[写真あり] 左上5.6番のクラウンを再治療した方がいいですか?

相談者: ツカサさん (30歳:女性)
投稿日時:2010-02-27 03:00:26
こんばんは。
はじめまして。

左上第5と、左上第6歯の再治療について相談させてください。

1年前に左上第5歯(硬質レジンジャケット抜髄済))と、10年くらい前に左上第6歯(銀歯(抜髄済))を治療しました。

ことの起こりは、1年前に定期検診で行った歯医者で左上第5歯に小さな虫歯を発見されたところから始まります。

最初は小さな虫歯だということで、抜髄もせずレジンインレーだけで治療されました。

ここまでは良かったのですが、セメントを除去する際、セメントが歯茎に刺さってしまい、刺さったセメントを除く治療を何回か通ってしていただいていましたが、結局痛みが取れませんでした。

そこで、セカンドオピニオンのつもりで、小さい頃に通っていた歯医者(10年くらい前に左上第6歯を治療したところ)に診察に行きました。

これがそもそもの間違いでした。
なぜそのままにしておかなかったのかと、今になって大変後悔しています。

そこで診察した結果、痛いのならば…とその日のうちに抜髄をされてしまい、後日クラウンを被せるという処置をされてしまいました。

神経を抜いた歯は脆くなってしまうという知識を得たのは、それから後でした。
大変落ち込みました。


それからの話になるのですが、食べたものが左上第5歯と左上第6歯の歯の間に毎回挟まるようになりました。
以前はそんなことはありませんでした。

歯磨きだけでは挟まった食べ物が除去できないので、その頃からフロスも使用するようになったのですが、そのフロスも左上第5歯と左上第6歯の間だけひっかかって取れなくなることが多々あります。

また、左上第5歯と左上第6歯の付近だけ匂うようになりました。(食べ物が腐敗している?)

それと、全然関係ない話になるかもわかりませんが、抜髄の治療の頃から、左頬骨付近が重痛いような違和感が出始め、左肩こりが異様に酷く、頭痛もするようになりました。
蓄膿症も心配し、念のためその時に一度だけ耳鼻咽喉科で受診しましたが、特に異常はありませんでした。)

現在、定期検診で自宅近くの歯医者(上記二つの歯医者とは別もの)で、右下第6歯に二次カリエスが発見されてしまったので、その治療を3月初旬から始める予定です。

そこでも、この件を相談してみたところ、

「左上第5歯と左上第6歯のクラウンと私の歯が適合していない為、隙間ができている上、段差もできているので食べたものが挟まりやすくなっている。

食後毎回きちんとブラッシングしていれば問題はないが、相当な労力が必要。

このままでもいいが、歯槽膿漏にもなりやすくなるし虫歯にもなりやすいので、無理にとは言わないが、できるなら左上第5歯と左上第6歯のクラウンを付け直す再治療をおすすめします。」

とのことでした。

そこで相談なのですが、

(1)やはり左上第5歯と左上第6歯は、再治療したほうがいいのか。
余計酷くなったりしないのか。

(2)左上第5歯と左上第6歯は抜髄しているが、再治療となった場合、土台も作り直し、根管治療もやり直しになるのか。

(3)関係ない話かもわかりませんが、左頬骨の違和感や、酷い肩こり、頭痛も改善される場合もあるのか。

(4)再治療した場合、今の状況は改善されるのか。(左上第5歯と左上第6歯で食べ物を噛むことに不安がなくなる、歯と歯の隙間が適度になる、食べたものが挟まらなくなる、異臭もしなくなる等)

