歯の健康な部分を大きく削り、クラウンを被せたのは妥当でしょうか?

相談者: れいゆうママさん (35歳:女性)
投稿日時:2010-03-04 18:48:12
数週間前に右下の奥歯辺りが痛くなり、今日が4回目の通院でした。
長文になってしまいますが、以下の治療の流れ・方法が妥当であるか、ご意見を頂ければ幸いです。

初回はレントゲン噛み合わせ調べ、虫歯周の診断で終わり、痛みは6〜8番の虫歯と歯周病が原因と言われました。
2回目はスクラブ剤(?)を使ったクリーニング
3回目は右下の歯石取り

ここまでは殆ど歯科衛生士さんが担当し、先生はちょっと診た程度でした。

4回目の今日は先生による虫歯の治療でした。

初回の時から詰め直す必要があるとは言われていたのですが、実際に先生が詳しく診たところ:

?8番は抜く必要がある(虫歯&噛み合わせの問題)
?7番は詰め直しが必要(虫歯)
?6番は、虫歯の他に、生え際がくぼんでしまっていて、そこにプラークが溜まり、歯茎炎症を起こしやすい状態になってしまっているとのこと。

確かに、鏡で見るとそこだけ歯と歯茎の接し方が他とは違っていて、歯茎が膨れて、隙間があるような状態でした。

治療方法としては、クラウンが最適。
と言うより、長い目で見たらそれしかないと言われてしまいました。

今までかぶせ物をしたことが無かったので、正直ショックで、躊躇してしまったのですが、

「どうしますかっ?」

と強く言われ、結局お願いすることにしました。

そこから一気に2本の治療&親不知抜歯を1時間半でやりました。
歯医者でこんなに疲れたのは初めてでした…

クラウンをかぶせる為に、特に悪くなってない部分をたくさん削ってしまう必要は本当にあったのか。

本当に治療方法はクラウンしか無かったのか。

もう削ってしまったので今更どうしようもないのですが、不安と疑心でいっぱいで、相談できる人もいなくてここに辿り着きました。

コメント・アドバイスを是非よろしくお願い致します。

追記:クラウンの素材については、銀にするかセラミックにするかその場で決められなかったのですが、このサイトの他の質問などを見てセラミックにすることに決めました。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-03-04 20:39:02
こんにちは
色々とあったとは思いますが、ここで治療の妥当性を言うことは出来ませんよ。
実際レントゲン1枚見ていない訳ですから^^;

歯科治療は、先生毎に多少治療選択は異なります。
一般の方から見ると非常に不可解に思われるかもしれませんが・・・

虫歯が大きいであれば、得意分野、設備、医院の方針、医院の受け入れ態勢などで治療法は異なります。

面白いデーターでは、1枚のレントゲンから抜歯するか、保存処置(歯を残す治療)を行うか先生に聞いて行った所、インプラントをしている先生では抜歯してインプラント、保存系(歯内療法)の先生では歯をは残す治療を行う、という傾向があったそうです。

ただし、どちらが患者さんにとって幸せ、正しかったかは分かりません。

先ほどの例で言えば、保存系の先生が数ヶ月かかり治療を行って駄目で結局抜歯⇒インプラントとなれば、初めから抜いてインプラントを埋入して置いた方が、時間も費用もかからず患者さんは幸せであったかもしれません。


クラウンをかぶせる為に、特に悪くなってない部分をたくさん削ってしまう必要は本当にあったのか。

クラウンを入れる為には、健康な部分を大きく削ります。

虫歯の出来た位置、箇所によってはクラウンにしてやった方が結果として長持ちすることもあります。


こればっかりは結果論になってしまいますね^^;

セラミックでも銀歯でも、納得出来た上で治療を受けたいですね。


既に削ってしまいショックでしょうが、これからはメンテナンスで長持ちさせれるように考え方を予防にシフトしてくださいね^^


おだいじに
 

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: れいゆうママさん
返信日時:2010-03-04 21:14:42
井野先生

