歯性上顎洞炎で、上顎洞と交通していない虫歯が原因の場合もある?
相談者:
まもまもまもさん (30歳:男性)
投稿日時:2010-02-14 12:08:57
回答1
歯科医師の松山です。
回答日時:2010-02-14 17:05:05
回答2
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2010-02-15 14:06:00
まもまもまもさん、こんにちは。
>上顎洞と交通はしていなかったと言われました。
>この場合、虫歯が原因ではないのでしょうか?
虫歯が進行すると歯の根に膿を持ちます。
これが原因となって、上顎洞に感染が波及すると歯性上顎洞炎になるというのが一般的な経過です。
交通していないとなると、その歯の根には病気がなかったということでしょうか?
もしそうであればその歯が原因ではない可能性が高いと思います。
>それとも、交通していなくても虫歯が原因というケースもあるのでしょうか?
あるかもしれませんが、可能性は低いでしょうね。
まずは上顎洞炎の原因が歯なのか鼻なのか。
もし歯であればどの歯に原因があるのかを明らかにすべきだと思います。
参考になれば幸いです。お大事にしてください。
>上顎洞と交通はしていなかったと言われました。
>この場合、虫歯が原因ではないのでしょうか?
虫歯が進行すると歯の根に膿を持ちます。
これが原因となって、上顎洞に感染が波及すると歯性上顎洞炎になるというのが一般的な経過です。
交通していないとなると、その歯の根には病気がなかったということでしょうか?
もしそうであればその歯が原因ではない可能性が高いと思います。
>それとも、交通していなくても虫歯が原因というケースもあるのでしょうか?
あるかもしれませんが、可能性は低いでしょうね。
まずは上顎洞炎の原因が歯なのか鼻なのか。
もし歯であればどの歯に原因があるのかを明らかにすべきだと思います。
参考になれば幸いです。お大事にしてください。
回答3
デンタルCTオフィスMatriX(横浜市中区)の稲垣です。
回答日時:2010-02-15 16:13:41
結論から言うと「ありえません」
ただし、正確に診断することが困難です。
> CTでははっきりと判断ができていない状態でしたが、抜歯を決断しました。
おそらく医科用CTで撮影した結果、はっきりとしなかったのでしょう。
このようなケースはあります。
> 最も疑わしい歯を先日抜歯しましたが、上顎洞と交通はしていなかったと言われました。
これは抜歯後、中を見て交通していないという判断だったのでしょう。
すごく小さくても「交通」がないなら「ありえません」。
「すごく小さな交通」の診断が難しいですのです。
お大事にどうぞ。
ただし、正確に診断することが困難です。
> CTでははっきりと判断ができていない状態でしたが、抜歯を決断しました。
おそらく医科用CTで撮影した結果、はっきりとしなかったのでしょう。
このようなケースはあります。
> 最も疑わしい歯を先日抜歯しましたが、上顎洞と交通はしていなかったと言われました。
これは抜歯後、中を見て交通していないという判断だったのでしょう。
すごく小さくても「交通」がないなら「ありえません」。
「すごく小さな交通」の診断が難しいですのです。
お大事にどうぞ。
回答4
回答日時:2010-02-15 19:43:53
こんにちは。
私は昨年の春から日常的にCTを撮影しているのですが、必ずしも交通していなくても上顎洞に反応のある場合がある様な感触があるのですが・・確証はまだありません。
それでも、ただの虫歯ではさすがに無関係だと思います。
神経がやられていたり、すでに抜いている様な歯なら少しぐらいは可能性があるのでは??と、なんとなく思っています。
この辺りのことは詳しく勉強したこともありませんので、雑談程度に聞き流しておいて下さい。。
ともあれ、症状が楽になるといいですね。
お大事して下さい。
私は昨年の春から日常的にCTを撮影しているのですが、必ずしも交通していなくても上顎洞に反応のある場合がある様な感触があるのですが・・確証はまだありません。
それでも、ただの虫歯ではさすがに無関係だと思います。
神経がやられていたり、すでに抜いている様な歯なら少しぐらいは可能性があるのでは??と、なんとなく思っています。
この辺りのことは詳しく勉強したこともありませんので、雑談程度に聞き流しておいて下さい。。
ともあれ、症状が楽になるといいですね。
お大事して下さい。
相談者からの返信
相談者:
まもまもまもさん
返信日時:2010-02-21 20:01:37
ご丁寧なご回答ありがとうございます。
抜歯前は、頭部CTでも歯科用CTでも上顎洞と交通しているという明確な所見は見受けられなかったそうです。
それでも、
・鼻の症状がひどい
・すでに神経のない歯で、再根管治療しようとすると、膿が出てきた
・上顎洞の下側(歯がある方向)から上に向かって大きなポリープが成長していた
ことなどから抜歯を決断した、という経緯です。
抜歯直後に直接肉眼で見たところ、交通はしていなかったと報告を受けました。
結局のところ、
「肉眼レベルで交通していない場合は歯性の可能性が低い」
けど、
「CTや肉眼で見えないミクロレベルで交通して、歯性上顎洞炎になる可能性もありうる」
ということなのでしょうか。
抜歯前は、頭部CTでも歯科用CTでも上顎洞と交通しているという明確な所見は見受けられなかったそうです。
それでも、
・鼻の症状がひどい
・すでに神経のない歯で、再根管治療しようとすると、膿が出てきた
・上顎洞の下側(歯がある方向)から上に向かって大きなポリープが成長していた
ことなどから抜歯を決断した、という経緯です。
抜歯直後に直接肉眼で見たところ、交通はしていなかったと報告を受けました。
結局のところ、
「肉眼レベルで交通していない場合は歯性の可能性が低い」
けど、
「CTや肉眼で見えないミクロレベルで交通して、歯性上顎洞炎になる可能性もありうる」
ということなのでしょうか。
回答5
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2010-02-21 21:38:35
CTで確認したからと言っても 歯性上顎洞炎かどうか分からない場合もあります。
実際、CTやデンタルレントゲンで原因歯を特定して抜歯を行ったのちに、上顎洞炎が改善しないケースも存在します。
そうなると 耳鼻科での治療が必要になり、「抜歯が必要だったの?」となるケースも存在します。
すべてが白とか黒と結論づけることができるわけではありません。グレーも存在するので、難しいです。
実際、CTやデンタルレントゲンで原因歯を特定して抜歯を行ったのちに、上顎洞炎が改善しないケースも存在します。
そうなると 耳鼻科での治療が必要になり、「抜歯が必要だったの?」となるケースも存在します。
すべてが白とか黒と結論づけることができるわけではありません。グレーも存在するので、難しいです。
タイトル | 歯性上顎洞炎で、上顎洞と交通していない虫歯が原因の場合もある? |
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質問者 | まもまもまもさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 30歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯その他 上顎洞炎(蓄膿症) その他(診断) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。