フッ素洗口。カルシウム・ビタミンDを併用、食材等で過剰摂取にならないか?
相談者:
eikoさん (38歳:女性)
投稿日時:2010-04-21 14:57:27
はじめまして、8歳と10歳の子供の母親です。
たくさんの質問を見させて頂き大変勉強させていただいております。
いつもはrom専門なのですが、勉強するうちに不安になったことがあり思い切って質問させていただくことに致しました。
子供の歯に関しては、幼児期から定期健診へ通い、歯磨き指導・フロス使用・砂糖の摂取量・食間時間・フッ素(ミラノール)・リカルデント等などetc頑張って参りました。
お蔭様で二人とも虫歯ゼロで過ごしております。
。
次男には軽度の斑状歯があり、フッ素の過剰摂取による影響があったかと少しフッ素に敏感になっております。
とはいえ、虫歯のリスクを考えると、私はフッ素を選択して今日まで参りました。
(各種、予防接種のワクチンなども、副反応のリスクより、接種しないことによるリスクの方が大きいと考え、私は摂取する方を選択しております。)
しかし、副作用は回避できるなら、したい!
過剰に摂取しても副作用が出ないようにする方法がないのか?
また、摂取量は微量でも、一緒に摂取する食材によって吸収量が多くなる可能性があるのでは?
と、考えるようになりました。
そのような方法があれば、とっくにこちらで公開されているとは思うのですが、心配になり質問させていただきました。
家系的に骨が弱い(もろい)為、子ども達にはカルシウム+ビタミンDの摂取を心がけた食事を取らせております。
?この組合せによる、フッ素の過剰摂取(吸収)になる恐れはありますでしょうか?
?逆にこの組合せの食事は、カルシウムの流出を防いで、フッ素を過剰に接収した場合の予防になるのでしょうか?
もちろん、フッ素の使用料は適正範囲内に行っておりますので、(井戸水は使用しておりませんし、フロリデーション地域でもありません)問題ないとは思うのですが、少し不安になりまして…。
このままカルシウム+ビタミンDの摂取をフッ素と同時に継続して問題がないか、ご助言よろしくお願い致します。
たくさんの質問を見させて頂き大変勉強させていただいております。
いつもはrom専門なのですが、勉強するうちに不安になったことがあり思い切って質問させていただくことに致しました。
子供の歯に関しては、幼児期から定期健診へ通い、歯磨き指導・フロス使用・砂糖の摂取量・食間時間・フッ素(ミラノール)・リカルデント等などetc頑張って参りました。
お蔭様で二人とも虫歯ゼロで過ごしております。
。
次男には軽度の斑状歯があり、フッ素の過剰摂取による影響があったかと少しフッ素に敏感になっております。
とはいえ、虫歯のリスクを考えると、私はフッ素を選択して今日まで参りました。
(各種、予防接種のワクチンなども、副反応のリスクより、接種しないことによるリスクの方が大きいと考え、私は摂取する方を選択しております。)
しかし、副作用は回避できるなら、したい!
過剰に摂取しても副作用が出ないようにする方法がないのか?
また、摂取量は微量でも、一緒に摂取する食材によって吸収量が多くなる可能性があるのでは?
と、考えるようになりました。
そのような方法があれば、とっくにこちらで公開されているとは思うのですが、心配になり質問させていただきました。
家系的に骨が弱い(もろい)為、子ども達にはカルシウム+ビタミンDの摂取を心がけた食事を取らせております。
?この組合せによる、フッ素の過剰摂取(吸収)になる恐れはありますでしょうか?
?逆にこの組合せの食事は、カルシウムの流出を防いで、フッ素を過剰に接収した場合の予防になるのでしょうか?
