耳鼻科で副鼻腔炎と診断されたが長期化。歯性上顎洞炎でしょうか?

相談者: さいこさん (35歳:女性)
投稿日時:2010-01-31 15:49:10
はじめまして。
これまでの過程を書き出してみましたので、お読み下さい。

2008年6月、左上奥歯辺りに冷たいものが沁みるように。

下旬、熱いものが沁みるようになり、冷たいものでは沁みなくなる。

7月上旬、左顔面に違和感。数日後、激しい痛みを伴う。
冷すと少し楽になる。

睡眠を妨げるようになってきたので、歯科医を受診。
レントゲン撮影もするが、大きな虫歯は見当たらないとのこと。
の根本をパテで埋める処置をして様子見。

受診の数日後、左上の7番に激痛。
が、翌日には痛みは消え、何故か隣の6番が痛み出し、これも数日後には消える。
しかし、6番には歯の浮いた感じと、左顔面の違和感と、鼻の骨を押した時の痛みが残る。

7月中旬、再診の結果、やはり特に何も無いとのこと。
違和感も軽くなっていたので、通院をやめる。

8月、歯の痛みは無いが、首の重さ、のぼせ、肩凝り、顔面の違和感は残る。

9月上旬、歯茎に水ぶくれのようなものが出来る。

10月上旬、水ぶくれが膿みだしたので、再び歯科医へ。
膿の根を調べる為の薬を注入し、レントゲンを撮るが、やはり不明。膿を除去し、抗生剤を注入し、様子を見る。

10月中旬、数日は調子が良いが、1週間ほどで水ぶくれが出来る。

10月下旬、改善が見られないので、左上7番のかぶせを外し、3本中2本の神経が既に死んでいることを確認後、根管治療を行う。

11月、白っぽい痰の様なものが頻繁に出るようになる。

12月、根管治療終了。
水ぶくれも出ない。
しかし、6番の浮いた感じは残る。


2009年1月、鼻風邪をひき、しばらくして黄色い鼻水と痰が出るようになったので、耳鼻科を受診。
副鼻腔炎+後鼻漏であろう、とのこと。
この時はレントゲンもスコープも使っていない。

4月、抗生剤とネブライザーの治療を行い、多少の改善は見られるが、こんなにも長引くものなのかと疑問に思い、他の耳鼻科を受診。
レントゲンとスコープで見てもらうが、やはり

『ほとんど治っている』
『現在通院中の耳鼻科と同じ治療しか出来ない』

と言われる。

4月、抗生剤から漢方(辛夷清肺湯)と2週間に1回のネブライザーに変る。
     


・その後、あまりに変化が無いので通院をざぼったところ、左顔面痛、黄色い鼻水等が再発。
現在、真面目に通院しているが、ネブライザーが3週間に1回になったら調子が悪いので、効いているのは漢方ではなく、ネブライザー(抗生剤)なのではないか、と思い始めている。
・鼻づまり感はあるが、匂いが分らないほどになったことは無い。
・軽度の肉体労働で、職場は埃っぽく乾燥している。
・姉は軽度のダスト・猫アレルギーである。
 自分は調べたことが無い。
・最近になって【歯性上顎洞炎】を知り、左上6番も神経が既に死んでいて、これの根管治療をしなければ治らないのでは、と思いはじめています。
・現在は歯の痛みは無いが、副鼻腔炎が悪化すると、少しの違和感がある。



長々と申し訳ありません。

上記を踏まえた上で質問させていただきたいことは、

・副鼻腔炎が原因で知覚過敏になることがあると聞きましたが、歯の神経が死ぬような強い痛みになるものでしょうか。

・もう一度歯科医を受診しようかと思いますが、最初の段階で歯性上顎洞炎を疑わなかったことから、以前通院していた歯科医には不信感があるので、変えようと思います。
その場合、口腔外科の方が好ましいのでしょうか。

という2点です。



普段は規則正しい生活を心がけていますし、食事のバランスなども悪くありません。
少し運動や旅行、寝不足などをしただけで悪化するので、本当に困っています。
何とか治したいので、参考になる御意見をお聞かせいただければ幸いです。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-01-31 16:44:49
長い間治らないようで、お察しします。
読ませていただいた限り、まずはきちんと診断してもらうのが良いと思われます。

CT撮影可能な、大学病院口腔外科が宜しいかと思われます。
普通のレントゲンでは、歯性上顎洞炎の診断は困難な場合が少なくないからです。
診断の結果とドクターからの説明を受ければ、今抱えられている疑問なども解消されるかもしれませんね。

以上、参考になれば幸いです。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-01-31 21:13:26
性の上顎洞炎なのか?
それとも 鼻性なのか? 
それとも、それらがMixして起きているのか? 

厳密に調べることはムズカシイと思いますが、少なくともCTで歯と上顎洞を立体的に観察することでわかることも多いので、ぜひCTによる診査を受けてください。


ただし、
●医科で普及している古いタイプの解像度の低いCT(1ミリとか2ミリの解像度)や
●左右の上顎洞を同時に撮影できないような撮影範囲の狭いCT

などでは、病態を正確に把握できないこともあります。


事前に、歯性上顎洞炎を調べてもらいたい旨を理解してくれる医院にいく必要があります

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: さいこさん
返信日時:2010-02-01 08:35:34
稲垣先生、タカタ先生、お忙しい中御返答ありがとう御座いました。
参考にさせて頂きます。

残念ながら、通える範囲に大学病院は無いので、口腔外科のある歯科と、総合病院内の口腔外科に問い合わせてみます。

5年、10年治らないという方もいらっしゃる症状なので、覚悟はしていますが、出来ることはしてみたいと思っています。



タイトル 耳鼻科で副鼻腔炎と診断されたが長期化。歯性上顎洞炎でしょうか?
質問者 さいこさん
地域 非公開
年齢 35歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯の異常・トラブルその他
根管治療その他
上顎洞炎(蓄膿症)
口腔外科関連
その他(診断)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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