インレー装着後の痛みは隣のクラウンが原因との説明に不信感がある

相談者: ずんずんさん (47歳:女性)
投稿日時:2010-03-31 09:05:04
こんにちわ。

2ヶ月前、左下7番の二次カリエスの治療をしました。
かなり大きく削りましたが、根管治療には至らず、メタルインレーをつめて終わりました。

その後、噛むと痛みがあるため、何度か調整していただきました。
冷水にしみる症状もあったのですが、1ヶ月ほどで落ち着きました。


6番(クラウン)と7番(インレー)の間の7番側にフロスがひっかかって毛羽立つ状態があったのですが、それは1ヶ月たっても治りませんでした。

先日、フロスの引っかかりのことを先生にお話したところ、

「6番のクラウンが不適合であることが影響しているかもしれない」

と言われました。

6番は他院で治療したものです。
記憶は定かではないのですが、少なくとも5年以上前になります。

でもフロスが引っかかるのは7番だし、7番の治療以前は6番にも7番にも何の問題も感じなかったのです。
痛みが出たのは7番の治療後のこと。

「不適合だとしたら7番じゃないですか?」

という疑問はぶつけてみたのですが、

「それはない」

という返答。



じつは7番のインレーができあがってきたとき、かなり大きめで、それを助手の方がずいぶん苦労して削って詰めてくれたのです。

歯医者さんではなく、助手の方がです。

先生は高さの調整をしただけ。

そんなこともあって、よけいに、7番が合っていないような気がしてしまっているのかもしれません。


そうこうするうち7番に冷水がしみるようになりました。
治療直後もしみていたのですが、だんだんしみなくなって、まったく問題ない時期もあったのに、ここへきて再発です。
知覚過敏の処置をしていただきましたが、なにも変わらず。

そして今日、6番のクラウンをはずしました。

問題なく噛めていた歯なので、わたしの気持ちとしてははずしたくありませんでした。
でも、6番をはずせば7番との間が可視化されるのでそこで7番の不適合が発覚し、再治療してもらえるかもと思ったのです。


結果は、

「やっぱり6番のクラウンが合ってなかったみたいで、6番と7番の間の歯茎が盛り上がっちゃってました。

このままでは型どりできないので、仮歯でおさえて様子をみますが、もしこのままだったら、すこし切開することになります」

とのこと。


また今日は、左上7番の歯のわずかな欠けが発見されました。

「噛む力が強いみたいで、下がメタルで堅いので欠けちゃったみたいですね」

と言われました。

虫歯でもなく、きれいにぽろっと欠けているので、このままで構わないとのこと。

でも、つまりこれは、かみ合わせが合ってなかったってことですよね。

何度も調整してしていただいたのに…。

あるいは急に冷水がしみるようになったのも、この欠けのせいかもしれません。

左の奥にしみているのはわかるのですが、それが上なのか下なのか、ちょっとよくわからないのです。

とにかく、すべての元凶は左下7番のインレーなのではないかと。
どうしてもそう考えてしまうのです。

先生は、やさしくて、丁寧で、説明もきちんとしてくださる、とても良い人です。
自宅でネットなどを見ていると、いろいろと疑惑もわくのですが、実際、歯科医院に言って先生からお話しを聞くと、そのときは納得します。

あまりごまかされてるとか騙されてるとか考えたくありません。
なんでもいいから治ればいいやという気もします。

ただ、わたしの性格上、何がどうなってこうなったのか、知りたいのです。
また今後、べつの歯科にかえるべきかどうかということも悩んでいます。



長くなりました。
お尋ねしたいことは以下の2点です。

【1】
素人にはわからない程度の不適合のクラウンのせいで数年かけて歯間の歯肉が盛り上がり、急に痛みが出てくる、ということはあり得るのでしょうか。

【2】
タイミング的には、すべてのトラブルは7番のメタルインレーを入れた直後から起こったものです。

7番をやり直せば話しは早いと思うのですが、そうしないのは先生がミスを認めたくないか、わたしの疑念がことどとく見当違いであるかの、どちらかだと思います。

じっさい診察しなければわからないこととは思いますが、なぜ先生は7番のやり直しをしようとしないのか、想像でかまわないので教えていただけないでしょうか。

素人考えでは順番として、まず7番をやり直してみて、それでも症状がとれなかったら知覚過敏やら6番クラウンの不適合を疑うというのが普通のような気がしてしまうのですが。
 

説明がわかりにくくて、すみません。
お答えいただけるとありがたいです。
よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-03-31 12:48:53
>【1】
> 素人にはわからない程度の不適合のクラウンのせいで
> 数年かけて歯間の歯肉が盛り上がり、急に痛みが出てくる、
> ということはあり得るのでしょうか。

可能性としては低いと思います。


>【2】
> なぜ先生は7番のやり直しをしようとしないのか、
> 想像でかまわないので教えていただけないでしょうか。

単純に再作成費用は歯科医院持ちになりますから…。
また、丁寧に行わないと、歯を削る量が増えますから、あまりやり直しはしたく無いのではないのでしょうか?


