虫歯治療中、象牙質の形成を待たずに詰めても大丈夫か?

相談者: dadakumaさん (50歳:男性)
投稿日時:2010-01-22 18:37:27
17歳の子供の虫歯のことでご相談させてください。


8本虫歯があると診断され、とりあえず一番深い虫歯の奥歯(正確な番号がわからず申し訳ありません)を削って、仮の詰め物をしてもらっています。

神経は残せたということで、半年そのままにして、象牙質が形成されるか様子を見てから、本詰め物をしましょうと言うことでした。


その後、なるべく削らない方向で治療したいと思い、残りのヒールオゾンを採用している病院で治療することにしました。

処置中の歯も一緒に治療(仮詰め物を外し、ヒールオゾン治療の後、充填)できると言われたのですが、象牙質の形成を待たなくて良いのか疑問に思っています。

今処置してもかまわないものでしょうか?


宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-01-22 19:22:12
こんにちは、
17歳で8本虫歯・・・

ちょっと注意ですね^^;


象牙質の形成を待たなくて良いのか疑問に思っています。

すうですね、象牙質の再生を待つとなるとこのぐらいの期間が必要ですね。

ただIPCのように1回目の治療でわざと虫歯を取り残して、象牙質の再生を待って残った虫歯を取りに行くと言う処置であれば、しっかり待った方がいいと思います。

ただ、前回の治療でしっかり虫歯が取りきれているようであれば、次回詰め物をして様子を見られるのも1つだと思います。


私も虫歯が大きいような場合で、直接覆髄をしたようなケースであれば、1ヶ月ぐらい痛みが出ないか見ることもありますが、半年も待ったことはないですね。


この辺は、

・再生を待って再び虫歯を削りにいくか?
・そうではなく様子がみたいのか?

で回答が異なってきてしまいます。


お子さんのことで少し不安になると思いますが、先生に一度聞かれた方がいいと思いますよ^^


おだいじに

 

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-01-23 00:57:06
dadakumaさまこんばんわ。

17歳で8本のむし歯ということですが拝見していないのでむし歯の進行程度については判りませんが、間食が多いのではないでしょうか。

治療することも大切ですが、むし歯の出来ない量まで間食を減らさないと何年後かにはまたむし歯が出来てしまって同じようなことを繰り返すかもしれません。


砂糖の摂取量に配慮なさってください。

むし歯の出来ない砂糖の量 
http://www.yamadashika.jp/prevent05.html

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-01-23 01:07:59
>ただ、前回の治療でしっかり虫歯が取りきれているようであれば、次回詰め物をして様子を見られるのも1つだと思います。


虫歯の部分を取りきっているのか、わざと残しているのかで対応が違ってきます。

取りきっているのなら井野先生と同意見です。

わざと残す方法はステップワイズエキスカベーションと言って、私も良く使いますが、6ヶ月は待ちます。


ヒールオゾンについては新しい方法で、長期の臨床的経過がまだはっきりしません。

浅い虫歯で、経過観察をしっかり行うなら、益は無くとも大きな害は防げるでしょう。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-01-23 09:27:09
ヒールオゾンについての論文は数少ないのですが、その多くが水酸化カルシウム製剤を用いた場合とさほど変わらない殺菌効果であるとうたっています。

この機械が出た当初、すぐにほしくなり、KAVO社のクローズドミーティングにも参加して講習を受けたのですが、やはり眉唾の商品です。


いずれにしてもすこし待ってから次の治療に移行するほうが良いかなと思いますよ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: dadakumaさん
返信日時:2010-01-23 23:25:06
先生方
ご回答いただき、ありがとうございます。

ヒールオゾンの殺菌効果が眉唾であるとのこと・・・
臨床経過がはっきりしないことを承知の上での選択でしたが、ょっとショックです。
(具体的なご指摘でしたので。)


ご相談させていただいている以外は、ヒールオゾンで治療中です。

治療経過をパソコンで見ながら説明を受けました(奥歯)。
最小限の穴を開けて中に薬剤を注入、死滅してボロボロになった虫歯菌を丁寧にかき出し、オゾン殺菌後に詰め物をするという治療でした。
(もしも痛みなど出たらすぐに受診すること、ということでした)

とても丁寧な治療と説明で、信頼できると感じましたが、タカタ先生のお話を伺い、経過はきちんと観察しなければと思いました。



今日診察日だったのですが、前の病院で処置中の歯は保留にしてもらいました。

象牙質の再生を待つ治療法のことがよくわかっていませんでしたので、井野先生、山田先生、小牧先生のご回答で理解することができ、担当の先生にきちんと伝えられたと思います。

本当に助かりました。
ありがとうございます。

半年様子を見た後、仮詰め物を外し、必要あればオゾン殺菌して充填することになりましたが・・・


少しでも象牙質が再生させてから、本詰め物をした方が良いという考え方で良かったでしょうか?

そして象牙質が再生していた場合は、普通に殺菌して詰め物をするので大丈夫でしょうか?

(前の病院では何か特殊な処置をされる予定だったのかなと・・ちょっと気にかかっています。
途中転院はなるべく避けたほうがいいという意味を今痛感しています)



前の先生の治療方針をしっかり理解出来れば良かったのですが、質問してもあまり説明をされないタイプの先生だったのです。
(そのこともあって転院してしまいました)

8本も虫歯が出来るまでダラシない食生活を放置しておいて、こんなに心配するなんてお恥ずかしい限りですが、どうか宜しくお願い致します。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2010-01-25 19:23:49
ヒールオゾン=眉唾の怪しい商品 という意味ではないですよ。

劇的な効果=眉唾 という事です。




タイトル 虫歯治療中、象牙質の形成を待たずに詰めても大丈夫か?
質問者 dadakumaさん
地域 非公開
年齢 50歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
ヒールオゾン(オゾン治療)
覆髄・覆罩(覆ずい・覆とう)
回答者




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