大臼歯にセラミックを被せるために削ったら酷く痛む。歯髄炎でしょうか?

相談者: かりこりさん (34歳:女性)
投稿日時:2009-12-05 22:49:19
こんにちは。
左下6番のについて質問があります。

10年ほど前に虫歯の治療をし、神経を残したまま、銀を被せてありました。



今年の9月半ばに6番と7番の間に物が詰まるようになり、歯肉炎症を起こし、2週間ほど抗生物質を飲み様子を見ましたが、痛みが酷く、銀をとってもらい新しい被せを作ってもらうことにしました。

その時の先生のお話では、

歯ぎしりが酷いため、7番が奥に動いてしまっており、隙間ができてしまった」

とのことでした。


その時は6番の痛みはなく、歯肉炎が治まるのを待ち、セラミックの被せをしようと思っておりましたが、仮歯を作る際に、なぜか6番が削られてしまい、それから6番が鈍痛を感じるようになりました。

先生にお伝えしたところ、それは咬合性の痛みだということでした。



しかし、痛みのあるまま、被せてしまうことに抵抗があったため、それからまた2週間ほど様子を見てもらいました。

痛みが引いたため、先週、型をつくるために、6番を大きく削りました。

その際、途中で麻酔が切れてしまい、後から麻酔を追加したものの、拷問のような痛みの中で、削られ型をとりました。
それから5日経ちましたが、6番の痛みは治まることがなく、痛み止めが手放せません。

また、こめかみ近くも痛み、耳の調子も悪いです。

先生にはその日に、セラミックは高いため、後々に痛みだしときのために、銀の被せにしたいむね申しましたが、かみ合わせのことを考えるとセラミックにしておいたほうが良いと言われ、納得いたしました。

セラミックは2週間後に入れる予定になっております。



そこで質問です。

・治療の刺激で歯髄炎となることがあるのでしょうか。

・もし歯髄炎となった場合、神経の治療が必要となると思いますが、出来上がったセラミックは無駄とならないのでしょうか。

先日その医院に痛みを伝えましたが、その痛みは必ずひくとのことでした。
また、もし神経の治療となっても、その出来上がったセラミックのまま使えるとのお話でした。

・現在の痛み方は食べ物を食べたときに酷く痛み、それがしばらく続きます。
その後痛みがなくなるときもあれば、そのまま痛みがますます酷くなり、痛み止めを飲むときもあります。

食事以外でも鈍痛はあります。

歯髄炎を調べると、痛みは断続的にあるとありますが、私のは一時的な炎症と考えることはできるのでしょうか。

・そもそもの疑問なのですが、セラミックで被せをつくるさい、大きく削る必要があります。

そのせいで痛みがでてくる患者も多いのではないでしょうか。

すると、セラミックの型どりは、その痛みが落ち着いてからということが一般的なのでしょうか。


長文失礼いたします。

痛みのため、会社でも仕事が手に付かず、家事もままなりません。
よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-12-06 07:04:09
かりこりさまおはようございます。

