上左右4〜7番抜歯後、入れ歯になっても出産には差し支えないですか?
相談者:
ぽぽさん (37歳:女性)
投稿日時:2010-04-28 13:14:48
はじめまして。
私は左上4567と右上4567と(奥歯は歯周病)8本を若い頃に虫歯で差し歯にしております。
3年程前にフィステルが出来て一度歯医者には行きましたが、根幹治療としようかと迷いつつずっとそのまま放置しております。
今は、随分と日が経ちましたので根幹治療をせずに使える所まで使ってみようと思いました。
(もちろん、今行けば抜歯だと思います)
歯は浮いてるように感じますし、歯茎の上部を触るとが石のように堅いような出来物(フィステル以外)が小豆大ぐらいに出来ています。
ただこのまま放置しておくのも限界かなと感じております。
今悩んでおりますのは最近結婚しまして、もし妊娠出産となった場合は入れ歯になっても出産が可能なのでしょうか?
私の場合上部8本もなくなります。
それとも治療(入れ歯)にする前に妊娠出産した方がいいでしょうか?
宜しくお願い致します。
私は左上4567と右上4567と(奥歯は歯周病)8本を若い頃に虫歯で差し歯にしております。
3年程前にフィステルが出来て一度歯医者には行きましたが、根幹治療としようかと迷いつつずっとそのまま放置しております。
今は、随分と日が経ちましたので根幹治療をせずに使える所まで使ってみようと思いました。
(もちろん、今行けば抜歯だと思います)
歯は浮いてるように感じますし、歯茎の上部を触るとが石のように堅いような出来物(フィステル以外)が小豆大ぐらいに出来ています。
ただこのまま放置しておくのも限界かなと感じております。
今悩んでおりますのは最近結婚しまして、もし妊娠出産となった場合は入れ歯になっても出産が可能なのでしょうか?
私の場合上部8本もなくなります。
それとも治療(入れ歯)にする前に妊娠出産した方がいいでしょうか?
宜しくお願い致します。
回答1
パリムデンタルクリニック(大阪府豊中市)の大前です。
回答日時:2010-04-28 14:02:54
こんにちは
>今悩んでおりますのは最近結婚しまして、もし妊娠出産となった場合は入れ歯になっても出産が可能なのでしょうか?
もちろん可能です。
それどころか、出産前に入れ歯を装着された患者さまに、出産後「この入れ歯が無かったら、出産できなかかったかもしれません。」と感謝された事もありますよ。
奥歯で咬むという事で、体に力を入れる事ができる というところでしょうか・・・
また、抜歯になるかもしれないという事ですが、一度あきらめずに調べてみてはどうですか?
妊娠中にそれらの歯が痛み出さないとも言い切れないと思いますので。
そして、出産したら お子様の事で大変で、なかなか自分の時間、歯の治療の時間が無いみたいですからね
どちらにせよ早めの方が良いと思いますね。
>今悩んでおりますのは最近結婚しまして、もし妊娠出産となった場合は入れ歯になっても出産が可能なのでしょうか?
もちろん可能です。
それどころか、出産前に入れ歯を装着された患者さまに、出産後「この入れ歯が無かったら、出産できなかかったかもしれません。」と感謝された事もありますよ。
奥歯で咬むという事で、体に力を入れる事ができる というところでしょうか・・・
また、抜歯になるかもしれないという事ですが、一度あきらめずに調べてみてはどうですか?
妊娠中にそれらの歯が痛み出さないとも言い切れないと思いますので。
そして、出産したら お子様の事で大変で、なかなか自分の時間、歯の治療の時間が無いみたいですからね
どちらにせよ早めの方が良いと思いますね。
相談者からの返信
相談者:
ぽぽさん
返信日時:2010-04-28 14:19:28
回答2
杉原歯科クリニック(杉並区・上高井戸)の杉原です。
回答日時:2010-04-28 14:19:44
ぽぽさん
ご結婚おめでとうございます。
文面からだけではよく分かりませんが、心配されている8本が全て抜歯になるとは限りません。
仮に全て抜歯し入れ歯になっても妊娠出産には問題がありません。
極端な話ですが、上下総入れ歯でも妊娠出産は可能です。
それよりも、フィステルができていると言うことは、細菌感染している歯があるということです。
妊娠出産授乳中にその歯が問題を起こした場合、極力抗菌剤の服用は避けたいと思いますので、その前に治療されることをお奨めします。
また歯周病もあるとのことですが、歯周病が早産の原因になるなどのデータもありますのでしっかりコントロールした方が良いでしょう。
いずれにしても早めに歯科医院を受診してきちんと治療してください。
その際、担当の先生に妊娠出産を計画していることをはっきりお伝えになると良いと思います。
ご参考まで・・・
ご結婚おめでとうございます。
文面からだけではよく分かりませんが、心配されている8本が全て抜歯になるとは限りません。
仮に全て抜歯し入れ歯になっても妊娠出産には問題がありません。
極端な話ですが、上下総入れ歯でも妊娠出産は可能です。
それよりも、フィステルができていると言うことは、細菌感染している歯があるということです。
