顎関節症。ほとんどクローズドロック状態だが運動療法は適切ですか?

相談者: ちーちゃんパパさん (40歳:男性)
投稿日時:2010-01-03 23:43:35
初めての投稿です。
よろしくお願いします。

現在、クローズドロックを伴う顎関節症と、関連すると思われる症状は、下顎低位、下顎後方位、睡眠時のプラキシズムです。

20歳頃から右の顎関節が鳴り出し、まもなく最初のクローズドロックを経験しました。

歯科治療やスポーツでを食いしばった時に発症し、5分もすれば元通り開いたので、その後もう歯を治療する時などに診療医と相談しながら、特に治療は行いませんでした。



40歳になる昨年12月初旬から、朝方のクローズドロックが頻発し、12日から24時間ロック状態になりました。
それから1ヶ月間、ロックが解除したのは3回で、その2日後にはまたロックするという状態が現在まで続いています。


大学病院には12月14日に初診。

しかし運の悪いことにちょうどロックが外れた日で、5センチも開口したので、人差し指で両奥歯を下に押す運動療法や生活習慣の改善の指導を受けたのみでした。

28日にMRI撮影したのですが、この時もたまたま正常の位置だったので、正常な診断・治療がされるのかはなはだ不安です。



通い付けの歯科医院には、早めに下顎のスプリントを作っていただいたのですが、完成する29日当日の朝にロックを起こしてしまい、そのまま5日間、ずっとロックしたまま、スプリントを装着しています。

次の受診日は歯科医は8日、大学病院前には13日なのですが、このままロックが続いた場合、二度と開かなくなるのではなるかと思うと、正直言って大変不安です。

また、私が行った大学病院では、

「うちは運動療法で改善していただく方向でいっています。」

ということで、マニピュレーションの説明は全くありませんでした。

開口しているところしか見ていないので、大したことないくらいに考えているようです。
このまま受診を続けるべきか、大いに悩んでいます。



質問をまとめますと、次の2点です。

1ヶ月以上、ほとんど24時間クローズドロックの状態で、運動療法、下顎スプリントのみという治療は、先生方にとっては適切と言えますでしょうか。

とにかく何とかクローズドロックを外してほしいのですが、有効な手段は考えられないでしょうか。

お忙しい中恐縮ですが、先生方からのご回答をお待ちしております。
どうかよろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2010-01-04 09:14:16
私の経験では、ほとんどの場合、奥歯咬合低下が原因だと思われます。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-01-04 23:50:15
>1ヶ月以上、ほとんど24時間クローズドロックの状態で、運動療法、下顎スプリントのみという治療は、先生方にとっては適切と言えますでしょうか。

診察する時はいつもロックが解除していて、しかも開口量が50mmもあるんじゃおそらく私もそれほどシビアなケースとは判断しないと思います。

私が担当した患者さんでも、クローズドロックの経験がある患者さんで、自分でロックを解除できる人が何人かいましたが、そういった患者さんには、同じような治療しか行わなかったように記憶してます。


開くときは、十分な開口量が得られるようですので、たとえば、顎を左右に動かすとか、ロックしている側の関節を押しながら開口してみるとか、下顎の奥歯を下に強く押しながら下顎を前に出すように口を閉じてみるとかして、自力でロックを外すことを試みてみるとよいかもしれません。


ロックしている時に、大学病院を受診されれば、おそらく解除法を実際に教えてもらえるんじゃないかと思いますよ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ちーちゃんパパさん
返信日時:2010-01-05 19:55:16
松山先生、森山先生、ご回答ありがとうございました。

現在の状況は、今日で8日間連続ロック状態、一度も開いていません。
開口量はMaxで21mmです。



次回の大学病院の診察は13日だったのですが、耐えきれず電話してとりあえず診てもらえることになしました

(徒手的)マニュピレーションをしてもらいましたが、ロックは外れず、担当した若い先生も

「これで少しは外れると思ったんですがね〜。」

と、匙を投げかねない始末です。
その後は、「自律運動療法」の重要性を力説するばかりで終了。何のために行ったのか…と暗惨たる気分で帰りました。



>ロックしている時に、大学病院を受診されれば、おそらく解除法を実際に教えてもらえるんじゃないかと思いますよ。

ダメでした。
病院の先生が外せないのは、素人ではもっての他のようです。

先生方に改めて質問なのですが、こうしてロックが続いていても、「自律運動療法」しか、改善の方法はないのでしょうか。

また、大学病院の先生がおっしゃるように、現在では外科的な処置は行われていないのでしょうか。

最近では、ずっと一生ロックが解除しないのではないかと不安になり、仕事や家庭生活に支障をきたしかねない状態です。

現在は昨年29日にかかりつけの歯科医に作ってもらった下顎のスプリントを食事以外装着して、回復を待っています。

先生方のご意見をよろしくお願いいたします。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-01-05 21:55:04
あまり長期間クローズドロックの状態が続くのはよろしくはないですね。

転院されたほうがよいかもしれません。


ロックは早めに解除したほうがよいので、投薬やスプリントが無効なら、口腔外科の先生であればパンピングマニピュレーションを行なうかもしれません。

外科系でない先生はクローズドロックにはどう対処するんでしょうか?

回答 回答4
  • 回答者
湯浅です。
回答日時:2010-01-06 07:56:54
ロックをそのままにして、徐々に馴らしていくという方法もありますが、ロックをそのままにというのは、さすがに診察して、ほんとうにちーちゃんパパ さんに適応かどうかをみないといけないので、しっかりと大学の先生に聞くのが良いと思います。

回答 回答5
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2010-01-06 09:30:49
咬合低下について

奥歯に多数の治療を受けていませんか。

特に冠を被せてあるような場合は99%咬み合わせが低いと思ってよいでしょう。
それからブラキシズムクレンチング)自体が、咬合高径の低下を招きやすい事から、徹底した自己管理が必要になります。




タイトル 顎関節症。ほとんどクローズドロック状態だが運動療法は適切ですか?
質問者 ちーちゃんパパさん
地域 非公開
年齢 40歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 顎関節症
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
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