状態」に口臭の原因を求めようとされている、と思います。
ですが、ご質問の内容をうかがう限り、全身の問題・あるいは歯科的・耳鼻科的な問題が原因となり、明らかに強い口臭が出ている可能性は低いと思います。
ですから、
>あと行っていないのは内科、口腔歯科などです。
といった診療科を受診されても、おそらくは問題の解決にはならないと思います(場合によっては問題の複雑化を招くと思います)。
また、ご自身で『何か体に問題があるはずだ』と考え続け、各種の医療機関を次々に受診されたり、ネット上の上辺だけの情報に囚われられる限り、やはり問題は解決しないと思います。
一番適切だと思われるアプローチは、やはり口臭を専門に取り扱っている診療科を受診することだと思います。
具体的には、大学病院の口臭外来などがあげられます。
猫のしっぽさんがお住まいの地域には、大学病院専門外来がありますので、それらを受診されることをお勧めします。
一方で、そういった専門医療機関を受診済みであるにも関わらず、現在の状況にあれば、率直に申し上げて、問題の解決には相当大きなハードルが存在するともいえます。
以上、長文になりましたが、何とか解決の糸口を見出していただければ幸いです。
お大事になされてくださいね。
【追伸】
舌(あるいは舌苔)は、誰でも客観的に臭くなりますよ。
ただ、それを、本人が主観的に臭いと感じるかどうかは、人により様々です。
この話は、プラークの臭いも同様です。
問題は、実際に「舌がにおう・臭い」と感じられた時に、その感覚が口臭の恐怖感にまで発展した場合です。
また、可能性は低いながらも、唾液の減少などの原因により、舌苔が付着しやすい状態になっている状況もゼロではありません。
いずれにしても、この辺りの状況は、専門外来を受診されれば、適切な診察および説明があると思います。
口臭の悩みで、お辛いことと思います。
本相談室にご相談されたことを、解決への糸口にしていただければ、と思います。
そのためには、今一度、口臭のことを正しく、そして客観的に知っていただく必要があります。
【1】
まず、ご存知の通り、口臭は自臭症と他臭症とに大別されます(これは医学的に正確な分類ではありませんが、便宜的にこの用語を使用します)。
簡単に言えば、
●他臭症:
・他人(第三者)に明確に臭いが伝わる状態
・原因として、歯周病、虫歯、病的・慢性的な唾液の減少(ドライマウス)などが考えられる
・多くの場合、自分は気付かないことが多い(←重要!)
●自臭症:
・自分自身で口臭を自覚する状態
・他人には臭いが伝わっていないことが多い
・原因は様々だが、他臭症から自臭症への移行ケースもある
ということになります。
【2】
さて、猫のしっぽさんのケースです。
>明らかに自臭症ではないんです。
>舌が臭いんです。舌を口から出すと
>口臭はまったく感じられません。
と書かれています。
再度、他臭症と自臭症の違いを見てください。
『舌が臭いんです』という、猫のしっぽさんご自身の感覚は、果たしてどちらの分類に近いと思われるでしょうか?
【3】
一方で、
>人と普通に会話が出来なくて、変な人だと思われているはずです・・・とても辛いです。
>私が話すと人は手を鼻に当てて、臭そうにしています・・・
と書かれています。
ですから、猫のしっぽさんは、「自分自身で口臭を自覚してるだけじゃなく、他人も気付いている」とお考えになるかもしれません。
ですが、どうでしょうか? これは猫のしっぽさんが、もしお友達や、日常生活で遭遇した第三者で、強い口臭を出している人の面前にいる状況を考えてみてください。
猫のしっぽさんが、本当に強い口臭が出ている人に遭遇したとき、果たして『手を鼻に当てて、臭そうに』するでしょうか?あからさまに、そのような態度に出ますか?
むしろ平静を装うのではないでしょうか。 その人を傷付けまい・気付かれないようにしよう、トラブルに巻き込まれないようにしよう、とする心理が働くのではないでしょうか?
