アマルガムが口内に9本も。水銀の危険性について教えてください

相談者: すうさんさん (29歳:女性)
投稿日時:2010-03-23 21:13:32
先日知人から銀歯アマルガムについての水銀の危険性について聞き、驚きました。
その知人も今アマルガムを除去中だそうです。

その日、自分には何本銀歯があるか確認してみると9本も銀歯があり(全て20年ほど前に入れた銀歯アマルガムです)、下は6番7番。上も6番7番と左の4番です。

情けなくもなり、色々調べるとだんだん不安感が増し今凄く精神的に参っています。



しかしこのサイトを知りアマルガムについての質問を拝見していくうちに少しは楽になりました。

ただ、私は今不妊治療中なんですが、その不妊の関係性や9本ものアマルガムが口の中に入っていることが気になって気になって仕方がありません、、、

銀歯が2、3本ならまだ安心出来たのに9本もあると言うことは、それだけ水銀が多くあることになりますよね


昨年も、歯医者さんに数回通いましたが、銀歯のアマルガムについて何も言われませんでした。

その歯医者さんは私が小さい頃から通っているのですが、今私に入っている銀歯の半分ぐらいはその歯医者さんにやっていただいたものです。

このサイトでも書いているように、歯医者さんに行って危険性を聞かされアマルガムを除去したと書いてる方がいるのですが、何も言われなかったことに真意を知りたいです。


質問ですが、

1)不妊症との関係性について

2)子供が自閉症になる確率が少しでも高くなるのですか?

3)9本もの銀歯に対しての危険性について

4)銀歯(アマルガム)の耐久性はどのぐらいですか?
今まで一度も取り替えたことがありません、古くなればなる程水銀は溶け出すのでしょうか?

5)銀歯の話を教えてくれた知人は数年前からバセドウ病を患っているのですが、アマルガムとの関連性は少なからずあるのでしょうか?

6)今からでも、半分ぐらいの銀歯を別の銀歯に取り換えたほうが良いのでしょうか?


以上の質問のご回答宜しくお願いします。



大丈夫だとは思うのですが、今精神的にも参っているせいか、ずっと憂うつで不安で、、、

歯医者さんに行って話も聞きたいのですが、予約を入れても三、四週間ほど先しか無理だろうし(いつもそうなので)それに、不妊治療中なので歯のレントゲンも気になるので、質問を投稿させていただきました。

宜しくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-03-23 23:47:55
水銀には有機水銀と無機水銀があります。

有機水銀と無機水銀は同じ水銀の原子を含んでいますが、まったく違った物質です。


たとえば、ダイヤモンドと炭は同じ炭素原子からできているのにまったく違った性質をしています。

もう少し近いたとえで言うなら、アルコールと酢酸の違いのようなものです。

有機物であるアルコール(エタノール)は分解すると酢酸になります。
お酒とお酢という関係ですね。
ワインとワインビネガーと同じです。


一般的に害が証明されているのは有機水銀で、歯科で使われるのはそれとはまったく別の無機水銀です。



ではなぜヨーロッパでアマルガムが使われなくなっているのか。

それは環境保護のためです。

歯科医療でアマルガムを使うと、使用するときに余剰なアマルガムや、研磨のくず、はずすときの削りくずなどが下水に流れます。

そこから海に流れ込み、海底の微生物によって、無機水銀が有機水銀に変えられます。

その微生物をプランクトンが食べ、小魚が食べ、マグロのような大型魚が食べます。

そして、マグロに蓄積します。

もし水銀の害が気になるなら、お口の中のアマルガムをはずすより、マグロなどの大型魚をたくさん食べないようにしたほうが賢明でしょう。


ついでに。

ヨーロッパの環境保護や動物愛護はやや行き過ぎた面もあります。
最近のワシントン条約の会議や、反捕鯨運動を見ていてもやや行き過ぎた感じを受けます。

歯科大学の教授たちもアマルガムがいい歯科材料だとわかっていても、環境団体には逆らえないようです。


幸い最近のレジンは、アマルガムほどではないのですが、かなり改良されて成績もよくなってきているようで、アマルガムが無くても何とか治療ができるようになってきましたので、これからはレジンがアマルガムの替りをしていくでしょう。




タイトル アマルガムが口内に9本も。水銀の危険性について教えてください
質問者 すうさんさん
地域 非公開
年齢 29歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ アマルガム
材料・機材関連
妊娠希望・不妊治療中
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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