6判と7番の間に物が挟まって歯肉炎症が起きたため6番の被せなおしをしているのですね。

拝見していないので推測でお答えします。


歯ぎしりが酷いため、7番が奥に動いてしまっており、隙間ができてしまったとのことでした。

おそらくこれはないと思います。

もしそれが原因なら7番を遠心に動かす力を取り除いた咬合関係を作れば解決します。
しかし通常ありえません。

個人的には歯肉炎が原因で物が挟まるようになって歯周組織を支える力が無くなって歯が緩んだためと思います。

したがって歯肉炎を治さなければコンタクトを回復させてもいずれ緩んで来て物が挟まるようになってくると思います。

先ず歯肉炎が起こった原因を取り除くのが先だと思います。

考えられるのは6番の治療をしたとき物が挟まりやすい形態に修復したのが原因かもしれません。
咬合関係を精査すれば判明すると思います。



>それは咬合性の痛みだということでした。

もしそうだとしたら咬合関係を無くせば、つまり咬めないように咬合を低くすれば治ってしまうでしょう。
そのような処置はしてもらいましたか。



>・治療の刺激で歯髄炎となることがあるのでしょうか。

かりこりさまの場合はこれが原因のように感じます。



>その出来上がったセラミックのまま使えるとのお話でした。

抜髄根管治療のやり方によると思います。



>私のは一時的な炎症と考えることはできるのでしょうか。

そうかもしれませんしそうでないかもしれません。
経過を見ていけば判明します。



>すると、セラミックの型どりは、その痛みが落ち着いてからということが一般的なのでしょうか。

一般的かどうかについてはさておき、個人的には痛みが無いことを確認したうえで治療を次のステップにすすめるようにしています。

そのほうがトラブルを起こした場合解決しやすいと思います。

相談内容を拝見してずいぶんお困りの様子が伺えます。
何とかうまく解決することをお祈りしています。

お大事になさいませ。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-12-06 21:00:59
こんにちは、かなり辛い状態ですね。。。

実際診てみないと分りませんが私も推測で^^;


>治療の刺激で歯髄炎となることがあるのでしょうか。

歯髄炎になり始めているかもしれないので早目に一度先生に診て頂いた方がいいと思います。


>・もし歯髄炎となった場合、神経の治療が必要となると思いますが、出来上がったセラミックは無駄とならないのでしょうか。

先生が入れられると言われれば大丈夫だと思います。



>私のは一時的な炎症と考えることはできるのでしょうか。

これは経過を見てみないと分りませんが、生活に支障が出ているレベルであれば神経の処置が必要になるかもしれませんね・・・


>そのせいで痛みがでてくる患者も多いのではないでしょうか。すると、セラミックの型どりは、その痛みが落ち着いてからということが一般的なのでしょうか。

今回のようなことは神経があるの治療ではたまに起こることです。
削ってみないと分らないことなので、まずインレーなどの修復法であれば当日型取りすることが一般的です。

明日にでも一度歯科医院に問い合わせてみた方がいいと思います。


おだいじに
 

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: かりこりさん
返信日時:2009-12-08 22:16:21
先生方、お返事ありがとうございます。
再度質問させていただいてよろしいでしょうか。

昨日痛みがひどいため、かかりつけの歯科に行ったところ、レントゲンを撮りました。

そして、それを見て、神経の部分は炎症をおこしておらず、神経ぎりぎりまで削ったため、痛みがおきており、また歯根膜が炎症をおこしているのだろう、とのことで、鎮痛剤と炎症止めをいただき、様子を見ることになりました。

その時に仮歯を削り、咬合を再度調整しました。


ネットで調べたところ、歯髄炎はレントゲンではわからないとのことでしたので、医師の言うことに疑問をもちましたが、レントゲンでわかることもあるのでしょうか。

また、痛みが、下顎の骨とリンパまできております。
なんだか重症化しているような気がしてなりません。

食事中は必ず痛くなりますが、痛みがないときもあります。
また、何もしていないのに、徐々に痛くなる時もあります。



仕事も手に付かず、育児もままなりません。

何かアドバイスを頂けたらと思います。

転院も考えましたが、高額のセラミックをもうお支払してしまっており、どうすればよいのか分からない状態です。

歯髄炎や歯根膜炎は、痛みが治まるか否かをどのくらい経過をおいてから、判断するのでしょうか。
すでに酷い痛みが出てから、一週間以上経ちましたが、まだ治らないということはやはり神経の治療をすべきなのでしょうか。

よろしくお願いします。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-12-08 22:41:58
>仕事も手に付かず、育児もままなりません。

お辛いと思いますが、もうしばらくこの痛みは続くと思います・・・


>ネットで調べたところ、歯髄炎レントゲンではわからないとのことでしたので、医師の言うことに疑問をもちましたが、レントゲンでわかることもあるのでしょうか。

1〜2週でレントゲンを撮ってもさほど所見の変化はありませんね。
大きな所見の変化がないか念のために撮ったものだと思います。


>歯髄炎や歯根膜炎は、痛みが治まるか否かをどのくらい経過をおいてから、判断するのでしょうか。

今のようなことは歯科治療には付きまとうことなのですが、私は患者さんの生活に支障が出るような状態であれば次の処置(抜髄)を行います。


私の臨床経験では、
一度痛みを抱えたは痛みが無くなっても長期的に見て神経が死んできてしまうことが多いので・・・

私の1つの基準は「生活の中に支障が出ているか?」にしています。

この辺りは先生毎に違うので何とも言えませんが。。。


もうしばらく様子を見られて担当の先生に処置して頂くか、転院するかの2択になってきてしまいますね。


今の不快感を直ぐに何とかしたいと思われれば早目に転院された方がいいと思います。


お辛いとは思いますが、こんな回答になってしまいます。。。

 

