上顎洞炎の手術を予定しているが再発等が不安

相談者: kogomiさん (34歳:女性)
投稿日時:2010-05-04 16:31:16
はじめて投稿させていただきます。

左歯、顔、耳下の痛みなどがあり、熱も38度でましたので、痛みが出てから一週間後に近くの耳鼻科を受診しました。

その時は副鼻腔炎の始まりかなという程度で、抗生物質を含む薬をいただいてきました。



症状が改善される感じが無かったので、その翌日、総合病院へ行き、そこでも耳鼻科→口腔外科と受診し、歯のCTより膿が溜まっている事を確認しました。

早速、左上6番(かぶせてあった)を切開し、膿を出しましたが、痛みを和らげる為に5番(神経をぬいてある)からも膿をだしたほうが良いといわれ、中心部分にはめてあったものを抜いて治療されました。


ただこの歯の根にヒビが入っているなら、抜歯したほうが良いと言われ、迷いましたが、抵抗力がないのか他(婦人科系)の具合も悪くなり、まず歯を治すことが先決と考え、抜歯をしました。

やはり根がぼろぼろだったようで、抜歯の際、上顎洞に根のかけらが落ちました。

医師の説明では、かけらが落ちなくとも、膿を綺麗にとっておかないといずれ目や脳に影響が出るから、どちらも一緒に手術で綺麗にしようということです。

こういった手術はよくあるのでしょうか?


今回、とても辛い思いをしましたが、再発はありますか?
そうならないためにどうすることが必要でしょうか?

また、気のせいか右の目下も時々痛む感じがありますが、両方ともということもありますか?



今まで、6ヶ月に一度は歯石取り歯科でお願いしてきました。
それだけでは膿の発見は難しいのでしょうか?

2月に歯石取りをしていただけに、どうして発見できなかったのか少し疑問に思いました・・。


これからブリッジを考えていますが、おそらく6番は神経を抜くことになりそうです。
神経を抜くということはいずれ抜歯することになるであろうと聞きました。

慎重に歯磨きすれば、神経を抜いてあるからといっても抜歯は防ぐことはできますか?
出来る限り、自分の歯で過したいと願っています。


色々と質問をして申し訳ありませんが、初めての手術に不安があります。
どうぞご回答を宜しくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-05-04 18:22:06
口腔外科の範囲は、様々な状況が考えられますし、大事だからです。
ここでは、なかなかお答えが難しい部分があります。

もしご心配であるならば、一般歯科、口腔外科ともセカンドオピニオンを受けてみられてはいかがでしょうか??


ちなみに、上顎洞根治術はなかなか難しいと聞きます。

基本的に、歯が原因の上顎洞炎であれば両側に出ることは無いと思われます。

レントゲン写真の撮影が無ければ膿の発見は無理でしょう。



神経をとると歯は弱くなります。
わかりやすく言うと、木が枯れてしまうのと同じです。

歯は割れやすくなります。
虫歯の予防は、様々なことを取り入れれば、可能かも知れません。

神経を撮る治療の成功率は100%ではないですし、再発をすれば状況は悪くなります。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-05-06 13:47:51
そうですね…。

抜歯の際、上顎洞に根のかけらが落ちました。
>医師の説明では、かけらが落ちなくとも、膿を綺麗にとっておかないといずれ目や脳に影響が出るから、どちらも一緒に手術で綺麗にしようということです。
>こういった手術はよくあるのでしょうか?

良くは無いですが、感染源が残っていると言う事はよろしくないので、口腔外科の先生の判断で「上顎洞根治術が必要」と言う事であれば主治医の判断に任せるべきだと思います。


ただ、中山先生も書かれているように

「一般歯科、口腔外科ともセカンドオピニオンを受けてみられては」

もアリだと思います。



>気のせいか右の目下も時々痛む感じがありますが、両方ともということもありますか?

通常、左右同時に…と言う事は無いと思います。
あったとしても稀だと思います。



>それだけでは膿の発見は難しいのでしょうか?

最低でもレントゲンによる確認は必要ですね。



>慎重に歯磨きすれば、神経を抜いてあるからといっても抜歯は防ぐことはできますか?

