[写真あり] 矯正を検討中。非抜歯、親知らずのスペース、虫歯治療など
相談者:
ABCDEFGさん (26歳:女性)
投稿日時:2010-03-09 00:06:04
以下の点について先生方のご意見をお聞かせいただければ幸いです。
?抜歯か非抜歯か?
?親知らずのスペースは平均的に、どの程度利用できるのか?
?矯正後、クラウンをかぶせたりしても、歯並びがずれたり、後戻りしたりしないのか?
右側の前歯が出ているのが気になり、歯列矯正を考え、先日2人の専門医の先生に相談しにいきました。
一人目の先生は、私ぐらいの症状なら通常は非抜歯にしているが、口もとの改善を図るなら抜歯。
二人目の先生は、抜歯してもよいし、奥の歯を少しずつ削って並べてもよい。
とのことでした。
私自身はもちろん抜歯したくはないですが、先生が最善と思うやり方に従いたいと思っています。
口もとはオトガイなどに問題はないので、前歯が今以上に出るのは絶対に避けたいですが、口もとの大きな改善はそれほど優先していませんが、あと1,2ミリは前歯が下がってくれればと思っています。
そこで質問なのですが、非抜歯でもその程度なら可能なのでしょうか。
写真での推測で結構ですので、お教えいただければ幸いです。
また、親知らずは下あごは斜めに生えていたため、両側抜歯し、上顎はまっすぐ生えていたのですが、左側だけ、下顎を抜歯した際に一緒に抜歯することになり抜歯している状態です。
矯正をするとなると右上の親知らずも抜歯することになると思うのですが、通常、成人女性だと親知らずの抜歯したあとのスペースはどの程度利用できるものなのでしょうか。
最後に、第二小臼歯はどの歯も虫歯の治療暦があり、1つは進行状態を見ている状態で、いずれは根の治療も必要だろうといわれている歯もあります。
虫歯は矯正治療前に直した方がいいと伺いましたが、矯正後のことも考えて、今のうちにクラウンにした方がいいのでしょうか。
根の治療は一般歯科の先生も極力したくないとのことで、様子を見ている状態です。
矯正前に思い切って根の治療をしてしまった方がいいのでしょうか。
しかし、抜歯する可能性も考えると簡単に神経を取ってしまうのにも気が引けす。
長くなりましたが、ご意見いただければ幸いです。
画像1
?抜歯か非抜歯か?
?親知らずのスペースは平均的に、どの程度利用できるのか?
?矯正後、クラウンをかぶせたりしても、歯並びがずれたり、後戻りしたりしないのか?
右側の前歯が出ているのが気になり、歯列矯正を考え、先日2人の専門医の先生に相談しにいきました。
一人目の先生は、私ぐらいの症状なら通常は非抜歯にしているが、口もとの改善を図るなら抜歯。
二人目の先生は、抜歯してもよいし、奥の歯を少しずつ削って並べてもよい。
とのことでした。
私自身はもちろん抜歯したくはないですが、先生が最善と思うやり方に従いたいと思っています。
口もとはオトガイなどに問題はないので、前歯が今以上に出るのは絶対に避けたいですが、口もとの大きな改善はそれほど優先していませんが、あと1,2ミリは前歯が下がってくれればと思っています。
そこで質問なのですが、非抜歯でもその程度なら可能なのでしょうか。
写真での推測で結構ですので、お教えいただければ幸いです。
また、親知らずは下あごは斜めに生えていたため、両側抜歯し、上顎はまっすぐ生えていたのですが、左側だけ、下顎を抜歯した際に一緒に抜歯することになり抜歯している状態です。
矯正をするとなると右上の親知らずも抜歯することになると思うのですが、通常、成人女性だと親知らずの抜歯したあとのスペースはどの程度利用できるものなのでしょうか。
最後に、第二小臼歯はどの歯も虫歯の治療暦があり、1つは進行状態を見ている状態で、いずれは根の治療も必要だろうといわれている歯もあります。
虫歯は矯正治療前に直した方がいいと伺いましたが、矯正後のことも考えて、今のうちにクラウンにした方がいいのでしょうか。
根の治療は一般歯科の先生も極力したくないとのことで、様子を見ている状態です。
矯正前に思い切って根の治療をしてしまった方がいいのでしょうか。
しかし、抜歯する可能性も考えると簡単に神経を取ってしまうのにも気が引けす。
長くなりましたが、ご意見いただければ幸いです。
