頭痛と右首筋の過緊張がありますが、歯科で解決の方法はありますか
相談者:
よよぎさん (22歳:男性)
投稿日時:2009-11-15 22:39:09
こんばんは。
困っている症状は、頭痛、吐き気と右首筋の筋肉の過緊張による違和感です。
状態)
頭部上部が左、顎(頭部下部)は右に傾いています。
また、右側の筋肉(顔、首、背中)が堅くなっています。
また、右顎がガクッ、シャリと音がします。
歯並びについては、生えるスペースが足りていません。
右上下が8(親知らず)まで先に生えそろい、左がつまっています。
左上の8は側面から生え始めています。左下はまだ肉が8にかぶっています。
厚さ3〜4mmのゴムを左の歯(4567あたり)に挟み口を閉じていると、上記の症状が一時的に改善されます
おそらく、頭部の左への傾きが長期間(成長期の10年間)続いたため、右側の顎が左に比べ不均等に発達してしまったのが原因だと思います。
また、左側でかみ締めると鈍い痛みがあります。
親知らずの影響もあると思います。
その場合有効な治療法、なかでもリスクが低いものをを教えてください。
また、どのように、歯科医に伝えたらよいかを教えてください。
どうぞよろしくお願いします。
困っている症状は、頭痛、吐き気と右首筋の筋肉の過緊張による違和感です。
状態)
頭部上部が左、顎(頭部下部)は右に傾いています。
また、右側の筋肉(顔、首、背中)が堅くなっています。
また、右顎がガクッ、シャリと音がします。
歯並びについては、生えるスペースが足りていません。
右上下が8(親知らず)まで先に生えそろい、左がつまっています。
左上の8は側面から生え始めています。左下はまだ肉が8にかぶっています。
厚さ3〜4mmのゴムを左の歯(4567あたり)に挟み口を閉じていると、上記の症状が一時的に改善されます
おそらく、頭部の左への傾きが長期間(成長期の10年間)続いたため、右側の顎が左に比べ不均等に発達してしまったのが原因だと思います。
また、左側でかみ締めると鈍い痛みがあります。
親知らずの影響もあると思います。
その場合有効な治療法、なかでもリスクが低いものをを教えてください。
また、どのように、歯科医に伝えたらよいかを教えてください。
どうぞよろしくお願いします。
回答1
ひぐち歯科クリニック(大阪府茨木市)の樋口です。
回答日時:2009-11-16 00:08:22
こんばんは。
頭痛、吐き気に関しては頭痛外来(脳神経外科、神経内科)を受診されることをお勧めします。
他方で、かみ締め時の鈍い痛み、顎関節の雑音、筋肉の凝りについては食いしばり・歯軋りの関与が疑われますので、歯科を受診されるのがよいと思います。
治療法は食いしばりに注意することや食いしばらないようにするトレーニングを行うことです。
夜間の歯軋りに対しては、マウスガードという装置を作成してはめて寝ることも有効です。
頭痛、吐き気に関しては頭痛外来(脳神経外科、神経内科)を受診されることをお勧めします。
他方で、かみ締め時の鈍い痛み、顎関節の雑音、筋肉の凝りについては食いしばり・歯軋りの関与が疑われますので、歯科を受診されるのがよいと思います。
治療法は食いしばりに注意することや食いしばらないようにするトレーニングを行うことです。
夜間の歯軋りに対しては、マウスガードという装置を作成してはめて寝ることも有効です。
回答2
回答日時:2009-11-16 00:12:58
こんばんは。
これは回答される先生によって、答えが割れそうな内容ですね。
欧米の専門の学会の一般的見解からすると、これだけの情報から、かみ合わせとその諸症状についての関連性を強く疑うことはたぶんないと思います。
ですが
>厚さ3〜4mmのゴムを左の歯(4567あたり)に挟み口を閉じていると、上記の症状が一時的に改善されます
という自己認識が確かにあるのですから、歯科でその様に相談してみるのは悪くはないかも知れません。