早速のコメント、ありがとうございました。
井野先生がおっしゃる通り、私が書いた内容では妥当性はわからないですね…
すみません。。

治療方法は一つではないということ、よくわかりました。

単純だと思われるかも知れませんが、井野先生のコメントが「とんでもない治療をされましたね」と言う内容ではなかっただけで、少し気が楽になりました。

今日は心の準備が出来ていない状態で、1本抜かれ、2本削られ、その内の1本は銀歯になると言われた事がショックで、更に抜歯後の痛みも重なって、かなり気分が沈んでいました。

まだ28本の内の1本がクラウンになっただけなので、残りの27本を今の状態を保てるように今から頑張れば良い、と考えるようにします。

予防がんばります!
ありがとうございました。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-03-04 23:43:37
れいゆうさんへ

井野先生同様の意見ですが、担当の先生に解らないところは、なんでも聞いた方がよいと思います。

それと、今まで大きく触られていないので、戸惑うかもしれませんが、かみ合わせの診察をされていて、親知らずの抜歯を治療の必要性を感じていたり、2-3度、よりコンサーバティブで、必要な歯周治療からスタートしているところから、その先生が、ご自分の経験や医療スタンスにより、ベースをしっかりとしていこうとされているのが少し感じられます。

衛生士さんが最初ブラッシングや、スケーリングでのみ対応しているのは、僕のところでも時々ありますが、その方の治療がどのレベルまで可能かを衛生士と相談して、その方に無理がなりように様子をみているばあいもあります。

それは、治療診断のなかにかみ合わせを重視されている場合、あまりにも説明が難しすぎて、なかなか理解してもらえない場合もあるからです。

先生はおそらく治療サイドの自己満足におわらないよう(患者さんにちゃんと満足を与えて、メンテナンスしていく)ポリシーがあるかもしれません。

レントゲンだけではなく、口腔内写真や説明や模型等による、インフォームドコンセントがもう少しほしかったところかもしれません。

お大事にしてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: れいゆうママさん
返信日時:2010-03-10 15:02:44
(注:後日御礼の投稿が寄せられました)


豊田先生

コメントありがとうございました。

まさに豊田先生のおっしゃる通りで、3回目まではとてもマイルドな治療だったのに、4回目で突如アグレッシブになったように感じたので、戸惑ってしまいました。

豊田先生のコメントから、本格治療の前に様子を見るという事もあるとわかり、安心しました。
ありがとうございました。

確かに初回から衛生士さんからも先生からも、予防歯科の重要性の説明を受けていましたし、昨日も治療が始まる前にクラウンの必要性を説明して下さっていました。

単に私が「クラウン」と言われて、拒絶反応を起こしてしまっただけかも知れません。

先生方にとってクラウンを入れることは、きっとそれほど大袈裟な治療ではないのかも知れないですが、なんせ私は初めての事で、大きな衝撃でした。
その温度差から違和感が生じたのかも知れないですね。

冷静に考えたら、そもそも自分の予防が十分でなかったことが原因なのに、「抜かれた・削られた」とまるで悪いことをされたような気分になっていましたが、それでは治療して下さっている先生に失礼ですよね…

これからはとにかく、予防をしっかりするように心掛けます。



井野先生、豊田先生、本当にありがとうございました。
救われました。。。

このような素晴らしいサイトがある事を、今回初めて知りました。

歯科医療について、私も色々と勉強させて頂きます!
アドバイスして下さっている先生方、そしてこの場を提供して下さっている運営者さんに心から感謝致します。

今後ともよろしくお願い致します。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-03-10 15:02:44
れいゆうさん、頑張ってくださいね。

それと、不安に思ったら、衛生士さんやDrに必ず相談してあげてください。




タイトル 歯の健康な部分を大きく削り、クラウンを被せたのは妥当でしょうか?
質問者 れいゆうママさん
地域 非公開
年齢 35歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
クラウン(差し歯・被せ)その他
歯医者への不信感
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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