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回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2010-03-09 07:38:15
ABCDEFGさま、おはようございます。
矯正治療をするに当たって、抜歯症例として考えるか非抜歯症例として治療計画を立てるかということですね。
セファロレントゲンの分析結果がないので、この口腔内写真だけで推測すると、下顎の叢生を解くには大臼歯の遠心移動が必ず必要です。
おそらく4mm位になるでしょうか、そうすると左右で2mmづつになりますこれをどのようなメカニクスで行うかになって来るでしょう。
文面から切歯を1、2mm下げたいと仰っているので、非抜歯では難しいように思います。
もし下顎切歯を後退する必要があれば、個人的にはおそらく抜歯をお勧めすると思います。
参考になれば幸いです。
矯正治療をするに当たって、抜歯症例として考えるか非抜歯症例として治療計画を立てるかということですね。
セファロレントゲンの分析結果がないので、この口腔内写真だけで推測すると、下顎の叢生を解くには大臼歯の遠心移動が必ず必要です。
おそらく4mm位になるでしょうか、そうすると左右で2mmづつになりますこれをどのようなメカニクスで行うかになって来るでしょう。
文面から切歯を1、2mm下げたいと仰っているので、非抜歯では難しいように思います。
もし下顎切歯を後退する必要があれば、個人的にはおそらく抜歯をお勧めすると思います。
参考になれば幸いです。
相談者からの返信
相談者:
ABCDEFGさん
返信日時:2010-03-09 23:49:56
山田先生、早速ご回答いただき、有難うございます。
やはり抜歯したほうがよいのですね。
書かせて頂いたその他の質問にも、お時間があればお答えいただければとても嬉しいのですが・・・
何卒よろしくお願いいたします!
やはり抜歯したほうがよいのですね。
書かせて頂いたその他の質問にも、お時間があればお答えいただければとても嬉しいのですが・・・
何卒よろしくお願いいたします!
回答2
銀座ハート矯正歯科(中央区銀座)の石亀です。
回答日時:2010-03-11 04:42:29
ABCDEFG さんへ
>一人目の先生は、私ぐらいの症状なら通常は非抜歯にしているが、口もとの改善を図るなら抜歯。
>二人目の先生は、抜歯してもよいし、奥の歯を少しずつ削って並べてもよい。
>とのことでした。
どちらもあり得る方針だと思います。
>あと1,2ミリは前歯が下がってくれればと思っています。
>そこで質問なのですが、非抜歯でもその程度なら可能なのでしょうか。
>写真での推測で結構ですので、お教えいただければ幸いです。
通常、ABCDEFG さんの様に臼歯部がしっかりと咬み込んでいる方の非抜歯での歯の後退は困難になることが多いです。
ただし、インプラントアンカーや大臼歯を後退させる専用装置の併用によっては、1〜2ミリの後退は可能になることもあります。
この判断は、精密検査が必要です。
>矯正をするとなると右上の親知らずも抜歯することになると思うのですが、通常、成人女性だと親知らずの抜歯したあとのスペースはどの程度利用できるものなのでしょうか。
状況にもよりますが、一般的に親知らずの抜歯スペースを利用しての臼歯の後退量は、あまり期待できないレベルだと思っていただいたほうが宜しいかと思います。
>虫歯は矯正治療前に直した方がいいと伺いましたが、矯正後のことも考えて、今のうちにクラウンにした方がいいのでしょうか。
クラウンをセットする場合、矯正治療前の咬み合わせに合ったものが矯正治療後もうまく咬み合うとは限りません。
できれば矯正歯科医の判断を仰いだほうが宜しいかと思います。
私は、虫歯や歯周病の治療を行う前に矯正歯科での検査をお勧めしております。流れとしては、矯正歯科での検査→診断→必要に応じて虫歯、歯周病、抜歯、親知らずの抜歯依頼→矯正治療→必要に応じて矯正治療中の虫歯治療→保定→補綴治療(クラウンなど)となります。
>矯正後、クラウンをかぶせたりしても、歯並びがずれたり、後戻りしたりしないのか?
