根管治療前後に毎回レントゲンを撮るのは普通でしょうか?

相談者: にゃんごろうさん (42歳:女性)
投稿日時:2010-03-07 01:10:47
はじめて投稿させていただきます。

左下6番のが痛み自宅近所の歯科へ通っています。
全体のパノラマレントゲンと痛む部分のデンタルレントゲンを2枚撮影し、虫歯が神経にまで及んでいるということで、神経を取り根管治療をすることになりました。

2回目の治療のさい痛みがありその旨を伝えたところ、丁寧に処置してもらい痛みはなくなりました。
少しむずがゆい感じは残っています。
薬をつけて経過を見て、最終的な処置を行うとの説明を受けました。

丁寧に治療、対処をしていただいてるのですが、ほぼ毎回治療前と治療後に左下6番のレントゲンを撮影します。
1ヶ月近く通ってますが、はじめの回も含めて部分レントゲンを7回撮っています。
次回もまた撮影されると思います。

先生に何回もレントゲンを撮っても大丈夫か尋ねたところ、歯科のレントゲンは放射線量が少なく、ほとんど人体に影響がないので大丈夫だといわれました。

ただ今まで歯の治療を受けた際(根の治療も含めて)、これほどレントゲンを撮られた経験がないので、正直先生が根管治療が得意でないのではと不安を感じています。

少し神経質なようですが、毎回治療の前後でレントゲンを撮る必要はあるのでしょうか?

またパノラマ写真を撮った際に、右下5番の以前神経を取った歯の根に影ができているので再度根の治療が必要と言われています。

そちらもまかせていいものかと迷っています。


以上長々とした文章になって申し訳ありませんが、アドバイスをいただければと思い質問させていただきました。よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-03-07 01:40:20
こんばんわ

>毎回治療の前後でレントゲンを撮る必要はあるのでしょうか?

根の治療、特に再治療の場合は、しっかりとした治療をしようと思えば非常に時間がかかります。
また、ぎりぎりの所を攻めて行きますので、若干の痛みを伴う場合もあります。

レントゲンは、治療の確認には欠かせないもので、成功率を上げようと思えば、何枚かとる必要もあります。
歯科レントゲンの被ばく量は限りなく少ないため、歯科用のデンタルレントゲン数百枚以上撮っても医科用の1枚以下です。

自然放射線の方がはるかに高い被ばく量ですので、気にしなくても良いかと思います。

時間がかかると考えるよりは、時間をかけてもらっていると考えた方が良いと思います。
もし、下手であれば、わざわざ他のの根の治療をした方が良いとは言わないのでは?

時間をいくらかけても我々に入る収入はかわりません。
むしろ短時間ですませる方が利益にはなる場合もある位です。

気長におまかせしましよう。急がば回れです。おそらく、再々治療をしないように先生は頑張っていますよ。

お大事に

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-03-07 07:03:13
おはようございます。

レントゲンから得られる情報というメリットと、放射線被爆というリスクの問題だと思います。

具体的には

デンタルX線写真(小さなレントゲン写真) 0.01〜0.02 mSv
パノラマX線写真(大きなレントゲン写真) 0.03mSv
東京・ニュヨーク間を飛行機で往復したときの放射線量 0.2 mSv
日本人が1年間に自然界から受ける放射線量 1.1mSv


人が白血病やを引き起こすといわれている放射線量は1000mSv、胎児に影響があるといわれている放射線量は100mSvですが、これはデンタルを一度に数万〜数十万枚撮影しないと起こりえない数値です。

さらにデジタルだと放射線量は10分の1になります。

しかし、いくら微量とは言っても放射線を浴びるのは、気持ちの良いものではありません。

実際治療時には防護用鉛エプロンを使用しますので、さらに少なくなります。

以上の事から考えると、歯科レントゲンの放射線量は微量だといえます。




無意味に何枚も撮ることは問題がありますが,昌山先生がお書きのように成功率を上げるためと考えると良いと思います。


>またパノラマ写真を撮った際に右下5番の以前神経を取ったの根に影ができているので再度根の治療が必要と言われています。
>そちらもまかせていいものかと迷っています。

文面からはとても丁寧に治療してくださっている先生だと思います。

レントゲンの心配がなくなれば、お任せして良いのではないでしょうか。


以上参考になさって下さい。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-03-07 07:46:49
にゃんごろうさま、おはようございます。

根管治療の際にレントゲンを頻繁に撮られて、被爆量について心配になっているようですね。

心配しながら治療を受けるのは心理的にはあまりよくないと思います、心配していることをお伝えになって、理由を聞いてみられてはいかがでしょうか。

おそらく丁寧に説明していただけるのではないでしょうか、また出来るだけ撮らずに済むように配慮していただけると思いますが・・・。

心配なさっていることは伝えておくのがいいと思いますよ。

参考になさってください。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-03-07 09:44:01
おはようございます。
被爆線量等々については、他の回答者に同じですので割愛させていただきます。

根の治療などでは、レントゲンで得られる情報は計り知れないものがあります。
というよりレントゲンでしか得られない情報も多く、私も必要がある時には1部位に対し数枚またはそれ以上を撮影する事があります。

むしろそういう途中途中でのレントゲンでの確認をきちんとしてくれない歯科医師の方がある意味疑問です。

不要に撮る必要はありませんが、お話の感触ではそれ程問題なさそうに思えます。
山田先生がお書きになっているように、心配や疑問に思ったことはその場でサラッと「どういう所を見るためのレントゲンですか?」と聞いてみても構わないと思います。

疑心暗鬼になって治療を受けても、治った気も薄れてしまいますからね。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2010-03-07 13:33:51
>丁寧に治療、対処をしていただいてるのですがほぼ毎回治療前と治療後に左下6番のレントゲンを撮影します。
>1ヶ月近く通ってますが、はじめの回も含めて部分レントゲンを7回撮っています。
>次回もまた撮影されると思います。

被爆線量に関しては、それほど気にされる必要はないといった考えには私も同意です。


ただ・・・

約1ヶ月間で、同一部位に7枚のレントゲン撮影は、すんなりとは保険請求が通らない可能性が高いと思います。

言い換えると、一般的な撮影枚数をかなり超えていますので、理由は聞かれたほうがよろしいかと思います。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2010-03-08 15:40:19
保険請求では地域によって差が出ますが、我々の地域では、レントゲン撮影根管治療の際、術前・術中・術後の3枚くらいしか請求出来ないですね。

ただ、あくまでも地域差ですので、他の地域では、必ず請求出来る可能性もあります。

また、毎回術前と術後にレントゲン写真を撮る。
ということなので、ちょっと撮影意図が見えません。
毎回術前だけとるとか、術後だけとるとか、術中だけとるとかなら理解できますが・・

ということで、森川先生と同じく、不安なのであれば、理由を聞かれるのは良いかと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: にゃんごろうさん
返信日時:2010-03-08 23:55:16
多くの先生方から親身なご回答を頂き感激しております。
どこに相談してよいものか悩んでいたところ、こちらの掲示板に出会い本当に良かったと思っています。

放射能量の安全性についてのご説明ありがとうございます。
安心しました。

週末に治療に行くので、毎回のレントゲン撮影についての理由を質問してみます。

今回の件についての数々のアドバイス、本当にありがとうございました。
胸のつかえが取れた感じでほっとしております。
今後ともよろしくお願いいたします。



タイトル 根管治療前後に毎回レントゲンを撮るのは普通でしょうか?
質問者 にゃんごろうさん
地域 非公開
年齢 42歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
歯医者への不信感
レントゲン写真
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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