ですが、私も含めて多くの先生には十分な対応は出来なさそうですし、こういう先生にお任せすれば安心、というのもないですね。
日本の場合はかみ合わせに対する考え方が非常に混沌としていますので、ひとりひとりの先生からお話を聞いて判断するしかありません。
>なかでもリスクが低いものをを教えてください。
・・という発想がとても大事だと、個人的には思います。
とりあえず、何かを歯科でやるとすれば、合わなければ後戻りのできる、取り外し式のスプリント療法までなら試してみても良いと思います。
いきなり固定式の装置をつけたり、歯を削ったり、矯正したりする方法もある様ですが、個人的にはちょっと「怖い」です。
またもしもスプリントで、すこぶる調子の良い位置がもしも見つかったとして、例えばそれを痛む時だけ着ければ快適に日常生活が送れるなら、それがゴールでも十分だと思いますし、必要があればそこで初めてかみ合わせ治療を検討すれば良いのではないでしょうか。
スプリントの作り方、考え方は先生によってバラバラですから、いくつかトライしてみるのも良さそうです。
何と言っても後戻りができますからね。
また、それが正しいかどうかは分かりませんが、整体や鍼灸などの先生の中には、
「歯医者なんかに行くから治らないんだ・・」
とお考えの方もいらっしゃる様ですし、確かにそんなものなのかも知れませんね。
治療法についてはあまりどれかひとつに決めてかからず、色んな分野の先生と相談してみても良いでしょう。
すぐに改善させるのはむつかしそうですが、お大事にして下さい。
これは回答される先生によって、答えが割れそうな内容ですね。
欧米の専門の学会の一般的見解からすると、これだけの情報から、かみ合わせとその諸症状についての関連性を強く疑うことはたぶんないと思います。
ですが
>厚さ3〜4mmのゴムを左の歯(4567あたり)に挟み口を閉じていると、上記の症状が一時的に改善されます
という自己認識が確かにあるのですから、歯科でその様に相談してみるのは悪くはないかも知れません。
ですが、私も含めて多くの先生には十分な対応は出来なさそうですし、こういう先生にお任せすれば安心、というのもないですね。
日本の場合はかみ合わせに対する考え方が非常に混沌としていますので、ひとりひとりの先生からお話を聞いて判断するしかありません。
>なかでもリスクが低いものをを教えてください。
・・という発想がとても大事だと、個人的には思います。
とりあえず、何かを歯科でやるとすれば、合わなければ後戻りのできる、取り外し式のスプリント療法までなら試してみても良いと思います。
いきなり固定式の装置をつけたり、歯を削ったり、矯正したりする方法もある様ですが、個人的にはちょっと「怖い」です。
またもしもスプリントで、すこぶる調子の良い位置がもしも見つかったとして、例えばそれを痛む時だけ着ければ快適に日常生活が送れるなら、それがゴールでも十分だと思いますし、必要があればそこで初めてかみ合わせ治療を検討すれば良いのではないでしょうか。
スプリントの作り方、考え方は先生によってバラバラですから、いくつかトライしてみるのも良さそうです。
何と言っても後戻りができますからね。
また、それが正しいかどうかは分かりませんが、整体や鍼灸などの先生の中には、
「歯医者なんかに行くから治らないんだ・・」
とお考えの方もいらっしゃる様ですし、確かにそんなものなのかも知れませんね。
治療法についてはあまりどれかひとつに決めてかからず、色んな分野の先生と相談してみても良いでしょう。
すぐに改善させるのはむつかしそうですが、お大事にして下さい。
回答3
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2009-11-16 07:29:30
よよぎさまおはようございます。
頭痛、吐き気と右首筋の筋肉の過緊張による違和感に悩んでいらっしゃるのですね。
これだけでは顎関節症の一連の症状だとは断定できませんが可能性は有ると思います。
個人的にはかみ合わせの診査をして問題があれば咬合調整をすることになります。
問題が無ければ咬みあわせではないと思います。
したがって先ず咬みあわせの診査をするのが診断の第一歩だと思います。
参考になさってください。
顎関節症 http://yamadashika.jp/jaw.html
頭痛、吐き気と右首筋の筋肉の過緊張による違和感に悩んでいらっしゃるのですね。
これだけでは顎関節症の一連の症状だとは断定できませんが可能性は有ると思います。
個人的にはかみ合わせの診査をして問題があれば咬合調整をすることになります。
問題が無ければ咬みあわせではないと思います。
したがって先ず咬みあわせの診査をするのが診断の第一歩だと思います。
参考になさってください。
顎関節症 http://yamadashika.jp/jaw.html
回答4
あらきデンタルクリニック(香川県坂出市)の荒木です。
回答日時:2009-11-16 08:19:46
渡辺先生のおっしゃるように、リスクの低い物から行っていくという点ではスプリント療法がファーストチョイスになると思います。
(取り外し式のため、外せば最初の状態に戻るため)
ただし、長期間使用した場合には顎の位置が変化して最初の状態までは戻らない場合もありますので、いきなり行うのではなく、山田先生がおっしゃるように咬み合わせの診査が必要だと思います。
上下の全顎印象・フェイスボートランスファー・下顎安定位(と思われる部分)での咬み合わせ(CRバイト)での模型診査はしたい所です。
まずはそのような治療を行っている歯科医院を探す必要はあるように思います。
あと、上記診査・診断の手順にこだわりすぎると通える歯科医院が少なくなりすぎる可能性がありますので、こだわりすぎないようにしてくださいね。
ご参考になさってください。
(取り外し式のため、外せば最初の状態に戻るため)
ただし、長期間使用した場合には顎の位置が変化して最初の状態までは戻らない場合もありますので、いきなり行うのではなく、山田先生がおっしゃるように咬み合わせの診査が必要だと思います。
上下の全顎印象・フェイスボートランスファー・下顎安定位(と思われる部分)での咬み合わせ(CRバイト)での模型診査はしたい所です。
まずはそのような治療を行っている歯科医院を探す必要はあるように思います。
あと、上記診査・診断の手順にこだわりすぎると通える歯科医院が少なくなりすぎる可能性がありますので、こだわりすぎないようにしてくださいね。
ご参考になさってください。
回答5
歯科医師の松山です。
回答日時:2009-11-16 12:36:00
>頭部上部が左、顎(頭部下部)は右に傾いています。
>厚さ3〜4mmのゴムを左の歯(4567あたり)に挟み口を閉じていると、上記の症状が一時的に改善されます
以上から左側の咬み合わせが低い事が考えられます。
咬み合わせのわかるところで(実際は非常に少ない)、診てもらうのが良いと思います。
>厚さ3〜4mmのゴムを左の歯(4567あたり)に挟み口を閉じていると、上記の症状が一時的に改善されます
以上から左側の咬み合わせが低い事が考えられます。
咬み合わせのわかるところで(実際は非常に少ない)、診てもらうのが良いと思います。
回答6
越久村歯科医院(京都市右京区)の越久村です。
回答日時:2009-11-16 13:05:39
歯科の関与は必要でしょう。
姿勢の問題も絡んでいます。
とりあえず、姿勢を正して、しこを踏むことを続ける事を勧めます。
0脚ではないですか?
よく、歩いてますか?
上向きで眠れますか?
リスクの小さいことなら、とりあえず、親知らずの抜歯をお勧めします。
姿勢の問題も絡んでいます。
とりあえず、姿勢を正して、しこを踏むことを続ける事を勧めます。
0脚ではないですか?
よく、歩いてますか?
上向きで眠れますか?
