腎炎治療中の抜歯について
相談者:
KOohさん (33歳:男性)
投稿日時:2010-02-02 13:42:03
初めて質問させていただきます。
私は慢性腎炎を患っており、今年の一月中旬まで、ステロイドパルス療法(3クール)を行い、現在経口ステロイド30mgを現在毎日服用中です。
また、ステロイドの副作用を抑えるため、ボナロンを週1回服用しております。
歯科領域の慢性感染が腎炎を引き起こす原因となっている可能性があることを聞き、虫歯、歯周病等の徹底的な治療を行いたく、先日、総合病院の歯科口腔外科に行ってきました。
(腎炎の治療を行っている総合病院には歯科口腔外科がありません)
レントゲンで診ていただいたところ、右下第二大臼歯と左下第二小臼歯(乳臼歯です)を支える骨が溶けてしまっており、抜歯が必要と言われ、まずは歯石除去、歯磨き指導により口の中を清潔にしてから、抜歯を行うとのことでした。
そこでお聞きしたいのは下記3点です。
?抜歯は腎炎を悪化させたり、ボナロン服用中に大きな歯の治療を行うと、副作用として顎壊死が起きることがあると腎臓内科の先生から聞いておりましたが、この歯科口腔外科の先生はボナロンは一度飲むと15年は体から消えないんだよと言いながら、抜歯する方向で進めようとしています。
このような状態での抜歯は、腎臓との関係、ボナロンとの関係で本当に大丈夫なのでしょうか。
?この時歯科口腔外科で歯石除去を行っていただき、1週間、毎食後用の抗生剤(フロモックス100)を処方されました。
この抗生剤は腎臓で代謝されるようですが、飲んでも腎臓に悪影響はないのでしょうか。
?右下第二大臼歯と左下第二小臼歯(乳臼歯です)の骨が溶けてしまっていることに対する治療としては、やはり抜歯しか選択肢はないでしょか。
以上につきましてよろしくお願い申し上げます。
私は慢性腎炎を患っており、今年の一月中旬まで、ステロイドパルス療法(3クール)を行い、現在経口ステロイド30mgを現在毎日服用中です。
また、ステロイドの副作用を抑えるため、ボナロンを週1回服用しております。
歯科領域の慢性感染が腎炎を引き起こす原因となっている可能性があることを聞き、虫歯、歯周病等の徹底的な治療を行いたく、先日、総合病院の歯科口腔外科に行ってきました。
(腎炎の治療を行っている総合病院には歯科口腔外科がありません)
レントゲンで診ていただいたところ、右下第二大臼歯と左下第二小臼歯(乳臼歯です)を支える骨が溶けてしまっており、抜歯が必要と言われ、まずは歯石除去、歯磨き指導により口の中を清潔にしてから、抜歯を行うとのことでした。
そこでお聞きしたいのは下記3点です。
?抜歯は腎炎を悪化させたり、ボナロン服用中に大きな歯の治療を行うと、副作用として顎壊死が起きることがあると腎臓内科の先生から聞いておりましたが、この歯科口腔外科の先生はボナロンは一度飲むと15年は体から消えないんだよと言いながら、抜歯する方向で進めようとしています。
このような状態での抜歯は、腎臓との関係、ボナロンとの関係で本当に大丈夫なのでしょうか。
?この時歯科口腔外科で歯石除去を行っていただき、1週間、毎食後用の抗生剤(フロモックス100)を処方されました。
この抗生剤は腎臓で代謝されるようですが、飲んでも腎臓に悪影響はないのでしょうか。
?右下第二大臼歯と左下第二小臼歯(乳臼歯です)の骨が溶けてしまっていることに対する治療としては、やはり抜歯しか選択肢はないでしょか。
以上につきましてよろしくお願い申し上げます。
回答1
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2010-02-02 14:19:19
KOohさん、こんにちは。
なかなか難しい状況のようですね。
抜歯の基準と言うのは歯科医師によって様々です。
拝見していないのでなんともいえないのですが・・・
KOohさんの歯が抜歯になるか否かは、ここの先生方によっても意見が分かれると思います。
>?抜歯は腎炎を悪化させたり、ボナロン服用中に大きな歯の治療を行うと、副作用として顎壊死が起きることがあると腎臓内科の先生から聞いておりましたが、この歯科口腔外科の先生はボナロンは一度飲むと15年は体から消えないんだよと言いながら、抜歯する方向で進めようとしています。このような状態での抜歯は、腎臓との関係、ボナロンとの関係で本当に大丈夫なのでしょうか。
腎臓内科の先生としか口腔外科の先生とは連携をとっているのでしょうか?
