上2番隣接面レジン充填後4年、ザラついて少し痛むが再治療すべき?

相談者: らいどおんさん (38歳:男性)
投稿日時:2010-01-04 18:10:49
こんにちは。
はじめて投稿します。
 
4年ほど前に上左2番の虫歯になり、1番と接する側面を1?程と裏側を若干深めに削り、レジンで補填して治療しました。

1か月ほど前から、1番と接する側の下3mm四方位の部分(表面、裏共に)が軽石のようなざらざらした感じになってきました。
側面を削った際に形成した接合部分から徐々に広がってきたのかなと感じています。

常に痛むわけではないのですが、食事の時や歯磨き時にときどき痛みます。

やはり再治療した方が良いでしょうか?
またその際はどのような方法が選択肢として考えられるでしょうか?

前回の治療時に結構削っている感じがするので、再治療となるとやはり差し歯になってしまうのかなぁと想像しているのですが、既に3本差し歯になっているので、部分的な治療で済むのであればそれに越したことはないと思っています。

判りにくい説明で申し訳ありませんが、よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-01-05 00:30:49
はじめまして、こんばんは。

詰めていたレジンが欠けたのか、二次カリエスが疑わしいですね。

状況次第では、レジンの詰め直しで済む可能性もあります。
症状が強くなる前に、早めに診てもらうことをオススメします。

神経を取らなきゃいけない状況になっていれば、差し歯もやむをえないと思います。
(一般的な話として、差し歯になるケースが多いので・・・)


>既に3本差し歯になっているので

ムシ歯になりやすい口内環境や生活習慣なのかも知れませんね。
このあたりから見直していかないと、再治療を繰り返すことになりかねません。

良い機会ですから「なぜムシ歯になったのか」を考えてみて下さい。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: らいどおんさん
返信日時:2010-01-05 21:36:05
吉岡先生、返答ありがとうございます。
その治療をした際、

「後で虫歯になった時にわかりやすい」

との事で、周りのに合わせるように色を入れていない薄黄色で透明に近い状態のものを補填されました。

そのため、明るい光に当ててみると接合部分は結構よく見えるのですが、虫歯の様な茶色に変色したような部分は見当たらず、その部分のみ光沢が無くなって、四角く薄いフィルムがはがれたような感じで、そこがざらざらになってきている様に見えます。

実は以前に差し歯の治療で予後が悪く再治療をしたのですが、原因不明の痛みがかなり長く続き、いまでも若干痛みが残っています。色々な所で診て頂いても原因がわかりませんでした。

ちなみに何もしていない状態ではまったく痛みはなく、レントゲン
でとっても根の先の炎症は完全に消えていて、唯一内から外に力が加わった時に若干痛みがあり、それが今も残っています。
歯根破折ではないかとプローピングもしたのですが、その可能性は9割方ないとのことでした。

そんな関係で、それ以降教えられた磨き方で1回20〜30分磨き、デンタルフロスとタフトブラシで仕上げ、最後に洗口液ですすぐという具合でかなり気を遣うようになりました(ここ6,7年位)。
食事も濃い味付けのものはほとんど取らず、お菓子やジュース類も一切とっていません。
両親も虫歯になりやすいようで、どうやらその体質を継いでいる感じもします。

ちなみに差し歯にする際に自分の歯を土台にする形で治療できる場合、神経をとらなくてもよい状態なのはもちろんですが、どの程度歯が残っていれば可能なのでしょうか?

よろしくお願いします。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: らいどおんさん
返信日時:2010-01-07 15:52:47
今日、いつも行っている近くの歯医者さんに行って、今の状態と時々痛みがある旨を伝えて診ていただきました。

その先生によると、

「欠けたとか割れたとか虫歯ではなく、磨耗してザラついてきているのでしょう。今の状態ならまだやり直さなくてもいいでしょう。数カ月おきに見せて下さい」

との事でした。
その時は安心したのですが、戻ってよく考えると、少しおかしくなった時に早めに直しておかないと磨耗部位が広がって、吉岡先生ご指摘の様に2次カリエスになりやすい状態を維持してしまう事になるのでは?
もしそうなるとより大きな治療が必要になるのでは?と思い、不安になっています。

別の歯医者さんでセカンドオピニオンとして意見を伺った方がよいかなとも考えているのですが如何でしょうか(最近有料でカウンセリングをしている所が多いので)?
また、その際はどういったところを選ぶと良いでしょうか?

