再根幹治療後、金の土台を入れた大臼歯のクラウンは何が良いですか?
相談者:
miminさん (41歳:女性)
投稿日時:2009-11-14 12:03:45
15年位前、左下6番に金属の支台を入れていたものが悪化(骨がとけ、金属先端部で根に穴が開いた状態)し、根の治療が終了したばかりです。
再び根を悪化させないため、昨日、支台に「金」を詰めてもらいました。
以前、歯科医さんに被せ物は保険内で収めたいとだけ話しており、昨日
「丈夫で身体に優しい、銀の被せ物をお願いします」
と話したところ、イオン化の話をされ、それなら金のほうが良いだろうという話でした。
先生はセラミックの中に金属が入ったものを勧めていましたが、なるべく金額を安く納めたいというのが本音です。
先生は、同じ金属でも丈夫で安全というなら、金のほうが良いのではという話だったので、その方向で考えようと思いましたが、歯チャンネルさんの掲示板を読んだところ、噛みあわせの歯についても考えなければないとのこと。
実際、内側の歯周ポケットも今後心配なところです。
上の噛み合せの歯数本と、今まで治療した口内の歯、殆んどが保険の金属を使ったものばかりなので、治療中の歯だけ「金の被せ物」にしても良くないのではと困惑しています。
主人は劣化しても、保険内で何度も治療すれば良いといいますが、私の場合は、金の被せ物が良いのか、それとも保険内で治療する場合はどのようなものがお勧めなのかをお聞きしたいです。
再び根を悪化させないため、昨日、支台に「金」を詰めてもらいました。
以前、歯科医さんに被せ物は保険内で収めたいとだけ話しており、昨日
「丈夫で身体に優しい、銀の被せ物をお願いします」
と話したところ、イオン化の話をされ、それなら金のほうが良いだろうという話でした。
先生はセラミックの中に金属が入ったものを勧めていましたが、なるべく金額を安く納めたいというのが本音です。
先生は、同じ金属でも丈夫で安全というなら、金のほうが良いのではという話だったので、その方向で考えようと思いましたが、歯チャンネルさんの掲示板を読んだところ、噛みあわせの歯についても考えなければないとのこと。
実際、内側の歯周ポケットも今後心配なところです。
上の噛み合せの歯数本と、今まで治療した口内の歯、殆んどが保険の金属を使ったものばかりなので、治療中の歯だけ「金の被せ物」にしても良くないのではと困惑しています。
主人は劣化しても、保険内で何度も治療すれば良いといいますが、私の場合は、金の被せ物が良いのか、それとも保険内で治療する場合はどのようなものがお勧めなのかをお聞きしたいです。
回答1
田部歯科クリニック(名古屋市昭和区)の田部です。
回答日時:2009-11-14 13:40:45
こんにちは。
確かに迷いますよね。
一般的な歯科の材料に関してですが、審美的なことを一切考えなければゴールドが一番良い選択となります。
最近は奥の歯であっても審美的なことを追求する事もあり、冠の素材をセラミック、ハイブリッドセラミックなどを用いることも有ります。
さて、今回の場合ですが
>(骨がとけ、金属先端部で根に穴が開いた状態)し、根の治療が終了したばかりです。
根っこが破損したのでしょうか?
根っこの一番先ではなく、根っこの途中の部分で穴が開いたのかな?もしそうなら、最終的な補綴物の装着はもう少し先でも良いような気がします。
根っこの周りの組織が回復してきてから改めて補綴物を入れられたらいかがでしょうか?
それこそ
>内側の歯周ポケットも今後心配なところです。
であるならば歯を入れて咬合力が加わったところでその歯がどうなるのか見定めてからでも良さそうな気がします。
ましてや、自費の冠を入れるのならなおさらですね。
>主人は劣化しても、保険内で何度も治療すれば良いといいますが、
個人的な意見ですが、冠を外すごとに支台歯の形成をやり直すことになるので、歯は段々脆弱になっていきます。
抜歯に至るのが目に見えています。
そのため、冠をセットしたらその後の管理をきちんと行い悪くならないようにすることが必要です。
今よく言われている予防歯科のことです。
結局、金にしようが保険の銀(12%金パラ銀合金)にしようがその後の管理を怠ったら結果は同じ事になります。
回答が行ったり来たりしましたが、参考にしてください。
確かに迷いますよね。
一般的な歯科の材料に関してですが、審美的なことを一切考えなければゴールドが一番良い選択となります。
最近は奥の歯であっても審美的なことを追求する事もあり、冠の素材をセラミック、ハイブリッドセラミックなどを用いることも有ります。
さて、今回の場合ですが
>(骨がとけ、金属先端部で根に穴が開いた状態)し、根の治療が終了したばかりです。
根っこが破損したのでしょうか?