(5)再治療をした際、他に問題が発生しないものなのか。
逆に治療をしなかった際のメリット、デメリットがあれば教えてください。

(6)もし再治療をする場合、歯医者に確認しておいたほうがいい点、注意しなければならない点などありましたら教えてください。

の6点をお願いします。

今までの経緯があるため、歯医者が相当怖くなってしまいました。

そのため、今の歯医者に相談して以降のこの一週間、仕事中も自宅にいる間も「一番最善の方法を…」と思い、ずっとこのことばかり考えて、正直疲れてきました。

一年間ぐらい左上第5歯と左上第6歯に悩まされてきたので、本当になんとかしたくてどうしようもありません。

本当によろしくお願いします。

画像1画像1


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-02-27 05:24:40
おはようございます。


>(1)やはり左上第5と、左上第6歯は再治療したほうがいいのか。
>余計酷くなったりしないのか。


歯と歯の間(コンタクト)が緩いのが原因ですから、きつく作り直せば現状の問題は解決できると思います。
ですから治療したほうが良いと思います。
心配であればどちらか1本でも良いと思います。


>(2)左上第5歯と左上第6歯は抜髄しているが、再治療となった場合、土台も作り直し、根管治療もやり直しになるのか。

中の状態によると思います。


>(3)関係ない話かもわかりませんが、左頬骨の違和感や、酷い肩こり頭痛も改善される場合もあるのか。

根管治療および噛みあわせが関係しているように思いますので、そのあたりが上手くいけば改善されるかもしれません。


>(4)再治療した場合、今の状況は改善されるのか。(左上第5歯と左上第6歯で食べ物を噛むことに不安がなくなる、歯と歯の隙間が適度になる、食べたものが挟まらなくなる、異臭もしなくなる等)

おそらく改善されると思います。


>(5)再治療をした際、他に問題が発生しないものなのか。

診ていないので何ともいえません。


>逆に治療をしなかった際のメリット、デメリットがあれば教えてください。

担当の先生がおしゃっているとうりだと思います。
デメリットは文面からすると悩みが尽きないとい事だと思います。


>(6)もし再治療をする場合、歯医者に確認しておいたほうがいい点、注意しなければならない点などありましたら教えてください。

心配であれば仮付けをして、挟まらないことを確認したうえで本付けすれば確実だと思います。


以上参考になさってください。

どうぞお大事になさってください。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-02-27 05:58:43
ツカサ さま、おはようございます。

小さなむし歯を発見してから、次々とトラブルが起きてきて悩んでいらっしゃるようですね。

診察したわけではないので断定はしにくいのですが、推測でお答えいたします。


>(1)やはり左上第5と左上第6歯は再治療したほうがいいのか。>余計酷くなったりしないのか。

再治療については、どの点に問題があってそれを解決するには何をしなくてはならないのかをはっきりさせた上で、治療計画を立てたほうがいいように思います。

先ず問題点の整理が必要だと思います。


>食べたものが左上第5歯と左上第6歯の歯の間に、毎回挟まるようになりました。

可能性としては先ずコンタクトの緩みが考えられます、緩んでいればその原因が何か調べる必要が有るでしょう。

歯周病かもしれません、単にクラウンがゆるいのかもしれません、はたまた咬みあわせが悪くて繊維性のものをコンタクトに圧入しているのかも知れません。

原因を特定した上での対策が必要だと思います。


フロスも、左上第5歯と左上第6歯の間だけひっかかって取れなくなることが多々あります。

クラウンのマージンがあっていない可能性が考えられます、もしそれが原因なら作り直しが必要だと思います。


>左上第5歯と左上第6歯の付近だけ匂うようになりました。

これもマージンの不適合が考えられます、プラークを落としきれずに滞留しているのかもしれません。


抜髄の治療の頃から、左頬骨付近が重痛いような違和感が出始め、左肩こりが異様に酷く、頭痛もするようになりました。

可能性としては根管治療の不備が考えられます、もしそのようなことが有るなら根管治療をやり直すことも考えたほうがいいでしょう、根管充填がきれいに出来て症状がなくなれば原因だったと推定できると思います。


