10歳。親知らずの歯胚、親知らずの代わりに大臼歯を抜くことについて

相談者: ちゅーりっぷさん (45歳:女性)
投稿日時:2010-01-12 16:41:26
10歳の息子の親知らずについてのご相談です。

矯正をしている関係で、数カ月に1度レントゲンを撮っています。

先日、レントゲン写真を見て、親知らずが出来てきたので抜きましょう、と言われました。
半年前の写真には写っていなかったとのこと。
もちろん表面には全く出てきていません。

下は歯ぐきを切開して抜歯、上は耳の下で簡単には抜けないので、代わりに手前のを抜歯して親知らずを残すと言われました。

先生曰く、

「とっておいてもメリットは無い。
育ってくると歯並びに影響するので早く抜いたほうがいい。」

下はすぐ、上は1〜2年後でもよいとのことです。

10歳で表面に出てきてもいない親知らずの抜歯というのもビックリしましたが、特に上の歯に関して、親知らずを残す代わりに手前の歯を抜くというのには抵抗があります。

前から数えると6番目、当サイトで調べたところでは、乳歯ではなく、6番になる大臼歯のようですが…
健康な永久歯臼歯を抜いてしまって親知らずを残すなんて、一般的に行われている治療なのでしょうか?

先生には

「うちの患者は全員やっています。」

と言われましたが…

親知らずを抜くこと自体、現時点で必要なのか迷っています。

よろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-01-12 20:17:49
ちょっと、信じがたいことです。

8の胚の代わりに7の歯胚を抜く・・・ということでしょうが。

7は、歯胚というより8割がた完成している子が多いかもわかりませんが・・・。
歯を大切にしようという気持ちがないのでしょうか?

あまり矯正に詳しくないので・・しかし、私には信じられません。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-01-12 22:58:38
>前から数えると6番目、当サイトで調べたところでは、乳歯ではなく、6番になる大臼歯のようですが・・・。

第一大臼歯抜歯するのでしょうか。

越久村先生は7番(第二大臼歯)と書かれていますが、前から6番目と言うことなので第一大臼歯でないかと思います。

第一大臼歯は、「key of occlusion:咬合の鍵」と呼ばれるぐらい重要なと位置づけられています。
なので、私もこの考え方にはついてけいけません。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-01-12 23:22:50
前から6番目というのは、引っ掛かりますが・・・

参考⇒〔写真あり〕10歳。矯正のため、親知らずと小臼歯の抜歯について

10歳頃の時点で、「親知らず胚」を取るという考えはあるみたいですね。
この考えの良し悪しについては、勉強不足で分かりません。

第一大臼歯は結構「ガッチリした歯」なので、抜くのは避けたいです。
(・・・というか、抜くのも一苦労しそうな気がするんですけど)

親知らずを抜くことは、矯正のケースによっては必要です。
ただ、時期をいつにするかは考え方によって変わってくるでしょう。

セカンドオピニオンを求めてみられるのも悪くないかな、と思います。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-01-13 07:35:30
ちゅーりっぷさま、おはようございます。

10歳で親知らずを抜歯するとのことですが、矯正治療を長年手がけていますが、そのような抜歯はやったことはありませんし、記憶ではそのような論文を見たことはありません。

お子さんの不正咬合がどのようなものかわかりませんが、第一大臼歯を抜して治したという報告は見たことはあります。

しかし第一大臼歯を抜歯して矯正治療をするのは、極めて特殊な症例だと思います、一般的に行われていることはないと思います。

ただまだ10歳で混合歯列期なので、一般的には本格的な矯正治療を始める準備期間になることが多いように思うのですが・・・、あまり永久歯の抜歯を積極的にすることはないと思います、ましてや親知らずとなると抜歯すること自体難しいと思うのですが・・・。

お子様の矯正治療の状況や、治療方針が文面からでは判らないので、何ともお答えすることは出来ません。

主治医とよく話し合われて、お子さんの矯正治療について理解を深められるのがいいように思います、そして納得なさってから治療をすすめることが大切だと思います。

参考になさってください。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2010-01-13 11:22:46
初めまして、ちゅーりっぷさん

早速ですが回答したいと思います。
お子様の症例は下顎前突受け口)ではありませんか?

下顎前突症や開咬の場合、下顎の第三大臼歯親知らず)、上顎の第二大臼歯抜歯(その変わりに第三大臼歯を使用)をする場合があります。

これは、臼歯部の叢生(ポステリアーディスクレパンシー)が強い場合、を垂直的に押し出す作用があるため、それが後方大臼歯咬合干渉を提供し、下顎の機能的な偏位、および発育異常を誘導するという考えに基づいて、早期にその予防のため臼歯部の抜歯を行うという処置です。

要するに奥歯のはえる隙間がないため、歯が高く伸びてしまい、それが骨格性下顎前突や偏位、開咬を誘発するという考え方があり、骨格の異常を来す前や悪化させないように、その原因を除去しようという方法です。

ちゃんとした理論に基づいての処置ですので特におかしな事ではありません。

ただそれとは別に、やはり埋伏している親知らずの抜歯は、子供にとって大変かも知れませんし、第二大臼歯を抜歯して変わりに第三大臼歯を利用する事にも不安がある事も理解できます。

また10歳で将来噛み合わせに使用できるものか確認できる程度、上顎第三大臼歯の歯胚が完成しているか多少疑問ですので、よりしっかりと説明を聞き理解して、誤解のないように治療を受けて下さい。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ちゅーりっぷさん
返信日時:2010-01-14 09:40:48
ちゅーりっぷです。
沢山のご回答を頂きありがとうございました。

矯正をしていると書いたので、矯正上の処置ではないかというご指摘を幾つか頂きましたが、説明を受けたときにはうちの子のケースでは矯正治療上必要、という話は一切なく、「当然必要」「親知らずの抜歯はどのお子さんにもやっています」というニュアンスでした。
(秋山先生のおっしゃった受け口ではなく、むしろ上が前に出すぎでいて下の歯に重なりすぎなのを矯正しています。)

もう一度、もっとくわしく説明を求めるべきかもしれませんが、このところ矯正治療に関しても疑問、不信感が募っていたところなので、まず、別の矯正専門医に連れて行って、セカンドオピニオンを求めるほうがよいかな…と思っています。

貴重なご意見を頂戴し、本当にありがとうございました。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2010-01-14 10:11:59
ちゅーりっぷ さん

「顎の成長を考慮した場合、成長期でのこの様な抜歯はあり得る」という意味で推測から記載したのですが、上顎前突過蓋咬合なのですね。

この場合の上顎第二大臼歯の抜矯正治療を行う前、上顎第一大臼歯を後ろにさげやすくするために抜歯をする先生もいます。

下顎の親知らずの抜歯は成長を考慮してと言うよりも、「あっても意味がない」という意味合いが強そうですね。

やはり治療方針にご不安を持っているようですので、別の矯正専門医に行って、セカンドオピニオンをお受けするのが良いと思います。




タイトル 10歳。親知らずの歯胚、親知らずの代わりに大臼歯を抜くことについて
質問者 ちゅーりっぷさん
地域 非公開
年齢 45歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 矯正で抜いた・抜く予定
抜歯:6番(第一大臼歯)
抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず)
歯列矯正の治療法
小児矯正(子供の矯正)
親知らずの抜歯
歯医者への不信感
子供の歯列矯正
回答者




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