根っこの一番先ではなく、根っこの途中の部分で穴が開いたのかな?もしそうなら、最終的な補綴物の装着はもう少し先でも良いような気がします。
根っこの周りの組織が回復してきてから改めて補綴物を入れられたらいかがでしょうか?
それこそ
>内側の歯周ポケットも今後心配なところです。
であるならば歯を入れて咬合力が加わったところでその歯がどうなるのか見定めてからでも良さそうな気がします。
ましてや、自費の冠を入れるのならなおさらですね。
>主人は劣化しても、保険内で何度も治療すれば良いといいますが、
個人的な意見ですが、冠を外すごとに支台歯の形成をやり直すことになるので、歯は段々脆弱になっていきます。
抜歯に至るのが目に見えています。
そのため、冠をセットしたらその後の管理をきちんと行い悪くならないようにすることが必要です。
今よく言われている予防歯科のことです。
結局、金にしようが保険の銀(12%金パラ銀合金)にしようがその後の管理を怠ったら結果は同じ事になります。
回答が行ったり来たりしましたが、参考にしてください。
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2009-11-14 15:43:26
僕も田部先生と同意見です。
修復材料としてはゴールド系のモノが良いと思いますが、審美面を考慮されると言う事であればセラミックス、ハイブリッドセラミックスなども候補に挙がると思います。
しかしながら「どの材料が良いか?」は過去にもこのサイトで多く語られているように「咬み合わせなどの条件」などにより変わってきますし、担当の先生の技術や考え方によっても異なります。
担当の先生がゴールドを勧められているとすればそれが最も良いのではないでしょうか?
失礼ながら御主人の
>劣化しても、保険内で何度も治療すれば良い
と言う考えは賛同いたしかねます。
田部先生も書かれていますが、普通、作り直す時には必ず削り直しをします。
歯をどんどん削ってしまいますから、条件はどんどん悪くなります。
可能であれば、現時点でベストと思えるような治療受けられる事をお勧めします。
また
「結局、金にしようが保険の銀(12%金パラ銀合金)にしようがその後の管理を怠ったら結果は同じ事になります。」
です。
担当の先生と良く相談されてください。
修復材料としてはゴールド系のモノが良いと思いますが、審美面を考慮されると言う事であればセラミックス、ハイブリッドセラミックスなども候補に挙がると思います。
しかしながら「どの材料が良いか?」は過去にもこのサイトで多く語られているように「咬み合わせなどの条件」などにより変わってきますし、担当の先生の技術や考え方によっても異なります。
担当の先生がゴールドを勧められているとすればそれが最も良いのではないでしょうか?
失礼ながら御主人の
>劣化しても、保険内で何度も治療すれば良い
と言う考えは賛同いたしかねます。
田部先生も書かれていますが、普通、作り直す時には必ず削り直しをします。
歯をどんどん削ってしまいますから、条件はどんどん悪くなります。
可能であれば、現時点でベストと思えるような治療受けられる事をお勧めします。
また
「結局、金にしようが保険の銀(12%金パラ銀合金)にしようがその後の管理を怠ったら結果は同じ事になります。」
です。
担当の先生と良く相談されてください。
相談者からの返信
相談者:
miminさん
返信日時:2009-11-15 14:43:54
早々にご回答ありがとうございます。
担当医師は
「セラミックの中に金と相性の良い金属が入ったもの」
を勧めていらっしゃいました。
私はイオン化の知識がなかったので、今後、根の影響がない金の支台さえ入れれば、保険内の金属冠が一番丈夫だと考えていました。
見栄えより、歯への影響と金額面が優先しています。
当初は古い冠をはずした時点で根腐れしていたら抜歯して、ブリッジか差し歯になるでしょうとのこと。
レントゲンでは1箇所だけ象牙質?の途中から先端部にかけての細いところが黒く写っており、破損ではなく溶けてしまったというお話でした。
内側の歯周ポケットから薬を入れると、問題の穴から薬が出る状況でしたが、3ヶ月、根の治療をして、そこが塞がり、歯茎も固くなったので支台を入れたところです。
「根っこの周りの組織が回復してきてから改めて補綴物を入れてみたら」というご回答でしたが、組織が回復したと判断していいのでしょうか?