>(2)左上第5歯と左上第6歯は抜髄しているが、再治療となった場合、土台も作り直し、根管治療もやり直しになるのか。

根管治療の不備が有るのなら、土台を取った上で再治療を考えられたほうがいいように思います。


>(3)関係ない話かもわかりませんが、左頬骨の違和感や、酷い肩こり、頭痛も改善される場合もあるのか。

原因を取り除くことが出来れば治ると思います。


>(4)再治療した場合、今の状況は改善されるのか。(左上第5歯と左上第6歯で食べ物を噛むことに不安がなくなる、歯と歯の隙間が適度になる、食べたものが挟まらなくなる、異臭もしなくなる等)

同じく原因の特定と除去が出来れば改善されると思います。


>(5)再治療をした際、他に問題が発生しないものなのか。

具体的なことは判りかねますが、一つ一つ原因を取り除き解決していけばよくなると思います。


>(6)もし再治療をする場合、歯医者に確認しておいたほうがいい点、注意しなければならない点などありましたら教えてください。

親切で腕がよくて話をよく聴いてくれる歯科医がいいように思います、歯科医を選ぶ目を持つのも歯の寿命のうちだと思います。

参考になれば幸いです。

感染根管治療 http://yamadashika.jp/infection.html

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-02-28 11:35:10
写真のみでは中の状態がわかりませんので、再根管治療が必要かどうかや、土台のやり換えが必要かどうかは解りません。

レントゲンを撮れば判断出来る可能性もあります。

残りの部分はお二方の先生のご回答で解決出来ると思います。

特に宇藤先生のおっしゃるような、「仮止めで使ってみる」というのが効果的であると思います。

ご参考になれば幸いです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ツカサさん
返信日時:2010-03-03 01:09:30
こんばんは。ツカサです。
宇藤先生、山田先生、荒木先生、丁寧なご回答ありがとうございます。
先生方の詳しい回答が心強いです。
本当にありがとうございます。


今まで噛むときにもあまり力をかけないようにしていたり、を磨くときにも気を遣っていたのですが、ここしばらく左上第5歯と左上第6歯をあまり甘やかさないようにしながら様子を見ていました。

ブラッシングもその付近は特別に丁寧にするようにしました。

しかし、やぱり痛かったり気になるため、一日に何十回も舌で第5歯と第6歯の間を触っています。

治療はこの週末の予約なので、あれから歯医者にはまだ一度も行っていませんが、もしかしたら左上第6歯(銀歯)の中が虫歯になってるような気がしてきました。

すこし左上第5歯と第6歯との間の歯茎がはれているような感じがし、第6歯を爪でコンコンと突いてみると少し響いて痛いです。(左上第5歯も第6歯ほどではないのですが、同じような感じがします。
他のもともとの自分自身の歯は突いてみても響くこともなく痛くもないです。)


質問なのですが、もし2本全てを治療するとしたら、一般的に考えて一気に2本とも治療をし始めるものなのでしょうか?

それとも、どちらか1本治療完了させてから、後のもう一本を治療し始めるものなのでしょうか?

型取りも、歯が隣り合わせになっているため、どのような型の取り方をするのかが疑問です。

また、もし1本だけの治療で済ませる場合、”左上第5歯と第6歯のどちらの1本を治療するか”というのは、レントゲンをみて判断できるものなのでしょうか?

あと、”仮止めで使ってみる”ということですが、型取りした後の本番のクラウンを仮止めして使ってみるということでしょうか?

仮止めをしたことが今までの経験ではないのですが、それは歯医者さんにお願いしてみたらどこでもできるものなのでしょうか?