【4】
更にもう一点、猫のしっぽさんは、既に複数の医療機関は受診されていますが、その際に、担当の先生から、
>歯周病ではないし、歯の磨き方も悪くないと言われました。
>レントゲンなどで調べたところ、蓄膿症ではありませんでした。>ほかの原因も見つからず、結局異常なしでした。
と言われたとのことです。
では、その際に、担当の先生から、
『異常はないですが、確かに強い口臭は認められますね』
と言われたでしょうか?
医師は病的な症状に対する原因を放置することはありません。
たとえば、高熱が出ているのに、「風邪じゃない。気のせい」で片付けられることはありませんよね?
原因不明の痛みなど、患者さん本人しか感じられない症状と異なり、口臭は第三者にはっきりと確認される症状です。
ですから、仮に本当に強い口臭が医師に確認され、しかし歯科的・耳鼻科的な異常が見受けられない場合は、他の原因を追究しようとするはずです。
ですが、「異常なし」で、それ以上のアプローチがなく診察が終わった場合は、
>明らかに自臭症ではないんです。
という固定観念は、まず取り払わないと、根本的な解決は難しいように思います。
【5】
もっとも、先にコメントしたとおり、一口に自臭症といっても、医学的には複雑な病態を呈しているケースが多いです。
この辺りの事情が、多くの医療機関には、まだ自臭症(と従来言われてきたもの)の辛さが理解されていない理由でもあり、
『自臭症 = 患者の気のせい・思い違い・心の問題』
とのみ断定され、充分なケアが行われていない理由でもあります。
実際には、自臭症と従来言われてきた症状は、「気のせい」の一言で片付けられる、単純な問題ではありません。
【6】
さて、猫のしっぽさんは、
>もしかして、体のどこかが悪くて口臭が出てきてしまうのでしょうか・・・
>口臭の原因を教えていただけるとうれしいです。
と書かれています。おそらくは「病的な状態」に口臭の原因を求めようとされている、と思います。
ですが、ご質問の内容をうかがう限り、全身の問題・あるいは歯科的・耳鼻科的な問題が原因となり、明らかに強い口臭が出ている可能性は低いと思います。
ですから、
>あと行っていないのは内科、口腔歯科などです。
といった診療科を受診されても、おそらくは問題の解決にはならないと思います(場合によっては問題の複雑化を招くと思います)。
また、ご自身で『何か体に問題があるはずだ』と考え続け、各種の医療機関を次々に受診されたり、ネット上の上辺だけの情報に囚われられる限り、やはり問題は解決しないと思います。
一番適切だと思われるアプローチは、やはり口臭を専門に取り扱っている診療科を受診することだと思います。
具体的には、大学病院の口臭外来などがあげられます。
猫のしっぽさんがお住まいの地域には、大学病院専門外来がありますので、それらを受診されることをお勧めします。
一方で、そういった専門医療機関を受診済みであるにも関わらず、現在の状況にあれば、率直に申し上げて、問題の解決には相当大きなハードルが存在するともいえます。
以上、長文になりましたが、何とか解決の糸口を見出していただければ幸いです。
お大事になされてくださいね。
【追伸】
舌(あるいは舌苔)は、誰でも客観的に臭くなりますよ。
ただ、それを、本人が主観的に臭いと感じるかどうかは、人により様々です。
この話は、プラークの臭いも同様です。
問題は、実際に「舌がにおう・臭い」と感じられた時に、その感覚が口臭の恐怖感にまで発展した場合です。
また、可能性は低いながらも、唾液の減少などの原因により、舌苔が付着しやすい状態になっている状況もゼロではありません。