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2009-12-09 11:33:59
僕も井野先生と同意見です。

日常生活に支障が出ているのであれば抜髄を考えます。


レントゲンでわかることもあるのでしょうか。

歯根膜腔の拡大」と言う状態が確認できればレントゲンでも解る事がありますが‥

 1 神の目を持つような診断力がある
 2 かなり重症

でない限り解らないと思います。^_^;


仮歯を削り、咬合を再度調整しました。

>食事中は必ず痛くなりますが、痛みがないときもあります。
>また、何もしていないのに、徐々に痛くなる時もあります。


だとすると、神経の保存は厳しいような気がします。


担当の先生に今の状態を申し出て、どのようになさるか相談されてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: かりこりさん
返信日時:2009-12-13 09:55:59
先生方、ご回答ありがとうございます。

先週初めに、歯科医院に行き、やはり抜髄していただきました。
リンパにも痛みがあり、日常生活に支障がありましたので、先生もそのように決断されたようです。


自体には虫歯がなかったのにも関わらず、セラミックにすることにしたがために、歯を大きく削り、それが引き金となり抜髄する羽目になり、大変後悔しております。

遅かれ早かれ、そのような歯は抜髄することになったのでしょうか。
また私のようなケースは多いのでしょうか。



そちらの医院では、ラバーダムも使わず、ルーペのみの使用で根幹治療をしておりますが、器具よりも技術を信じて、このまま続けようと思っております。

が、いまだに左下6番の付け根のあご骨あたりを押すと痛みがあります。

6番自体に痛みはありませんが、顔の頬の下のほうのあご骨(6番が埋まっているあたりの骨)を押すと痛いのです。
いろいろネットで調べると骨にまで炎症を起こす場合もあるとあり、怖くなっております。

かかりつけ医も原因はわからないようです。



また、今後妊娠を希望しております。

あと数回6番を消毒し、そのあと再度型取りとなると思われますが、麻酔レントゲンを撮ったり、その間に再度痛みがでて鎮痛剤が必要となることもあるのでしょうか。

普段は歯の大切さを自覚しておりませんが、このような状態になると、歯を大切にしてこなかったことを後悔しております。

また、この掲示板に大変感謝しております。
大変勉強になっております。

何かアドバイスがありましたら、お願いいたします。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2009-12-13 12:34:13
そうですか、抜髄になりましたか。

>そちらの医院では、ラバーダムも使わず、ルーペのみの使用で根幹治療をしておりますが、器具よりも技術を信じて、このまま続けようと思っております。

最初の抜髄なので拡大鏡があれば十分だと思います。


>、いまだに左下6番の付け根のあご骨あたりを押すと痛みがあります。
>6番自体に痛みはありませんが、顔の頬の下のほうのあご骨(6番が埋まっているあたりの骨)を押すと痛いのです。

痛みを抱えていたなのでもしかすると治療期間は少しかかるかもしれませんね。
続けて加療だけはされて下さい。


>あと数回6番を消毒し、そのあと再度型取りとなると思われますが、麻酔レントゲンを撮ったり、その間に再度痛みがでて鎮痛剤が必要となることもあるのでしょうか。

ここまで心配しなくてもいいと思いますよ^^;



>また私のようなケースは多いのでしょうか。

多くはないですが、ないことはないです。
どうしても歯科治療では起こってしまうリスクのうちの1つです。

これは誰が行っても、誰が受けても起こりうることです。


ただ、削る量の多い修復物だとなお更リスクは高くなります。

セラミック>>>メタル

ですからね^^;



不安だと思いますが、もうしばらく通院を頑張ってください。

おだいじに

 




タイトル 大臼歯にセラミックを被せるために削ったら酷く痛む。歯髄炎でしょうか?
質問者 かりこりさん
地域 非公開
年齢 34歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯科治療後の歯の痛み
歯の痛み その他
オールセラミック(陶器の被せ物)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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