「歯を入れて咬合力が加わったところでその歯がどうなるのか見定めてからでも良さそう」ということは、今の仮歯のまま1ヶ月でも、様子を見るということでしょうか?
水曜日に冠の型を取る予定ですが、決めるには早すぎですか?
昨日、電話で先生にお聞きしたところ、噛み合わせの歯はパラジウムではないかと思われるとのこと。
治療した場所も、時点も違うので一概には言えないそうですが、私が見ても口内に色の違いがある金属が存在しています。
3年前位から治療したばかりの歯が沁みることがあったのも、イオン化傾向が有ったのでしょうか?
先生は、金の冠をした場合は電流が流れるでしょうとのこと。
もし保険内の金属にするなら、中にセメントを入れ、金に触れないように工夫はしますが、セメントもいつかは劣化すると思いますとのお話でした。
耐久性でいうと、セラミック冠+金属と保険内冠+セメントどちらが良いのでしょうか?
奥歯にレジンを使うことも有りでしょうか?
折角、セラミック冠を入れても数年しか持たないのであれば考えてしまいます。
それとも、金額にとらわれずセラミック冠がベストなのでしょうか?
度重なる質問ですが、ご回答いただければありがたいです。
担当医師は
「セラミックの中に金と相性の良い金属が入ったもの」
を勧めていらっしゃいました。
私はイオン化の知識がなかったので、今後、根の影響がない金の支台さえ入れれば、保険内の金属冠が一番丈夫だと考えていました。
見栄えより、歯への影響と金額面が優先しています。
当初は古い冠をはずした時点で根腐れしていたら抜歯して、ブリッジか差し歯になるでしょうとのこと。
レントゲンでは1箇所だけ象牙質?の途中から先端部にかけての細いところが黒く写っており、破損ではなく溶けてしまったというお話でした。
内側の歯周ポケットから薬を入れると、問題の穴から薬が出る状況でしたが、3ヶ月、根の治療をして、そこが塞がり、歯茎も固くなったので支台を入れたところです。
「根っこの周りの組織が回復してきてから改めて補綴物を入れてみたら」というご回答でしたが、組織が回復したと判断していいのでしょうか?
「歯を入れて咬合力が加わったところでその歯がどうなるのか見定めてからでも良さそう」ということは、今の仮歯のまま1ヶ月でも、様子を見るということでしょうか?
水曜日に冠の型を取る予定ですが、決めるには早すぎですか?
昨日、電話で先生にお聞きしたところ、噛み合わせの歯はパラジウムではないかと思われるとのこと。
治療した場所も、時点も違うので一概には言えないそうですが、私が見ても口内に色の違いがある金属が存在しています。
3年前位から治療したばかりの歯が沁みることがあったのも、イオン化傾向が有ったのでしょうか?
先生は、金の冠をした場合は電流が流れるでしょうとのこと。
もし保険内の金属にするなら、中にセメントを入れ、金に触れないように工夫はしますが、セメントもいつかは劣化すると思いますとのお話でした。
耐久性でいうと、セラミック冠+金属と保険内冠+セメントどちらが良いのでしょうか?
奥歯にレジンを使うことも有りでしょうか?
折角、セラミック冠を入れても数年しか持たないのであれば考えてしまいます。
それとも、金額にとらわれずセラミック冠がベストなのでしょうか?
度重なる質問ですが、ご回答いただければありがたいです。
回答3
回答日時:2009-11-15 19:43:41
こんにちは。
迷うところですね。
ただこの問題は、専門知識があっても迷うというか、パーフェクトなものがありません。
あとで簡単に利点欠点を列挙しますので、どれを優先するか、よく考えてみて下さい。
ところでひとつ確認しておきたいのですが、土台は保険外の「金」にされているのですよね?