いずれにしても、この辺りの状況は、専門外来を受診されれば、適切な診察および説明があると思います。
回答2
ひぐち歯科クリニック(大阪府茨木市)の樋口です。
回答日時:2009-11-15 23:58:55
こんばんは。
口臭に関する悩みは解決の手がかりが少なく、自分で口臭の程度を確認するのも難しく、原因を調べるのも難しいと大変大きなものだと思います。
はっきりといいますが、自分で悩んでいても何も解決できず、よい方向には進みません。悩めば悩むほど口腔生理機能は悪化し口臭が治りにくくなります。
まずは必要な診察、検査を受けて、正しい診断をしてもらうことです。
必要な診察検査とは次のようなことです。
*口臭の強度、どのようなにおいか、どの程度は慣れていて臭うかを鼻で嗅いで調べたり、機械で測定する
*口臭の発生源となる歯肉の炎症、舌苔の付着、扁桃腺の汚れや炎症の有無と程度を調べる
*口臭を抑制する唾液の状態を調べる
*口臭の原因となるガスを産生する嫌気性菌を調べる
*口腔粘膜、咽頭粘膜、鼻腔粘膜の状態を調べる
*口臭の日々の変動状態を問診したり口臭日記をつけてもらう
*口臭に悩みだした当初から現在までの状態の変化や受けた治療、試みた対処法、それらの効果などを問診する
*日々の口腔ケアの状況、生活状況、食生活の状況などを問診する
*口臭に悩む中での心理・社会的要因の影響を診察する
*持病、服用薬、体質、体調を把握する
などといった事柄です。
正しい診断の元に必要に応じた口臭治療が行われます。
まずはこういった診察を受けることが必要です。
口臭に関する悩みは解決の手がかりが少なく、自分で口臭の程度を確認するのも難しく、原因を調べるのも難しいと大変大きなものだと思います。
はっきりといいますが、自分で悩んでいても何も解決できず、よい方向には進みません。悩めば悩むほど口腔生理機能は悪化し口臭が治りにくくなります。
まずは必要な診察、検査を受けて、正しい診断をしてもらうことです。
必要な診察検査とは次のようなことです。
*口臭の強度、どのようなにおいか、どの程度は慣れていて臭うかを鼻で嗅いで調べたり、機械で測定する
*口臭の発生源となる歯肉の炎症、舌苔の付着、扁桃腺の汚れや炎症の有無と程度を調べる
*口臭を抑制する唾液の状態を調べる
*口臭の原因となるガスを産生する嫌気性菌を調べる
*口腔粘膜、咽頭粘膜、鼻腔粘膜の状態を調べる
*口臭の日々の変動状態を問診したり口臭日記をつけてもらう
*口臭に悩みだした当初から現在までの状態の変化や受けた治療、試みた対処法、それらの効果などを問診する
*日々の口腔ケアの状況、生活状況、食生活の状況などを問診する
*口臭に悩む中での心理・社会的要因の影響を診察する
*持病、服用薬、体質、体調を把握する
などといった事柄です。
正しい診断の元に必要に応じた口臭治療が行われます。
まずはこういった診察を受けることが必要です。
回答3
回答日時:2009-11-16 03:50:32
おはようございます。(早寝早起きで...早過ぎましたが...)
中本先生、樋口先生の回答の通りだと思います。
詳しく書かれているので、何度か読み返してみてください。
>明らかに自臭症ではないんです。
>私が話すと人は手を鼻に当てて、臭そうにしています・・・
そういった「他人のしぐさ」が気になるくらい不安になっている状態が「自臭症(自己臭症)」とも言えます。
>舌が臭いんです。
>舌を口から出すと口臭はまったく感じられません。
なるほどね。
で、どうやって確かめましたか?