もちろん、フッ素の使用料は適正範囲内に行っておりますので、(井戸水は使用しておりませんし、フロリデーション地域でもありません)問題ないとは思うのですが、少し不安になりまして…。
このままカルシウム+ビタミンDの摂取をフッ素と同時に継続して問題がないか、ご助言よろしくお願い致します。
回答1
歯科医師の松山です。
回答日時:2010-04-21 19:06:05
回答2
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2010-04-21 19:10:07
eikoさん、こんばんは。
>問題ないとは思うのですが、少し不安になりまして…。
このままカルシウム+ビタミンDの摂取をフッ素と同時に継続して問題がないか、ご助言よろしくお願い致します。
個人的な意見ですが、特に問題ないと思います。
>家系的に骨が弱い(もろい)為、子ども達にはカルシウム+ビタミンDの摂取を心がけた食事を取らせております。
+適度な運動です。
>問題ないとは思うのですが、少し不安になりまして…。
このままカルシウム+ビタミンDの摂取をフッ素と同時に継続して問題がないか、ご助言よろしくお願い致します。
個人的な意見ですが、特に問題ないと思います。
>家系的に骨が弱い(もろい)為、子ども達にはカルシウム+ビタミンDの摂取を心がけた食事を取らせております。
+適度な運動です。
回答3
湯浅です。
回答日時:2010-04-21 20:14:17
eikoさま、初めまして。
僕より詳しいぐらいですね。
次男さんは、本当に、軽度の斑状歯なのでしょうか。
コメント、回答でなく申し訳ないのですが、純粋に疑問に思いました。
松山先生も書かれているように、外用で軽度の斑状歯になると聞いたことが無かったので。
回答というほどでもないですが、このような小さい頃に虫歯がない場合、虫歯になるのは、中学3年ぐらいから高校生、または、一人暮らしをし始めた大学生という印象(エビデンスなし)があります。
理由は、間食です。
また、大学生ぐらいまで虫歯が無く、フッ素が適正に使用されていれば、その後の管理は、少し緩くしても虫歯にならないという論文を読んだ記憶があります。
なにを言いたいかと言いますと、このまま、ズーと同じように続けるのでなく、徐々に、虫歯予防を、逆にゆるめながら、子どもさんに負担がないように、楽しく続けられると良いですね。
僕より詳しいぐらいですね。
次男さんは、本当に、軽度の斑状歯なのでしょうか。
コメント、回答でなく申し訳ないのですが、純粋に疑問に思いました。
松山先生も書かれているように、外用で軽度の斑状歯になると聞いたことが無かったので。
回答というほどでもないですが、このような小さい頃に虫歯がない場合、虫歯になるのは、中学3年ぐらいから高校生、または、一人暮らしをし始めた大学生という印象(エビデンスなし)があります。
理由は、間食です。
また、大学生ぐらいまで虫歯が無く、フッ素が適正に使用されていれば、その後の管理は、少し緩くしても虫歯にならないという論文を読んだ記憶があります。
なにを言いたいかと言いますと、このまま、ズーと同じように続けるのでなく、徐々に、虫歯予防を、逆にゆるめながら、子どもさんに負担がないように、楽しく続けられると良いですね。
回答4
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2010-04-21 21:25:49
>次男には軽度の斑状歯があり、フッ素の過剰摂取による影響があったかと少しフッ素に敏感になっております。
(斑状歯を含む)エナメル質形成不全は色々な原因で起こりますので、原因がフッ化物によるものかどうかは見た目では判断できません。
乳歯にエナメル質形成不全があるのだとすると、それは歯の萌出前に起こっていますから、「幼児期からフッ素ジェルを使用し、現在はミラノールでフッ素洗口」が原因で班状歯になることは理論的にありえません。
そうではなくて永久歯にエナメル質形成不全があったとしても、(地下水を飲んでいるわけではないようですので)ミラノールを飲むなどといった誤った使用法を行なわない限り、班状歯が出現する可能性は低いと思います。
また、お子さんは2人とも永久歯の歯冠部は(親知らず歯以外は)完成していますので、今後フッ化物を過剰に摂取しても班状歯にはなりません。
>家系的に骨が弱い(もろい)為、子ども達にはカルシウム+ビタミンDの摂取を心がけた食事を取らせております。
これは医師の指導を受けての行為でしょうか?
そうでないのでしたら、フッ化物を気にされるよりもカルシウム+ビタミンDの過剰摂取の安全性を検討される必要もあると思います。(ビタミンDの過剰摂取による障害もありますので)
(斑状歯を含む)エナメル質形成不全は色々な原因で起こりますので、原因がフッ化物によるものかどうかは見た目では判断できません。
乳歯にエナメル質形成不全があるのだとすると、それは歯の萌出前に起こっていますから、「幼児期からフッ素ジェルを使用し、現在はミラノールでフッ素洗口」が原因で班状歯になることは理論的にありえません。
そうではなくて永久歯にエナメル質形成不全があったとしても、(地下水を飲んでいるわけではないようですので)ミラノールを飲むなどといった誤った使用法を行なわない限り、班状歯が出現する可能性は低いと思います。
また、お子さんは2人とも永久歯の歯冠部は(親知らず歯以外は)完成していますので、今後フッ化物を過剰に摂取しても班状歯にはなりません。
>家系的に骨が弱い(もろい)為、子ども達にはカルシウム+ビタミンDの摂取を心がけた食事を取らせております。
これは医師の指導を受けての行為でしょうか?