リスクの小さいことなら、とりあえず、親知らずの抜歯をお勧めします。
回答7
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2009-11-16 17:38:10
ノア先生の書かれている事に同意です。
1 咬み合わせ治療に詳しい先生に診てもらう(実際には少ない)
(従って、数名の歯科医に診てもらう必要もあるかもしれません)
2 模型による診査診断をしてもらう
3 マウスピースによる治療からとりかかる
4 症状の改善が認められたら次のステップに進む
という感じでしょうか。
参考にされてください。
1 咬み合わせ治療に詳しい先生に診てもらう(実際には少ない)
(従って、数名の歯科医に診てもらう必要もあるかもしれません)
2 模型による診査診断をしてもらう
3 マウスピースによる治療からとりかかる
4 症状の改善が認められたら次のステップに進む
という感じでしょうか。
参考にされてください。
相談者からの返信
相談者:
よよぎさん
返信日時:2009-11-16 20:25:23
御回答ありがとうございます。
1,2週間様子を見て歯医者に行く事にします。
食いしばりの件、とても参考になりました。
弾性のあるゴムを軽く噛むことが、平静時の適度な力の入れ具合を認識する事につながり、筋肉の凝りの解消につながったように思います。
意識できない夜間の際にも使用可能なものを、市販もしくは歯科医で購入しようと思います。
・歯医者以外で
右の筋肉の過緊張を解けるだけとき、できるだけ、左右の姿勢のバランスが良くなるようにします。
1、頭痛時、ゴムを噛み筋肉の緊張の緩む良い箇所をみつける
(食いしばっていないかも確認)
2、首の傾きを直した姿勢で今後バランスを取るよう心がける。
噛みあわせと顎の筋肉(首から上)、首から下の両方の左右の筋力のバランスを心がける。
四股やストレッチで。
・歯医者では
1、噛みあわせを見てもらう
2、親知らずの抜歯の必要性を判断してもらう(少し痛むため)
2、マウスピースの治療(必要あれば)
に絞ろうと思います。
これまで、頭痛、眩暈、立ちくらみ、など不定愁訴により脳神経外科・整形外科、紹介され、精神科などに行きました。
いづれも改善につながる納得のいく診断、及び治療方法はいただけませんでした。
その後、整体に定期的に通っていました。
おそらく、これで筋肉の過緊張(凝り)が改善されると思います。
ありがとうございます。
短時間のうちに様々な角度から、原因及び治療法について指摘していただき大変参考になりました。
また、質問させていただくかもしれませんがその際はよろしくお願いします。
1,2週間様子を見て歯医者に行く事にします。
食いしばりの件、とても参考になりました。
弾性のあるゴムを軽く噛むことが、平静時の適度な力の入れ具合を認識する事につながり、筋肉の凝りの解消につながったように思います。
意識できない夜間の際にも使用可能なものを、市販もしくは歯科医で購入しようと思います。
・歯医者以外で
右の筋肉の過緊張を解けるだけとき、できるだけ、左右の姿勢のバランスが良くなるようにします。
1、頭痛時、ゴムを噛み筋肉の緊張の緩む良い箇所をみつける
(食いしばっていないかも確認)
2、首の傾きを直した姿勢で今後バランスを取るよう心がける。
噛みあわせと顎の筋肉(首から上)、首から下の両方の左右の筋力のバランスを心がける。
四股やストレッチで。
・歯医者では
1、噛みあわせを見てもらう
2、親知らずの抜歯の必要性を判断してもらう(少し痛むため)
2、マウスピースの治療(必要あれば)
に絞ろうと思います。
これまで、頭痛、眩暈、立ちくらみ、など不定愁訴により脳神経外科・整形外科、紹介され、精神科などに行きました。
いづれも改善につながる納得のいく診断、及び治療方法はいただけませんでした。
その後、整体に定期的に通っていました。
おそらく、これで筋肉の過緊張(凝り)が改善されると思います。
ありがとうございます。
短時間のうちに様々な角度から、原因及び治療法について指摘していただき大変参考になりました。
また、質問させていただくかもしれませんがその際はよろしくお願いします。
タイトル | 頭痛と右首筋の過緊張がありますが、歯科で解決の方法はありますか |
---|---|
質問者 | よよぎさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 22歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
噛み合わせ(咬合)治療 噛み合わせに関するトラブル 噛み合わせ(咬合)その他 その他(診断) 歯並び(歯ならび)その他 頭痛、めまい 肩こり |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。