保険なら神経を抜いて銀歯、自費なら抜かずに治療できるのはなぜ?

相談者: RoyaLさん (26歳:男性)
投稿日時:2010-03-06 14:27:45
こんにちは。
歯科医院での治療説明を受け、治療方法について悩んでいるので、投稿させて頂きました。


下顎右側の6番、7番のを小さい頃に治療し詰め物が取れてしまってから、暫く放置していました。

最近になって歯が欠けてしまい、まともに噛むことが出来ず歯科医院へ行きました。



相当放置してしまった為、抜歯になったりするのでは…と思い、インプラントも視野に歯科医院を選びました。

説明を受けると、7番8番共、神経までは虫歯は到達していないように見えるとの事でした。


特にインプラントは勧められることもなく、提示された治療方法は…

保険適用の場合、神経を取り、銀歯での治療。
治療期間は1〜2ヵ月。

自費治療の場合、神経ぎりぎりまで削り、セラミック被せ物を行う。
一本5万もしくは7万。(二本なので倍になります)
5万では通院一回で済み、7万では型を取ってからになるため通院二回。

上記のような説明で、お金が掛かるので一旦保留としました。



疑問に思っているのは、保険治療だと、なぜ神経を取らなければいけないのか。
違いがよくわかりません。

セラミックを被せるのと同じように、神経を取らないようには出来ないのですか?

奥歯なので、見た目は銀でも仕方ないと思いますし、お金の負担が少なくて済む保険適用でと考えていますが、その点が不思議に思い、質問をさせて頂きました。


宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-03-06 15:30:19
そうですね。

どのような方法か担当の先生に直接伺った方がよろしいかと思います。


以下は僕の想像です。

「マイクロスコープを使うか使わないか」なのではないでしょうか?

マイクロスコープを使うと時間がめちゃくちゃかかります。

保険診療において、マイクロスコープは使っても使わなくても良い事になっています。
そしてどんなに時間をかけて丁寧に行っても診療報酬は変わりません。

つまり、マイクロスコープを使い時間をかけて保険診療を行うと「赤字になる」と言う事です。

しかも、保険医である以上、保険外材料を使わない場合は保険で賄わなければならないと言うルールがあります。


神経を残せるか残せないかギリギリの時にはマイクロスコープは非常に強力な武器になります。


歯髄が透けて見えるくらい神経ギリギリまで、まさに「薄皮1枚残した状態」で削る事も出来ます。

しかし、これは残念ながら決して肉眼でできる処置ではありません。


マイクロスコープを使わず神経ギリギリの治療をしようと思えば残念ながら抜髄が前提(条件?)になるでしょうね。


参考
マイクロスコープ
「保険と保険外の違い 保険外編:その2」
歯科の保険治療と保険外治療(自費)の違いって?

↑特に○と☆の違いの解説の辺りですね。
 神経までギリギリと言うとこんなイメージです。

マイクロスコープを使って時間をかけて神経を残してあげたいのに保険ではそれが許されない…。

担当の先生のジレンマですね。


また、マイクロスコープを使わなくとも「時間をかけた丁寧な治療」を行おうとすれば保険では採算が合わなくなります。

おそらく、保険外での5万円の治療法は「CRダイレクトボンディング」7万円の治療法は「セラミックインレー」なのだと思います。


時間をかけた丁寧な治療をしたいが、それは保険のルール上行ってはならない。

しかし、神経は残したい…。


そのあたりを担当の先生は「材料の違い」と表現されたのではないかと思います。


僕も以前は自費の患者さんにはマイクロを使い、保険の患者さんにはマイクロを使わないと言う「差別」をしていましたが、マイクロスコープを使わない治療が考えられなくなり、僕は保険医療機関を辞退しました。


以上はあくまでも想像のお話です。

真意は担当の先生に直接伺ってください。



また、井野先生が面白いホームページをお作りなので参考にしてみてくださいショベルカーのあたり)。

参考:http://www.eedental.jp/mta.html

治療イメージ

虫歯を除去する際、タービン(キュイーンと音をたてる道具)で削ってしまうと健康な歯質まで大きく除去するので、すぐに神経まで到達してしまいます。(イラスト)

遺跡発掘作業の際に、ショベルカーで一気に行うか(保険治療)、ハケを使用して時間をかけて行うかの違いあります。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-03-08 23:22:33
こんばんわ

ご質問拝見させて頂きました。


これは本当にわからないですね。(>_<)

推測でお話をさせていただきたいのですが

なぜなのか・・・・


これはすいません 情報がもうすこしあればいいのですが。。


主治医にもう一度納得できるまでお話されることを、お勧めいたします。


力になれなくてごめんなさいね。 

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-03-08 23:59:47
こんばんは

私も想像の域を出ませんが、「リスクの許容度の差」という側面もあるのではないでしょうか?

保険治療の場合、患者さんの利益を考え歯髄(神経)を保存し、残念ながら予後不良の時、場合によっては治療費が保険給付されず医療機関の持ち出しになることもあります。

保険外治療の場合、そういうリスクもある程度想定した治療費の設定も可能になるため、治療の選択肢が拡がります。


保険医療機関である以上、保険治療であっても相応の責任は当然持っていますが、保険外治療と比較すればやはり差があるのは事実です。

何かはっきりしない物言いですみません・・・。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-03-09 13:35:40
>疑問に思っているのは、保険治療だと、なぜ神経を取らなければいけないのか。
>違いがよくわかりません。

私にもわかりません。
できるだけ神経は抜かないほうがいいです。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2010-03-09 14:41:57
こんにちは。

>疑問に思っているのは、保険治療だと、なぜ神経を取らなければいけないのか。
>違いがよくわかりません。
セラミックを被せるのと同じように、神経を取らないようには出来ないのですか?

「保険治療だから神経をとる」なぜそういったのかは不明です。
歯髄を残して上に被せて痛みが出るよりかは、前もってとっておいた方が良いと思ったのでしょうか?


ただ、自費のもので被せたとしても、その後痛みが出ることもあり得ます。
どの程度むし歯が進行していたのか皆目見当がつかないので、何ともいえません。

あしからず。

参考にしてください。




タイトル 保険なら神経を抜いて銀歯、自費なら抜かずに治療できるのはなぜ?
質問者 RoyaLさん
地域 非公開
年齢 26歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
根管治療の治療法
その他(保険と保険外)
覆髄・覆罩(覆ずい・覆とう)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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