返信1で触れました3本の差し歯のうち2本はその歯医者さんにやって頂いたのですが、内1本は本当にする必要があったのか?
と、実は少し不信感を持っています。

家族や知人もそこに通っているのですが、どうやら同じように感じていて、虫歯が深めだと保存の事はあまり考えずに、差し歯になっている人が多いようなのです。

その頃はには余り興味がなく、痛みが取れて見た目がそこそこならO.K.!くらいな感じだったのですが、前述したように今は真剣に考えるようになりました。

返信1での質問とあわせてよろしくお願いします。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-01-11 01:28:31
返信1の差し歯に関する質問について

いわゆる「差し歯」というのは神経を取ったに使われる言葉です。
全周をグルっと削ってかぶせるのは「かぶせ」とか「クラウン=冠」などと言いますね。

なので「神経を取らない差し歯」ってのは「ん?」って感じです。
最終形態は同じなので、細かいことですけど。

差し歯(コア+クラウン)は歯根がしっかり使える状態なら作れます。
歯がたくさん残っている場合は、レジンなどで詰めて治すこともあります。

ちょっと、まとめてみると・・・

・神経を取らず、健康な歯質が多く残っている ⇒ レジン充填
・神経を取らず、健康な歯質があまり多くない ⇒ クラウン
・神経を取ったが、健康な歯質が多く残っている ⇒ レジン充填
・神経を取ったし、健康な歯質があまり多くない ⇒ コア+クラウン(差し歯)

ざっくりと書くと、こんな感じの治療方針になるでしょう。
ただ、神経を取ってレジン充填はされない方針の先生も多いかと思います。


>もしそうなるとより大きな治療が必要になるのでは?

いやいや、悪くなることを待つような歯医者さんはいないでしょう。
やってもやらないでも変わらないので、下手に触らない、ということだと思います。
担当医の真意は、分からないですけどね。


>別の歯医者さんでセカンドオピニオンとして意見を伺った方が
よいかな

費用がかかっても良いのであれば、良いと思います。
複数の歯科医の意見が聞けるわけですから、それは価値のあることでしょう。


>その際はどういったところを選ぶと良いでしょうか?

ちゃんと時間を取って、話を聞いてくれるところですね。
カウンセリングルーム」なんかあると、「話を聞こう」という意志の表れかな、ともいえますね。
都心だと、こういったニーズに応えようとする歯科医院もありますよね。
(地方都市だとなかなか見つけられないでしょうけど)


>差し歯になっている人が多いようなのです。

考え方はいろいろありますからね。差し歯も一般的な治療です。


>痛みが取れて見た目がそこそこならO.K.!
>今は真剣に考えるようになりました。

そう考えていた頃のニーズには十分応えてもらえてたわけですよね。

らいどおんさんが知識をつけ、レベルアップしてきたので、その医院では満足できなくなってきただけなんだと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: らいどおんさん
返信日時:2010-01-11 14:51:13
吉岡先生、ご回答ありがとうございます。
ちょっと言葉の使い方に誤りがありましたね。
失礼しました。

セカンドオピニオンについては幸い都心なので、先生のアドバイスを参考にいくつか回ってみようと思います。
ネットで見てみるとカウンセリングルームを設けて、有料で受けているところが結構ありますね。
掲示板でも話題になっているマイクロスコープを使用しているところもいくつかあるようなので。

確かに先生のおっしゃるように、今は過去と比べると自分ののケアの仕方から、知識まで大きく変化したので、大分見方が変わってきているのだと思います。


>やってもやらなくても変わらないので、下手に触らない

?
強くはないですが、痛みが時々あっても問題ないのかが気になっています。如何でしょうか(痛みも伝えてはあるのですが)?
痛む原因について考えられる事は何でしょうか?

