左上1番を歯槽膿漏により抜歯を薦められたが決心がつかない
相談者:
ウーパーさん (38歳:女性)
投稿日時:2010-04-04 20:41:39
こんにちは。
ずいぶん前から左上1番の歯がグラグラし始め、2ヶ月前歯医者に行ったところ歯槽膿漏と判断されました。
グラグラしていた左上1番はレントゲンをとったところ、ほとんど骨がない状態でしたが、できれば歯を残したいとの希望を聞いてくださり、とりあえずセメントで固定して治療を続けていまた。
先日固定していた部分がとれてしまい、やはりグラつきは直っておらず、やはり抜歯しかないとの判断をされてしまいました。
そのお医者さんの考えだと、抜歯をしてブリッジをするのが現時点ではよいのではないかということです。
とても親切な歯医者さんで私も信頼しておりますが、歯を抜くことにとてもショックで、できれば今でも抜かずにすめば・・・と思っており他の方の見解もお聞きできれば、納得がいくかと思いご相談させていただきました。
宜しくお願いいたします。
ずいぶん前から左上1番の歯がグラグラし始め、2ヶ月前歯医者に行ったところ歯槽膿漏と判断されました。
グラグラしていた左上1番はレントゲンをとったところ、ほとんど骨がない状態でしたが、できれば歯を残したいとの希望を聞いてくださり、とりあえずセメントで固定して治療を続けていまた。
先日固定していた部分がとれてしまい、やはりグラつきは直っておらず、やはり抜歯しかないとの判断をされてしまいました。
そのお医者さんの考えだと、抜歯をしてブリッジをするのが現時点ではよいのではないかということです。
とても親切な歯医者さんで私も信頼しておりますが、歯を抜くことにとてもショックで、できれば今でも抜かずにすめば・・・と思っており他の方の見解もお聞きできれば、納得がいくかと思いご相談させていただきました。
宜しくお願いいたします。
回答1
横浜相鉄ビル歯科医院(横浜市西区)の田中です。
回答日時:2010-04-04 21:11:54
こんばんは。
どのようなタイプの歯周病での骨の吸収なのかは判りませんが、大抵の場合はその歯の周囲だけの骨が喪失するわけではありません。
その左上1番の隣には骨があり、さらにその隣には右上1番と左上2番があります。
もし現状として骨の吸収が左上1番を残す事で止まらないものとなったら、ゆくゆくは隣のどちらかあるいは両隣の歯を失う可能性が高くなります。
逆に何かをすれば骨の吸収が止められるのであれば残す事も可能かも知れませんが、経験的にはそのようなケースの方が少ない事が多いのも事実です。
確かに前歯の抜歯となればショックではあると思います。
ただ抜歯の言葉が出るほどの状態なのであれば、これから先将来的に守るべきはその周囲の歯と歯周組織なのではないでしょうか。
恐らくはそのような判断を担当医はされたのではないかと感じています。
抜歯と言われショックを受けないわけはありません。
ご納得のゆく治療を受けられる事で、今後につながるものだと思います。
なので今までの説明に対し不足を感じるならば、他の医院で意見を求めてもよいと思いますよ。
どのようなタイプの歯周病での骨の吸収なのかは判りませんが、大抵の場合はその歯の周囲だけの骨が喪失するわけではありません。
その左上1番の隣には骨があり、さらにその隣には右上1番と左上2番があります。
もし現状として骨の吸収が左上1番を残す事で止まらないものとなったら、ゆくゆくは隣のどちらかあるいは両隣の歯を失う可能性が高くなります。
逆に何かをすれば骨の吸収が止められるのであれば残す事も可能かも知れませんが、経験的にはそのようなケースの方が少ない事が多いのも事実です。
確かに前歯の抜歯となればショックではあると思います。
ただ抜歯の言葉が出るほどの状態なのであれば、これから先将来的に守るべきはその周囲の歯と歯周組織なのではないでしょうか。
恐らくはそのような判断を担当医はされたのではないかと感じています。
抜歯と言われショックを受けないわけはありません。
ご納得のゆく治療を受けられる事で、今後につながるものだと思います。
なので今までの説明に対し不足を感じるならば、他の医院で意見を求めてもよいと思いますよ。
回答2
大野歯科医院(群馬県前橋市)の大野です。
回答日時:2010-04-05 08:28:19
田中先生のコメントに加えて、以下も書いておきます。
「その歯だけ」歯周病になるケースで、ごくマレに回復してくるケースがあります。
1)一つは神経が感染して、それが骨に影響を与えて、「歯槽膿漏」のようなレントゲン像になるケース。
2)もう一つは噛み合わせがそこの歯にだけかかり、歯が動くことによって「歯槽膿漏」のようなレントゲン像になるケース。
以上に本物の歯槽膿漏が加わって、骨が吸収してない状態。
1)や2)のパターンでないことを主治医の先生に確認したうえで、抜歯の診断であれば仕方ないと思います。
1)だけ、2)だけですと、残すチャンスはあります。
またもし歯茎も後退しているようでしたら、残しても外観が気になる患者さんがいらっしゃいます。
その場合は抜歯してブリッジにしたほうが、外観がきれいに仕上がることが多いです。
参考にしてみて下さい。
「その歯だけ」歯周病になるケースで、ごくマレに回復してくるケースがあります。
1)一つは神経が感染して、それが骨に影響を与えて、「歯槽膿漏」のようなレントゲン像になるケース。
2)もう一つは噛み合わせがそこの歯にだけかかり、歯が動くことによって「歯槽膿漏」のようなレントゲン像になるケース。
以上に本物の歯槽膿漏が加わって、骨が吸収してない状態。
1)や2)のパターンでないことを主治医の先生に確認したうえで、抜歯の診断であれば仕方ないと思います。
1)だけ、2)だけですと、残すチャンスはあります。
またもし歯茎も後退しているようでしたら、残しても外観が気になる患者さんがいらっしゃいます。
その場合は抜歯してブリッジにしたほうが、外観がきれいに仕上がることが多いです。
参考にしてみて下さい。
相談者からの返信
相談者:
ウーパーさん
返信日時:2010-04-08 21:31:42
タイトル | 左上1番を歯槽膿漏により抜歯を薦められたが決心がつかない |
---|---|
質問者 | ウーパーさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 38歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯周病で抜けた・抜く予定 抜歯:1番(中切歯) 歯がグラグラする 歯周病その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。