質問してばかりになってしまっていますね(苦笑


この週末に予約している歯医者さんは、自宅から一番近い歯医者さんで、土日もしているところです。

悩みに悩んで行った2回目の歯医者さんで残念な対応をされてしまったので、(かなり失礼な言い方になるかも分かりませんが、すみません。)今回の歯医者さんはあの時よりはよい治療をしてくださるだろうという思いと、近いうえ土日もしていることと、右下第6歯二次カリエス治療の予約もしているので行かないといけないという思いがあります。


私も痛い思いはしたくないので、”親切で腕がよくて話をよく聴いてくれる歯科医”さんにお願いしたいと思い、ずっと探していたのですが、「どういう探し方をすれば”いい腕を持っておられる歯医者さん”に診ていただけるのか」というのが、やはりいまいち分かりません。

知人にオススメの歯医者さんを聞いてみたり、ネットのクチコミを見てみたり、サイトがある場合は探してみたり、実際に行って治療を受けてみたり(今回1回目に行ったところがそうでした)等、いろいろしてみたのですが、…難しいですね。

本当に良い歯医者さんを見つける、とっておきの方法というのがあったら、教えていただけませんでしょうか?

…やっぱり、少し後悔はするかも知れないけれど、実際治療を受けて自分で判断してみる他手段はないのでしょうか?(汗
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-03-03 06:58:13
おはようございます。


>質問なのですが、もし2本全てを治療するとしたら、一般的に考えて一気に2本とも治療をし始めるものなのでしょうか?
>それとも、どちらか1本治療完了させてから、後のもう一本を治療し始めるものなのでしょうか?
型取りも、が隣り合わせになっているため、どのような型の取り方をするのかが疑問です。

2本治療するのであれば同時に型をとって同時にセットします。
そのほうが形態を合わせ易いですから。

特に今回気になっているコンタクトのところは。


>また、もし1本だけの治療で済ませる場合、”左上第5歯と第6歯のどちらの1本を治療するか”というのは、レントゲンをみて判断できるものなのでしょうか?

レントゲンも含めて総合的な判断になります。


>あと、”仮止めで使ってみる”ということですが、型取りした後の本番のクラウンを仮止めして使ってみるということでしょうか?

そうです。


>仮止めをしたことが今までの経験ではないのですが、それは歯医者さんにお願いしてみたらどこでもできるものなのでしょうか

前もって話しておけば問題ないと思います。


以上参考になさってください。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2010-03-03 07:02:55
おはようございます。

>質問なのですが、もし2本全てを治療するとしたら、一般的に考えて一気に2本とも治療をし始めるものなのでしょうか?

根管治療では2本目を治療する時には、集中力がどうしても落ちてしまうので、個人的には1本づつ治療するのを好みます。

形成・印象咬合採得とか咬合の安定を考えたり患者さんの都合を考慮して決めています。


>、もし1本だけの治療で済ませる場合、”左上第5と第6歯のどちらの1本を治療するか”というのは、レントゲンをみて判断できるものなのでしょうか?

レントゲンだけではなく、諸々の要件を考えて患者さんとも相談して決めています。


>本当に良い歯医者さんを見つける、とっておきの方法というのがあったら、教えていただけませんでしょうか?

結論から言えば実際にご自身で歯科医にあってお話をして、その印象から決めるしかありません、また有る程度の妥協も必要かと思います。

私事で恐縮ですが2007年に変形性股関節症を発症して整形外科医を決めるのに、結局7人のDrとお話をしました、西は岡山、東は北陸まで出かけていきました。

結局大阪のDrに診ていただいております、今の所は手術もせず筋力トレーニングで小康を保っております。

それぞれのDrなりに色々お話をさせていただきましたが、実績とお話をした印象で納得の上現在に至っております。

御自身の知恵と人脈を駆使して捜すほかないと思います、がんばってください。

いいDrを捜せるかどうかで歯の寿命も変わってくるように感じています、お大事になさいませ。




タイトル [写真あり] 左上5.6番のクラウンを再治療した方がいいですか?
質問者 ツカサさん
地域 非公開
年齢 30歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ クラウンの作り直し・再治療
歯医者への不信感
その他(写真あり)
クラウン(被せ物)の隙間・適合
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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