※ちなみに痛む時とは主に、鼻の下を伸ばした時や、洗口液使用時、食事時、歯磨き時などです。


それと、返信1の方で書いた痛みが残っている差し歯の件なのですが、詳しい治療経過としましては、まず、最初の歯医者では、

虫歯が神経まで達しているので、神経をとらなければならない
が、歯がまだ多く残っている状態なので、根の治療をした後補強
しましょう」

との事で、神経をとって治療した後に薬を詰めて仮封をし、1週間ほどおきました(その間仮封から薬剤が漏れ出し封のやり直しをしました)。
そして、補強材を充填し、小さな細いねじのようなものを埋めました(裏からねじの頭が少し見えた状態になってました)。

根の治療の際、鼻の奥で熱い焼けたような匂いがして、熱気が鼻から抜けるような感覚があり、気になりました。
 
その後、1週間もたたずに食事も難しいほどの痛みがでて、今通っている歯医者が良いと紹介され、見て頂いたのですが、

「治療が不完全で根の先に炎症が広がっているので、再治療が必要です」

とのことでした。

そこで再び根の治療を行い、結局メタルコアを埋めて差し歯となりました。
治療後3か月ほどで炎症はレントゲンで見る限り治まり、痛みも弱くはなったのですが、まだ痛みが残っている状態です(返信1の通り)。
痛みがなくなるまではクラウンは接着しない方がいいという事で完成したものを仮止めの状態で様子を見、3年ほどになります。

その間、月に1回のペースで歯茎の状態や痛みの状態を見て頂き、半年に1回のペースでレントゲンを撮って確認しているのですが、はっきりとした原因が分からなく、今はこれ以上の事はしない方が良いとの事です。

なお、1年ほど経った時に一度某大学病院を紹介していただき診て頂いたのですが、やはり原因は判らず、月1回の診断は今の歯医者で継続しつつ、半年に1度大学病院でも見て頂くかたちとなりました(准教授の先生に診て頂いてます)。

治療期間が長期にわたっているため、精神的にはかなりきつく、若干鬱気味です。


?
先生はどのような原因が疑われると思われますでしょうか?

今の先生はいくつかの角度から撮影したレントゲンと、プロービング、そして歯茎の腫れもないことから歯根破折の可能性はほぼなく、歯根膜炎でもないと仰っています。
 
根の再治療については予後があまり良くない事も聞くのですが、痛みが残るのは仕方がないのでしょうか?
又、これだけ長い間仮止めの状態にしておく事で何か悪影響はあるでしょうか?


??併せてよろしくお願いします。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-01-14 16:34:13
>はっきりとした原因が分からなく、今はこれ以上の事はしない方
が良いとの事です。

>一度某大学病院を紹介していただき診て頂いたのですが、やはり原因は判らず

実際に診ている先生方が「分からない」と言われているんですよね。
色々検査もされた上で、考えられるものが否定されているようですし・・・

症状に変化が出て、原因が特定しやすくなるまで大学病院の指示通り「経過観察」せざるを得ないのかな、と思います。

根管治療後の痛み、ということですから、こちらも参考にしてみて下さい。
⇒参考:歯科相談室【根管治療後の痛み】

定期的に診てもらっているということですから「仮止め」に関しては心配ないでしょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: らいどおんさん
返信日時:2010-01-14 22:01:12
吉岡先生、有難うございます。

やはりこのまま経過観察していくしかないんですねぇ。
何時もの事が頭の中でモヤモヤしているので憂鬱ですが、仕方がありませんね。

色々相談に乗っていただいてありがとうございました。



タイトル 上2番隣接面レジン充填後4年、ザラついて少し痛むが再治療すべき?
質問者 らいどおんさん
地域 非公開
年齢 38歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療後の痛み
虫歯治療
むし歯 治療後の痛み
レジン(白いプラスチック)
詰め物、インレー治療後の痛み
回答者




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