3歳10ヶ月、打撲による乳歯の神経壊死での根管治療開始時期

相談者: たひちあんさん (37歳:女性)
投稿日時:2010-04-14 18:48:07
3歳10ヶ月の女の子の母です。


4/4(日)、娘が玄関から廊下に靴を履いたまま膝をついて中に入ろうとしたのを、父親が「脱ぎなさい」と足を後ろから強く引っ張り、顔面をフローリングの廊下に殴打し、顔に傷と唇を歯で切り大量出血し唇はずいぶん腫れました。

出血にびっくりし腫れた唇に注意ばかりしていて、その時は見なかったのですが、娘がA1の前歯が痛くて早く食べれないというので、日曜はかかりつけ医(治療はしたことは無く、定期健診フッ素を塗っていただいてます)が休みの為、翌日4/5(月)診察に行きました。


予約制の病院なので、急患扱いで予約の合間にと言われ、診察時間初めから三時間待ち、歯を触って

「歯を動かすと血が出るけれど『打撲』なのでほうっておいていい」

レントゲンもとりませんでした。



実はもっと小さいときにお友達とぶつけて、同じように痛みを訴え違う病院に行った時はレントゲンをってくださったのですが、その際はレントゲンをとっていただいたのは『脱臼』だった為かと思い、レントゲンはとらないのか追求しませんでした。

しかし、打撲から9日たった昨日夜歯磨きをしてあげる際、薄く茶色に変色しているのに気づきました。


レントゲンをとってくれなかった不信感もあり、早急に見てもらいたかったので、別の評判の良い小児歯科をたずねました。

そちらも予約制なのでと言われたのですが、一度歯科にもみてもらった経緯もあわせて状況を伝えると

「茶色いのならば神経は死んでます。
治療は出来ないけれど心配であれば、予約診療の人が終わった後来てくれれば見ることはします」

と言っていただいたので、見てもらいました。


やはり神経は死んでて穴をあけて神経を取る、取った後、色が良くないので、薄く削って虫歯の初期治療に使うプラスチックをはるとの事でした。

レントゲンは説明終了後撮ったので、レントゲンを見ての結果は教えていただいていません。

状況説明が大変長くなって申し訳ありません。



ご相談もうしあげたいのは、

見ていただいた小児歯科は子供に対しても(3歳以上は一人で治療室に入る為、詳しいことはわかりませんが)きちんと器具等慣れるよう説明したり、不安感をとってくれたので最近病院を怖がる娘も、ちっとも泣かずに診察が終わったこと。

その後母である私も入室し、説明をきちんとしてくれたこと。

こちらでも評判の「ラバーダム」を使用していること。

日本小児歯科学会専門医であること。

等、大変先生には信頼をおけるのですが、治療は完全予約制で子供は午前中診察だけなので、平日幼稚園を休ませずにいける土曜日なら5/11と一ヶ月先になる為、娘は3日前に幼稚園に登園しはじめたばかりなのですが、そんなに時間をおいてもっと悪くなってしまうのをおそれ、約2週間後の4/26(月)なら予約が取れるとの事なので、平日で幼稚園を休ますことになりますが、4/26で予約をお願いしました。


その先生に治療してもらえる最短の日程ではありますが、その間にどんどん茶色くなるのがどうしても抵抗があるので、治療を早く開始して貰えるかもしれない他の病院に明日相談に行くつもりなのですが、そんなに急がなくていいものなのか?


おそらく明日行ってみようと思っている病院は3日前に開院したばかりなので、今日は休診の為確認は出来てないのですが、すぐに予約がとれ治療にかかって貰えるのではと思っています。

先生は、時間がたつとどんどん茶色くなるが、どちらにしてもプラスチックを被せるので隣と同じ色になる、とおっしゃいます。


今程度の色であれば、よく見なければ分からない位なので、すぐ根幹治療を開始して今の色でとまるのあれば、虫歯でないも歯を削ってプラスチックをはらなくてもいいのでは?

もし後から色が気になって張りたくなるのはいつでも出来るのだから、と後から思ったのですが、どちらにしても神経を抜けば栄養がいかなくてプラスチックをはらなくては、見た目が悪い程度まで色が変わってしまうものなのでしょうか?


どちらにしても色が変わってしまうもので、二週間程度で膿むところまで化膿したりしないものならば、新しく開院した先生は、小児歯科・矯正歯科をかかげてらっしゃいますが、日本小児歯科学界専門医でも認定医でもなく、矯正専門医として他の病院でも診察をしている為、どちらかというと矯正が専門分野で根幹治療が得意分野ではないかもしれない先生にしていただくより、二週間待って幼稚園を休ませてでもその先生に診てもらった方がという気持ちでいます。

神経壊死による根幹治療は、虫歯による根幹治療と違い、細菌の取り漏れで、また直さなくてはいけなくなる等技術的なミスによる再度治療が必要なケースが少ない施術なのでしょうか?


同じような事例で見た目には折れてないけれどレントゲンをとったら折れていたお友達がいたので、折れていたらどういう治療が必要になるのか?

