歯が折れ挺出が必要と言われたが、2年程治療を引き延ばせないか?

相談者: nikonikoさん (28歳:女性)
投稿日時:2010-03-24 23:02:26
5年前に事故で前歯(1番)を折り、差し歯を入れていました。

しかし最近になって差し歯がとれてしまい、診察に行ったことろ、

「差し歯をくっつけていた(元の)歯が、さらに折れている。
このままだと長さが短すぎて、差し歯をくっつけることができないので、矯正で歯を挺出した上でもう一度差し歯を入れる必要がある。」

と言われました。



問題なのは、タイミング悪く来週からアメリカに留学することです。

アメリカの歯科治療はとても高額のようなので、「矯正(挺出)+差し歯」の費用はとても払えないと思います。


留学は2年程度の予定なのですが、2年間をなんとか仮歯でしのいで、2年後から挺出の治療を始めたらまずいでしょうか。。。


お医者さんに聞いたところ、

「仮に今の差し歯をもう一度くっつけてもまたすぐとれる可能性が高い。
次はもっと深いところで折れる場合もあり、その場合は差し歯自体ができなくなり、ブリッジインプラントしかなくなってしまう」

とのことでした。


ちなみに、5年前に短くなった歯の、後ろ側3ミリくらいがさらに欠けたようになっており、歯ぐきから3〜5ミリ内側まで歯が折れてしまっている状態です。
前側は、歯ぐきギリギリくらいまでは長さがあります。


お手数ですがご回答頂けたらと思います。
どうかよろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-03-25 00:32:55
こんばんは。

>「矯正挺出)+差し歯」の費用はとても払えないと思います。

この治療、日本でやったとしても自由診療になるでしょう。
だとしたら、意外と似たように費用で収まるかも知れませんよ。

言葉の問題はあるかも知れませんが、その点が障壁にならないのであれば留学先で一度相談してみるのも悪くないように思えます。


「挺出だけ自由診療」で「差し歯は保険診療」というのは保険のルール上ダメだったように記憶しています。



「頑張って残そう」という方針は良いとは思いますが、その治療の予後のことも考えて、それが果たして本当に良いかどうかを検討してみてはいかがでしょうか。

状況がかなり厳しいのであれば、とりあえずは仮歯でしのぐことにして、もし、深いところで折れてしまうような新たなトラブルが発生してしまった折には「抜歯もやむなし」と割り切ってしまうのも考え方のひとつだと思います。


よく相談されて、納得のいく治療を受けるようにして下さい。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-03-25 02:45:17
nikonikoさまこんばんわ。

来週からアメリカへ2年間の留学に出発することになり、歯の治療の時間が取れなくなっているようですね。


状況がはっきりしないのでアドバイスは難しいのですが、焦って片付けようとすると思わぬ失敗になりがちです。

冷静になって主治医と相談なさってください、歯根はかなり短くなってしまってもきれいに治すことが出来れば問題なく使うことは出来ると思います。


参考になれば幸いです、お大事になさいませ。

外傷 
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=141

歯根が極端に短い症例
http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1548
 
根管充填支台歯築造1回法 
http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1578

歯肉の回復
http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1609
 

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-03-25 09:21:56
私の印象だと、アメリカでは「挺出」はあまりやらない気がします。
抜歯してインプラントか、歯周外科をして、回りの骨を削ってから修復(歯冠長増大術)になる可能性が高いのでは?

ただしアジア人の歯は歯根が短いので、あちらの歯科医師の眼からみて「抜歯」になるような・・・


可能ならば歯根に蓋をして、テンポラリー(仮歯)を作り、両脇を接着性レジンで固定して・・
もし現地で取れたら現地でそこだけ修理する、というのが「苦肉の策」として考えられると思います。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-03-25 11:57:49
そうですね…。

いずれにしても「来週からアメリカに留学する」と言う時点で決定的な治療は出来ませんよね。

僕なら大野先生の書かれているように

「テンポラリー(仮歯)を作り、 両脇を接着性レジンで固定して・・
もし現地で取れたら現地でそこだけ修理する」

を提案するでしょうね。



吉岡先生の書かれているように「矯正挺出)(エクストルージョン)」は保険外になりますから、日本でもアメリカでも金額はそう変わらないのではないかと思います。

しかし、大野先生の書かれているように「アメリカでは「挺出」はあまりやらない気がします」と言うご意見もありますから、考えものですね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: nikonikoさん
返信日時:2010-03-26 01:06:28
吉岡先生、山田先生、大野先生、タイヨウ先生


お忙しい中、早速のご回答を頂き本当にありがとうございます。

出発前にこのような事態が発覚してショックを受けていたので、皆様の親切さにとても励まされました。


挺出差し歯」の治療は日本でも結構かかってしまうんですね!
(前回の診察時にはそれを確認し忘れたので、明日確認してみます)

ただやはり、アメリカでは言葉の問題もありますし、大野先生のおっしゃるように抜歯になってしまう可能性も考えると、できることなら日本に帰国した後に治療を再開できれば、、、と思っています。



そこで、大野先生、タイヨウ先生に質問してもよろしいでしょうか。

「可能ならば歯根に蓋をして、テンポラリー(仮歯)を作り、両脇を接着性レジンで固定して・・もし現地で取れたら現地でそこだけ修理する」

というのは、つまり、本格的な治療は帰国後に先延ばしにする、と言うことでしょうか。

担当の先生には、治療を先延ばしすることを止められていたので、2年後に先延ばしにしても大丈夫なのか、そこが非常に気になるところなんです。


大変お手数をおかけしますが、ご回答頂けたらと思います。
どうかよろしくお願いいたします。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2010-03-26 11:33:42
>本格的な治療は帰国後に先延ばしにする、と言うことでしょうか。

そう言うつもりで書きましたが、



>担当の先生には、治療を先延ばしすることを止められていた

と言う事は、先延ばしに出来ない何らかの理由があるのだと思います。


>2年後に先延ばしにしても大丈夫なのか、

これは直接診た担当の先生にしか判断できません。
再度、しっかりご相談された方がよろしいかと思います。




タイトル 歯が折れ挺出が必要と言われたが、2年程治療を引き延ばせないか?
質問者 nikonikoさん
地域 大阪
年齢 28歳
性別 女性
職業 その他
カテゴリ クラウンが取れた・外れた
エクストルージョン(歯根廷出)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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