残念ながらブラッシングだけでは不可能です。
丁寧に治療していただける歯科医を探す事が重要になると思います。

歯の寿命は「担当の歯科医」次第と言っても過言ではありません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: kogomiさん
返信日時:2010-05-06 18:57:33
お忙しい中、お答えいただいて有難うございました。
もう少し、お考えを伺いたいのでお願いします。


上顎洞へ欠片が入った、1〜2回の洗浄で膿が綺麗になっていない程度であれば、もしかしたら手術の他に手があるということでしょうか?

手術が必要であれば(ほかっておくと目や脳に影響が出るといわれたので・・)当然お願いするべきだとは思っていますが、手術をしたあとでおこりうる「術後性上顎洞炎」や「術後性上顎のう胞」を考えると・・手術しなきゃいけないのかな・・と不安になります。



手術したとして、術後におこりうる病気で可能性の高い病気はありますか?

また、術後性上顎洞炎、術後性上顎のう胞を早い段階で知ることはできますか?
例えば歯科診療所のレントゲンで・・。


更に、上顎洞炎は5〜15年くらいで再発しやすいと聞きました。
それも定期健診でレントゲン確認をすれば少なくともひどくなる前に分かるでしょうか?


最後に、抜歯部分にブリッジをする予定ですが、それによって発見が遅れるなど(ブリッジと炎症等の確認が不十分になる)ということはありますか?



本日、具合の悪かった婦人科へ受診したところポリープの手術が必要だといわれました。

あちこち重なり、気持ちも落ち込んでしまいますが、まずは歯を優先と考え、今まで無関心だった分今後は歯がいかに大事かを刻んでいきたいと思っています。

よろしくお願いします。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-05-07 11:29:10
上顎洞へ欠片が入った、1〜2回の洗浄で膿が綺麗になっていない程度であれば、もしかしたら手術の他に手があるということでしょうか?

???
ちょっと、意味が解りませんが…。



>手術したとして、術後におこりうる病気で可能性の高い病気はありますか?

ご自身でお書きの通りです。



>術後性上顎洞炎、術後性上顎のう胞を早い段階で知ることはできますか?
>例えば歯科診療所のレントゲンで・・。

ご自身でお書きの通りです。
可能であれば歯科用CTで撮影するとより詳しく解ります。
(ただし、現時点では歯科用CTは保険適応ではありません)



定期健診でレントゲン確認をすれば少なくともひどくなる前に分かるでしょうか?

ご自身でお書きの通りです。



抜歯部分にブリッジをする予定ですが、それによって発見が遅れるなど(ブリッジと炎症等の確認が不十分になる)ということはありますか?

特に無いと思います。



と、言う事で、僕が回答できる事はほとんど無いですね。

つまり、kogomiさんのお調べになられた事が「ネットで得られる一般的な情報の上限」と言う事になるでしょう。

あとは、リアルで診てくれる先生と(kogomiさん個々の状態についてを)相談しながら進めていく必要があると思います。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-05-07 13:51:02
kogomi さん、こんにちは

タイヨウ先生が解答されているので補足だけさせていただきますね。


上顎洞炎は5〜15年くらいで再発しやすいと聞きました。
>それも定期健診レントゲン確認をすれば少なくともひどくなる前に分かるでしょうか?

それはどこで調べたのでしょうか?

確かに何十年も前は、上顎洞炎根治手術の10年から15年後に術後性上顎のう胞という病気が起こることが多発しました。

しかし、最近では手術法に改良が加えられ再発はかなり少なくなっています。


ただ、病気というのは絶対ということはありません。

再発する可能性もゼロではないでしょうね。



>最後に、抜歯部分にブリッジをする予定ですが、それによって発見が遅れるなど(ブリッジと炎症等の確認が不十分になる)ということはありますか?

こまめに定期健診をしていれば大丈夫だと思いますよ。

できれば定期的にレントゲンやCTを撮影したいところですね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: kogomiさん
返信日時:2010-05-09 11:19:41
再び、お答えいただいて有難うございます。

実際にCTも見ず、ボランティアでお答えいただいているにも関わらず、助かります。


可能な限り、自分が術後どうしていきたいか、どうなりたいのかを明確に主治医に伝えて、話をしていきたいと思います。

「可能性はゼロではないでしょうが、再発はかなり少なくなっています。」というお言葉勇気付けられます。



タイトル 上顎洞炎の手術を予定しているが再発等が不安
質問者 kogomiさん
地域 非公開
年齢 34歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 上顎洞炎(蓄膿症)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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