妊娠出産授乳中にその歯が問題を起こした場合、極力抗菌剤の服用は避けたいと思いますので、その前に治療されることをお奨めします。
また歯周病もあるとのことですが、歯周病が早産の原因になるなどのデータもありますのでしっかりコントロールした方が良いでしょう。
いずれにしても早めに歯科医院を受診してきちんと治療してください。
その際、担当の先生に妊娠出産を計画していることをはっきりお伝えになると良いと思います。
ご参考まで・・・
相談者からの返信
相談者:
ぽぽさん
返信日時:2010-04-28 14:59:37
回答3
横山歯科クリニック(岡山県備前市)の横山です。
回答日時:2010-04-28 16:43:20
こんにちは。
私も大前先生、杉原先生と同じ意見です。
妊娠される前、歯科治療を終わり、プラークコントロールをちゃんとやり、歯肉炎や歯周炎の治療や予防をすることが大切です。
それと言うのも、妊娠すると亢進した女性ホルモンが歯周組織の細菌叢ならびに免疫応答、細胞機能、組織代謝、微小血管系などに影響を与えることに加え、つわりなどに伴う口腔内環境の悪化によって、妊娠前から存在していた炎症がさらに増悪することで、歯肉の発赤や浮腫性腫脹を特徴とした妊娠性歯周炎や妊娠性エプーリスが発症しやすくなるからです。
歯周病は、口腔内の歯周組織に発現する病態ですが、口腔とかけ離れた部位である子宮に悪影響を及ぼし、早期低体重児出産と関連している可能性があります。
よって、妊娠前に積極的な口腔ケアの実践が大切です。
お大事に。
私も大前先生、杉原先生と同じ意見です。
妊娠される前、歯科治療を終わり、プラークコントロールをちゃんとやり、歯肉炎や歯周炎の治療や予防をすることが大切です。
それと言うのも、妊娠すると亢進した女性ホルモンが歯周組織の細菌叢ならびに免疫応答、細胞機能、組織代謝、微小血管系などに影響を与えることに加え、つわりなどに伴う口腔内環境の悪化によって、妊娠前から存在していた炎症がさらに増悪することで、歯肉の発赤や浮腫性腫脹を特徴とした妊娠性歯周炎や妊娠性エプーリスが発症しやすくなるからです。
歯周病は、口腔内の歯周組織に発現する病態ですが、口腔とかけ離れた部位である子宮に悪影響を及ぼし、早期低体重児出産と関連している可能性があります。
よって、妊娠前に積極的な口腔ケアの実践が大切です。
お大事に。
回答4
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2010-04-28 21:51:20
まずはご結婚おめでとうございます。
ご相談に関しては諸先生方の書かれている通りだと思います。
僕からアドバイスをするとすれば
「妊娠前に口腔内の不安要素は必ず改善しておく事」
です。
妊娠出産は女性にとって大切な出来事であると同時に「口腔内にとっては最大のリスク時期」となります。
杉原先生や横山先生が書かれている通り、妊娠により女性ホルモンのバランスが崩れます(歯周病のリスクが上がります)。
また、つわりなどで口腔環境は一気に悪化します。
仮に歯科疾患にかかったとしても「抗生剤」「麻酔薬」「レントゲン被曝」など妊娠、授乳期にはできれば避けたい処置があります。
(もちろん、産婦人科医の指示のも、安全に治療を行う事は可能ですが)
妊娠〜出産〜授乳期
この3年間は「女性にとって(口腔疾患の)最もリスクの高い時期」である事はご理解いただいた方がよろしいかと思います。
ご相談に関しては諸先生方の書かれている通りだと思います。
僕からアドバイスをするとすれば
「妊娠前に口腔内の不安要素は必ず改善しておく事」
です。
妊娠出産は女性にとって大切な出来事であると同時に「口腔内にとっては最大のリスク時期」となります。
杉原先生や横山先生が書かれている通り、妊娠により女性ホルモンのバランスが崩れます(歯周病のリスクが上がります)。
また、つわりなどで口腔環境は一気に悪化します。
仮に歯科疾患にかかったとしても「抗生剤」「麻酔薬」「レントゲン被曝」など妊娠、授乳期にはできれば避けたい処置があります。
(もちろん、産婦人科医の指示のも、安全に治療を行う事は可能ですが)
妊娠〜出産〜授乳期
この3年間は「女性にとって(口腔疾患の)最もリスクの高い時期」である事はご理解いただいた方がよろしいかと思います。
相談者からの返信
相談者:
ぽぽさん
返信日時:2010-04-28 23:15:16
タイトル | 上左右4〜7番抜歯後、入れ歯になっても出産には差し支えないですか? |
---|---|
質問者 | ぽぽさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 37歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯:4番(第一小臼歯) 抜歯:5番(第二小臼歯) 抜歯:6番(第一大臼歯) 抜歯:7番(第二大臼歯) 部分入れ歯 その他 妊娠中の歯科治療 妊娠希望・不妊治療中 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。