虫歯を放置して体調が悪い。この症状は下降性壊死性縦隔炎ですか?

相談者: けいこ3さん (23歳:女性)
投稿日時:2009-11-16 15:12:00
初めまして!

小学生の頃より、歯医者にいき、できそこないというのができたため、総合病院で入院して意識ありの中での手術をして以来、歯医者が怖くていっておりません。

大学生になる頃から、虫歯ができて寝れない夜も過ごしてきましたが、歯医者にいくのが怖くて鎮痛剤で我慢をしてきました。

現在社会人になりましたが左上8番と左下7番がまったくなく、半分しかないのが右上6番、深い穴があるものが左上7番と右上7番と右下7番と8番の4つととてもひどい状態です。
恥ずかしくて誰にも相談できません。

どれだけ辛い夜をすごしても歯医者にいく怖さ、麻酔や処置の怖さを思うといけませんでした。

しかし、一ヶ月半前より左上7番の奥歯が痛み出し夜も寝れない日をすごしてきました。
最近では少しましになってきていますが、やはり痛くなります。

症状としては、夜になると痛くなる、温かいものや冷たい物をたべた時に、左がツーんというか耳の後ろがきゅ〜っと痛くなる。
毎日パソコンで首が疲れるという事もあるのか、精神的なものもあるので痛みがきた時に考え込むと余計に痛くなります。

そして、左の耳の後ろが痛くてよく触っていたせいか硬くなっていたり、あごの左が痛いときに触ったりもんだりしたせいかしこりがあります。

そして、歯痛頭痛のせいか頭がぼーっとしたり、ずっと痛みを我慢しているため、1ヶ月以上続いているのもあるので体も疲れてきています。

そして、2、3日前から胸がちょっと痛くなる気がします。
ただ、鎮痛剤、パソコン仕事のせいもあり首から腰にかけて痛む感じもあります。

知人に虫歯からの頭痛とはいえず、偏頭痛という事でいつも辛そうにしていたので、治療したいと鍼師の方に鍼をしてもらっています。
それで悪化したらどうしようと怖くなっています。

そして占いでも今年に疲れや放っておいた病が来年に大病になるという事で怖くなり、そしてそろそろいかないとこのままじゃいけないと思いました。

近くで無痛治療を行っているところや、歯科恐怖症に対しても理解ある医院を探していこうとしていたところ、虫歯で下降性壊死性縦隔炎というのになって死亡したというのをネットで発見してから、症状が似ているため怖くなってしまいました。

下降性壊死性縦隔炎の症状で

(1)虫歯・・あります
(2)アゴの腫れ・・左のあごにしこりがあるように感じます。
(3)のどの痛み・・はないです。
(4)倦怠感・・・あります。
(5)息を吸うと胸が痛む・・・息を吸うとではありませんが、息をはいた時や力をいれた時に胸付近が時々痛む気がします。

こうみていくと、私もこれにかかってしまったのでしょうか。
もう手遅れ・・と考えるとどうしたらいいかわからず、精神的に弱い性かくらくらしてきた気がします。
なので相談させていただきました。

お忙しいとは思いますがお返事の方よろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-11-16 15:57:23
けいこ3さん、こんにちは。

拝見していないので推測で回答することをお許しください。

通常、縦隔洞炎というのは突然発症するものではなく、まず口腔内の症状が重篤になってから、翼突下顎隙や顎下隙、側咽頭隙、後咽頭隙などのいくつかの隙を伝わって、さらに頸部血管梢から縦隔洞に炎症が拡がってしまうものです。

その間には重度の発熱自発痛は当然のことながら、開口障害や嚥下時痛も伴うのが通常の経過です。

まずは問題ないと思います。

そして、虫歯をお早めに治療することが優先事項だと思われます。

歯科医院に治療が怖いことをきちんと伝えれば、配慮してくれるものだと思います。

勇気を出して治療を始めてください。

お大事にしてください。

回答 回答2
  • 回答者
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2009-11-16 16:21:43
けいこ3さん、こんにちは。

下降性壊死性縦隔炎…
これ、おそらく、以前テレビの番組でやっていたやつですね。

畑田先生も書かれていますが、こういった極めて例外的な状態には、まずなりません。

仮にこのような状態に今なっているとしたら、日常生活を送ることは到底できていませんよ。

高熱、意識障害、その他もろもろの症状が出ていて、今頃は病院のベッドの上です。

ですから、「下降性壊死性縦隔炎になってて、もう手遅れではないのか」といったご心配は、キレイに忘れてください。

はっきりと書きますが、そこは悩む所ではありませんし、そういったネット上の上辺だけの断片的な情報で悩んではいけません。

歯科医院が怖くてなかなか通院の決意がつかない、どうしたら受診できるだろうか…”

そこで悩まれてください。

さて、話は変わります。

虫歯の治療だけは、受けないことには、根本的な解決にはなりません。

けいこ3さんのご年齢を考えると、まだまだこれから、自分のでおいしく食事をして、楽しく会話をして、人生を楽しまないといけません。

ネット上の上辺だけの情報に惑わされずに、受診できる歯科医院・医療機関を早めに探して、現実の受診を早い段階で受けられてください。

お大事になされてくださいね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: けいこ3さん
返信日時:2009-11-16 17:27:37
さっそくの返事ありがとうございます。
少しパニックになってしまったので、安心いたしました。

安心しましたが先生がおっしゃる「歯科医院が怖くてなかなか通院の決意がつかない、どうしたら受診できるだろうか…」が問題です。

針が怖い(注射)、痛いのが怖い、治療室を見ると怖い(歯医者さんの独特なイス)、どんなことをされるのかわからない事に対しての恐怖が理由で、なかなか決意ができません。

注射もすごく苦手ですが、鍼の方でも刺す本数が多かったり、気分によってはとても怖くなります(鍼はあまり痛くありませんが・・)

また、無痛診療も調べているのですが、医院を選ぶ基準がわかりません。

無痛に関する医療器具(笑気、電動麻酔表面麻酔、鍼など)がたくさんそろっているところが良いのか、治療方針を見るのが良いのか・・・

もちろん口コミが一番良いのかと思いますが、近くに歯医者に通う知人もいなく、近所の人と話すわけではないので評判もわかりません。

こうのような場合、どういう基準で選ぶのが良いのでしょうか?
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-11-16 19:42:13
畑田先生、中本先生が書かれている通り

>「下降性壊死性縦隔炎になってて、もう手遅れではないのか」といったご心配は、キレイに忘れてください。

です。


さて、次の質問ですが、

>こうのような場合、どういう基準で選ぶのが良いのでしょうか?

確かにご近所の評判やネットだけの情報と言うのは、アテになりませんよね。

だとすれば、歯科大学の付属病院に行かれてはいかがでしょうか?
(最近は専門外来の分類が難しくて、我々歯科医でもどこの科が良いのか解りません)

「大ハズレ!」の可能性は低いと思いますよ。




タイトル 虫歯を放置して体調が悪い。この症状は下降性壊死性縦隔炎ですか?
質問者 けいこ3さん
地域 大阪
年齢 23歳
性別 女性
職業 会社員(事務系)
カテゴリ 虫歯、知覚過敏の痛み
歯科恐怖症
歯科と全身疾患その他
歯医者さんの探し方・見つけ方
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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