>素人考えでは順番として、まず7番をやり直してみて、
> それでも症状がとれなかったら知覚過敏やら6番クラウンの不適合を疑う
> というのが普通のような気がしてしまうのですが。

そのまま担当の先生にお話しになられてはいかがでしょうか?


僕は基本的に患者さんの希望はまず聞く事が重要だと考えます。
(もちろん医学的に間違っている事はお断りしますが)

「ずんずんさんのお話を聞いてくれるかどうか?」
「納得のいく説明をしてくれるかどうか?」も「相性」と言う意味では重要なのではないでしょうか。


その上で

>今後、べつの歯科にかえるべきかどうかということも悩んでいます。

を考えるべきではないでしょうか。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ずんずんさん
返信日時:2010-03-31 14:54:04
タイヨウ先生、さっそくのご回答、ありがとうございました。

じつは今回ご相談した歯以外にも、原因歯の隣の歯を治療されてしまったり、なにかと不信感の募るような出来事は過去にもあったのです。

が、とにかくやさしくて良い先生なので、「誰にでも間違いはある」とか「わたしのはレアケースだったから仕方ない」とか自分で自分に言い聞かせて、ここまできてしまいました。

通院歴1年4ヶ月です。

ハッキリ言って、そんなに虫歯だらけとかじゃないのに、なぜか1本の歯が治るまでに遠回りをしてしまうのでした。

今回、タイヨウ先生からご回答をいただき、決心がつきました。
こっちは素人だからと遠慮がちになっていましたが、次回の診察時には、ハッキリと訊いてみようと思います。



最後にもう3点だけ質問させてください。

【1】
次回、納得のいく説明を得られなかった場合、治療の中断を申し出てもかまわないでしょうか。

セカンドオピニオンをとってきます」

って言われるのは、やはり歯医者さんとしては不快なものですか。

【2】
もし7番インレー再作成費用を惜しんでいるのだとしたら、こちらでお金を出してもかまわないと思っています。
その旨、先生にお伝えしても大丈夫でしょうか。

【3】
7番はかなり深く削っていますので、もしやり直しとなったら、根管治療が必要になってしまうかもしれません。

そのリスクを考えて7番に手をつけずにパッチワークのように治そうとしているのだとしたら、それもひとつの手段としてアリなのでしょうか。

それとも、合ってないものは合ってないのだから、神経を取ってでも合ったインレーに変えたほうがよいのでしょうか。


診察してみないとわからないような机上の質問で、すみません。
ややノイローゼ気味になっております。
できることならタイヨー先生の歯科医院に飛んで行きたいです。
(HP拝見しました。)

お忙しいところ、申し訳ありません。
もしお時間がありましたら、お助けください。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ずんずんさん
返信日時:2010-04-05 23:59:43
やはり7番のインレーが不適合だったようです。

先生は

「6番と7番、両方ですかね」

と濁していらっしゃいましたが、わたしとしては「7番です」とハッキリ認めていただいたほうが逆に信頼感がアップしたのになあと思いました。
残念です。


そもそもインレーの研磨から装着まですべて歯科衛生士さんが行った時点で「え?」という感じだったのです。
仮に詰めたものをはずされるときも激痛でした。

結局、6番のクラウンをはずして7番の調整を行い、6番のクラウンは作り直しということになりました。

7番のインレーを入れた直後から、合っていないんじゃないかということを訴え続け、2ヶ月経ってやっと決着です。

とっとと7番をやり直してくれれば話は早かったし、6番をはずす必要もなかったと思います。

また新しい歯医者さんを開拓しなければなりません。

最低限、歯科衛生士さんにインレーの装着やレントゲン撮影をさせない歯医者さん。
看板にでも書いてあればいいんですけどね。

ご回答いただきましたタイヨー先生、ありがとうございました。
ひとまず落着です。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-04-06 09:35:40
ひとまず落着のようで、何よりです。

>最低限、歯科衛生士さんにインレーの装着やレントゲン撮影をさせない歯医者さん
>看板にでも書いてあればいいんですけどね。

書けませんよ(笑)。
だって、レントゲン撮影は「明らかに」違法行為ですから。
させちゃいけないんです。


診療放射線技師法

第四章 業務等
(禁止行為)
第二十四条 医師、歯科医師又は診療放射線技師でなければ、第二条第二項に規定する業をしてはならない。

  ↑
 第二条第二項に規定する業とはレントゲン撮影を意味します




タイトル インレー装着後の痛みは隣のクラウンが原因との説明に不信感がある
質問者 ずんずんさん
地域 非公開
年齢 47歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯科治療後の歯の痛み
詰め物、インレー治療後の痛み
クラウン(差し歯・被せ)その他
医療ミス、不信感その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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