保定後、咬み合わせが安定してからであれば問題ないと思います。
以上、ご参考になれば幸いです。
>一人目の先生は、私ぐらいの症状なら通常は非抜歯にしているが、口もとの改善を図るなら抜歯。
>二人目の先生は、抜歯してもよいし、奥の歯を少しずつ削って並べてもよい。
>とのことでした。
どちらもあり得る方針だと思います。
>あと1,2ミリは前歯が下がってくれればと思っています。
>そこで質問なのですが、非抜歯でもその程度なら可能なのでしょうか。
>写真での推測で結構ですので、お教えいただければ幸いです。
通常、ABCDEFG さんの様に臼歯部がしっかりと咬み込んでいる方の非抜歯での歯の後退は困難になることが多いです。
ただし、インプラントアンカーや大臼歯を後退させる専用装置の併用によっては、1〜2ミリの後退は可能になることもあります。
この判断は、精密検査が必要です。
>矯正をするとなると右上の親知らずも抜歯することになると思うのですが、通常、成人女性だと親知らずの抜歯したあとのスペースはどの程度利用できるものなのでしょうか。
状況にもよりますが、一般的に親知らずの抜歯スペースを利用しての臼歯の後退量は、あまり期待できないレベルだと思っていただいたほうが宜しいかと思います。
>虫歯は矯正治療前に直した方がいいと伺いましたが、矯正後のことも考えて、今のうちにクラウンにした方がいいのでしょうか。
クラウンをセットする場合、矯正治療前の咬み合わせに合ったものが矯正治療後もうまく咬み合うとは限りません。
できれば矯正歯科医の判断を仰いだほうが宜しいかと思います。
私は、虫歯や歯周病の治療を行う前に矯正歯科での検査をお勧めしております。流れとしては、矯正歯科での検査→診断→必要に応じて虫歯、歯周病、抜歯、親知らずの抜歯依頼→矯正治療→必要に応じて矯正治療中の虫歯治療→保定→補綴治療(クラウンなど)となります。
>矯正後、クラウンをかぶせたりしても、歯並びがずれたり、後戻りしたりしないのか?
保定後、咬み合わせが安定してからであれば問題ないと思います。
以上、ご参考になれば幸いです。
回答3
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2010-03-11 09:26:09
おはようございます。
>虫歯は矯正治療前に直した方がいいと伺いましたが、矯正後のことも考えて、
>今のうちにクラウンにした方がいいのでしょうか。
むし歯の治療は是非済ましておかれたほうがいいと思います、矯正治療中では様々な困難がでてくるでしょう。
>矯正後のことも考えて、今のうちにクラウンにした方がいいのでしょうか。
クラウンにする必要が有るのなら、どの歯なのかにもよりますが仮歯になさるかバンドにあわせた形態にするか検討なさったほうがいいように思います。
>根の治療は一般歯科の先生も極力したくないとのことで、様子を見ている状態です。
感染根管なら治療しておいたほうがいいと思います、参考になさってください。
>虫歯は矯正治療前に直した方がいいと伺いましたが、矯正後のことも考えて、
>今のうちにクラウンにした方がいいのでしょうか。
むし歯の治療は是非済ましておかれたほうがいいと思います、矯正治療中では様々な困難がでてくるでしょう。
>矯正後のことも考えて、今のうちにクラウンにした方がいいのでしょうか。
クラウンにする必要が有るのなら、どの歯なのかにもよりますが仮歯になさるかバンドにあわせた形態にするか検討なさったほうがいいように思います。
>根の治療は一般歯科の先生も極力したくないとのことで、様子を見ている状態です。
感染根管なら治療しておいたほうがいいと思います、参考になさってください。
タイトル | [写真あり] 矯正を検討中。非抜歯、親知らずのスペース、虫歯治療など |
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質問者 | ABCDEFGさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 26歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正の治療法 歯列矯正(矯正歯科)その他 その他(写真あり) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。