ゴールドコアを選択されたと言うことだと、保険内の銀(金パラ)であっても、混合診療になりますから保険は適用されなくなります。
ですが、自費で金パラのクラウンを作ること自体は可能かと思いますし、その金額次第では、通常の保険の工程よりも手間をかけて、適合精度の高いクラウンを作ることも出来ると思います。
一般的には金パラのクラウンは自費のクラウンよりも適合精度に劣る傾向があると考えますが、今回の場合は自費(ゴールドクラウン)と同等と仮定します。
『注意;手間のかけ方や技量にもかなり依存しますので、材料選びよりも主治医選びの方が大切です!』
●電流(ガルバニー電流)が心配なら、
メタルボンドorジルコニアのクラウン(両方ともセラミック冠の種類です)、ハイブリッドセラミック(≒レジンクラウン)もしくは、金パラ
が、比較的安心。
ただし、ゴールドクラウンにしたとしても問題になることは極めて少ないです。
●適合精度の良さ
・・耐久性に影響が大きいところです
ゴールド、金パラ、メタルボンド
が、比較的安心。
ジルコニアでもほぼ同等、ハイブリッドセラミックはやや不利
●プラークのつきにくさ
・・これも耐久性にある程度影響しそうです
ジルコニア>メタルボンド>ゴールド>金パラ>ハイブリッド
(※個人的な印象もあるので、順番に多少の前後はあるかも知れません)
●装着までのコストが安いもの
金パラ、ハイブリッドセラミックが同等ぐらい?
(※自費の金パラは設定のない医院も多いですし、ハイブリッドも。要問合せ。)
>ゴールド>メタルボンド>ジルコニア(=一番高い)
こうして見て貰うと、担当の先生がお勧めされていたメタルボンドも、なかなか悪くないということがご理解頂けるかと思います。
ただし、メタルボンドやジルコニアのセラミック冠は、硬すぎると言う欠点もありますので、金額を抜きにしても良いことばかりとも言えないですね。
(※それが実際に問題になる様なことも、そんなに多くはないです。)
書いてて思ったのですが、下のページにも大体書いてあります・・。
よく読んでみて下さい。
参考⇒クラウン(被せ物、差し歯)の見た目、持ち、費用・料金などの比較
迷うところですね。
ただこの問題は、専門知識があっても迷うというか、パーフェクトなものがありません。
あとで簡単に利点欠点を列挙しますので、どれを優先するか、よく考えてみて下さい。
ところでひとつ確認しておきたいのですが、土台は保険外の「金」にされているのですよね?
ゴールドコアを選択されたと言うことだと、保険内の銀(金パラ)であっても、混合診療になりますから保険は適用されなくなります。
ですが、自費で金パラのクラウンを作ること自体は可能かと思いますし、その金額次第では、通常の保険の工程よりも手間をかけて、適合精度の高いクラウンを作ることも出来ると思います。
一般的には金パラのクラウンは自費のクラウンよりも適合精度に劣る傾向があると考えますが、今回の場合は自費(ゴールドクラウン)と同等と仮定します。
『注意;手間のかけ方や技量にもかなり依存しますので、材料選びよりも主治医選びの方が大切です!』
●電流(ガルバニー電流)が心配なら、
メタルボンドorジルコニアのクラウン(両方ともセラミック冠の種類です)、ハイブリッドセラミック(≒レジンクラウン)もしくは、金パラ
が、比較的安心。
ただし、ゴールドクラウンにしたとしても問題になることは極めて少ないです。
●適合精度の良さ
・・耐久性に影響が大きいところです
ゴールド、金パラ、メタルボンド
が、比較的安心。
ジルコニアでもほぼ同等、ハイブリッドセラミックはやや不利
●プラークのつきにくさ
・・これも耐久性にある程度影響しそうです
ジルコニア>メタルボンド>ゴールド>金パラ>ハイブリッド
(※個人的な印象もあるので、順番に多少の前後はあるかも知れません)
●装着までのコストが安いもの
金パラ、ハイブリッドセラミックが同等ぐらい?