舌を鼻にくっつけて・・・ではないですよね(^^;)
「カラカラ感」「ネバネバ感」「酸っぱい味」「苦い味」などの感覚が「口臭を感じさせている」のかも知れませんね。
どちらも”見えない”ですし、味覚と嗅覚はかなり近い部分で認識しています。
>唾液が少ないとは思えません。
「感覚」と「実態」とが、違っていることも少なくありません。
なので、感覚的なものはアテにはならないです。
>舌苔は多いかもしれないです。
まず「健康な舌」を知らないと、多いか少ないかもわかりませんよね。
「舌」は全身の状態を表しており「顔色」と同じようなものです。
たまに舌磨きを指示する先生がいらっしゃいますが、それは「顔色が悪いから顔洗え」と言っているようなものです。
>口臭の原因を教えていただけるとうれしいです。
口臭の原因って、直接的なものだけでも10以上挙げられます。
間接的なものを挙げていくと、かなり複雑になってきます。
ただひとつの原因だけで起こるわけではないので、その組み合わせとなると・・・
原因をしぼっていくためには、ある程度の検査項目が必要です。
(樋口先生が挙げられたので、目一杯だとは思いますが・・・)
すでに複数の医療機関を巡られているようですから、今までの経緯をまとめておかれるとよろしいかと思います。
中本先生、樋口先生の回答の通りだと思います。
詳しく書かれているので、何度か読み返してみてください。
>明らかに自臭症ではないんです。
>私が話すと人は手を鼻に当てて、臭そうにしています・・・
そういった「他人のしぐさ」が気になるくらい不安になっている状態が「自臭症(自己臭症)」とも言えます。
>舌が臭いんです。
>舌を口から出すと口臭はまったく感じられません。
なるほどね。
で、どうやって確かめましたか?
舌を鼻にくっつけて・・・ではないですよね(^^;)
「カラカラ感」「ネバネバ感」「酸っぱい味」「苦い味」などの感覚が「口臭を感じさせている」のかも知れませんね。
どちらも”見えない”ですし、味覚と嗅覚はかなり近い部分で認識しています。
>唾液が少ないとは思えません。
「感覚」と「実態」とが、違っていることも少なくありません。
なので、感覚的なものはアテにはならないです。
>舌苔は多いかもしれないです。
まず「健康な舌」を知らないと、多いか少ないかもわかりませんよね。
「舌」は全身の状態を表しており「顔色」と同じようなものです。
たまに舌磨きを指示する先生がいらっしゃいますが、それは「顔色が悪いから顔洗え」と言っているようなものです。
>口臭の原因を教えていただけるとうれしいです。
口臭の原因って、直接的なものだけでも10以上挙げられます。
間接的なものを挙げていくと、かなり複雑になってきます。
ただひとつの原因だけで起こるわけではないので、その組み合わせとなると・・・
原因をしぼっていくためには、ある程度の検査項目が必要です。
(樋口先生が挙げられたので、目一杯だとは思いますが・・・)
すでに複数の医療機関を巡られているようですから、今までの経緯をまとめておかれるとよろしいかと思います。
回答4
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2009-11-16 07:22:50
猫のしっぽさまおはようございます。
口臭で悩んでいらっしゃるのですね、私どもの所にも時々口臭の悩みを主訴としてお越しになる方がいらっしゃいます。
診断方法は直接口臭を嗅ぎます、口臭があればほとんどの場合は歯周病です、たまには大きなむし歯の場合もあります。
一度身内の方に口臭を嗅いでもらうのが一番いいと思います、方法は息を止めて鼻を近づけてもらってにおいを嗅いでもらえばよくわかるでしょう。
この時息を吐けば呼気のにおいなので、口の中の臭いはわからなくなります。
もし口臭があれば歯周病かひどいむし歯が原因と考えられます、一度歯科医に診てもらうのがいいでしょう。
参考になさってください。
口臭で悩んでいらっしゃるのですね、私どもの所にも時々口臭の悩みを主訴としてお越しになる方がいらっしゃいます。
診断方法は直接口臭を嗅ぎます、口臭があればほとんどの場合は歯周病です、たまには大きなむし歯の場合もあります。
一度身内の方に口臭を嗅いでもらうのが一番いいと思います、方法は息を止めて鼻を近づけてもらってにおいを嗅いでもらえばよくわかるでしょう。
この時息を吐けば呼気のにおいなので、口の中の臭いはわからなくなります。
もし口臭があれば歯周病かひどいむし歯が原因と考えられます、一度歯科医に診てもらうのがいいでしょう。
参考になさってください。
相談者からの返信
相談者:
猫のしっぽさん
返信日時:2009-11-16 18:05:00
タイトル | 10年以上前から口臭で悩んでいるが、歯科・耳鼻科では異常なしと診断 |
---|---|
質問者 | 猫のしっぽさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 25歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 口臭 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。