きちんと連携を取っているのであれば大丈夫だと思いますが、まずはそれが大前提になります。
>?この時歯科口腔外科で歯石除去を行っていただき、1週間、毎食後用の抗生剤(フロモックス100)を処方されました。この抗生剤は腎臓で代謝されるようですが、飲んでも腎臓に悪影響はないのでしょうか。
腎臓で代謝される薬剤を服用すれば腎臓には多少は負担になります。
しかし、腎不全でなければ代謝はされるので問題ないと思います。
>?右下第二大臼歯と左下第二小臼歯(乳臼歯です)の骨が溶けてしまっていることに対する治療としては、やはり抜歯しか選択肢はないでしょか。
おそらく歯周病によって骨の吸収が起こってしまっているのだと思いますが、その状態で歯を保存したほうが良いのか、将来他の歯を守るために抜歯を選択したほうが良いのかは判断が難しいです。
残すのであれば当然のことながら定期的にきちんと歯周病の予防処置を行っていく必要があると思います。
またご自身でもプラークコントロールを行う必要があるでしょう。
抜歯を選択するのであれば、その後の補綴のこともも考えておいたほうが良いでしょう
腎臓内科の先生また歯科口腔外科の先生と連携を取ってもらい、今一度よく相談してみる必要がありそうですね。
参考になれば幸いです。
なかなか難しい状況のようですね。
抜歯の基準と言うのは歯科医師によって様々です。
拝見していないのでなんともいえないのですが・・・
KOohさんの歯が抜歯になるか否かは、ここの先生方によっても意見が分かれると思います。
>?抜歯は腎炎を悪化させたり、ボナロン服用中に大きな歯の治療を行うと、副作用として顎壊死が起きることがあると腎臓内科の先生から聞いておりましたが、この歯科口腔外科の先生はボナロンは一度飲むと15年は体から消えないんだよと言いながら、抜歯する方向で進めようとしています。このような状態での抜歯は、腎臓との関係、ボナロンとの関係で本当に大丈夫なのでしょうか。
腎臓内科の先生としか口腔外科の先生とは連携をとっているのでしょうか?
きちんと連携を取っているのであれば大丈夫だと思いますが、まずはそれが大前提になります。
>?この時歯科口腔外科で歯石除去を行っていただき、1週間、毎食後用の抗生剤(フロモックス100)を処方されました。この抗生剤は腎臓で代謝されるようですが、飲んでも腎臓に悪影響はないのでしょうか。
腎臓で代謝される薬剤を服用すれば腎臓には多少は負担になります。
しかし、腎不全でなければ代謝はされるので問題ないと思います。
>?右下第二大臼歯と左下第二小臼歯(乳臼歯です)の骨が溶けてしまっていることに対する治療としては、やはり抜歯しか選択肢はないでしょか。
おそらく歯周病によって骨の吸収が起こってしまっているのだと思いますが、その状態で歯を保存したほうが良いのか、将来他の歯を守るために抜歯を選択したほうが良いのかは判断が難しいです。
残すのであれば当然のことながら定期的にきちんと歯周病の予防処置を行っていく必要があると思います。
またご自身でもプラークコントロールを行う必要があるでしょう。
抜歯を選択するのであれば、その後の補綴のこともも考えておいたほうが良いでしょう
腎臓内科の先生また歯科口腔外科の先生と連携を取ってもらい、今一度よく相談してみる必要がありそうですね。
参考になれば幸いです。
相談者からの返信
相談者:
KOohさん
返信日時:2010-02-03 12:23:24
回答2
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2010-02-03 12:52:52
まったく連携がないのは良くありませんね。
腎臓内科の先生に紹介状などを書いてもらうか、あるいは歯科口腔外科の先生に腎臓内科の先生宛に現在の病状についての照会をしてもらうかしたほうが良いと思います。
お大事にしてください。
腎臓内科の先生に紹介状などを書いてもらうか、あるいは歯科口腔外科の先生に腎臓内科の先生宛に現在の病状についての照会をしてもらうかしたほうが良いと思います。
お大事にしてください。
タイトル | 腎炎治療中の抜歯について |
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質問者 | KOohさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 33歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯周病で抜けた・抜く予定 抜歯:5番(第二小臼歯) 抜歯:7番(第二大臼歯) 歯周病(歯槽膿漏)治療 歯科と全身疾患その他 |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。