ハイブリッドセラミックインレーを勧められたが妥当か?

相談者: シピオさん (27歳:男性)
投稿日時:2010-04-04 17:31:14
こんにちは。
よろしくお願い致します。

現在、左下6番、7番に保険適用の金属インレーをしております。
インレーの範囲としては、左下6番、7番とも隣の歯との接触部分までインレーになっています。

そのうち7番が今回、二次う蝕虫歯になってしまいました。
また、6番も不適インレー(詰め物と歯の境目が合っていない)と
診断されました。


診察して頂いた歯医者さんからは左下6番、7番のインレーを保険適用外のハイブリッドセラミックインレーにしてはどうかと勧められましたが、それが妥当なのか知りたくてご質問させて頂くことにしました。


歯医者さんからは以下の説明を受けました。

?保険適用の金属インレーは5年くらいで二次う蝕を含めた問題が起きるリスクが高い。
その理由は「歯と金属の接着剤であるセメントが流れ出すことによって二次う蝕になりやすいから」という説明でした。

歯科は違いますが、以下のホームページの「患者様の知らない歯科治療の真実」という部分の説明とほぼ同じでした。
http://www.high-quality-care.com/mushiba/index.html#a
  


?ハイブリッドセラミックインレー(アートグラス1本3万円)にすれば、接着部分はかなり薄くなり、上記?のような問題は起きなくなる。


?保険適用の金属インレーでは、詰め直すたびに歯をけずることになり、いずれは自分の歯が無くなってしまうリスクがある。



上記?〜?の説明は妥当でしょうか?

また、こういった場合、アートグラスにした方がよいでしょうか?
それとも別の治療方法を行った方がよいでしょうか?


私としては、二次う蝕リスクは出来るだけ減らしたいと思いますが、といって金銭的にそれほど余裕があるわけでもありません。

本当に必要な治療をしていただきたいのです。
審美性は特に求めていません。


本当にアートグラスがベターな選択なのかどうか、他の歯科医の方のご意見も伺いたいと思い、質問させて頂きました。



もちろんメンテナンス、定期検診は行っていくつもりです。
また、歯医者さんからは、アートグラスの不具合については10年保証しますとの説明もありました。


以上、お手数お掛けしますが、よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-04-04 18:25:46
こんにちは。

?〜?のご説明内容については、一言で表すのも難しいですが、概ね妥当の様には思います。

ひとつだけ大事なことを付け加えると、

? 以上のメリットは、先生+技工士の腕次第

と言ったところでしょうか。



私流に同じ説明をするとしたら、?や?については同意できますが、?はセメントではなくて接着を行う点にメリットがある、と言う説明になりますね。

参考⇒インレーの接着と合着、セメント層のこと


接着部分は通常「精度の良い」金属よりは厚くなるはずですので、ハイブリッドセラミックインレーセラミックインレーを使う場合はこの接着操作が命だと思います。

ハイブリッドセラミックは材料自体は安価なので、接着技術を軽視している先生だとハイブリッドセラミックの値段設定も安いのではないかと勝手に予想しています。
(※そうとは限らないかも知れません)


これがテクニックセンシティブすぎるのと強度の点から、ゴールド系のメタルインレー(※自費です)を好まれる先生も多いですし、私はレジンの直接充填か、いっそのことクラウンが好きだったりします。


「精度の悪い金属」と較べられているのかも知れませんし、費用設定が他院よりも高めで、10年の保証ということなら、お任せ出来そうな雰囲気は、正直あるかと思いますよ。


私も見た目はどうでもいいのですが、長持ちはさせたいと思っています。

でもハイブリッドセラミックのインレーで10年保証となると、私の技量でそこまでの勇気はないですね^^;

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-04-04 20:14:30
こんばんは

渡辺先生に同意します。


個人的な見解を述べますと、ハイブリッドセラミックといってもメーカーごとに違いがあり機械的強度に差があります。


審美性は特に求めていません

私ならば、白金加金が安全だと思っています。


アートグラスの不具合については10年保証しますとの説明もありました。

これならば、安心かもしれません。


>でもハイブリッドセラミックのインレーで10年保証となると、私の技量でそこまでの勇気はないですね^^;

同じくです。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-04-04 21:55:49
こんばんは。

保険適用の金属インレーでは、詰め直すたびに歯をけずることになり、いずれは自分の歯が無くなってしまうリスクがある。

保険の金属のインレーのみならず、自費で治療した場合でも二次カリエスの危険性ははらんでいます。
治療後にいかに手入れをしていくかにかかります。


奥の歯ですし審美的には関わりが無い歯だと私も思います。
ですから、桜田先生が言われているとおり、白金加金でインレー修復された方がよりいいと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: シピオさん
返信日時:2010-04-05 00:11:12
渡辺先生、桜田先生、田部先生
素早いご回答、大変ありがとうございました。


・?〜?の説明は概ね妥当だけども、ハイブリッドのメリットを生かすには「技量」が必要

・10年保証するのなら「技量」に自信がある可能性はあるが、ハイブリッドでの10年保証は長すぎる感じもする

・担当医の「技量」が良いかどうか分からないリスクを避けるならば、白金加金の方が安全

まとめますと、上記のような感じでしょうか。



技量が必要とのことですので、次回、担当医に実績について聞いてみます。
また10年保証の対応記録なども確認してみます。

白金加金についても確認し、納得ができてから治療してもらおうと思います。


質問してみて、今後の方針が決まりました。
三先生、本当にありがとうございました!



タイトル ハイブリッドセラミックインレーを勧められたが妥当か?
質問者 シピオさん
地域 非公開
年齢 27歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ ハイブリッドセラミックインレー
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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