親知らず抜歯時の麻酔の効果について
相談者:
バインドさん (23歳:男性)
投稿日時:2010-03-10 22:45:19
回答1
回答2
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2010-03-11 09:54:13
バインドさん、こんにちは。
>抜歯時の切開のための麻酔と神経を抜くだけの麻酔は何か違ったりするのでしょうか?
少し違いますね。
先生によって方法はそれぞれですが、私は下の埋まっている親知らずを抜歯するときには「伝達麻酔」を使います。
これは親知らずに分布している神経の大元の下歯槽神経を麻痺させる麻酔法です。
また同時に舌神経にも効果があるために、広範囲に麻酔の効果が得られます。
神経を抜く時の麻酔は浸潤麻酔と言って、その歯の周囲に麻酔を打つことによって効かせる麻酔です。
どちらかと言えば神経を抜く治療のほうが、痛みは感じやすい状況にあるかもしれません。
もちろん親知らずの周りにも止血目的で浸潤麻酔を使いますが、伝達麻酔のほうが効果は高いと思います。
従って抜歯をしている間はほとんど痛みは感じないはずです。
がんばって抜歯に臨んでください。
お大事にしてください。
>抜歯時の切開のための麻酔と神経を抜くだけの麻酔は何か違ったりするのでしょうか?
少し違いますね。
先生によって方法はそれぞれですが、私は下の埋まっている親知らずを抜歯するときには「伝達麻酔」を使います。
これは親知らずに分布している神経の大元の下歯槽神経を麻痺させる麻酔法です。
また同時に舌神経にも効果があるために、広範囲に麻酔の効果が得られます。
神経を抜く時の麻酔は浸潤麻酔と言って、その歯の周囲に麻酔を打つことによって効かせる麻酔です。
どちらかと言えば神経を抜く治療のほうが、痛みは感じやすい状況にあるかもしれません。
もちろん親知らずの周りにも止血目的で浸潤麻酔を使いますが、伝達麻酔のほうが効果は高いと思います。
従って抜歯をしている間はほとんど痛みは感じないはずです。
がんばって抜歯に臨んでください。
お大事にしてください。
回答3
大野歯科医院(群馬県前橋市)の大野です。
回答日時:2010-03-11 10:42:55
私も同様のケースですと、下顎に伝達麻酔を行います。
神経の治療でも、下顎の大臼歯に伝達麻酔を行うことがあります。
上顎の場合は、通常の麻酔で十分なことがほとんどと思われます。
下顎と上顎では発生学的に異なる骨で、下顎のほうが緻密なため、浸潤(つまり染み込み)が悪いケースがたまになるからです。
伝達麻酔の方が、麻酔作用の時間は少し長いです。
人によって異なりますが、私自身が伝達麻酔されたときは、6時間奏効していました。
使った麻酔薬の量にもよります。
お大事に。
神経の治療でも、下顎の大臼歯に伝達麻酔を行うことがあります。
上顎の場合は、通常の麻酔で十分なことがほとんどと思われます。
下顎と上顎では発生学的に異なる骨で、下顎のほうが緻密なため、浸潤(つまり染み込み)が悪いケースがたまになるからです。
伝達麻酔の方が、麻酔作用の時間は少し長いです。
人によって異なりますが、私自身が伝達麻酔されたときは、6時間奏効していました。
使った麻酔薬の量にもよります。
お大事に。
相談者からの返信
相談者:
バインドさん
返信日時:2010-03-11 22:04:06
タイトル | 親知らず抜歯時の麻酔の効果について |
---|---|
質問者 | バインドさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 23歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず) 親知らずの抜歯 麻酔が効かない・効きにくい |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。