61歳、前歯の審美治療でストレス。唾液が出ず、歯が硬く浮いた感じ
相談者:
モエさん (32歳:女性)
投稿日時:2010-01-10 23:14:25
はじめまして、母61歳について相談します。
2年半前に私が審美歯科で治療した事がきっかけで、母は昔から気になっていた受け口を一緒に治しました。
4回〜5回で治す審美歯科です。
簡単な説明を聞いただけで治療が始まり、上下(上下左右全て?〜?)の歯を削り、上にかぶせる事により、受け口は見た目は綺麗になりました。
ただ上の前歯を前方に出すことにより、かなり厚みのある前歯となりました。
上記が関係しているか分かりませんが、3年ほど前からシェーグレン症候群と診断されており、3か月ほど前から急に唾液が出なくなり、エポザックという唾液の分泌を促進する薬を服用しています。
薬の効果はあまりなく、歯が硬くなり浮いた感じだと言っています。
前歯の厚さがストレスとなり何度か近所の歯科医院で治療(上の歯を壊し、少しでも薄い前歯にする治療)をお願いしていますが、先生はメンタル面を治療してからにしてくださいとの回答です。
10年以上精神科に通院しており安定剤を定期的に服用しており、今回の歯の件で抗うつ剤も服用しています。
シェーグレンの症状が悪化する事により、唾液が出ないのではないかと思っていますが、歯が硬くなり浮いた感じも病気による症状なのでしょうか?
母は精神科の薬を服用しても状態が全く変わらず、口の中の状態が改善されない事に非常にストレスとダメージを受けておりふさぎこむ毎日です。
先生方、どうかアドバイスを宜しくお願い致します。
2年半前に私が審美歯科で治療した事がきっかけで、母は昔から気になっていた受け口を一緒に治しました。
4回〜5回で治す審美歯科です。
簡単な説明を聞いただけで治療が始まり、上下(上下左右全て?〜?)の歯を削り、上にかぶせる事により、受け口は見た目は綺麗になりました。
ただ上の前歯を前方に出すことにより、かなり厚みのある前歯となりました。
上記が関係しているか分かりませんが、3年ほど前からシェーグレン症候群と診断されており、3か月ほど前から急に唾液が出なくなり、エポザックという唾液の分泌を促進する薬を服用しています。
薬の効果はあまりなく、歯が硬くなり浮いた感じだと言っています。
前歯の厚さがストレスとなり何度か近所の歯科医院で治療(上の歯を壊し、少しでも薄い前歯にする治療)をお願いしていますが、先生はメンタル面を治療してからにしてくださいとの回答です。
10年以上精神科に通院しており安定剤を定期的に服用しており、今回の歯の件で抗うつ剤も服用しています。
シェーグレンの症状が悪化する事により、唾液が出ないのではないかと思っていますが、歯が硬くなり浮いた感じも病気による症状なのでしょうか?
母は精神科の薬を服用しても状態が全く変わらず、口の中の状態が改善されない事に非常にストレスとダメージを受けておりふさぎこむ毎日です。
先生方、どうかアドバイスを宜しくお願い致します。
回答1
回答日時:2010-01-11 01:46:46
お母様のドライマウスについての悩みですね。
やむを得ず、(本人了解の上で)代理相談という前提で回答します。
前歯の治療前に、シェーグレン症候群の診断を受けているという解釈で宜しいですか?
シェーグレン症候群は原因がハッキリせず、基本的に対症療法中心と言われています。
ただ、生活習慣の乱れなどから「唾液」と「涙液」の分泌が低下して、偶然「シェーグレン症候群の条件に当てはまった」可能性も否定できません。
そこに加えて、前歯の治療を行ったことによるストレス。
精神安定剤や抗うつ薬などによる「薬剤性ドライマウス」が重なっているのかな、と。
多剤大量処方されている場合は、その処方についてセカンドオピニオンを受けるというのも手だと思います。
さらには「薬を飲んでいるのに治らない」という不安感も、さらなるストレスとなって、ドライマウス症状を悪化させている可能性もあります。
年齢的には更年期といわれる時期でもあるので、自律神経の不調も起きやすく、それが今回の症状のきっかけになっているとも考えられます。
ドライマウスに詳しい歯科、婦人科などとの連携が解決の糸口になるかと思います。
私だったら、以下のことを組み合わせて、症状軽減を図るかな・・・
・水分摂取量の確認
・唾液腺のトレーニング
・水分代謝の改善
・自律神経の安定
・薬剤の再検討、減量(処方元医院との連携)
・対症療法としての口内保湿
・必要に応じて漢方薬の服用
・ストレスの確認と可能なら排除
極端に唾液分泌が少ない人でも、驚くほど改善できることがあります。
やむを得ず、(本人了解の上で)代理相談という前提で回答します。
前歯の治療前に、シェーグレン症候群の診断を受けているという解釈で宜しいですか?