そうでないのでしたら、フッ化物を気にされるよりもカルシウム+ビタミンDの過剰摂取の安全性を検討される必要もあると思います。(ビタミンDの過剰摂取による障害もありますので)
相談者からの返信
相談者:
eikoさん
返信日時:2010-04-21 22:31:14
松山先生・小牧先生・湯浅先生・森川先生
お忙しい中、ご丁寧な回答ありがとうございます。
松山先生
>外用中の誤飲などによる摂取ではほとんど影響ないと考えて良いと思います。
そうですね。
フロリデーションではないので誤飲程度では問題ないはずですよね。
小牧先生
>+適度な運動です。
はい。
忘れずに行っております。子ども達は、自然に運動しておりますが、私は少しの日光浴と水泳など行って気をつけております。
湯浅先生
>次男さんは、本当に、軽度の斑状歯なのでしょうか。
>コメント、回答でなく申し訳ないのですが、純粋に疑問に思いました。
>松山先生も書かれているように、外用で軽度の斑状歯になると聞いたことが無かったので。
左右対称に前歯(上一番)に、まだらの白い箇所があります。
定期健診で通っている歯科で、軽度の斑状歯かも。
との診断でした。
ただ、フッ素摂取による因果関係があるとは思えないとのことでした。
>小さい頃に虫歯がない場合、虫歯になるのは、中学3年ぐらいから高校生、または、一人暮らしをし始めた大学生という印象(エビデンスなし)があります。
>理由は、間食です。
定期的にPMTCして頂いている歯科衛生士さんにも今後の注意点として、子ども達に直接話してもらっております。
部活動後の間食のリスク等等。
成人するまでに自分達できちんと口腔内環境を管理できるように、大切さを理解してもらい負担にならない程度に、予防に努めて参りたいと思っております。
森川先生
>お子さんは2人とも永久歯の歯冠部は(親知らず歯以外は)完成していますので、今後フッ化物を過剰に摂取しても班状歯にはなりません。
通っている歯科医院でも、同じ意見でした。
こちらに投稿させて頂いているお母様方全般に感じるのですが、
自分も含め熱心すぎてナーバスになりすぎる傾向が...。
客観的にはわかっているのですが、気になりだすと心配で...。
沢山の先生方のご助言を頂き、気持ちが楽になりました。
ありがとうございます。
最後に
>これは医師の指導を受けての行為でしょうか?
私に関しては、医師の指導の下、処方された薬剤を使用しております。
子ども達に関しては、食事から摂取しております。
ビタミンDの過剰摂取による障害、気をつけたいと思います。
ありがとうございました。
お忙しい中、ご丁寧な回答ありがとうございます。
松山先生
>外用中の誤飲などによる摂取ではほとんど影響ないと考えて良いと思います。
そうですね。
フロリデーションではないので誤飲程度では問題ないはずですよね。
小牧先生
>+適度な運動です。
はい。
忘れずに行っております。子ども達は、自然に運動しておりますが、私は少しの日光浴と水泳など行って気をつけております。
湯浅先生
>次男さんは、本当に、軽度の斑状歯なのでしょうか。
>コメント、回答でなく申し訳ないのですが、純粋に疑問に思いました。
>松山先生も書かれているように、外用で軽度の斑状歯になると聞いたことが無かったので。
左右対称に前歯(上一番)に、まだらの白い箇所があります。
定期健診で通っている歯科で、軽度の斑状歯かも。
との診断でした。
ただ、フッ素摂取による因果関係があるとは思えないとのことでした。
>小さい頃に虫歯がない場合、虫歯になるのは、中学3年ぐらいから高校生、または、一人暮らしをし始めた大学生という印象(エビデンスなし)があります。
>理由は、間食です。
定期的にPMTCして頂いている歯科衛生士さんにも今後の注意点として、子ども達に直接話してもらっております。
部活動後の間食のリスク等等。
成人するまでに自分達できちんと口腔内環境を管理できるように、大切さを理解してもらい負担にならない程度に、予防に努めて参りたいと思っております。
森川先生
>お子さんは2人とも永久歯の歯冠部は(親知らず歯以外は)完成していますので、今後フッ化物を過剰に摂取しても班状歯にはなりません。
通っている歯科医院でも、同じ意見でした。
こちらに投稿させて頂いているお母様方全般に感じるのですが、
自分も含め熱心すぎてナーバスになりすぎる傾向が...。
客観的にはわかっているのですが、気になりだすと心配で...。
沢山の先生方のご助言を頂き、気持ちが楽になりました。
ありがとうございます。
最後に
>これは医師の指導を受けての行為でしょうか?
私に関しては、医師の指導の下、処方された薬剤を使用しております。
子ども達に関しては、食事から摂取しております。
ビタミンDの過剰摂取による障害、気をつけたいと思います。
ありがとうございました。
タイトル | フッ素洗口。カルシウム・ビタミンDを併用、食材等で過剰摂取にならないか? |
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質問者 | eikoさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 38歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
フッ素 その他(その他) 薬剤その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。