(※自費の金パラは設定のない医院も多いですし、ハイブリッドも。要問合せ。)
>ゴールド>メタルボンド>ジルコニア(=一番高い)
こうして見て貰うと、担当の先生がお勧めされていたメタルボンドも、なかなか悪くないということがご理解頂けるかと思います。
ただし、メタルボンドやジルコニアのセラミック冠は、硬すぎると言う欠点もありますので、金額を抜きにしても良いことばかりとも言えないですね。
(※それが実際に問題になる様なことも、そんなに多くはないです。)
書いてて思ったのですが、下のページにも大体書いてあります・・。
よく読んでみて下さい。
参考⇒クラウン(被せ物、差し歯)の見た目、持ち、費用・料金などの比較
回答4
田部歯科クリニック(名古屋市昭和区)の田部です。
回答日時:2009-11-15 21:09:14
こんばんは。
>内側の歯周ポケットから薬を入れると、問題の穴から薬が出る状況でしたが、3ヶ月、根の治療をして、そこが塞がり、歯茎も固くなったので支台を入れたところです。
この状態になっているのなら大丈夫かもしれませんね。
根っこの治療の時は上下の歯と歯が咬み合っていなかったのですよね。
僕の場合、歯周病、根っこの治療をした後は2週から1ヶ月は仮歯の状態で経過を見ます。
更に補綴物の装着の前に仮着の状態で様子をみてその後セットします。
>年前位から治療したばかりの歯が沁みることがあったのも、イオン化傾向が有ったのでしょうか?
これに関してはなんとも返答しようがないです。
分からないと言うのが本音です。
>耐久性でいうと、セラミック冠+金属と保険内冠+セメントどちらが良いのでしょうか?
奥歯にレジンを使うことも有りでしょうか?
どこを比較にするかにより耐久性に対する答えは変わります。
咬み合うところがセラミックー金属のどちらが耐久性があるかと言えば、セラミックは破損する欠点があるので金属の冠の勝ちですね。
ただ、今回の担当医の先生の考えでは金属の土台の上に更にセメントの層を作って金属の冠を装着するようですね。
私はやった事がないのでコメントができません。
渡辺先生が着眼点の違いによる利点欠点を書かれています。参考になさってください。
>内側の歯周ポケットから薬を入れると、問題の穴から薬が出る状況でしたが、3ヶ月、根の治療をして、そこが塞がり、歯茎も固くなったので支台を入れたところです。
この状態になっているのなら大丈夫かもしれませんね。
根っこの治療の時は上下の歯と歯が咬み合っていなかったのですよね。
僕の場合、歯周病、根っこの治療をした後は2週から1ヶ月は仮歯の状態で経過を見ます。
更に補綴物の装着の前に仮着の状態で様子をみてその後セットします。
>年前位から治療したばかりの歯が沁みることがあったのも、イオン化傾向が有ったのでしょうか?
これに関してはなんとも返答しようがないです。
分からないと言うのが本音です。
>耐久性でいうと、セラミック冠+金属と保険内冠+セメントどちらが良いのでしょうか?
奥歯にレジンを使うことも有りでしょうか?
どこを比較にするかにより耐久性に対する答えは変わります。
咬み合うところがセラミックー金属のどちらが耐久性があるかと言えば、セラミックは破損する欠点があるので金属の冠の勝ちですね。
ただ、今回の担当医の先生の考えでは金属の土台の上に更にセメントの層を作って金属の冠を装着するようですね。
私はやった事がないのでコメントができません。
渡辺先生が着眼点の違いによる利点欠点を書かれています。参考になさってください。
回答5
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2009-11-16 09:44:29
ノア先生の書かれた比較をご自身で検討し、担当の先生としっかり相談されてください。
また、僕はハイブリッドセラミックスを多用しますが(ノア先生が良く書かれている通り「高級な仮歯」と言う考えはアタリです)、「迷うくらいならハイブリッド」と言うのもアリではないかと思います。
根管治療の成否、歯周治療の成否、咬み合わせの問題、ガルバニー電流(イオン化傾向)の問題などなど‥。
一時的(5年くらい?)にハイブリッドクラウンを入れておき、その間に状態の変化などをチェックし、さまざまなクラウンを比較検討して、ご自身の納得されるものを入れる‥と。
ハイブリッドセラミックスは壊すのも簡単ですから、やり直す場合でも歯質へのダメージは最小限にできると思います(ドクターの丁寧さにもよりますが)。
また、僕はハイブリッドセラミックスを多用しますが(ノア先生が良く書かれている通り「高級な仮歯」と言う考えはアタリです)、「迷うくらいならハイブリッド」と言うのもアリではないかと思います。
根管治療の成否、歯周治療の成否、咬み合わせの問題、ガルバニー電流(イオン化傾向)の問題などなど‥。
一時的(5年くらい?)にハイブリッドクラウンを入れておき、その間に状態の変化などをチェックし、さまざまなクラウンを比較検討して、ご自身の納得されるものを入れる‥と。
ハイブリッドセラミックスは壊すのも簡単ですから、やり直す場合でも歯質へのダメージは最小限にできると思います(ドクターの丁寧さにもよりますが)。
相談者からの返信
相談者:
miminさん
返信日時:2009-11-17 09:35:04
おはようございます。
先生方のご回答を読みながら検討しているところです。
歯科で使っている冠で、考えているのは次の3つですが、これはご説明に出てくる名称(カッコ書き)と同じでしょうか?
保険外 メタルセラミックス(=メタルボンド)
保険内 メタルクラウン(=金銀パラジウム合金冠)
保険内 レンジジャケット(=硬質レジンジャケット、ハイブリットセラミック冠)
今のところ、メタルクラウンの方向で考えていますが、混合治療で保険適用外になることは説明を受けていませんでした。
一度、メタルクラウンを付けて何らかの異常が出た場合は、取り外しの際、歯へのダメージがあるということですね。
元々は、冠が丈夫なまま、中で根が悪くなっていた歯なので、もう1つ気になっているところは、メタルセラミックス、メタルクラウンのどちらを入れていたとしても、平均耐久年数頃に悪化予防として新たに交換することも考えた方が良いのでしょうか。
先生方のご回答を読みながら検討しているところです。
歯科で使っている冠で、考えているのは次の3つですが、これはご説明に出てくる名称(カッコ書き)と同じでしょうか?
保険外 メタルセラミックス(=メタルボンド)
保険内 メタルクラウン(=金銀パラジウム合金冠)
保険内 レンジジャケット(=硬質レジンジャケット、ハイブリットセラミック冠)
今のところ、メタルクラウンの方向で考えていますが、混合治療で保険適用外になることは説明を受けていませんでした。
一度、メタルクラウンを付けて何らかの異常が出た場合は、取り外しの際、歯へのダメージがあるということですね。
元々は、冠が丈夫なまま、中で根が悪くなっていた歯なので、もう1つ気になっているところは、メタルセラミックス、メタルクラウンのどちらを入れていたとしても、平均耐久年数頃に悪化予防として新たに交換することも考えた方が良いのでしょうか。
回答6
歯科医師の野田です。
回答日時:2009-11-17 11:35:24
miminさん こんにちは。
>保険内 レンジジャケット(=硬質レジンジャケット、 ハイブリットセラミック冠)
のところは、
保険内 レジンジャケット(=硬質レジンジャケット)
保険外 ハイブリッドセラミック冠=ハイブリッドレジン冠
ですね。
>メタルクラウンを付けて何らかの異常が出た場合は、取り外しの際、歯へのダメージがあるということですね。
メタルクラウンを外す際も細心の注意を払えば支台歯を削ってしまう量は少なく出来るとおもいます。
中の治療が大丈夫だという前提のもとで被せるのですから、何年経ったら外さなくてはならない、という事はないと思います。
無症状で、レントゲンや諸検査により異常が見つからないのであればそのままメンテナンスしながら使用していけば良いのではと思います。
外して作り直す事は歯を少なからず削る事になります。
被せたものを外さないで済むようにケアしていく事が大切だと思います。
>保険内 レンジジャケット(=硬質レジンジャケット、 ハイブリットセラミック冠)
のところは、
保険内 レジンジャケット(=硬質レジンジャケット)
保険外 ハイブリッドセラミック冠=ハイブリッドレジン冠
ですね。
>メタルクラウンを付けて何らかの異常が出た場合は、取り外しの際、歯へのダメージがあるということですね。
メタルクラウンを外す際も細心の注意を払えば支台歯を削ってしまう量は少なく出来るとおもいます。
中の治療が大丈夫だという前提のもとで被せるのですから、何年経ったら外さなくてはならない、という事はないと思います。
無症状で、レントゲンや諸検査により異常が見つからないのであればそのままメンテナンスしながら使用していけば良いのではと思います。
外して作り直す事は歯を少なからず削る事になります。
被せたものを外さないで済むようにケアしていく事が大切だと思います。
相談者からの返信
相談者:
miminさん
返信日時:2009-11-18 19:01:28
タイトル | 再根幹治療後、金の土台を入れた大臼歯のクラウンは何が良いですか? |
---|---|
質問者 | miminさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 41歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
ゴールドコア(金の土台) 保険のクラウン(前歯:レジン) 保険のクラウン(奥歯:銀歯) お勧めのクラウン(被せ物・差し歯) 根管治療後の詰め物・被せ物 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。