レントゲンを再度二日連続新しい病院でも撮って貰うより、事情を話して今の病院にお借りしたほうがいいのか?



素人なりに調べましたら、乳歯なので抜髄のあとのつめものも粉末でないと、永久歯のはえかたにも影響があるとの事だったので、つめもの等も信頼できる病院で治療して貰いたいと思っていますが、新しく行く医院では何をポイントに質問すればいいでしょうか?


今現在の審美的なものも気になりますが、永久歯に生え変わってからの影響も含めて治療方針を確認したいと思います。

女の子ですので、出来る限りのベストをつくしてあげたいと思い、相談申し上げました。


長々とした文章になって申し訳ありません。
ご回答お願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-04-15 10:27:28
僕は小児歯科の専門ではないので、何とも言えませんが…


>子供に対しても(3歳以上は一人で治療室に入る為、詳しいことはわかりませんが)きちんと器具等慣れるよう説明したり、不安感をとってくれたので最近病院を怖がる娘も、ちっとも泣かずに診察が終わったこと。
>その後母である私も入室し、説明をきちんとしてくれたこと。

これはとても大切な事だと思います。


>治療を早く開始して貰えるかもしれない他の病院に明日相談に行くつもりなのですが、そんなに急がなくていいものなのか?

どうなんでしょう?
現状が解らない以上、早くした方が良いのか、そこまであせる必要は無いのか判断できません。


>どちらにしても神経を抜けば栄養がいかなくてプラスチックをはらなくては見た目が悪い程度まで色が変わってしまうものなのでしょうか?

「必ず変わってしまうモノ」ではありません。
抜髄しても変色しない場合もありますので、今から不安になられても仕方が無いと思います。

また、言い方は悪いですが、あと3年もすれば生え換わる歯です。
そこまで気にされる必要は無いのではないでしょうか?

むしろ、後続永久歯に支障が出ないようにキッチリ治療していただいた方がよろしいかと思います。


>技術的なミスによる再度治療が必要なケースが少ない施術なのでしょうか?

同じですよ。
むしろ、最初に手をかける先生の処置が悪いと何治療になる可能性が高いです。


レントゲンを再度二日連続新しい病院でも撮って貰うより、事情を話して今の病院にお借りしたほうがいいのか?

確かに被曝を考えるとレントゲンは何度も撮りたくは無いと思いますが、(デジタルの医院もありますが)見慣れたフィルム、角度での診断が、最も良いと思いますので、その都度撮影してもらった方が良いかもしれません。


>新しく行く医院では何をポイントに質問すればいいでしょうか?

?。
的確な診査診断をしていただくのがよろしいかと…。
その上で、質問事項は決まると思うのですが…。

このご質問はなんとも回答しずらいです。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-04-15 18:46:18
>長々とした文章になって申し訳ありません。

すべての疑問に対して答えるには、私にはちょっと長文過ぎますので、3、4歳児の乳前歯の打撲による変色に対しての見解を述べさせていただきます。


打撲により歯髄が死んでしまった場合、変色は2週間前後から目立ちはじめ1〜2ヶ月あたりでピークになることが多いようです。

ただ、その後数ヶ月単位で変色は改善し、場合によっては1〜2年後くらいで、ほとんど気にならなくなることも少なくないようです。
(それほど改善しないこともあります)



根の治療をした場合、さらに変色が悪化することはほとんどないと思いますが、乳歯の場合は、根の中に漂白剤を使用することが難しく、患児の協力も得にくいので、ホワイトニングは大人の永久歯よりは困難であると思います。

(ただホワイトニングが上手な先生はそうではないかもしれません)


またその場合、根の治療をせずに放置した場合のような自然に変色が改善することもほとんど期待できなくなってしまいますので、どちらが変色に対して良いかどうかは一概には言えないと思います。

どの程度の変色か、どの程度の期間で改善してくるかは個人差がそうとうありますので、今後の変色の変化がたひちあんさんの許容範囲であるかどうかはわかりません。


歯髄が死んでしまってからの感染は、起こらないことのほうが多いように感じます。
(もちろん感染してしまうこともあります)


また、変色だけには目をつぶり、そのまま放置した場合、永久歯への生え変わりには特に悪影響を与えない場合のほうが多いように感じます。

それに対して、感染、非感染のどちらの場合であっても、根の治療をした場合のほうが、(私の経験では)乳歯の脱落が早まったり、逆に遅くなったりする確立がかえって高くなってしまうような印象を受けます。
(特に乳歯において根の治療というのは不確実ですので)


腫れや痛みが出た場合は、放置するデメリットのほうが大きいので、根の治療を行うのが常識だと思いますが、変色以外に特に症状がない場合は、それぞれメリット、デメリットがありますので、必ずしも選択肢は一つではないと思います。




タイトル 3歳10ヶ月、打撲による乳歯の神経壊死での根管治療開始時期
質問者 たひちあんさん
地域 非公開
年齢 37歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
小児歯科治療
歯をぶつけた、歯が欠けた・抜けた
乳歯の抜髄、根管治療
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい