顎変形症、転居で治療を中止したら保険から自費治療で追加請求?
相談者:
テリーヤーキーさん (21歳:男性)
投稿日時:2010-04-21 13:25:46
はじめまして。
初めて質問させていただきます。
長文で恐れ入りますが、ご一読のほどお願いいたします。
顎変形症を患っています。
矯正歯科のほうで一通り検査等を済ませていたのですが、この春、急遽転居することになりました。
そこで、転居先で評判のいい矯正歯科に伺ったのですが、資料の取り扱い等で不都合があるので、転院ではなく、一旦治療を止めて、改めて来てほしいとのことでした。
ですから、最初の矯正歯科で治療を止める旨を伝えました。
そして、それから10日後、治療費の追加請求を求める請求書が届きました。
自費治療ということです。
まだ支払っていません。
これが今の状況です。
手術を伴わずに顎変形症治療をやめてしまう場合、全額負担になるということは存じております。
先日ある方からお聞きしたのですが、全額負担の状態は自費の診療体制に入るので、病院を変えても自費治療の継続となってしまうとのこと。
このご意見は正しいのでしょうか?
私の一番の希望は、最初の矯正歯科で治療費全額負担。
そして次の矯正歯科で保険治療です。
それが難しいのであれば、転院して保険治療の継続です。
しかし、すでに請求書は届いているので、保険庁との手続きは済んでいて、転院はもはや不可能?
したがって保険治療は不可能なのでしょうか?
お忙しいところ恐縮ですが、何かご存知の方、ご回答いたただけると幸いです。
初めて質問させていただきます。
長文で恐れ入りますが、ご一読のほどお願いいたします。
顎変形症を患っています。
矯正歯科のほうで一通り検査等を済ませていたのですが、この春、急遽転居することになりました。
そこで、転居先で評判のいい矯正歯科に伺ったのですが、資料の取り扱い等で不都合があるので、転院ではなく、一旦治療を止めて、改めて来てほしいとのことでした。
ですから、最初の矯正歯科で治療を止める旨を伝えました。
そして、それから10日後、治療費の追加請求を求める請求書が届きました。
自費治療ということです。
まだ支払っていません。
これが今の状況です。
手術を伴わずに顎変形症治療をやめてしまう場合、全額負担になるということは存じております。
先日ある方からお聞きしたのですが、全額負担の状態は自費の診療体制に入るので、病院を変えても自費治療の継続となってしまうとのこと。
このご意見は正しいのでしょうか?
私の一番の希望は、最初の矯正歯科で治療費全額負担。
そして次の矯正歯科で保険治療です。
それが難しいのであれば、転院して保険治療の継続です。
しかし、すでに請求書は届いているので、保険庁との手続きは済んでいて、転院はもはや不可能?
したがって保険治療は不可能なのでしょうか?
お忙しいところ恐縮ですが、何かご存知の方、ご回答いたただけると幸いです。
回答1
あらきデンタルクリニック(香川県坂出市)の荒木です。
回答日時:2010-04-21 13:52:32
>資料の取り扱い等で不都合があるので、転院ではなく、一旦治療を止めて、改めて来てほしいとのことでした。
ということは、現医院での治療は保険の差し戻し(保険請求分の返還)した上で、自費治療費請求という形が一般的です。
転居先ではおそらく初診からの扱いになりますが、現医院が保険の差し戻しをおこなっていれば問題ないように思います。
また、外科を伴う矯正治療の保険適応については、一定の施設基準がありますので、転居先での保険矯正が可能かどうかについてはご確認なさった方がよいと思われます。
ご参考になれば幸いです。
ということは、現医院での治療は保険の差し戻し(保険請求分の返還)した上で、自費治療費請求という形が一般的です。
転居先ではおそらく初診からの扱いになりますが、現医院が保険の差し戻しをおこなっていれば問題ないように思います。
また、外科を伴う矯正治療の保険適応については、一定の施設基準がありますので、転居先での保険矯正が可能かどうかについてはご確認なさった方がよいと思われます。
ご参考になれば幸いです。
回答2
横山歯科クリニック(岡山県備前市)の横山です。
回答日時:2010-04-21 17:12:04
こんにちは。
私も荒木先生と同じ意見です。
口蓋裂関連の先天異常に対する健康保険導入の約10年後、顎骨の骨切り術の併用を前提とする顎変形症の術前術後の矯正治療にも、高度先進医療として健康保険が一部の大学病院等で適用されるようになりました。
その後、それが拡大され、平成8年より、「育成医療及び更生医療を担当する(各都道府県知事が指定する)指定医」にまで拡げられたのです。
これは、口蓋裂の矯正治療の健康保険導入の背景とはずいぶん違います。
下顎を中心に、上顎を含めての変形症がけっこう多いのは確かです。
咀嚼や構音に障害があるという点では、明らかに機能障害であり、確かに病気です。
しかし、口蓋裂の矯正治療の方法とは、全く似て非なるものであるにもかかわらず、準拠する点数や考え方が同じと言うのは、とうてい納得できるものではありません。
転居先の医院が上記の指定医になっているかどうか、まずご確認なさってください。
お大事に。
私も荒木先生と同じ意見です。
口蓋裂関連の先天異常に対する健康保険導入の約10年後、顎骨の骨切り術の併用を前提とする顎変形症の術前術後の矯正治療にも、高度先進医療として健康保険が一部の大学病院等で適用されるようになりました。
その後、それが拡大され、平成8年より、「育成医療及び更生医療を担当する(各都道府県知事が指定する)指定医」にまで拡げられたのです。
これは、口蓋裂の矯正治療の健康保険導入の背景とはずいぶん違います。
下顎を中心に、上顎を含めての変形症がけっこう多いのは確かです。
咀嚼や構音に障害があるという点では、明らかに機能障害であり、確かに病気です。
しかし、口蓋裂の矯正治療の方法とは、全く似て非なるものであるにもかかわらず、準拠する点数や考え方が同じと言うのは、とうてい納得できるものではありません。
転居先の医院が上記の指定医になっているかどうか、まずご確認なさってください。
お大事に。
相談者からの返信
相談者:
テリーヤーキーさん
返信日時:2010-04-23 00:09:01
回答3
あらきデンタルクリニック(香川県坂出市)の荒木です。
回答日時:2010-04-23 08:26:45
>自費治療費と今まで支払った保険治療費の差額を求められています。
保険の差し戻しをすると保険治療は行っていない事になると思われますので、保険の一部負担金をお返しするようになります。
しかし、今回の場合は保険負担金のお返しと同時に自費治療の請求となりますので、簡素化するために「差額分の請求」となっているのではないでしょうか。
詳細は、現医院にお問い合わせになるのが一番確実だとは思います。
ご参考になれば幸いです。
保険の差し戻しをすると保険治療は行っていない事になると思われますので、保険の一部負担金をお返しするようになります。
しかし、今回の場合は保険負担金のお返しと同時に自費治療の請求となりますので、簡素化するために「差額分の請求」となっているのではないでしょうか。
詳細は、現医院にお問い合わせになるのが一番確実だとは思います。
ご参考になれば幸いです。
相談者からの返信
相談者:
テリーヤーキーさん
返信日時:2010-04-24 15:14:42
荒木先生、ご回答ありがとうございます。
>詳細は現医院にお問い合わせになるのが一番確実だとは思います。
そうですね。
問い合わせしてみようと思います。
何度もご懇切な回答を頂き本当にありがとうございました。
>詳細は現医院にお問い合わせになるのが一番確実だとは思います。
そうですね。
問い合わせしてみようと思います。
何度もご懇切な回答を頂き本当にありがとうございました。
タイトル | 顎変形症、転居で治療を中止したら保険から自費治療で追加請求? |
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質問者 | テリーヤーキーさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 21歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正の治療費・費用 その他(保険と保険外) 治療費・費用 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。