シェーグレン症候群は原因がハッキリせず、基本的に対症療法中心と言われています。
ただ、生活習慣の乱れなどから「唾液」と「涙液」の分泌が低下して、偶然「シェーグレン症候群の条件に当てはまった」可能性も否定できません。
そこに加えて、前歯の治療を行ったことによるストレス。
精神安定剤や抗うつ薬などによる「薬剤性ドライマウス」が重なっているのかな、と。
多剤大量処方されている場合は、その処方についてセカンドオピニオンを受けるというのも手だと思います。
さらには「薬を飲んでいるのに治らない」という不安感も、さらなるストレスとなって、ドライマウス症状を悪化させている可能性もあります。
年齢的には更年期といわれる時期でもあるので、自律神経の不調も起きやすく、それが今回の症状のきっかけになっているとも考えられます。
ドライマウスに詳しい歯科、婦人科などとの連携が解決の糸口になるかと思います。
私だったら、以下のことを組み合わせて、症状軽減を図るかな・・・
・水分摂取量の確認
・唾液腺のトレーニング
・水分代謝の改善
・自律神経の安定
・薬剤の再検討、減量(処方元医院との連携)
・対症療法としての口内保湿
・必要に応じて漢方薬の服用
・ストレスの確認と可能なら排除
極端に唾液分泌が少ない人でも、驚くほど改善できることがあります。
相談者からの返信
相談者:
モエさん
返信日時:2010-01-11 21:42:45
回答2
回答日時:2010-01-12 10:30:55
>唾液の分泌が多くなれば、症状は軽減されるのでしょうか?
現在の症状が解消されるかは、保証できません。
(唾液量以外に問題がないか、分からないので・・・)
ただ、唾液による潤いを取り戻すことで、口内感覚は変わるようです。
70代、80代の方でも唾液分泌が改善されて、口内感覚が良くなったと言われる方もいらっしゃいます。
(彼女らは食事が楽しくなった、と喜ばれていました)
「老化現象」と諦める必要はないと考えています。
まず、やれることを少しずつやっていくしかないと思います。
早く改善されると良いですね。
現在の症状が解消されるかは、保証できません。
(唾液量以外に問題がないか、分からないので・・・)
ただ、唾液による潤いを取り戻すことで、口内感覚は変わるようです。
70代、80代の方でも唾液分泌が改善されて、口内感覚が良くなったと言われる方もいらっしゃいます。
(彼女らは食事が楽しくなった、と喜ばれていました)
「老化現象」と諦める必要はないと考えています。
まず、やれることを少しずつやっていくしかないと思います。
早く改善されると良いですね。
回答3
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2010-01-12 18:12:45
僕は唾液の専門ではありませんが、過去に口腔乾燥で違和感を訴えられた方に保湿剤を出したところ、口腔内の違和感がかなり改善された事があります。
吉岡先生の書かれている
「対症療法としての口内保湿」
と言う事です。
(一時的ではあるが)ジェルによって口腔内の保湿が保たれる
→不快感が軽減
→「治るかもしれない」と言う期待
→精神的に安定
→ストレスが減少
→調子が良くなる
と言う感じだったのではないかと考えます。
具体的な製品名としては
オーラルアクアジェル(GC)
http://www.gcdental.jp/products/etc/oralaquagell.html
バイオエクストラアクアマウスジェル(ウェルテック)
http://www.weltecnet.co.jp/products/bioxtra/01.php
です。
参考にされてください。
吉岡先生の書かれている
「対症療法としての口内保湿」
と言う事です。
(一時的ではあるが)ジェルによって口腔内の保湿が保たれる
→不快感が軽減
→「治るかもしれない」と言う期待
→精神的に安定
→ストレスが減少
→調子が良くなる
と言う感じだったのではないかと考えます。
具体的な製品名としては
オーラルアクアジェル(GC)
http://www.gcdental.jp/products/etc/oralaquagell.html
バイオエクストラアクアマウスジェル(ウェルテック)
http://www.weltecnet.co.jp/products/bioxtra/01.php
です。
参考にされてください。
相談者からの返信
相談者:
モエさん
返信日時:2010-01-13 22:02:08
吉岡先生 タイヨウ先生
お忙しいところありがとうございます。
昨日、再度精神科に行ってきました。
引き続き抗うつ剤を処方され、様子を見るとの事でした。
以前、スプレー式の保湿剤を使用していましたが、やはり自分の唾液とは異なりますので違和感があるような事を言っていたように思います。
使用していた時期よりも、現在の症状は悪化していると思いますので、保湿剤を再度使用してみるよう母に勧めたいと思います。
お忙しいところありがとうございます。
昨日、再度精神科に行ってきました。
引き続き抗うつ剤を処方され、様子を見るとの事でした。
以前、スプレー式の保湿剤を使用していましたが、やはり自分の唾液とは異なりますので違和感があるような事を言っていたように思います。
使用していた時期よりも、現在の症状は悪化していると思いますので、保湿剤を再度使用してみるよう母に勧めたいと思います。
タイトル | 61歳、前歯の審美治療でストレス。唾液が出ず、歯が硬く浮いた感じ |
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質問者 | モエさん |
地域 | 千葉 |
年齢 | 32歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 主婦 |
カテゴリ |
歯の異常・トラブルその他 審美歯科に関するトラブル 舌、粘膜、唇の病気・異常その他 専門的な質問その他 鬱病(うつ病)、精神不安定 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。